JP3167937U - ジャケット付二重シート弁 - Google Patents
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Abstract
Description
ところで、製品の温度を低く保つことが必要な製品用ラインに従来の二重シート弁を使用する場合は、弁箱部の温度を低く保つために、冷却水が流れる銅パイプが弁箱部に巻き付けられている。
本考案は、前記考案において、前記壁と蓋体とのうち少なくともいずれか一方には、凹部内に反転式の流路を形成する仕切壁が設けられているものである。
本考案は、前記考案において、前記配管接続口は、各弁箱部に2つずつ設けられ、前記冷却水通路は、前記2つの配管接続口どうしの間にそれぞれ設けられ、これらの冷却水通路どうしは、前記連通部の壁を貫通する連通孔によって互いに連通され、これらの冷却水通路のうち、一方の冷却水通路に冷却水供給口が設けられ、他方の冷却水通路に冷却水排出口が設けられているものである。
図1に示すジャケット付二重シート弁1(以下、単に二重シート弁1という)は、同図(A)において長手方向の中央部に位置する略円筒状のボディ本体2と、このボディ本体2の両端部にそれぞれ取付けられたアクチュエータ3,4とを備えている。
前記弁体7,8は、フッ素樹脂によって所定の形状に形成されており、前記各弁箱部56,の内部に形成された弁室16,17に収容されている。この弁体7,8における弁口9,10とは反対側の端部には、アクチュエータ3,4が接続されている。この弁体7,8は、アクチュエータ3,4による駆動によって弁口9,10に対して接離する。弁箱部5,6のアクチュエータ用取付口13,14は、弁体7,8の前記端部によって閉塞されてシールされている。
第1、第2の冷却水通路32,33を形成する前記凹部34,35は、前記壁31に機械加工によって形成されている。この凹部34,35の開口部分には、開口面積が大きくなるように段部34a,35bが形成されている。この段部34a,35aの開口形状は、前記蓋体36,37が嵌合できる形状に形成されている。また、段部34a,35aの深さは、図3に示すように、段部34a,35bに蓋体36,37が挿入された状態で蓋体36,37が弁箱部5や連通部15の外表面から突出するように形成されている。
第1の冷却水通路32の蓋体36には、図1(A)に示すように、冷却水供給用のパイプ43が設けられている。第2の冷却水通路33の蓋体37には、図1(B)に示すように、冷却水排出用のパイプ44が設けられている。前記冷却水供給用パイプ43によって、本考案でいう冷却水供給口が構成され、前記冷却水排出用パイプ44によって、本考案でいう冷却水排出口が構成されている。
冷却水供給用パイプ43は、図1(A)に示すように、第1の冷却水通路32における前記連通部15と対応する位置であって、前記連通孔41とは連通部15の連通路15aを挟んで反対側に配設されている。
冷却水排出用パイプ44は、図1(B)に示すように、第2の冷却水通路33における前記連通孔41から最も離間する位置に配設されている。
このため、第1の弁箱部5に配管接続口が複数あるにもかかわらず、第1の弁箱部5を広い範囲にわたって冷却水で冷却することができる。したがって、この実施の形態によれば、冷却性能が高い二重シート弁を提供することができる。
このため、冷却の必要がある第1の弁箱部5にのみ第1、第2の冷却水通路32,33が形成されているから、第1、第2の冷却水通路32,33を設けることに起因するコストアップを最小限に抑えることができる。この結果、この実施の形態によれば、必要最低限の冷却機能を備えた安価な二重シート弁を提供することができる。
図6に示す第1の冷却水通路32の凹部34,35には、三つの仕切壁51が形成されている。これらの仕切壁51は、凹部34の底から突出する突条からなり、冷却水供給用パイプ43と連通孔41との間を横切るように形成されている。突条の高さは、その上面が蓋体36に接触するように形成されている。このように仕切壁51を形成することによって、凹部34内に平面視においてU字状を呈する反転式の流路52が形成される。なお、仕切壁51の形状、数量は、図6に示す例に限定されることはなく、適宜変更することができる。
Claims (6)
- 弁体によって開閉される弁口および配管接続口が開口する一対の弁箱部と、
前記各弁箱部の前記弁口どうしを連通する連通部とを備え、
前記弁箱部における前記弁体を収容する弁室を形成する壁には、冷却水通路が形成されていることを特徴とするジャケット付二重シート弁。 - 請求項1記載のジャケット付二重シート弁において、前記冷却水通路は、前記壁の外面に開口する凹部と、この凹部の開口部分を閉塞する蓋体とによって形成されていることを特徴とするジャケット付二重シート弁。
- 請求項2記載のジャケット付二重シート弁において、前記壁と蓋体とのうち少なくともいずれか一方には、凹部内に反転式の流路を形成する仕切壁が設けられていることを特徴とするジャケット付二重シート弁。
- 請求項2または請求項3記載の記載のジャケット付二重シート弁において、前記凹部は前記壁に機械加工によって形成され、前記蓋体は、前記壁に液密となるように溶接されていることを特徴とするジャケット付二重シート弁。
- 請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載のジャケット付二重シート弁において、前記配管接続口は、各弁箱部に2つずつ設けられ、
前記冷却水通路は、前記2つの配管接続口どうしの間にそれぞれ設けられ、
これらの冷却水通路どうしは、前記連通部の壁を貫通する連通孔によって互いに連通され、
これらの冷却水通路のうち、一方の冷却水通路に冷却水供給口が設けられ、他方の冷却水通路に冷却水排出口が設けられていることを特徴とするジャケット付二重シート弁。 - 請求項2ないし請求項5のうちいずれか一つに記載のジャケット付二重シート弁において、冷却水通路の冷却水入口と冷却水出口は前記蓋体に形成されていることを特徴とするジャケット付二重シート弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011001170U JP3167937U (ja) | 2011-03-04 | 2011-03-04 | ジャケット付二重シート弁 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011001170U JP3167937U (ja) | 2011-03-04 | 2011-03-04 | ジャケット付二重シート弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3167937U true JP3167937U (ja) | 2011-05-26 |
Family
ID=54878978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011001170U Expired - Lifetime JP3167937U (ja) | 2011-03-04 | 2011-03-04 | ジャケット付二重シート弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3167937U (ja) |
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2011
- 2011-03-04 JP JP2011001170U patent/JP3167937U/ja not_active Expired - Lifetime
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