JP3165916B2 - 鎚鉈粗砕機 - Google Patents
鎚鉈粗砕機Info
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- JP3165916B2 JP3165916B2 JP12899999A JP12899999A JP3165916B2 JP 3165916 B2 JP3165916 B2 JP 3165916B2 JP 12899999 A JP12899999 A JP 12899999A JP 12899999 A JP12899999 A JP 12899999A JP 3165916 B2 JP3165916 B2 JP 3165916B2
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- Japan
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- hammer
- crusher
- hatchet
- shaped
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の属する技術分野]本発明は溶解前
のブロック品、つまり大塊、脱水ケーキ、紙袋内部にて
固着した塊を2〜3センチメートルに砕くことであり低
融点の付着性物質にも有効である。更に、リサイクルの
為、樹脂端材、ダンボールの破砕にも有効なものであ
る。
のブロック品、つまり大塊、脱水ケーキ、紙袋内部にて
固着した塊を2〜3センチメートルに砕くことであり低
融点の付着性物質にも有効である。更に、リサイクルの
為、樹脂端材、ダンボールの破砕にも有効なものであ
る。
【0002】[従来の技術]別表でも示すが、似たよう
な粗砕機に突起歯を対向し回転させる鬼歯ロール粗砕機
があるが原料の喰い込みの大きさと粗砕後の大きさはせ
いぜい1/3程度で、直径30センチメートルの鬼歯ロ
ールの喰い込み可能な大きさはおよそ10センチメート
ル角といったところである。次いで、三角形の溝に四角
いチップをボルトにて固定した一軸シュレッダーがあ
る。確かに大径でも喰い込み可能で粗砕比も大きいが、
溝にチップを取り付けていることから付着が発生すると
除去不能であり、三角溝に固着する特性を有するものを
押しつけると圧密が発生し不適当である。最後にスクリ
ーン内部にて衝撃を伴う剪断刃、解砕羽根を回転させる
解砕機があるが、ひとたび付着、圧密が発生すると同様
に対処不能となる。
な粗砕機に突起歯を対向し回転させる鬼歯ロール粗砕機
があるが原料の喰い込みの大きさと粗砕後の大きさはせ
いぜい1/3程度で、直径30センチメートルの鬼歯ロ
ールの喰い込み可能な大きさはおよそ10センチメート
ル角といったところである。次いで、三角形の溝に四角
いチップをボルトにて固定した一軸シュレッダーがあ
る。確かに大径でも喰い込み可能で粗砕比も大きいが、
溝にチップを取り付けていることから付着が発生すると
除去不能であり、三角溝に固着する特性を有するものを
押しつけると圧密が発生し不適当である。最後にスクリ
ーン内部にて衝撃を伴う剪断刃、解砕羽根を回転させる
解砕機があるが、ひとたび付着、圧密が発生すると同様
に対処不能となる。
【0003】[発明が解決しようとする課題]大きな塊
を一度に細かく砕くこと、又、付着性を有する低融点の
対象を粗砕時に温度上昇なく砕くこと、これらを相対的
に小さな装置にて実現することである。
を一度に細かく砕くこと、又、付着性を有する低融点の
対象を粗砕時に温度上昇なく砕くこと、これらを相対的
に小さな装置にて実現することである。
【0004】[課題を解決するための手段]一方のロー
ルにエッジをもつものを回転させ無限の楔とする。他方
に、突起鎚をもつものを回転させハンマーの役割をさせ
ることにより鉈ロールの刃の間に架せられた対象を鎚ロ
ールの突起の凹凸にて前後、上下に動かすことが可能に
なり、ロール上でのブリッジ、のっかかりがなくなっ
た。又、各々の鉈刃、突起鎚を板から作成したことから
粗砕時の対象への圧縮を減じたこと、突起鎚の円周上で
のピッチを粗くしたことでさらに付着を少なくした。
尚、スクレーパーの効果も充分ある。
ルにエッジをもつものを回転させ無限の楔とする。他方
に、突起鎚をもつものを回転させハンマーの役割をさせ
ることにより鉈ロールの刃の間に架せられた対象を鎚ロ
ールの突起の凹凸にて前後、上下に動かすことが可能に
なり、ロール上でのブリッジ、のっかかりがなくなっ
た。又、各々の鉈刃、突起鎚を板から作成したことから
粗砕時の対象への圧縮を減じたこと、突起鎚の円周上で
のピッチを粗くしたことでさらに付着を少なくした。
尚、スクレーパーの効果も充分ある。
【0005】[発明の実施の形態]鉈ロールと鎚ロール
間にて被粗砕物を滞留させつつ、前後、上下に0.5〜
1センチメートル動かすことで大きな塊を停滞させるこ
となく順次粗砕することができた。又、鉈状の歯である
ことから刃先を完全に鋭くしなくても厚手のダンボー
ル、シリコンの板を鉈刃の幅に破ることができた。
間にて被粗砕物を滞留させつつ、前後、上下に0.5〜
1センチメートル動かすことで大きな塊を停滞させるこ
となく順次粗砕することができた。又、鉈状の歯である
ことから刃先を完全に鋭くしなくても厚手のダンボー
ル、シリコンの板を鉈刃の幅に破ることができた。
【0006】[実施例]本発明の実施例を図1−1、1
−2、1−3を用いて説明すると、まずブロック状の被
粗砕物は案内コロに導かれ、から成る鉈ロール
と、から成る鎚ロールの間に投入される。と
のロールが対向し回転すると、ロール間で鎚ロールの
突起の高低によりその高さの範囲内で前後、上下に被粗
砕物対象は動かされる。鉈ロールの刃と刃の間で架設
されることと、鎚ロールの打撃を加えられることで対
象は順次破砕される。尚、ロールに付着したものは櫛
状スクレーパーで随時除去され、粗砕されたものは排出
される。
−2、1−3を用いて説明すると、まずブロック状の被
粗砕物は案内コロに導かれ、から成る鉈ロール
と、から成る鎚ロールの間に投入される。と
のロールが対向し回転すると、ロール間で鎚ロールの
突起の高低によりその高さの範囲内で前後、上下に被粗
砕物対象は動かされる。鉈ロールの刃と刃の間で架設
されることと、鎚ロールの打撃を加えられることで対
象は順次破砕される。尚、ロールに付着したものは櫛
状スクレーパーで随時除去され、粗砕されたものは排出
される。
【0007】[発明の効果]本発明を用いることにより
従来2度粗砕した工程を一度としたこと、より細かく
〈粗砕〉することができるようになる。
従来2度粗砕した工程を一度としたこと、より細かく
〈粗砕〉することができるようになる。
【図1−1】鎚鉈粗砕機の横断図面である。
【図1−2】鎚鉈粗砕機の平面図である。
【図1−3】鎚鉈粗砕機の外観図である。
【図2】鬼歯ロール粗砕機の粗砕機構である。
【図3】解砕機の粗砕機構である。
1. 鉈ロール 2. 鎚ロール 3. 鉈刃板 4. 小径リング 1 5. 鎚板(突起板) 6. 小径リング 2 7. 櫛状スクレーパー 8. 案内コロ 9. ロール軸 10. 圧縮スプリング 11. ハンドル軸 12. ロール間隙調整ハンドル 13. 従動機構 14. 駆動機構 15. 電動機 16. ケーシング
Claims (2)
- 【請求項1】上部に投入口、下部に排出口をもつケーシ
ングの内部の、一方に鉈状の断面を有する円板と、やや
小さいリングを交互に並べた鉈ロール、他方に鎚状の突
起を円周上にもつ円板と小リングを交互に並べた鎚ロー
ルを鉈状の円板と鎚状突起が夫々のリングに相対し一定
の間隙を形成しつつ組合せ、軸支し、対向し回転させ、
両方のロールの斜下部にはロール本体に接触しないよう
に櫛歯状のスクレーパーをケーシング内部に取り付ける
ことを特徴とする粗砕機。 - 【請求項2】請求項1記載の粗砕機にて鉈ロールと鎚ロ
ールを軸方向と回転方向に一定の狭い間隙を維持し対向
回転することで、ダンボール、樹脂板、発泡スチロール
等を破る破砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12899999A JP3165916B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 鎚鉈粗砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12899999A JP3165916B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 鎚鉈粗砕機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000279835A JP2000279835A (ja) | 2000-10-10 |
JP3165916B2 true JP3165916B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=14998647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12899999A Expired - Fee Related JP3165916B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 鎚鉈粗砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3165916B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109046537B (zh) * | 2016-12-13 | 2020-08-18 | 沈钢 | 一种建筑用废弃玻璃击碎装置 |
CN117599897B (zh) * | 2023-12-27 | 2024-07-02 | 江苏嘉宏新材料有限公司 | 一种高含盐废液炉出渣系统防堵装置及其方法 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP12899999A patent/JP3165916B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000279835A (ja) | 2000-10-10 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |