JP3159233B2 - シュラウド装置 - Google Patents

シュラウド装置

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JP3159233B2
JP3159233B2 JP13323494A JP13323494A JP3159233B2 JP 3159233 B2 JP3159233 B2 JP 3159233B2 JP 13323494 A JP13323494 A JP 13323494A JP 13323494 A JP13323494 A JP 13323494A JP 3159233 B2 JP3159233 B2 JP 3159233B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シュラウド装置に係わ
り、特に、ラジエータの側面を覆うエアーガイドを備え
たシュラウド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車では、ラジエータ等の熱
交換器に空気を効率的に送り、熱交換器の冷却効率を高
めるため、例えば、実開昭63−96228号公報に開
示されるようなシュラウド装置が配置されている。
【0003】図6は、この種のシュラウド装置を示すも
ので、図において符号11は、ラジエータを示してい
る。このラジエータ11は、上下方向に所定間隔を置い
てアッパタンク12およびロアタンク13を対向配置し
て構成され、アッパタンク12とロアタンク13との間
には、チューブとフィンとからなるコア部19が形成さ
れている。
【0004】ラジエータ11の後方には、樹脂製のシュ
ラウド21が、コア部19を覆って配置されている。こ
のシュラウド21の中心には、ステー23を介してモー
タ25が固定されており、このモータ25には、空気を
吸引するためのファン27が配置されている。
【0005】一方、ラジエータ11の前方には、コンデ
ンサ29が配置されている。そして、このシュラウド装
置では、ラジエータ11の側面が、シュラウド21に着
脱自在に固定されるエアーガイド31により覆われてい
る。
【0006】図7および図8は、シュラウド21へのエ
アーガイド31の取り付け部の詳細を示すもので、エア
ーガイド31のシュラウド21側には、上下方向に所定
間隔を置いて一対の爪部33が形成され、この爪部33
を、シュラウド21の側面に形成される係合部35に係
止することにより、エアーガイド31がシュラウド21
に着脱自在に係止されている。
【0007】なお、爪部33は、U字状の弾性部37に
係止突起39を形成してなり、この係止突起39を、シ
ュラウド21のコ字状の係合部35の一面に形成される
溝部41に係止することにより、爪部33が係合部35
に係止されている。
【0008】上述したシュラウド装置では、ラジエータ
11の側面を、エアーガイド31により覆ったので、フ
ァン27の回転により吸引される空気がラジエータ11
の側方を通過することを有効に防止でき、ラジエータ1
1の熱交換効率を向上することができる。
【0009】しかしながら、このような従来のシュラウ
ド装置では、上下方向に所定間隔を置いて形成される一
対の爪部33を、シュラウド21の側面に形成される係
合部35に、水平方向から挿入して係止しているため、
ラジエータ11,コンデンサ29等を車体に組み込んだ
状態で、シュラウド21からエアーガイド31を取り外
すのが非常に困難であり、後からのコンデンサ29の取
り付け等が非常に困難になるという問題があった。
【0010】従来、このような問題を解決したシュラウ
ド装置としては、例えば、実開平3−122231号公
報に開示されるものが知られている。このシュラウド装
置は、図9に示すように、シュラウド43の側部に沿っ
て案内溝45を形成し、この案内溝45にエアーガイド
47のシュラウド43側に形成される係合部49を摺動
可能に係合して構成されている。
【0011】このようなシュラウド装置では、ラジエー
タ等を車体に組み込んだ状態で、シュラウド43からエ
アーガイド49を容易に取り外すことが可能になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシュラウド装置では、シュラウド43にエア
ーガイド47を取り付けた状態で、シュラウド43を車
体側に取り付ける時に、エアーガイド47の下端が車体
側等に衝突すると、エアーガイド47が上方に向けて移
動する虞れがあるという問題があった。
【0013】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、シュラウドにエアーガイドを確実
に固定することができるシュラウド装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1のシュラウド装
置は、ラジエータのコア部の前面または後面をシュラウ
ドにより覆うとともに、前記ラジエータの側面をエアー
ガイドにより覆い、さらに、前記シュラウドの側部に沿
って案内突起を形成し、この案内突起に前記エアーガイ
ドの前記シュラウド側に形成される係合部を摺動可能に
係合してなり、前記エアーガイドの上部に、前記シュラ
ウド側に向けて突出する爪部を形成するとともに、前記
シュラウドの上部に、前記爪部を係止する係止部を形成
してなるものである。
【0015】請求項2のシュラウド装置は、ラジエータ
のコア部の前面または後面をシュラウドにより覆うとと
もに、前記ラジエータの側面を、エアーガイドにより覆
い、さらに、前記エアーガイドのシュラウド側に沿って
案内突起を形成し、この案内突起に前記シュラウドの側
部に形成される係合部を摺動可能に係合してなり、前記
エアーガイドの上部に、前記シュラウド側に向けて突出
する爪部を形成するとともに、前記シュラウドの上部
に、前記爪部を係止する係止部を形成してなるものであ
る。
【0016】
【作用】請求項1のシュラウド装置では、シュラウドへ
のエアーガイドの装着は、シュラウドの側部に沿って形
成される案内突起に、エアーガイドのシュラウド側に形
成される係合部を係合し、エアーガイドを下方に向けて
移動した後、エアーガイドの上部に形成される爪部を、
シュラウドの上部に形成される係止部に係止することに
より行なわれ、また、エアーガイドの取り外しは、爪部
の係止部への係止を解除した後、エアーガイドを上方に
引き抜くことにより行なわれる。
【0017】請求項2のシュラウド装置では、シュラウ
ドへのエアーガイドの装着は、エアーガイドのシュラウ
ド側に沿って形成される案内突起を、シュラウドの側部
に形成される係合部に係合し、エアーガイドを下方に向
けて移動した後、エアーガイドの上部に形成される爪部
を、シュラウドの上部に形成される係止部に係止するこ
とにより行なわれ、また、エアーガイドの取り外しは、
爪部の係止部への係止を解除した後、エアーガイドを上
方に引き抜くことにより行なわれる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1は、本発明のシュラウド装置の一実
施例の要部を示すもので、図において符号53は、弾力
性を有する樹脂からなるシュラウドを示しており、符号
55は、弾力性を有する樹脂からなるエアーガイドを示
している。
【0019】この実施例では、シュラウド53には、シ
ュラウド53の側部に沿って上下方向に案内突起57が
形成されている。この案内突起57には、上下方向に所
定間隔を置いて、係合突起59が形成されている。
【0020】そして、係合突起59の上部には、両側に
向けて突出部59aが形成され、この突出部59aによ
り嵌合部59bが形成されている。係合突起59の下部
の両側には、逃げ部59cが形成され、前面には、三角
状の凸部59dが形成されている。
【0021】一方、エアーガイド55のシュラウド53
側には、シュラウド53に形成される案内突起57に摺
動可能に係合される係合部61が、上下方向に所定間隔
を置いて形成されている。
【0022】この係合部61は、図2に示すように、一
対のL字状の係止突起63を対向配置して形成され、係
止突起63の先端部65の間に、シュラウド53に形成
される案内突起57が嵌合可能とされている。
【0023】しかして、この実施例では、図3に示すよ
うに、エアーガイド55の上部には、シュラウド53側
に向けて突出する爪部69が一体形成されている。この
爪部69は、直角三角形状をしており、上面が係止面7
1とされ、先端から下方に向かう傾斜面が案内面73と
されている。
【0024】一方、シュラウド53の上部には、爪部6
9を係止する係止部75が形成されている。この係止部
75は、シュラウド53の外周に沿って突設される縁部
77に切欠部79を形成することにより形成されてい
る。
【0025】上述したシュラウド装置では、シュラウド
53へのエアーガイド55の装着は、図1に示したよう
に、シュラウド53の側部に沿って形成される案内突起
57に、エアーガイド55のシュラウド53側に形成さ
れる係合部61を係合し、エアーガイド55を下方に向
けて移動した後、エアーガイド55の上部に形成される
爪部69を、シュラウド53の上部に形成される係止部
75に係止することにより行なわれ、係止後には、図4
に示すようにシュラウド53とエアーガイド55とが連
結される。
【0026】そして、この時には、エアーガイド55の
係止部61の係合突起63が、図2に示したように、シ
ュラウド53の嵌合部59bに位置される。なお、この
実施例では、エアーガイド55を下方に向けて移動する
と、エアーガイド55の上部に形成される爪部69の案
内面73が、切欠部79の上方の縁部77の図3に二点
鎖線で示した部分Aを押圧し、これにより縁部77が内
側に向けて弾性変形し、爪部69の係止面71が切欠部
79に位置したところで、係止面71が切欠部79に挿
入され、同時に、縁部77が弾性により元の位置に復帰
し、爪部69が切欠部79に係止される。
【0027】一方、エアーガイド55の取り外しは、切
欠部79の上方の縁部77の図3に二点鎖線で示した部
分Aを押圧し、切欠部79を内側に向けて弾性変形させ
た状態で、エアーガイド55を多少引き抜き、爪部69
の係止部75への係止を解除した後、さらに、エアーガ
イド55を引き抜くことにより行なわれる。
【0028】しかして、上述したシュラウド装置では、
エアーガイド55の上部に形成される爪部69が、シュ
ラウド53の上部に形成される係止部75に係止される
ため、シュラウド53にエアーガイド55を確実に固定
することができる。
【0029】従って、シュラウド53にエアーガイド5
5を取り付けた状態で、シュラウド53を車体側に取り
付ける時に、エアーガイド55の下端が車体側等に衝突
した場合にも、エアーガイド55が上方に向けて移動す
ることがなくなる。
【0030】また、上述したシュラウド装置では、爪部
69が係止部75に係止される時に、爪部69の係止面
71が切欠部79に嵌合するため、充分な装着感を得る
ことができ、作業者によるシュラウド53へのエアーガ
イド55の装着をより確実なものにすることができる。
【0031】図5は、本発明のシュラウド装置の他の実
施例を示すもので、この実施例では、エアーガイド89
には、案内突起91が形成され、シュラウド93には、
案内突起91に係合する係合部95が形成されている。
【0032】このシュラウド装置においても図1に示し
た実施例とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1および請求
項2のシュラウド装置では、エアーガイドの上部に形成
される爪部が、シュラウドの上部に形成される係止部に
係止されるため、シュラウドにエアーガイドを確実に固
定することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシュラウド装置の一実施例の要部を示
す分解斜視図である。
【図2】図1の案内突起に係合部を嵌合した状態を示す
断面図である。
【図3】図1の要部の詳細を示す斜視図である。
【図4】図1のシュラウドにエアーガイドを係合した状
態を示す斜視図である。
【図5】本発明のシュラウド装置の他の実施例の要部を
示す断面図である。
【図6】従来のシュラウド装置を示す側面図である。
【図7】図6のシュラウドおよびエアーガイドを示す分
解斜視図である。
【図8】図6の爪部を係合部に係止した状態を示す断面
図である。
【図9】従来のシュラウド装置を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
53,93 シュラウド 55,89 エアーガイド 57,91 案内突起 61,95 係合部 69 爪部 75 係止部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジエータのコア部の前面または後面を
    シュラウド(53)により覆うとともに、前記ラジエー
    タの側面をエアーガイド(55)により覆い、さらに、
    前記シュラウド(53)の側部に沿って案内突起(5
    7)を形成し、この案内突起(57)に前記エアーガイ
    ド(55)の前記シュラウド(53)側に形成される係
    合部(61)を摺動可能に係合してなり、 前記エアーガイド(55)の上部に、前記シュラウド
    (53)側に向けて突出する爪部(69)を形成すると
    ともに、前記シュラウド(53)の上部に、前記爪部
    (69)を係止する係止部(75)を形成してなること
    を特徴とするシュラウド装置。
  2. 【請求項2】 ラジエータのコア部の前面または後面を
    シュラウド(93)により覆うとともに、前記ラジエー
    タの側面を、エアーガイド(89)により覆い、さら
    に、前記エアーガイド(89)のシュラウド(93)側
    に沿って案内突起(91)を形成し、この案内突起(9
    1)に前記シュラウド(93)の側部に形成される係合
    部(95)を摺動可能に係合してなり、 前記エアーガイド(89)の上部に、前記シュラウド
    (93)側に向けて突出する爪部(69)を形成すると
    ともに、前記シュラウド(93)の上部に、前記爪部
    (69)を係止する係止部(75)を形成してなること
    を特徴とするシュラウド装置。
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