JP3165031B2 - 自動車の燃料ボンベ固定構造およびその固定方法 - Google Patents
自動車の燃料ボンベ固定構造およびその固定方法Info
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Description
燃料により走行する自動車の円筒形状をした燃料ボンベ
の固定に関する。
平7−186741号公報記載の例であり、自動車01の
車体ボディ02の後部においてリアシートバック03の後方
のトランクルーム04内にボンベ支持フレーム05に支持さ
れて2本の燃料ボンベ06,07が搭載されている。ボンベ
支持フレーム05は、リアフロア06を介して車体フレーム
08に固定される。
構成されて2本の円筒形状の燃料ボンベ06,07をリアシ
ートバック03の後面に沿って上下に支持するもので、そ
れぞれ略半円弧状の受け部材011 ,012 で燃料ボンベ0
6,07を下から支持し、上側外周に固定ベルト013 ,014
を掛け、締め付けて端部をボルト015 ,016 により固
着して固定する。
来の支持構造を図17に示す。本ボンベ支持フレーム020
は、前後方向に長尺のサイドメンバー021 が左右に位置
し、両サイドメンバー021 ,021 間に左右方向に長尺の
クロスメンバー022,022 が前後に位置して架設され、
矩形の枠体を予め一体に形成している。
022 ,022 間に挟まれて2本の固定ベルト023 ,023 に
よって締め付け固定される。固定ベルト023 は、両端部
に締付用ステイ023a,023bが設けられ、途中の所定2か
所に取付用ステイ023c,023dが突設されて前後のクロス
メンバー022 ,022にそれぞれ固着されており、燃料ボ
ンベ025 は、固定ベルト023 の下側部分に載置され、上
側部分を燃料ボンベ025 の上側外周面に巻き付け、両端
部の締付用ステイ023a,023bを対向させて、ボルト024
を貫通螺合させて締め付け固定している。
のも、上記と同様1本のボンベを固定する構造を示して
おり、ボンベに巻きついたバンドは一か所において締め
付けるようにしている。
ンベ06は、常に一定の外径を有するボンベに限り支持で
きるものであり、外径のバラツキが僅かでもあると、燃
料ボンベ06の軸心位置もバラツキ、通常軸心位置にある
バルブに接続するパイプに位置バラツキを吸収する構造
を採用しなければならない等の問題がある。
締め代の調整をボルト024 によってすることができる
が、固定ベルト023 の上側部分にのみ締め付けの調整箇
所があるので、下側部分によって燃料ボンベ025 の軸心
位置が決定され、前者の例と事情は変わらず、外径のバ
ラツキを吸収して軸心を所定位置に調整することはでき
ない。
固定バンド023 をクロスメンバー022 に固定する取付用
ステイ023c,023dに望ましくない応力が加わるようなお
それもある。
で、その目的とする処は、燃料ボンベの外径のバラツキ
を吸収して燃料ボンベの軸心位置の調整が可能で、応力
が局部的に加わらない自動車の燃料ボンベ固定構造およ
びその固定方法を供する点にある。
を達成するために、本発明は、燃料ガスを加圧して貯え
る円筒形状の燃料ボンベが固定バンドを介して支持フレ
ームに固定され搭載される自動車において、前記円筒形
状の燃料ボンベの外周を締め付ける前記固定バンドは、
2分割された2つのバンド半体からなり、各バンド半体
は、前後の支持フレームにそれぞれ固着されて前記燃料
ボンベの外周に周設され、各バンド半体の両端を上下2
か所で対向させ、その締め代を調整する調整手段をそれ
ぞれ備え、前記上下2か所の調整手段により前記燃料ボ
ンベを締め付け固定する自動車の燃料ボンベ固定構造と
した。
半体が、燃料ボンベに周設され、上下2か所の調整手段
により前記燃料ボンベを締め付け固定するので、燃料ボ
ンベの外径にバラツキがあってもこれを吸収して支持フ
レームに対する燃料ボンベの軸心位置を精度良く設定す
ることができる。また燃料ボンベの外径のバラツキが、
支持フレームに余計な応力を与えることはない。
けられた締付用ステイと、対向した締付用ステイを貫通
螺合するボルトからなる請求項1記載の自動車の燃料ボ
ンベ固定構造とすることで、ボルトにより締め代を調整
して燃料ボンベを締め付け固定できるので、燃料ボンベ
の軸心位置の設定が容易かつ精度良く行うことができ
る。
後の支持フレームは、別体でそれぞれ車体側に固定され
る請求項1または請求項2記載の自動車の燃料ボンベ固
定構造とすることで、燃料ボンベの外径に大小があって
も支持フレームに余計な応力を与えることはない。
ボンベが固定バンドを介して支持フレームに固定される
自動車の燃料ボンベ固定方法において、前記燃料ボンベ
の軸心位置を固定し、2分割された各バンド半体の所定
箇所をそれぞれ別体の支持フレームに固着し、両バンド
半体を燃料ボンベに周設し、各バンド半体の互いに対向
した上下の端部間のうち一方の端部間を連結して仮締め
し、次いで他方の端部間を連結して締め付け、以後双方
の端部間の締め付けを交互に調整しながら燃料ボンベを
固定する自動車の燃料ボンベ固定方法とした。
支持フレームにそれぞれ固着されたバンド半体を1か所
で仮締めしたのち上下2か所で調整しながら締め付ける
ので、簡単な作業で燃料ボンベの外径のバラツキを吸収
して、支持フレームに対する燃料ボンベの軸心位置を精
度良く設定することができる。
ついて図1ないし図15に図示し説明する。図1は、本実
施の形態の自動四輪車1の後半部の一部省略した側面図
である。本自動四輪車1は、天然ガスを燃料に走行する
車両であり、天然ガスを圧縮して貯える加圧燃料ボンベ
6を1本搭載している。
中央寄り側部に大きく後ドアのドア開口2aが形成さ
れ、ルーフの後方にリアウインド3が嵌め込まれ、その
下方およびさらに後方に膨出した部分にトランクルーム
4が形成されている。トランクルーム4内であって後部
座席のシートバック5の後方に1本の円筒形状をした燃
料ボンベ6が配設される。燃料ボンベ6の下にはスペア
タイヤ7が収納される。
料ボンベ6が占め、仕切り板8により仕切られて後半部
が物入れとして使用することになる。その物入れの底は
開閉自在の蓋9を底板として下方スペアタイヤ7の収納
部を仕切っており、スペアタイヤ7はこの蓋9を開いて
出し入れをする。
して延びる左右一対の車体サイドフレーム10の上にリア
フロア11が支持され、同リアフロア11の上に支持フレー
ムを介して燃料ボンベ6が固定され、スペアタイヤ7が
載置される。
形板状をしており、前部11aが幾らか低く、この前部11
aから傾斜部11bを経て中央部11cが高い位置となり、
その両側が碗状に膨出したホイールハウス12,12(図2
では左側ホイールハウス12は省略されている)が形成さ
れており、同ホイールハウス12,12が後輪14,14の上方
を覆う。
は矩形孔13が穿設されており、かかる中央部11cから後
半は、左右側部11d,11dが中央部11cと略同じ高さで
後方へ延出し、同左右側部11d,11d間は凹部11eが形
成されている。同凹部11eが前記スペアタイヤ7の収納
部である。
車体前後方向に長尺のサイド支持フレーム15,15が左右
に一対と、車幅方向に長尺のフロント支持フレーム16と
リア支持フレーム17とが前後に一対組み合わされて構成
される。サイド支持フレーム15,15は、予めリアフロア
11の左右のホイールハウス12,12の沿って両側部11d,
11dにボルト18a・ナット18b,ボルト19a・ナット19
bにより前後を螺着される。
レーム17は、燃料ボンベ6に2本の固定ベルト25,25に
より固定され、一体となって前記サイド支持フレーム1
5,15にボルト20a,ボルト21aにより螺着される。図
3は、燃料ボンベ6へのフロント支持フレーム16および
リア支持フレーム17の取付構造を示す分解斜視図であ
る。
a,16aから傾斜部16b,16bを経て一段と高い位置に
ある水平中央部16cが形成されたブリッジ状をしてお
り、またリア支持フレーム17も同様に左右固定部17a,
17aから傾斜部17b,17bを経て水平中央部17cが形成
されたブリッジ状をしているが、水平中央部17cはフロ
ント支持フレーム16に比べ低い位置にある。
は、スチール製で左右一対あり、各固定ベルト25は、半
円弧状のベルト半体26とベルト半体27とを合体させて燃
料ボンベ6を締め付け固定するもので、各ベルト半体2
6,27にはそれぞれ両端に締付用ステイ26a,26b、締
付用ステイ27a,27bが溶接固着され、さらにそれぞれ
外周面所定箇所に取付用ステイ26c,27cが溶接されて
突設されている。なおベルト半体26,27の内周面には摩
擦係数の大きな弾性部材が貼着されている。
フロント支持フレーム16およびリア支持フレーム17を取
り付ける手順は、まずベルト半体26の取付用ステイ26c
をフロント支持フレーム16の水平中央部16cの両側部に
ボルト28a・ナット28bにより固着して、フロント支持
フレーム16に左右のベルト半体26,26を取り付ける。同
様にリア支持フレーム17に他方の左右ベルト半体27,27
をボルト29a・ナット29bにより取り付ける。
予め治具により固定した燃料ボンベ6に、それぞれフロ
ント支持フレーム16,リア支持フレーム17が取り付けら
れたベルト半体26,27を外周所定位置に周設し、相対向
した下方の締付用ステー26b,27bを締付ボルト30・ナ
ット31により仮締めする。
26a,27aを締付ボルト32・ナット33により締め付ける
とともに、下方の仮締めした締付ボルト30・ナット31も
調整しながら締め付けて、上方の締付用ステー26a,27
aの締め代と下方の締付用ステー26a,27aの締め代を
交互に調整しながら締め付ける。
調整しながら締め付けることができるので、燃料ボンベ
6の外径にバラツキがあっても、このバラツキを吸収し
て支持フレーム16,17に対する燃料ボンベ6の軸心位置
を精度良く設定することができる。また燃料ボンベ6の
外径の大小が、支持フレーム16,17に余計な応力を与え
るようなことも回避できる。
を介して車体幅方向に長尺の前後の支持フレーム16,17
が前後から挟むようにして取り付けられるとともに、フ
ロント支持フレーム16には図3に示すように上下に長尺
のステイブラケット36を介して矩形板状のジョイントプ
レート37が吊設される。すなわちステイブラケット36の
上部がフロント支持フレーム16の水平中央部16cの所定
箇所に溶接され、下端部が水平姿勢にあるジョイントプ
レート37の切り起こされた切片37aにボルト・ナットに
より固着される。
が集中するジョイントボックス38が上下に貫通する形で
溶接により固着されている。ジョイントボックス38に
は、6個の燃料パイプのジョイント箇所があり、そのう
ち3個のジョイント38a,38b,38cがジョイントプレ
ート37の上方にあり、残りの3個のジョイント38d,38
e,38fがジョイントプレート37の下方にある。
には、3個のジョイント40a,40b,40cが突設され、
同ジョイント40a,40b,40cにそれぞれ燃料を通す充
填連結パイプ41,供給連結パイプ42,リリーフ連結パイ
プ43が接続され、充填連結パイプ41,供給連結パイプ4
2,リリーフ連結パイプ43の他端はそれぞれジョイント
ボックス38のジョイント38a,38b,38cに接続される
(図4,図14参照)。
ー44により気密に覆われ、碗状カバー44より延出する筒
状カバー45が、前記充填連結パイプ41,供給連結パイプ
42,リリーフ連結パイプ43の3本のパイプを内部に通し
てジョイントボックス38にまで覆い、ジョイントボック
ス38はジョイントカバー46で覆われる。
により前後の支持フレーム16,17が固定され、かつジョ
イントボックス38とボンベ周りの連結パイプ41,42,43
が一体に組付けられて図4に示すような1つの燃料ボン
ベモジュール48を構成している。
モジュール48を、リアフロア11に搭載し固定するのであ
るが、前記したようにリアフロア11には左右一対のサイ
ド支持フレーム15,15が先に固着されている。
は、図1に示すように車体ボディ2の後ドアのドア開口
2aから挿入し(図1に燃料ボンベ6を鎖線で示す)、
さらに後方へ移動して左右のホイールハウス12,12間を
通ってサイド支持フレーム15,15上所定位置にフロント
支持フレーム16とリア支持フレーム17の左右端部16a,
17aを載置し、ボルト20a,21aにより固着する。
15とフロント支持フレーム16,リア支持フレーム17のリ
アフロア11への取り付け構造を示す。図5に示すように
フロント支持フレーム16の車体幅方向長さDfは、リア
支持フレーム17の長さDrより若干長いが、左右のホイ
ールハウス12,12間の幅長Dwよりは幾らか短い。
に組付けられた燃料ボンベモジュール48をホイールハウ
ス12,12間を通して搭載する際に干渉することはなく支
障なく搭載される。
大幅長Dsは、左右のホイールハウス12,12間の幅長D
wより大きく、したがって燃料ボンベモジュール48にサ
イド支持フレーム15,15も組み込むとリアフロア11上へ
の搭載が困難となる。そこで本実施の形態では、サイド
支持フレーム15,15は、先にリアフロア11に取り付けて
おくことにしている。
内部前方からトランクルーム4内に移動して搭載できる
ので、リアウインド3を外してその開口から挿入して搭
載するような面倒なことはする必要はなく、また干渉を
避けるため車体ボディを改造する必要もない。さらにボ
ンベ周りの配管等も一体に組付けられた燃料ボンベモジ
ュール48として搭載されるので、搭載後に配管するよう
な面倒な作業が不要であり、取り付け作業が簡単で作業
効率が極めて良い。
5ないし図8に図示し説明する。サイド支持フレーム15
は、上下2つの長尺矩形の箱体15a,15bを互いに開口
側を合わせるようにして重ね嵌合部を溶接して一体化し
た中空の筒状部材であり、該サイド支持フレーム15を前
後方向に指向させてリアフレーム11の左右ホイールハウ
ス12,12の沿った両側部11d,11dの所定位置に載置さ
れ、その前後にボルト18a,19aを上方より貫通させ
る。なお上側箱体15aの上面は平坦面をなし、ボルト18
a,19aの頭部が位置する処だけが凹部を形成してボル
ト18a,19aを螺着したときに、頭部が上面から上に突
出しないような構造となっている。
た車体サイドフレーム10内には、前記ボルト18a,19a
の貫通部分にブラケット50,51が、水平に架設されてお
り、リアフロア11を貫通したボルト18a,19aはブラケ
ット50,51も貫通してその端部にナット18b,19bが螺
合し緊締される。なおサイド支持フレーム15の内部およ
びリアフロア11とブラケット50,51との間にはカラー5
2,53、カラー54,55が介装されている。
左右のサイド支持フレーム15,15に架設されるフロント
支持フレーム16とリア支持フレーム17の取付構造を図5
および図9ないし図11に図示する。
ム17も、底板16d,17dに長尺矩形の箱体16e,17eを
被せて溶接した中空筒状部材であり、燃料ボンベ6に燃
料ボンベモジュール48として一体化されて、左右のサイ
ド支持フレーム15,15に載置されるが、サイド支持フレ
ーム15,15は上面が平坦であるので、フロント支持フレ
ーム16もリア支持フレーム17のサイド支持フレーム15,
15上での移動自在であり、燃料ボンベモジュール48の着
脱作業を容易に行える。こうしてサイド支持フレーム1
5,15上の所定位置に載置されたフロント支持フレーム1
6もリア支持フレーム17を上方から貫通したボルト20
a,21aは、サイド支持フレーム15の上側の箱体15aを
貫通してその内面に溶接されているナット20b,21bに
螺合し緊締される。なおフロント支持フレーム16および
リア支持フレーム17の内部にはカラー56,57が介装され
ている。
フロア11の所定位置に確固として固定される。前記した
ように燃料ボンベモジュール48のリアフロア11上への載
置は容易であり、載置後ボルト20,21による固着作業も
簡単であり、燃料ボンベ6の取付作業は極めて効率良く
行え生産性を向上させることができる。
11の所定位置に固定されると、フロント支持フレーム16
に吊設されたジョイントプレート37は、リアフロア11の
中央部11cに穿設された矩形孔13を上方から塞ぐことに
なり、周縁をボルトで螺着しておく。したがってリアフ
ロア11の下方にジョイントボックス38の下部が突出して
いる。
イントボックス38の下部に設けられたジョイント38d,
38e,38fに、トランクルーム4の外部のリアフロア11
の下方において配管される燃料の充填パイプ61,供給パ
イプ62,リリーフパイプ63がそれぞれ接続される。この
ようにリアフロア11に燃料ボンベモジュール48が搭載さ
れると、リアフロア11の上方のボンベ周りの燃料配管は
済んでいて、リアフロア11の下方の配管を上記のように
行えばよく配管作業が容易である。
ロア11の下を配管されてリアフロア11の側壁に沿って上
方に延び、車体外板に設けられた燃料充填口65に接続さ
れ、供給パイプ62は、リアフロア11の下を配管される途
中で手動バルブ66やストレーナ67を介して機関室に入
り、圧力調整ユニット68を経て内燃機関71の吸気管に装
着されるインジェクタ71に接続されている。
イバー72により駆動され、同インジェクタドライバー72
は、ECU73により燃料供給タイミングを駆動制御され
る。ECU73は、ジョイントボックス38および圧力調整
ユニット68で検出した内圧と温度情報を入力して前記イ
ンジェクタドライバー72を駆動制御するとともに、燃料
ボンベ6の供給パイプ42に通じるバルブの開閉制御等を
行っている。
ような燃料配管および制御系からなる。ここに燃料配管
が集中するジョイントボックス38は、図12および図13に
図示するように、シートバック5と燃料ボンベ6との間
にあって、フロント支持フレーム16によって上方から覆
われるようにして保護されている。ジョイントボックス
38の後方は、前記したように支持フレームにより確固と
して固定された燃料ボンベ6が位置して防護している構
造であり、ジョイントボックス38は確固として保護され
る。
ック5と燃料ボンベ6との間にリアフロア11より上方に
高く突設されているので、燃料ボンベ6を車室から隔て
て移動を確実に防止することができる構造となってい
る。
部の一部省略した側面図である。
めの分解斜視図である。
平面図である。
である。
面図である。
面図である。
である。
図である。
図である。
けた状態の正面図である。
部の透視図である。
斜視図である。
4…トランクルーム、5…シートバック、6…燃料ボン
ベ、7…スペアタイヤ、8…仕切り板、9…蓋、10…車
体サイドフレーム、11…リアフロア、12…ホイールハウ
ス、13…矩形孔、14…後輪、15…サイド支持フレーム、
16…フロント支持フレーム、17…リア支持フレーム、25
…固定ベルト、26,27…ベルト半体、30…締付ボルト、
31…ナット、32…締付ボルト、33…ナット、36…ステイ
ブラケット、37…ジョイントプレート、38…ジョイント
ボックス、40…ボンベ口元、41…充填連結パイプ、42…
供給連結パイプ、43…リリーフ連結パイプ、44…碗状カ
バー、45…筒状カバー、46…ジョイントカバー、48…燃
料ボンベモジュール、50,51…ブラケット、52,53,5
4,55,56,57…カラー、61…充填パイプ、62…供給パ
イプ、63…リリーフパイプ、65…燃料充填口、66…手動
バルブ、67…ストレーナ、68…圧力調整ユニット、70…
内燃機関、71…インジェクタ、72…インジェクタドライ
バー、73…ECU。
Claims (4)
- 【請求項1】 燃料ガスを加圧して貯える円筒形状の燃
料ボンベが固定バンドを介して支持フレームに固定され
搭載される自動車において、 前記円筒形状の燃料ボンベの外周を締め付ける前記固定
バンドは、2分割された2つのバンド半体からなり、 各バンド半体は、前後の支持フレームにそれぞれ固着さ
れて前記燃料ボンベの外周に周設され、 各バンド半体の両端を上下2か所で対向させ、その締め
代を調整する調整手段をそれぞれ備え、 前記上下2か所の調整手段により前記燃料ボンベを締め
付け固定することを特徴とする自動車の燃料ボンベ固定
構造。 - 【請求項2】 前記調整手段は、各バンド半体の両端に
設けられた締付用ステイと、対向した締付用ステイを貫
通螺合するボルトからなることを特徴とする請求項1記
載の自動車の燃料ボンベ固定構造。 - 【請求項3】 前記各バンド半体がそれぞれ固着される
前後の支持フレームは、別体でそれぞれ車体側に固定さ
れることを特徴とする請求項1または請求項2記載の自
動車の燃料ボンベ固定構造。 - 【請求項4】 燃料ガスを加圧して貯える円筒形状の燃
料ボンベが固定バンドを介して支持フレームに固定され
る自動車の燃料ボンベ固定方法において、 前記燃料ボンベの軸心位置を固定し、 2分割された各バンド半体の所定箇所をそれぞれ別体の
支持フレームに固着し、 両バンド半体を燃料ボンベに周設し、 各バンド半体の互いに対向した上下の端部間のうち一方
の端部間を連結して仮締めし、 次いで他方の端部間を連結して締め付け、 以後双方の端部間の締め付けを交互に調整しながら燃料
ボンベを固定することを特徴とする自動車の燃料ボンベ
固定方法。
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