JP3169477U - お守り袋 - Google Patents

Abstract

【課題】受験等の外出行動対策製品として、不測の事態に備えて、使い捨てカイロやマスク、下痢止め、頭痛薬、解熱剤、くしゃみ止め等の薬の１、２日分一式を揃えて装着した携帯用お守り袋を提供する。【解決手段】袋の形状がお守り型、袱紗型または絵馬型であり、袋の内部または外部に下痢止め、頭痛薬、解熱剤、くしゃみ止め、使い捨てカイロ、マスクから選ばれる少なくとも１種類を含む物品の１〜２日分を装着したことを特徴とする、外出行動用の携帯お守り袋。【選択図】 図２

Description

本考案は、受験等に際し、不測の事態に備えた薬や寒さ対策用品を一まとめにした安心お守りに関するものである。

従来、 薬入れといえば、薬を常用する患者のためのものがほとんどであり、改良されていく技術の方向も、この観点からのものが多い。これらは、薬を朝、昼、夕、夜寝る前と分けているものが多く、また、薬の量も１〜２週間分まとめていたりするので、かさばるものが多い。（特許文献１、２参照）。

一方、受験等の外出行動に際しては、各個人が不測の事態に備えて、使い捨てカイロやマスク、下痢止め、頭痛薬、解熱剤、くしゃみ止め等の薬を準備して臨む対策をとっている。反面、試験のことで頭がいっぱいの受験生は、ここまで気が回らないことがあり、思いがけない寒さに遭ったり交通渋滞で急なストレスに見舞われたりして、体調を崩してしまうこともある。
このように、受験に関しては、不測の事態に備えた薬や寒さ対策用品が必要であるにも拘わらず、このような観点からの、１、２日分の最低限必要と思われる使い捨てカイロや下痢止め、頭痛薬、解熱剤、くしゃみ止め等の一式を揃えて装着した携帯用の製品は、これまで存在していなかった。
また、このような携帯用の製品とお守りが一体となり、安心感を与えるものも、存在していなかった。

特開２００９−８９７４５号公報 実開平６−５８９４９号公報

受験等の外出行動対策製品として、不測の事態に備えて、使い捨てカイロやマスク、下痢止め、頭痛薬、解熱剤、くしゃみ止め等の薬の１、２日分一式を揃えて装着した携帯用の製品は、今まで存在していなかった。
また、それらとお守りが一体となったものも存在していなかった。

そこで本考案は、受験等の外出行動対策製品として、不測の事態に備えて、使い捨てカイロやマスク、下痢止め、頭痛薬、解熱剤、くしゃみ止め等の薬の１、２日分一式を揃えて装着した携帯用お守り袋を提供するものである。

本考案は、上記の課題を解決するために、以下の手段を講じた。
本考案に係る外出行動用の携帯お守り袋の形状は、大きく３タイプある。Ａ：お守り型、Ｂ：袱紗型、Ｃ：絵馬型である。
以下、図とともにＡ、Ｂ、Ｃタイプについて説明する。

Ａタイプ：お守り型
図１に基本形状を示す。通常のお守り型の形状であるが、カイロやマスクを収納装着するための複数のポケットを設けてある。これらのポケットは、少し大きめにしてもよい。これらのポケットの内部に、下痢止め、頭痛薬、解熱剤、くしゃみ止め、使い捨てカイロ、マスクから選ばれる少なくとも１種類を含む物品の１〜２日分が収納装着されている。
図２は大き目のものの背開きタイプのもので、面ファスナーで張り合わせる。内側には、お札の他に、カイロや薬を収納するポケットを有している。
図３は通常の大きさで袋タイプのものである。カイロやマスクまでは必要でない場合は、こちらでよい。
また、袋の開口部を紐で閉じられるようにした巾着タイプのものでもよい。

Ｂタイプ：袱紗型
図４に基本形状を示す。面ファスナーで張り合わせ、袋状にし、袋の内側に複数の間仕切りポケットを設け、それらの中に下痢止め、頭痛薬、解熱剤、くしゃみ止め、使い捨てカイロ、マスクから選ばれる少なくとも１種類を含む物品の１〜２日分が収納装着されている。
なお、図５のように、内側ポケットに透明フィルムやメッシュを用いてもよい。図６に展開図を示す。

Ｃタイプ：絵馬型
図７に代表的な例を示す。図８は、ジッパーを上部に設けて、中身を取り出し易くしたものである。
図９は裏側と内部イメージである。同図に示したように、内側に複数のポケットを設けてある。袋の裏側全体を透明フィルムまたはメッシュにし、中身がより見え易くしてもよい。それらの中に下痢止め、頭痛薬、解熱剤、くしゃみ止め、使い捨てカイロ、マスクから選ばれる少なくとも１種類を含む物品の１〜２日分が収納装着されている。
また、内部のポケットのみ、透明にして、覗き込んだ際に見え易くしてもよい。
受験後、寺社仏閣に奉納することもできる。

この構成により、薬や寒さ対策グッズを種類別に収納したものを、一まとめに携帯することができる。このため、受験等の外出行動に際し、不測の事態に備えることができる。

さらに、お守りと一体にすることで、安心して受験に臨むことができる。

本考案の実施例のお守り型の基本タイプの図である。 図１の背開きタイプの展開図である。 図１の袋タイプの図である。 袱紗型の基本形状の図である。 図４のタイプの中身を見え易くしたものの図である。 図４の展開図である。 絵馬型の基本形状の図である。 絵馬型の上部にジッパーを設けて中身を取り出し易くしたタイプのものの図である。 絵馬型の内部イメージ図である。

以下、図面と参照しながら本考案の実施の形態を実施例によって説明する。
図１〜９に示すように、実施例の受験対策グッズ入りお守りは、お守り型、袱紗型、絵馬型の大きく３タイプに分けられる。いずれも内部にポケットを設け、薬の種類別に分類してある。また、ポケットには種類の表示が施してあり、誤って他の薬を選ばないようにしてある。また、内部を見易いように、一部に透明部材を使用することもできる。

袋を構成する素材は、一般にお守りに使われている素材を用いてもよいし、不織布、樹脂フィルムを用いてもよい。
お札重視の格調高いお守りに仕上げたい場合は、高級素材を用いればよく、お互いへのプレゼント用など、イベントグッズとして仕上げたい場合は、価格に応じた素材を選べばよい。

Claims (2)

1. 袋の形状がお守り型、袱紗型または絵馬型であり、袋の内部または外部に下痢止め、頭痛薬、解熱剤、くしゃみ止め、使い捨てカイロ、マスクから選ばれる少なくとも１種類を含む物品の１〜２日分を装着したことを特徴とする、外出行動用の携帯お守り袋。
2. 下痢止め、頭痛薬、解熱剤、くしゃみ止め、使い捨てカイロ、マスクから選ばれる少なくとも１種類を含む物品の１〜２日分を、袋の内部または外部に設けた複数のポケットに収納装着されていることを特徴とする請求項１に記載の外出行動用の携帯お守り袋。

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