JP3161584U - 開封型封筒 - Google Patents

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宏和 楠
宏和 楠
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Abstract

【課題】開封作業が容易に行われる開封型封筒を提供する。【解決手段】ライン状に配置される複数の切り目に沿って切り離されることで開封が行われる開封型封筒において、開封起端部分15を持つための指掛け穴9が設けられてなる。【選択図】図3

Description

この考案は、開封型封筒の改良に関する。
封筒としてミシン目に沿って開封を可能とした開封型封筒がある。最近においては封筒のリサイクル活用が推進され、そのためにフィルムの貼られた窓部分を開封により一体に除去することも行われている。開封作業は、まず開封起端となる部分をミシン目に沿って切り離し立ち上げ、その部分を持ってミシン目沿って切り離していくことで行う。
上記の開封起端となる部分をミシン目に沿って切り離して立ち上げるのは、指先による細かな作業を要して手間がかかり、高齢者や幼児にはきわめて困難な作業であった。その立ち上げ作業がうまく行われなかった場合には開封がスムーズに行われない。この点において、開封型封筒の普及、また、封筒のリサイクル活用が妨げられている。
この考案は上記の事情に鑑みて行ったもので、開封作業が容易に行われる開封型封筒を提供することを目的とする。
この考案では、ライン状に配置される複数の切り目に沿って切り離されることで開封が行われる開封型封筒において、開封起端部分を持つための指掛け穴が設けられてなることを特徴とする開封型封筒を提供する。
上記構成によれば、指掛け穴に指を掛け開封起端部分を持つことで開封作業が容易に開始される。指掛け穴が封筒内スペースに相対して位置する内面部と外面部との2層の折り重ね部の外面部位置に設けられることで、指掛け穴が内面部により閉ざされ封筒内スペース内ある郵便物が目に触れず、また、手に触れることがないとともに、封筒内スペースへのゴミや埃の侵入が回避される。
この考案によれば、開封型封筒における開封作業が容易に行えるようになり、これにより開封型封筒がひろく用いられるようになり、また、封筒のリサイクル活用も推進される。
この考案の実施形態の開封型封筒の正面図 この考案の実施形態の開封型封筒の背面図 この考案の実施形態の開封型封筒の展開図 窓切り取り開封ラインRを構成する切り目の配置構成図 窓切り取り開封ラインRを構成する切り目の配置構成図 開封動作説明図 開封時の封筒の正面図 この考案の他の実施形態の開封型封筒の背面図 この考案の他の実施形態の開封型封筒の展開図
図1は開封型封筒の実施形態の正面図、図2は同背面図、図3は同展開図である。開封型封筒1は側部6、6が両側から表面部2内面上に折り重ねられて貼り付けられ、さらに、その上部に裏面部3が折り重ねられ貼り付け固定されて構成されている。表面部2の一方側上部に内面側に透明シート4が貼られた窓部5を備え、その窓部5を一体に切り離すように窓切り取り開封ラインRが形成されている。窓切り取り開封ラインRの一部は蓋片7に位置し、その開封ラインRの途切れる部分に半円形の指掛け穴9が設けられている。上記窓切り取り開封ラインRのA、B、C、D部分とE、F部分とはその窓切り取り開封ラインRを構成する切り目10の長さ構成が異なっている。
蓋片7は、封筒の使用に際しては使用に裏面部3外面の上縁部上に沿って折り畳まれ貼り付けられるもので、これにより裏面部3に遮られることで蓋片7の指掛け穴9は閉ざされて封筒内ある郵便物が目に触れず、また、手に触れることもない。蓋片7の内面の指掛け穴9及び開封ラインRのD、F部分を含むエリアT(図2において点線で囲む)は貼り付け行われないように斜線等で区画表示され、蓋片7はその周囲で貼り付け固定される。したがって、指掛け穴9から封筒内部に埃やゴミが侵入することがない。蓋片7が封筒内スペースに相対して位置する外面部となり、裏面部3が内面部となる。
図4は上記A、B、C、D部分の切り目の配置構成を示し、切り目10それぞれは3mmの同長さで、切り目の一つおきのものそれぞれが互いに略平行に位置している。また、切り離し方向Xにおいて前後する2個の切り目10a、10bおいて、切り目10aの終端12の延長線上に後段の切り目10bの途中部分14が位置し、かつ、前段の切り目10aと後段の切り目10bとが互いに相対する側において50度の仮想交差角Yを持つように配置されている。上記切り目10aの終端12と後段の切り目10bの途中部分14との間隔は0.8mmとされている。図5は上記E、F部分の切り目10の配置構成を示し、切り目10それぞれは4mmと2mmのものが交互に、その他は上記と同様にして配置されている。
以下、上記窓付き開封型封筒1の開封動作を説明する。まず、裏側上部に位置する蓋片7の指掛け穴9に指を掛けて開封ラインRのD、F間の開封起端部分15を持って表面部2の上縁20側に引くことで窓切り取り開封ラインRのD、F部分を切り離し、図6に示すように、3角状の引っ張り片21を立ち上げ、その引っ張り片21を左方向に引くことでA、E、B部分を切り離して一方の側縁23の位置まで開き、その開いたものを上縁20側に引くことでC部分を切り離して切り取り部30の全体を切り取り、図7に示すように、開封する。
上記の開封に際し、窓切り取り開封ラインRにおいて引っ張りによる切り離しの力が働くことで、図4において、前段切り目10aの終端12が切り裂かれて後段の切り目10bの途中部分14に至り、その後段の切り目10bの終端12がさらに切り裂かれて次段の切り目10の途中部分14に至り、このようにして、切り目10それぞれに沿って順次切り離されていく。窓切り取り開封ラインRのA、B、C、D部分においてはその切り離し方向に沿って切り離しの力がかかるが、Eの部分においては側方、Fの部分においては下方とそれぞれ切り離し方向と斜めとなる方向において力がかかる。したがって、Eの部分においては下方に向く側の切り目10を長くし、Fの部分においては側方に向く側の切り目10を長くし、その長くした切り目10それぞれに沿って切り離し力が働くようにして、その切り離し力が斜めの方向にかかる力に抗することで窓切り取り開封ラインRに沿ってスムーズな切り離しが行われるようにしている。
上記のように切り取り部30が除去され開封されることで内部の送付書類が取り出せ、また、残った封筒40は透明シート4が貼られた窓部5が無いことでそのままリサイクル使用することが可能となる。くわえて、切り取り部30を表面部2の一方側において切り取る形とすることで、残った封筒40は切り取り部30が除去された逆側が送付書類の収納ポケット50として利用でき、これにより送られてきた送付書類をそのまま収納するように使用できる。
図8は開封型封筒の他の実施形態の背面図、図9は同展開図である。この実施形態の開封型封筒1においては、蓋片7を封筒の一方の短片位置に設けている。表面部2はその上部に裏面部3の外面上部への折り返し部60を備え、その折り返し部60に表面部2から連続して開封ラインRが形成され、その開封ラインRの途切れる部分に上記の実施例のものと同様に半円形の指掛け穴9が設けられている。開封型封筒1は裏面部3が表面部2内面上に折り重ねられ、その裏面部3の外面上部へ折り返し部60が折り重ねられて貼り付けられ、さらに一方の側部6が裏面部3の外面上部及び折り返し部60上に折り重ねられ貼り付け固定されて構成されている。裏面部3の外面上部への折り返し部60の貼り付け固定は、上記の実施形態のものと同様に指掛け穴9及び開封ラインRのD、F部分を含むエリアを除く部分で行われ、また、開封型封筒1の開封も上記の実施形態のものと同様になされる。折り返し部60が封筒内スペースに相対して位置する外面部となり、裏面部3が内面部となる。
1 窓付き開封型封筒
2 表面部
3 裏面部
9 指掛け穴
10 切り目
15 開封起端部分
R 窓切り取り開封ライン

Claims (2)

  1. ライン状に配置される複数の切り目に沿って切り離されることで開封が行われる開封型封筒において、
    開封起端部分を持つための指掛け穴が設けられてなることを特徴とする開封型封筒。
  2. 前記指掛け穴が、封筒内スペースに相対して位置する内面部と外面部との2層の折り重ね部の外面部に設けられてなる請求項1記載の開封型封筒。
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