JP3166063U - ごみ収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立、折畳みを容易にし、内容積を大きくしても、ごみ袋の取出しが簡単にできるごみ集積場用のごみ収納箱を提供する。
【解決手段】長方形の後網11、前網12と、後網11の左右両端に連結する側網13、13と、後網11の上端縁に連結する天網14、14とを設け、前網12は、側網13、13の先端間に着脱自在に装着する。内部に投入されたごみ袋を外部に取り出して収集するときは、天網14、14を上方に大きく開く。このとき、各天網14は、後網11の後面側上方にまで90°以上に開くことができる。つづいて、側網13、13の先端間の前網12を取り外し、側網13、13の間を前面側に全面開放させると、作業員が側網13、13の間に入り込むことができ、投入されたごみ袋を極めて効率よく外部に取り出すことができる。ごみ袋の取出しが終了すれば、必要に応じて、全体を平板状に折り畳むことができる。
【選択図】図1

Description

この考案は、生ごみを含むごみをごみ袋に入れてごみ集積場に出す場合に便利に使用することができるごみ収納箱に関する。
家庭などから発生するごみを効率的に収集して処理するために、ごみ袋に入れたごみをごみ集積場に集積すると、カラスや、犬、猫などの被害を受けることが珍しくない。そこで、防護用のごみ収納箱が提案されている(たとえば特許文献1)。
従来のごみ収納箱は、長方形の後網と、左右の側網と、前網とを四角形に折畳み自在に連結するとともに、左右の各側網は、それぞれ前後に2分割して内側に折畳み可能としている。後網、各側網、前網によって囲まれる長方形の内部空間の上方は、可撓性の網材によって覆われている。そこで、ごみ袋入りのごみを内部に投入するときは、網材の一部をめくり上げて投入用の隙間を作るものとし、投入された内部のごみ袋を取り出すときは、網材の全部を上方にめくり上げる。また、内部のごみ袋を取り出した後、後網、各側網、前網は、順に折り重ねるようにして平板状に折り畳むことができる。
特開2004−10230号公報
かかる従来技術によるときは、後網、各側網、前網は、それらの全部が折畳み自在に連結されているため、使用前後の組立、折畳みの各作業が必ずしも簡単でない上、投入されたごみ袋を外部に取り出すとき、前網の上から手を伸ばして内部のごみ袋を掴み出さなければならず、内容積の最大サイズが内部のごみ袋を手で取り出せる大きさに制限されてしまうという問題があった。
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、各側網の先端間に前網を着脱自在に装着することによって、組立、折畳みの各作業が容易である上、内容積を大きくしても、投入されたごみ袋の取出しが簡単にできるごみ収納箱を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの考案の構成は、長方形の後網、前網と、後網の左右両端にそれぞれ折畳み自在に連結する一対の側網と、後網の上端縁に上下に揺動自在に連結する天網とを備えてなり、前網は、後網に対して直角に起立させた各側網の先端間に着脱自在に装着し、天網は、側網の先端間の前網の上端縁上に伏せることにより、後網、側網、前網が囲む内部空間の上方を閉じることをその要旨とする。
なお、後網、各側網、前網、天網は、それぞれ枠体に網材を張って構成することができる。
また、天網は、操作用の把手を先端部に付設してもよく、後網の後面側上方にまで揺動可能としてもよく、後網の長さの1/2相当の幅の左右一対としてもよい。
かかる考案の構成によるときは、各側網は、前網を取り外した上、後網の前面側に折り重ねるようにして折り畳み、天網は、折り畳んだ側網に折り重ねるようにして折り畳み、前網は、折り畳んだ天網の前方側に重ねるように配置することにより、全体をコンパクトな平板状に折り畳むことができる。また、組立の際には、前面の前網を天網から離すように移動させ、天網を上方に高く開いてから、各側網を後網に対して直角に起立させ、各側網の先端間に前網を装着して天網を前網の上端縁上に伏せる。ごみ袋の投入は、天網を上方に持ち上げて投入用の隙間を作ればよく、内部に投入されたごみ袋を取り出すときは、天網を高く開いて内部空間の上方を全面開放するとともに、前網を取り外して各側網の間の前面側を全面開放する。
したがって、使用の前後の組立、折畳みの各作業のみならず、ごみ収集の際の投入されたごみ袋の取出し作業も、極めて簡単である。また、内容積を大きくしても、ごみ袋の取出し作業ができなくなることもない。
後網、各側網、前網、天網は、それぞれ枠体に網材を張ることにより、自立可能な平板状に形成することができる。なお、枠体は、金属材、木材、プラスチック材などの棒材を四角形の枠状に組み立てて形成すればよく、必要に応じて適当な補強材を組み合わせてもよい。また、金属材の枠体は、アルミニウムの押出形材、殊にアルミニウムサッシ材の廃材を使用すれば、極めて軽量、安価である。一方、枠体に張る網材は、金網またはプラスチック網が使用可能であるが、必要な強度、コストなどの観点から、たとえばビニル被覆線による網目10〜20mm程度の亀甲金網が好適である。
操作用の把手を設ける天網は、把手を介し、ごみ袋の投入時に片手で簡単に開閉操作することができるため、他に手荷物を携行している場合や、雨天時などにおいても、極めて良好な操作性を実現することができる。
天網は、後網の後面側上方にまで揺動可能とすることにより、内部空間の上方を90°以上に大きく全面開放することができ、ごみ袋の取出し作業に一層便利である。
天網は、後網の長さの1/2相当の幅の左右一対に分割することにより、その片側だけを任意に開閉することができ、ごみ袋の投入時に必要な最小の隙間を簡単に作ることができる。
全体構成斜視説明図 使用状態説明模式斜視図 要部拡大斜視図(1) 要部拡大斜視図(2) 要部拡大斜視図(3) 要部構成模式説明図(1) 要部構成模式説明図(2)
以下、図面を以って考案の実施の形態を説明する。
ごみ収納箱は、長方形の後網11、前網12と、左右一対の側網13、13と、左右一対の天網14、14とを備えてなる(図1、図2)。
後網11は、中間の補強材11b、11b…を有する横長の長方形の枠体11aに網材11cを張って構成されている。前網12は、補強材12b、12b…を有する枠体12aに網材12cを張って構成され、実質的に後網11と同形同大に形成されている。
各側網13は、補強材13bを有する枠体13aに網材13cを張って構成されており、各天網14は、補強材14bを有する枠体14aに網材14cを張って構成されている。なお、各側網13は、後網11、前網12と同一高さに形成され、各天網14の高さ、幅は、それぞれ側網13の幅より大きく、後網11の長さの1/2相当に形成されている。
各側網13は、後網11の左端または右端に対し、上下のヒンジ15、15を介して折畳み自在に連結されている(図2、図3)。そこで、各側網13は、後網11の左半分または右半分の前面側に折り重ねるようにして折畳むことができ、後網11に対して直角に起立させることができる(図2の二点鎖線)。また、各側網13の先端部内面側には、上部のフック金具13d、下部のガイド金具13eが付設されている(図2、図4)。
前網12の左右両端の後面側には、それぞれ側網13側のフック金具13dに対応するフック金具12dが付設されている。前網12は、後網11に対して直角に起立させた側網13、13の先端間に着脱自在に装着することができる。すなわち、前網12は、枠体12aの左右の下隅部を側網13、13側のガイド金具13e、13e内に上から差し込むとともに、左右のフック金具12d、12dを側網13、13側のフック金具13d、13dに上から係合させて側網13、13に連結可能であり(図4の矢印A方向)、全体を上方に移動させて側網13、13から分離可能である(矢印A方向と逆方向)。
各天網14は、ヒンジ16、16を介し、後網11の上端縁に対して上下に揺動自在に連結されている(図2、図5)。天網14の先端中央部には、操作用の把手14dが付設されている。
後網11の上端には、横幅が後網11、側網13の合計厚さ相当の横材17が固定されている(図6(A))。なお、横材17は、中実または中空の角材、もしくは上下に組み合わせる一対のチャンネル材である。横材17の前端面には、チャンネル状の支持材17aが上向きに固定され、天網14用の各ヒンジ16は、支持材17aに係合させる別の下向きのチャンネル状の支持材17bに固定されている。また、支持材17a、17bは、左右の先端部にそれぞれ角筒状の短いシース17cを嵌め込むことにより互いに外れ止めされている(図6(B)、図5)。
なお、図6(A)〜(C)は、それぞれ図5のX1 −X1 線矢視相当模式断面図、X2 矢視相当模式図、図6(B)の動作説明図である。ただし、図6(A)は、図5に拘らず、側網13を後網11の前面側に折り重ね、天網14を側網13上に折り重ねて図示されている。
ごみ収納箱は、後網11に対して直角に起立させた側網13、13の先端間に前網12を装着することにより直方体に組み立て、後網11、側網13、13、前網12によって囲まれる上部開放の内部空間を形成することができる(図1)。なお、このとき、天網14、14は、個別に上方に開くことができ、個別に前網12の上端縁上に伏せるようにして閉じることができる(図1の二点鎖線、図5)。そこで、利用者は、ごみ入りのごみ袋を内部に投入するときは、把手14dを摘んで前網12の前面側に突出している天網14の先端部を持ち上げ、前網12の上端縁との間に形成される隙間からごみ袋を投入する。なお、ごみ収納箱の内部にごみ袋が投入されているときは、ごみ袋の数量を拘らず、天網14、14を完全に閉じてカラス、犬、猫などによる被害を防止する。
内部に投入されたごみ袋を外部に取り出して収集するときは、天網14、14を上方に大きく開く(図1)。このとき、各天網14は、後網11の後面側上方にまで90°以上に開くことができる。ヒンジ16、16を介して天網14を支持している支持材17a、17bが両端のシース17c、17c内で相対移動可能である上、横材17に固定されている支持材17aが捻れ方向に弾性変形可能であるからである(図6(C))。なお、このようにして開いた天網14、14は、図示しない建物の壁や塀などに立て掛けるようにして支持することが好ましい。
つづいて、側網13、13の先端間の前網12を取り外し、側網13、13の間を前面側に全面開放させると、作業員が側網13、13の間に入り込むことができ、投入されたごみ袋を極めて効率よく外部に取り出すことができる。そこで、ごみ袋の取出しが終了したら、側網13、13を内向きに折り畳み、後網11の前面側に折り重ねる(図2の矢印K1 、K1 方向、図6(A))。また、天網14、14は、下向きに揺動させて側網13、13の前面側に折り重ね(図6(A))、次いで、前網12を天網14、14の前面側に立て掛けるように配置することにより、全体を平板状に折り畳むことができる。
以上の説明において、各天網14、14は、支持材17a、17bを省略し、ヒンジ16、16を介して横材17の前端面に直接取り付けてもよい。ただし、このときの横材17は、後網11、側網13、天網14の合計厚さ相当の横幅を有するものとする。また、このときのヒンジ16は、天網14を上方に180°以上に開く形式とすることが好ましく、天網14を適切な開き角度で固定することができるストッパ付きとしてもよい。
なお、横材17は、後網11と別体とするに代えて、後網11の枠体11aの一部としてもよい。また、天網14、14は、左右一対に分割するに代えて、後網11の長さと同一幅の1枚のみとしてもよい。
各側網13の網材13cは、枠体13aに対し、たとえば左右の両端をそれぞれ係合板13fに係合させて固定し(図1、図7(A))、上下の両端をそれぞれ押え材13g、13gにより折曲げ部分を押さえて固定することができる(図1、図7(B))。なお、各係合板13f、押え材13gは、枠体13aにねじ止めされている。後網11、前網12、天網14の網材11c、12c、14cについても、同様である。ただし、図7(A)、(B)は、それぞれ図1のY1 −Y1 線、Y2 −Y2 線矢視相当拡大模式断面図である。
枠体11a、12a、13a、14a、補強材11b、12b、13b、14b、横材17、支持材17a、17bの一連の構造材は、アルミニウムの押出形材を使用することが好ましく、殊にアルミニウムサッシ材や、その廃材を有効活用することが好ましい。
この考案は、道路上や、集合住宅、各種施設、公園などの敷地を含む任意の場所に設置するごみ収納箱として広く好適に適用することができる。
11…後網
12…前網
13…側網
14…天網
11a、12a、13a、14a…枠体
11c、12c、13c、14c…網材
14d…把手

Claims (5)

  1. 長方形の後網、前網と、前記後網の左右両端にそれぞれ折畳み自在に連結する一対の側網と、前記後網の上端縁に上下に揺動自在に連結する天網とを備えてなり、前記前網は、前記後網に対して直角に起立させた前記各側網の先端間に着脱自在に装着し、前記天網は、前記側網の先端間の前記前網の上端縁上に伏せることにより、前記後網、側網、前網が囲む内部空間の上方を閉じることを特徴とするごみ収納箱。
  2. 前記後網、各側網、前網、天網は、それぞれ枠体に網材を張って構成することを特徴とする請求項1記載のごみ収納箱。
  3. 前記天網は、操作用の把手を先端部に付設することを特長とする請求項1または請求項2記載のごみ収納箱。
  4. 前記天網は、前記後網の後面側上方にまで揺動可能とすることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のごみ収納箱。
  5. 前記天網は、前記後網の長さの1/2相当の幅の左右一対とすることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載のごみ収納箱。
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