JP3167601U - ペットボトル用キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップ本体が邪魔になることなくペットボトルから飲料水を直接飲んだり容器に注いだりすることができるペットボトル用キャップを提供する。
【解決手段】ペットボトルの口部に螺合されるキャップ本体2と係止部材3とを備える。係止部材は、口部の外周に回転可能に装着されつば部に係止されて口部からの離脱が防止される係止リング4と、キャップ本体を開閉可能に支持しかつキャップ本体を開状態に保持するヒンジ6と、ヒンジを係止リングに対して口部の軸方向に移動可能に支持する可動部5とを有する。口部を閉じているキャップ本体を回転させたとき、キャップ本体の回転に伴って係止リングが口部の外周をその周方向に回転しつつ可動部を介してヒンジが係止リングに対して口部の軸方向に移動しキャップ本体が口部から離脱可能な位置に達し、口部を開けられる。開栓時、キャップ本体は開状態に保持される。
【選択図】図1

Description

本考案は、清涼飲料水等の飲料水が充填されたペットボトルの口部に取り付けられるペットボトル用キャップに関するものである。
清涼飲料水等の飲料水が充填された容器としてペットボトルが知られている。ペットボトルの口部は、略円筒状に形成されている。その口部の外周には、開口側からねじ部及び口部の軸方向に間隔をあけた2つのつば部が設けられている。ペットボトルの口部には、キャップが取り付けられている。キャップは、ペットボトルの口部のねじ部に螺合されてその口部を開可能に閉じるキャップ本体と、ペットボトルのつば部間に装着され上方のつば部に係止されて口部からの離脱が防止される係止リングとを備えている。
キャップ本体と係止リングとは破断部を介して連接された状態でペットボトルの口部に取り付けられて不正開封防止機能が付与されており、一度開栓すると、係止リングとキャップ本体とが互いに破断部で離脱して係止リングがペットボトルの口部の外周に残るようになっている。ペットボトル内の飲料水をペットボトルから直接飲んだり、コップ等の容器に注いだりするとき、キャップ本体をペットボトルから離脱させて近くに置いたりすると、特に車等の乗り物では車体が揺れるために、キャップ本体が置いてある箇所から転がって見失ったり紛失したりすることがある。このため、キャップ本体と係止リングとを紐状の連結部で連結するペットボトル用キャップが提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
このように、キャップ本体と係止リングとを紐状の連結部で連結することで、キャップ本体をペットボトルから離脱させてキャップ本体から手を離してもキャップ本体が係止リングに紐状の連結部で連結されているので、キャップ本体を見失ったり紛失したりすることがなくなる。
上述のペットボトル用キャップは、開栓時にキャップ本体をペットボトルから離脱させたとき、キャップ本体と係止リングが紐状の連結部で連結されているので、キャップ本体を見失ったり紛失したりすることはなくなる。しかし、連結部が紐状で形成されているので、キャップ本体がペットボトルに対して紐状の連結部で連結された範囲で自由に動く。このため、ペットボトル内の飲料水をペットボトルから直接飲む場合、キャップ本体が顔に当たったり顔に接触したりして飲み難いことがあった。また、ペットボトル内の飲料水をコップ等の容器に注ぐときに、キャップ本体がペットボトルから注ぐ飲料水に接触したり注ぐ飲料水の近傍に位置されたり容器に当たったり容器に接触したりして飲料水を容器に注ぎ難いことがあった。
そこで、本考案の目的は、キャップ本体が邪魔になることなくペットボトルから飲料水を直接飲んだり容器に注いだりすることができるペットボトル用キャップを提供することにある。
前記の目的を達成するための本考案に係るペットボトル用キャップは、ペットボトルの外周にねじ部及びつば部が形成された口部のねじ部に螺合されてその口部を開可能に閉じるキャップ本体と、前記ペットボトルのつば部に係止される係止部材とを備えているペットボトル用キャップであって、前記係止部材は、前記ペットボトルの口部の外周にその周方向に回転可能に装着され前記つば部に係止されて口部からの離脱が防止される係止部が内周面に設けられた係止リングと、前記キャップ本体を開閉可能に支持しかつ前記キャップ本体を開状態に保持するヒンジと、前記係止リングと前記ヒンジを連結し前記ヒンジを前記係止リングに対して前記口部の軸方向に移動可能に支持する可動部と、前記係止リングと前記可動部、前記可動部と前記キャップ本体、前記係止リングと前記キャップ本体のこれら3つの少なくとも1つを連結し一度開栓すると破断する破断部とを有し、前記キャップ本体を閉栓状態から開栓方向に前記口部に対して回転させたとき、前記キャップ本体の回転に伴って前記係止リングが前記口部の外周をその周方向に回転しつつ前記可動部を介して前記ヒンジが前記係止リングに対して前記口部の軸方向に移動し前記キャップ本体が前記口部から離脱可能な位置に達し、この状態から前記キャップ本体を前記ヒンジを介して前記口部を開くとこのキャップ本体が開状態に保持され、かつ、開状態に保持されたキャップ本体を閉じてこのキャップ本体を前記口部のねじ部に螺合させることで口部が閉じられるように構成されていることを特徴とする。
このように、ペットボトルの口部を閉じているキャップ本体を開栓方向に口部に対して回転させたとき、キャップ本体の回転に伴って係止リングが口部の外周をその周方向に回転しつつ可動部を介してヒンジが前記係止リングに対して口部の軸方向に移動してキャップ本体が口部から離脱可能な位置に達し、この状態からキャップ本体をヒンジによって口部を開くとこのキャップ本体が開状態に保持されるから、ペットボトル内の飲料水をペットボトルから直接飲む場合、キャップ本体が邪魔になることなくペットボトルから飲料水を直接飲める。また、ペットボトル内の飲料水をコップ等の容器に注ぐときにもキャップ本体が邪魔になることなくペットボトルから飲料水を容器に注げる。
本考案によれば、キャップ本体が邪魔になることなくペットボトルから飲料水を直接飲んだり容器に注いだりすることができる。
本考案に係る一例の実施形態のペットボトル用キャップで開栓後のペットボトルから離脱させた状態を示した斜視図である。 本実施形態の一例のペットボトル用キャップでキャップ本体を開状態に保持した状態を示す斜視図である。 本実施形態の一例のペットボトル用キャップをペットボトルの口部に装着した状態を示す側面図で、(a)は未開封状態を示す図、(b)はキャップ本体がペットボトルの口部を開け得る位置に達した開可能状態を示す図、(c)は開可能状態からキャップ本体を開いた直後の状態を示す図、(d)はキャップ本体が外部からの力を受けずに開状態に保持されている状態を示す図である。
以下、本考案に係るペットボトル用キャップの一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
本実施形態の一例のペットボトル用キャップ(以下、単に「キャップ1」という。)は、図3に示すように、清涼飲料水等の飲料水が充填されたペットボトル10の口部11の開閉を行うものである。ペットボトル10は、周知のものを用いることができる。ペットボトル10の口部11は、略円筒状に形成されている。ペットボトル10の口部11の外周には、開口側からねじ部12及びつば部13,14が順次設けられている。つば部は、1つだけでもよいが、本実施形態では、2つのつば部13,14を有する場合について説明する。2つのつば部13,14は、口部11の軸方向に間隔をあけて設けられている。上方のつば部13は、外径がねじ部の外径より大きな寸法の円板状(実際には円筒状)に形成されている。下方のつば部14は、外径が上方のつば部13の外径より大きな寸法の円板状(実際には円筒状)に形成されている。このペットボトル10の口部11にキャップ1が螺合されて取り付けられている。
キャップ1は、図1〜図3に示すように、ペットボトル10の口部11のねじ部12に螺合されてその口部11を開可能に閉じるキャップ本体2と、ペットボトル10の上方のつば部12に係止される係止部材3とを備えている。キャップ本体2及び係止部材3は、合成樹脂材で一体に形成されて、キャップ1は弾性変形可能に形成されている。
キャップ本体2は、ペットボトル10の口部11を開閉するキャップ本体2として用いられている周知のものと基本的な形状が同じで、円板状の天板2aと円筒状の側部2bとで有底円筒状に形成されている。キャップ本体2内には、キャップ本体2で口部11を閉じたとき、ペットボトル10の口部11の開口を密閉する円筒状の密閉部21が形成されている。なお、密閉部21の代わりに別部材のパッキンをキャップ本体2内に装着するようにしてもよい。側部2bの内周面には、ペットボトル10の口部11のねじ部12に螺合して口部11を閉じるためのねじ部2cが設けられている。また、側部2bの外表面には、キャップ本体2をペットボトル10の口部11に対して回転させやすいように滑り止め部2dを形成するようにしてもよい。
係止部材3は、ペットボトル10の口部11の外周にその周方向に回転可能でかつ口部11からの離脱が防止された状態で装着される係止リング4と、キャップ本体2を開閉可能に支持しかつキャップ本体2を開状態に保持するヒンジ6と、ヒンジ6を係止リング4に対して口部11の軸方向に移動可能に支持する可動部と、一度開栓すると破断する破断部7とを有している。
係止リング4は、内径が上方のつば部13の外径より大きくかつ下方のつば部14の外径より小さな寸法のリング状に形成されている。係止リング4の内周面には、ペットボトル10の口部11の開口から口部11の外周に係止リング4を装着し、かつ、口部11の上方のつば部13に係止されて係止リング4の口部11からの離脱を防止する係止部が設けられている。係止部は、係止リング4のペットボトル10の口部11への装着と、係止リング4の口部11からの離脱の防止を行えるならばその形状は特に限定されないが、例えば、係止リング4の内周面にその周方向に間隔をあけて複数設けられた係合片8で形成してもよい。なお、係合片8の係止リング4の口部11からの離脱の防止は、実際は離脱すると係合片8が折れ曲がったり破損したりして口部11から離脱させたことが一目で把握できるように係合片8を形成することが好ましい。係合片8は、係止リング4の内周面から径方向内方に突出し、かつ、係止リング4の軸方向に可撓可能で口部11の軸方向と直交する面に平行な略台形平板状に形成されている。係合片8は、係止リング4の内周面にその周方向に間隔をあけて複数設けられている。これら係合片8の口部11の径方向の長さは、つば部13,14間の口部11の径より大きくかつ上方の口部11の径より小さな径の円形に位置されるように形成されている。この係合片8の口部11の径方向の長さ及び係合片8の厚さ(口部11の軸方向の長さ)は、係止リング4のペットボトル10の口部11への装着と係止リング4の口部11からの離脱の防止を行える範囲から任意に設定される。
可動部は、ヒンジ6を係止リング4に対して口部11の軸方向に移動可能に支持するものである。可動部は、例えば、係合片8がない係止リング4と略同じリング状で、下端部の一部が係止リング4の上端部の一部に一体に連結された可動リング5で形成されている。この可動リング5は、係止リング4に連結された状態で、この連結箇所と反対側すなわち周方向に180°ずれた箇所が係止リング4に対して係止リング4の軸方向に移動し得るように形成されている。可動リング5と係止リング4は、円筒体の側部の軸方向の略中央部にその軸と直交する平面に平行な円弧状の切れ目を設けて形成され、この切れ目より一方図示例では下方が係止リング4として、他方図示例では上方が可動リング5として形成されている。係止リング4と連結されている箇所と反対側すなわち周方向に180°ずれた箇所の可動リング5の上端部にヒンジ6が形成されている。これにより、可動リング5によってヒンジ6が係止リング4に対して口部11の軸方向に移動し得るようになっている。
ヒンジ6は、キャップ本体2を開閉可能に支持し、かつ、キャップ本体2を開状態に保持するものである。ヒンジ6は、キャップ本体2を開閉可能に支持し開状態に保持することができれば、特に限定されないが、例えば、キャップ本体2と可動リング5とを連結する連結部61と、連結部61の両側に設けられキャップ本体2を開状態に保持する保持部62とを有していることが好ましい。
連結部61は、キャップ本体2と可動リング5とを互いに近接した状態で互いに折り曲げ可能に連結する薄肉に形成されている。保持部62は、連結部61の両側に設けられている。保持部62は、キャップ本体2と可動リング5とを連結し、かつ、キャップ本体2と可動リング5との間隔より長い寸法で断面屈曲状の薄肉状に形成されている。保持部62のキャップ本体2と可動リング5との間隔の長さは、キャップ本体2で口部11を閉じたとき、保持部62の角部がキャップ本体2とは反対側に突出し、キャップ本体2を閉状態から開状態にしたとき、保持部62の角部がキャップ本体2と反対側からキャップ本体2側に突出してキャップ本体2が開状態に保持され、かつ、開状態のキャップ本体2を閉状態にしたとき、保持部62の角部がキャップ本体2側からキャップ本体2とは反対側に突出し得る寸法及び厚さで形成されている。
これにより、キャップ本体2を閉栓状態(図3(a)参照。)から開栓方向に口部11に対して回転させたとき、キャップ本体2の回転に伴って係止リング4が口部11の外周をその周方向に回転しつつ可動リング5を介してヒンジ6が係止リング4に対して口部11の軸方向に移動しキャップ本体2が口部11から離脱可能な位置に達し(図3(b)参照。)、この状態からキャップ本体2をヒンジ6を介して口部11を開くと(図3(c)参照。)このキャップ本体2が開状態に保持され(図3(d)参照。)、かつ、開状態に保持されたキャップ本体2を閉じてこのキャップ本体2を口部11のねじ部に螺合させることで口部11が閉じられるように構成されている。
また、キャップ1は、一度開栓すると破断する破断部7を備えている。破断部7は、係止リング4と可動リング5、可動リング5とキャップ本体2、係止リング4とキャップ本体2のこれら3つのうちの1つ又は2つ以上を破断可能に連結するもので、例えば、係止リング4と可動リング5、及び可動リング5とキャップ本体2をそれぞれ連結し、一度開栓すると破断するように形成されている。すなわち、未装着のキャップ1は、係止リング4と可動リング5及び可動リング5とキャップ本体2とがそれぞれ破断部7で連結されて、キャップ本体2、ヒンジ6、可動リング5及び係止リング4が略有底円筒状に形成されている。なお、破断部7は、係止リング4と可動リング5の間、及び可動リング5とキャップ本体2の間のどちらか一方に設けるようにしてもよい。
さて、本実施形態のキャップ1をペットボトル10の口部11に装着するには、破断部7が破断されていない未装着のキャップ1をキャップ本体2で口部11の開口を覆うように係止リング4を口部11のねじ部12の外周に位置させ、キャップをペットボトル10側に回転させたりして移動させつつキャップ本体2を口部11のねじ部12に螺合させる。そして、キャップ本体2で口部11の開口を密閉する前に係合片8が上方のつば部13と接触して可撓し、キャップ本体2で口部11の開口を密閉する直前又は同時に係合片8が上方のつば部13を乗り越えてつば部13,14間の口部11の外周上に至る。このキャップ本体2で口部11の開口を密閉した状態が未開封状態である(図3(a)参照。)。
この未開封状態から開栓するには、キャップ本体2の側部の外表面を指で掴んでキャップ本体2をペットボトル10の口部11に対して開栓方向(キャップ本体2が口部11から離脱する方向)に回転させる。キャップ本体2には、ヒンジ6及び可動リング5を介して係止リング4が連結されているので、キャップ本体2とともに可動リング5及び係止リング4が口部11の外周を回転する。そのキャップ本体2は、口部11のねじ部12に螺合されているため、その口部11のねじ部12によって回転しながら口部11から離脱するように移動する。係止リング4は、係合片8が上方のつば部13に係合されるので、口部11の外周特につば部13,14間の口部11の外周をその周方向に回転する。このように、係止リング4は、上方のつば部13に係合されて口部11から離脱する軸方向の移動が防止されるから、キャップ本体2が係止リング4から離れるように移動することで、キャップ本体2と可動リング5の間の破断部7、及び可動リング5と係止リング4の間の破断部7に引張応力がそれぞれかかり各破断部7が破断する。また、キャップ本体2の移動に伴って、可動リング5は、係止リング4に連結されたままヒンジ6側が口部11から離脱する方向に移動して変形する。そして、キャップ本体2がヒンジ6を介して開動作を行える位置に達すると(図3(b)参照。)、キャップ本体2の回転を止めてヒンジ6を介してキャップ本体2を開く(図3(c)参照。)。
キャップ本体2を開くと、ヒンジ6がキャップ本体2を開状態に保持するので(図3(d)参照。)、ペットボトル10内の飲料水をペットボトル10から直接飲む場合、キャップ本体2が邪魔になることがない。また、ペットボトル10内の飲料水をコップ等の容器に注ぐ場合にもキャップ本体2が邪魔になることがない。
そして、キャップ本体2を閉じるには、キャップ本体2をヒンジ6を介して口部11にかぶせて口部11を閉じる方向に回転させ、キャップ本体2を口部11のねじ部12に螺合させる。このキャップ本体2の回転に伴って係止リング4は口部11の外周を回転する。そして、キャップ本体2内のパッキン21が口部11の端部に接触して口部11の開口が密封されて、キャップ本体2でペットボトル10が閉じられる。
したがって、本実施形態のキャップ1は、係止部材3を、ペットボトル10の口部11の外周に回転可能でかつ口部11からの離脱が防止された状態で装着される係止リング4と、キャップ本体2を開閉可能に支持しかつキャップ本体2を開状態に保持するヒンジ6と、係止リング4とヒンジ6を連結しヒンジ6を係止リング4に対して口部11の軸方向に移動可能に支持する可動リング5と、一度開栓すると破断する破断部7とで構成することで、キャップ本体2が邪魔になることなくペットボトル10から飲料水を直接飲んだり容器に注いだりすることができる。
キャップ本体2及び係止部材3を合成樹脂材で弾性変形可能に一体に形成し、その係止部材3の可動リング5を、口部11の外周に装着されるリング状に形成し、この可動リング5の下端部の一部を係止リング4の上端部に連結し、かつ、この連結箇所と周方向に180°ずれた可動リング5の上端部にヒンジ6を形成したので、簡単な構造で安価に可動リング5を形成することができる。
ヒンジ6を、キャップ本体2と可動リング5とを連結する連結部61と、連結部61の両側に設けられキャップ本体2と可動リング5とを連結しかつキャップ本体2と可動リング5との間隔より長い寸法で断面屈曲状に形成されている保持部62とで形成し、キャップ本体2で口部11を閉じたとき、保持部62の角部がキャップ本体2の内部方向とは反対側の外側に突出し、キャップ本体2を閉状態から開状態にしたとき、保持部62の角部が外側からキャップ本体2の内部方向の内側に突出するように保持部62の形状が変化してキャップ本体2が開状態に保持され、かつ、開状態のキャップ本体2を閉状態にしたとき、保持部62の角部が内側から外側に突出するように保持部62の形状が変化するように構成したので、簡単な構造で安価にキャップ本体2を閉状態に保持することができる。
係止部を、係止リング4の内周面にその周方向に間隔をあけて複数設け、その内周面から径方向内方に突出しかつ口部11の軸方向と直交する面に平行な平板状に形成された係合片8で形成することで、簡単な構造で安価に係止部を形成することができる。
1 キャップ
2 キャップ本体
3 係止部材
4 係止リング
5 可動リング
6 ヒンジ
7 破断部
8 係合片
10 ペットボトル
11 口部
12 ねじ部
13 つば部
61 連結部
62 保持部

Claims (4)

  1. ペットボトルの外周にねじ部及びつば部が形成された口部のねじ部に螺合されてその口部を開可能に閉じるキャップ本体と、前記ペットボトルのつば部に係止される係止部材とを備えたペットボトル用キャップであって、
    前記係止部材は、前記ペットボトルの口部の外周にその周方向に回転可能に装着され前記つば部に係止されて口部からの離脱が防止される係止部が内周面に設けられた係止リングと、前記キャップ本体を開閉可能に支持しかつ前記キャップ本体を開状態に保持するヒンジと、前記係止リングと前記ヒンジを連結し前記ヒンジを前記係止リングに対して前記口部の軸方向に移動可能に支持する可動部と、前記係止リングと前記可動部、前記可動部と前記キャップ本体、前記係止リングと前記キャップ本体のこれら3つの少なくとも1つを連結し一度開栓すると破断する破断部とを有し、
    前記キャップ本体を閉栓状態から開栓方向に前記口部に対して回転させたとき、前記キャップ本体の回転に伴って前記係止リングが前記口部の外周をその周方向に回転しつつ前記可動部を介して前記ヒンジが前記係止リングに対して前記口部の軸方向に移動し前記キャップ本体が前記口部から離脱可能な位置に達し、この状態から前記キャップ本体を前記ヒンジを介して前記口部を開くとこのキャップ本体が開状態に保持され、かつ、開状態に保持されたキャップ本体を閉じてこのキャップ本体を前記口部のねじ部に螺合させることで前記口部が閉じられるように構成されていることを特徴とするペットボトル用キャップ。
  2. 前記キャップ本体及び前記係止部材は、合成樹脂材で弾性変形可能に一体に形成され、
    前記可動部は、前記口部の外周に装着されるリング状に形成され、この可動部の下端部の一部が前記係止リングの上端部に連結され、かつ、この連結箇所と周方向に180°ずれた前記可動部の上端部に前記ヒンジが形成されている請求項1に記載のペットボトル用キャップ。
  3. 前記ヒンジは、前記キャップ本体と前記可動部とを連結する連結部と、前記連結部の両側に設けられ前記キャップ本体と前記可動部とを連結しかつ前記キャップ本体と前記可動部との間隔より長い寸法で断面屈曲状に形成されている保持部とを有し、前記キャップ本体で前記口部を閉じたとき、前記保持部の角部が前記キャップ本体とは反対側に突出し、前記キャップ本体を閉状態から開状態にしたとき、前記保持部の角部が前記キャップ本体側に突出するように前記保持部の形状が変化して前記キャップ本体が開状態に保持され、かつ、開状態のキャップ本体を閉状態にしたとき、前記保持部の角部が前記キャップ本体側からキャップ本体と反対側に突出するように前記保持部の形状が変化するように構成されている請求項1又は2に記載のペットボトル用キャップ。
  4. 前記係止部は、前記係止リングの内周面にその周方向に間隔をあけて複数設けられ、その内周面から径方向内方に突出しかつ前記口部の軸方向と直交する面に平行な平板状に形成された係合片からなる請求項1〜3のいずれか1項に記載のペットボトル用キャップ。
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