JP3157578B2 - ケーブル管理装置 - Google Patents
ケーブル管理装置Info
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- JP3157578B2 JP3157578B2 JP00582992A JP582992A JP3157578B2 JP 3157578 B2 JP3157578 B2 JP 3157578B2 JP 00582992 A JP00582992 A JP 00582992A JP 582992 A JP582992 A JP 582992A JP 3157578 B2 JP3157578 B2 JP 3157578B2
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- holding plate
- management device
- cable management
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/28—Installations of cables, lines, or separate protective tubing therefor in conduits or ducts pre-established in walls, ceilings or floors
- H02G3/286—Installations of cables, lines, or separate protective tubing therefor in conduits or ducts pre-established in walls, ceilings or floors in walls
- H02G3/288—Installations of cables, lines, or separate protective tubing therefor in conduits or ducts pre-established in walls, ceilings or floors in walls in modular walls, e.g. wall panels
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B97/00—Furniture or accessories for furniture, not provided for in other groups of this subclass
- A47B2097/003—Cable holders; cable organisers
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/39—Cord and rope holders
- Y10T24/3916—One-piece
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T24/39—Cord and rope holders
- Y10T24/3936—Pivoted part
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、広くはオフィスパネル
システムに関し、より詳しくは、該システムの内部チャ
ンバ内にケーブルを保持し且つ分離する装置に関する。
システムに関し、より詳しくは、該システムの内部チャ
ンバ内にケーブルを保持し且つ分離する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ケーブル管理装置には、米国特許第4,87
6,835 号に記載された形式の壁パネルシステムを用いる
ことができる。なお、参考として、この米国特許の開示
を導入する。オフィス環境では、部屋を種々の作業ステ
ーションに細分するのに、可動の内壁パネルシステムが
頻繁に使用されている。これらの作業ステーションの数
及び形状は、ビジネス上の条件又は特定の従業者の要求
に基づいて大きく変化する。また、そのようなシステム
により与えられるフレキシビリティにより、変化するビ
ジネス上の条件、従業員又は作業工程等に適応できるよ
うに、作業ステーションを再構成することが可能であ
る。
6,835 号に記載された形式の壁パネルシステムを用いる
ことができる。なお、参考として、この米国特許の開示
を導入する。オフィス環境では、部屋を種々の作業ステ
ーションに細分するのに、可動の内壁パネルシステムが
頻繁に使用されている。これらの作業ステーションの数
及び形状は、ビジネス上の条件又は特定の従業者の要求
に基づいて大きく変化する。また、そのようなシステム
により与えられるフレキシビリティにより、変化するビ
ジネス上の条件、従業員又は作業工程等に適応できるよ
うに、作業ステーションを再構成することが可能であ
る。
【０００３】壁パネルシステムを用いる場合、作業ステ
ーションに電気的サービス及び通信サービスが行えるよ
うにすることが重要である。また、オフィス環境の美観
を高めるには、種々のケーブルをパネルシステム内に収
容するのが好ましい。多くの壁パネルシステムには、電
力を供給するためのモジュラ形のアクセス容易な内部配
電システムが組み込まれている。しかしながら、電話、
ファクシミリ、コンピュータ、及びコンピュータモデム
等の通信ケーブル及びデータケーブルは、パネルシステ
ム内で緩く敷設されることが多く、従って絡みや易い。
ーションに電気的サービス及び通信サービスが行えるよ
うにすることが重要である。また、オフィス環境の美観
を高めるには、種々のケーブルをパネルシステム内に収
容するのが好ましい。多くの壁パネルシステムには、電
力を供給するためのモジュラ形のアクセス容易な内部配
電システムが組み込まれている。しかしながら、電話、
ファクシミリ、コンピュータ、及びコンピュータモデム
等の通信ケーブル及びデータケーブルは、パネルシステ
ム内で緩く敷設されることが多く、従って絡みや易い。
【０００４】一般に生じるケーブルの乱れにより、作業
ステーションの再構成又は所与の作業ステーションの作
業工程の変更に要するコストが増大する。ケーブルの乱
れにより、配電工は、ケーブルを所望の構成に再組立て
（再接続）するとき、ケーブルの束を介してケーブルを
探すのに長時間を費やしてしまう。
ステーションの再構成又は所与の作業ステーションの作
業工程の変更に要するコストが増大する。ケーブルの乱
れにより、配電工は、ケーブルを所望の構成に再組立て
（再接続）するとき、ケーブルの束を介してケーブルを
探すのに長時間を費やしてしまう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、再組
立て時に容易な識別及びアクセスが行えるようにケーブ
ルを保持し且つ分離する装置を提供して上記欠点を解決
することを試みるものである。
立て時に容易な識別及びアクセスが行えるようにケーブ
ルを保持し且つ分離する装置を提供して上記欠点を解決
することを試みるものである。
【０００６】上記の課題を解決するために、本発明は、
ケーブルが敷設される内部空間を備えた壁パネルシステ
ムに使用するケーブル管理装置において、保持板と、こ
の保持板から外方に延びている複数の互いに間隔を隔て
たリテーナ部材であって、各リテーナ部材は、ケーブル
の包囲部を形成すると共に所望本数のケーブルをこの包
囲部に挿入し且つ取り出すことができるような閉鎖位置
及び開放位置を有し、各リテーナ部材は、保持板に隣接
する端部で終端する弾性的な止め具を有し、開放位置で
ケーブルを包囲部に配置し、止め具の端部を解放するこ
とにより止め具が元の位置に戻って保持板の方に付勢さ
れケーブルが横方向に滑り出ることが無いようにケーブ
ルを包囲するリテーナ部材と、保持板を壁パネルシステ
ムに固定する固定手段と、を有することを特徴としてい
る。また、本発明は、ケーブルが敷設される内部空間を
備えた壁パネルシステムに使用するケーブル管理装置に
おいて、保持板と、この保持板から外方に延びている複
数の互いに間隔を隔てたリテーナ部材であって、各リテ
ーナ部材は、ケーブルの包囲部を形成すると共に所望本
数のケーブルをこの包囲部に挿入し且つ取り出すことが
できるような閉鎖位置及び開放位置を有するリテーナ部
材と、これらのリテーナ部材を解放自在に閉鎖位置に固
定する係止手段と、保持板を壁パネルシステムに固定す
る固定手段と、を有し、各リテーナ部材は、保持板に隣
接する端部で終端する剛性のある止め具及びこの止め具
の一端に設けられたヒンジを有し、止め具の他端が係止
手段により保持板に固定できるようになっており、各リ
テーナ部材は、止め具を引いた開放位置でケーブルを包
囲部に配置し、止め具の他端を係止手段により固定する
ことにより、止め具がケーブルが横方向に滑り出ること
が無いようにケーブルを包囲することを特徴としてい
る。
ケーブルが敷設される内部空間を備えた壁パネルシステ
ムに使用するケーブル管理装置において、保持板と、こ
の保持板から外方に延びている複数の互いに間隔を隔て
たリテーナ部材であって、各リテーナ部材は、ケーブル
の包囲部を形成すると共に所望本数のケーブルをこの包
囲部に挿入し且つ取り出すことができるような閉鎖位置
及び開放位置を有し、各リテーナ部材は、保持板に隣接
する端部で終端する弾性的な止め具を有し、開放位置で
ケーブルを包囲部に配置し、止め具の端部を解放するこ
とにより止め具が元の位置に戻って保持板の方に付勢さ
れケーブルが横方向に滑り出ることが無いようにケーブ
ルを包囲するリテーナ部材と、保持板を壁パネルシステ
ムに固定する固定手段と、を有することを特徴としてい
る。また、本発明は、ケーブルが敷設される内部空間を
備えた壁パネルシステムに使用するケーブル管理装置に
おいて、保持板と、この保持板から外方に延びている複
数の互いに間隔を隔てたリテーナ部材であって、各リテ
ーナ部材は、ケーブルの包囲部を形成すると共に所望本
数のケーブルをこの包囲部に挿入し且つ取り出すことが
できるような閉鎖位置及び開放位置を有するリテーナ部
材と、これらのリテーナ部材を解放自在に閉鎖位置に固
定する係止手段と、保持板を壁パネルシステムに固定す
る固定手段と、を有し、各リテーナ部材は、保持板に隣
接する端部で終端する剛性のある止め具及びこの止め具
の一端に設けられたヒンジを有し、止め具の他端が係止
手段により保持板に固定できるようになっており、各リ
テーナ部材は、止め具を引いた開放位置でケーブルを包
囲部に配置し、止め具の他端を係止手段により固定する
ことにより、止め具がケーブルが横方向に滑り出ること
が無いようにケーブルを包囲することを特徴としてい
る。
【０００７】本発明の１つの好ましい実施例において
は、リテーナ部材が保持板の前面及び後面から外方に延
びている。また、リテーナ部材は互い違いの関係（stag
gered）に配置されて、保持板の側縁部に平行且つ隣接
した列を形成している。これにより、ケーブルが各リテ
ーナ部材に到達できる充分な間隙が形成され且つ識別ラ
ベル用の空所が保持板上に形成される。また、リテーナ
部材は保持板に形成された対応する孔の上に配置されて
おり、これにより、保持板の後面から延びているリテー
ナ部材内に配置されたケーブルを容易に識別することが
可能になる。
は、リテーナ部材が保持板の前面及び後面から外方に延
びている。また、リテーナ部材は互い違いの関係（stag
gered）に配置されて、保持板の側縁部に平行且つ隣接
した列を形成している。これにより、ケーブルが各リテ
ーナ部材に到達できる充分な間隙が形成され且つ識別ラ
ベル用の空所が保持板上に形成される。また、リテーナ
部材は保持板に形成された対応する孔の上に配置されて
おり、これにより、保持板の後面から延びているリテー
ナ部材内に配置されたケーブルを容易に識別することが
可能になる。
【０００８】好ましくは、各リテーナ部材は、所望の本
数のケーブルの横方向からの挿入及び取出しを可能にす
る閉鎖位置及び開放位置を有している。また、ロック手
段によりリテーナ部材を解放自在に閉鎖位置に固定でき
るようにするのが好ましい。本発明の好ましい実施例に
おいては、各リテーナ部材及び係止部材が弾性的な止め
具（クラスプ）を備えており、該止め具が保持板の方向
に付勢されている。これにより、止め具を外方に引っ張
り、包囲部内にケーブルを横方向から入れて止め具を緩
めれば、止め具はその元の位置に戻ってケーブルを実質
的に包囲する。
数のケーブルの横方向からの挿入及び取出しを可能にす
る閉鎖位置及び開放位置を有している。また、ロック手
段によりリテーナ部材を解放自在に閉鎖位置に固定でき
るようにするのが好ましい。本発明の好ましい実施例に
おいては、各リテーナ部材及び係止部材が弾性的な止め
具（クラスプ）を備えており、該止め具が保持板の方向
に付勢されている。これにより、止め具を外方に引っ張
り、包囲部内にケーブルを横方向から入れて止め具を緩
めれば、止め具はその元の位置に戻ってケーブルを実質
的に包囲する。
【０００９】装置の全体は一体として成形するのが好ま
しい。或いは、リテーナ部材を別体として形成し、接着
剤又はボルト等の他の任意の手段により保持板に連結し
てもよい。そのような別体のリテーナ部材は、保持板に
連結されるベースと、該ベースから外方に延びている止
め具とで構成するのが好ましい。好ましくは、固定手段
は、保持板の側縁部に対して垂直に連結された支持板
と、該支持板に対して垂直且つ外方に延びている少なく
とも２つのアンカとで構成する。この実施例は、支持板
を固定するアンカを受け入れるためのスロットが形成さ
れた垂直支持体を備えている壁パネルシステムに使用す
ることができる。
しい。或いは、リテーナ部材を別体として形成し、接着
剤又はボルト等の他の任意の手段により保持板に連結し
てもよい。そのような別体のリテーナ部材は、保持板に
連結されるベースと、該ベースから外方に延びている止
め具とで構成するのが好ましい。好ましくは、固定手段
は、保持板の側縁部に対して垂直に連結された支持板
と、該支持板に対して垂直且つ外方に延びている少なく
とも２つのアンカとで構成する。この実施例は、支持板
を固定するアンカを受け入れるためのスロットが形成さ
れた垂直支持体を備えている壁パネルシステムに使用す
ることができる。
【００１０】他の実施例においては、固定手段は保持板
の側縁部から延びているフランジからなり、該フランジ
には、ねじのような緊締具を受け入れるための少なくと
も２つの孔が設けられている。作動に際し、フランジの
孔は、壁パネルシステムの垂直支持体の対応する孔と整
合し、緊締具がこれらの孔内に挿入されて、ケーブル管
理装置が支持体に固定される。
の側縁部から延びているフランジからなり、該フランジ
には、ねじのような緊締具を受け入れるための少なくと
も２つの孔が設けられている。作動に際し、フランジの
孔は、壁パネルシステムの垂直支持体の対応する孔と整
合し、緊締具がこれらの孔内に挿入されて、ケーブル管
理装置が支持体に固定される。
【００１１】本発明の更に他の実施例は、サブストラク
チャに連結されるパネルを備えた壁パネル組立体を有す
る壁パネルシステムに使用できるものである。サブスト
ラクチャは複数のケーブルを収容するための内部チャン
バを形成し且つ内部チャンバにアクセスできるように着
脱自在に固定される前壁を有している。本発明のこの形
態においては、保持板の各側縁部からフランジが延びて
いて、チャンバ内の床上に保持板を水平に座合できるよ
うになっている。
チャに連結されるパネルを備えた壁パネル組立体を有す
る壁パネルシステムに使用できるものである。サブスト
ラクチャは複数のケーブルを収容するための内部チャン
バを形成し且つ内部チャンバにアクセスできるように着
脱自在に固定される前壁を有している。本発明のこの形
態においては、保持板の各側縁部からフランジが延びて
いて、チャンバ内の床上に保持板を水平に座合できるよ
うになっている。
【００１２】従って、作業ステーションを再構成すると
き又は所与の作業ステーションの作業工程を変更すると
きに、ケーブルの配置及び再組立てが容易になるよう
に、複数のケーブルを保持し且つ分離する簡単なケーブ
ル管理装置が提供される。
き又は所与の作業ステーションの作業工程を変更すると
きに、ケーブルの配置及び再組立てが容易になるよう
に、複数のケーブルを保持し且つ分離する簡単なケーブ
ル管理装置が提供される。
【００１３】
【実施例】ケーブル管理装置は、米国特許第4,876,835
号に開示されているように、ケーブルを敷設できる内部
空間を備えた壁パネルシステムに使用され、例えば、本
発明の譲受人により「Ethospace （登録商標）」及び
「Action Office Encore（登録商標）」として市販され
ているものがある。図１には、Ethospace 壁パネルシス
テムのフレーム（全体を番号２０で示す）が示されてお
り、図面の明瞭化のためパネルは除去されている。フレ
ーム２０は、複数の水平クロスメンバ２４及び垂直支持
体２２を有しており、図１及び図２にはこれらのうちの
垂直支持体２２Ａが示されている。図１及び図２におい
て、垂直支持体２２Ａの内面２８に取り付けられたケー
ブル管理装置の全体が番号２６で示されている。所望の
位置で固定できるようにするため、垂直支持体２２Ａ
は、その長さに沿って垂直方向に整合している、互いに
間隔を隔てた複数の孔又はスロット３０を有している。
号に開示されているように、ケーブルを敷設できる内部
空間を備えた壁パネルシステムに使用され、例えば、本
発明の譲受人により「Ethospace （登録商標）」及び
「Action Office Encore（登録商標）」として市販され
ているものがある。図１には、Ethospace 壁パネルシス
テムのフレーム（全体を番号２０で示す）が示されてお
り、図面の明瞭化のためパネルは除去されている。フレ
ーム２０は、複数の水平クロスメンバ２４及び垂直支持
体２２を有しており、図１及び図２にはこれらのうちの
垂直支持体２２Ａが示されている。図１及び図２におい
て、垂直支持体２２Ａの内面２８に取り付けられたケー
ブル管理装置の全体が番号２６で示されている。所望の
位置で固定できるようにするため、垂直支持体２２Ａ
は、その長さに沿って垂直方向に整合している、互いに
間隔を隔てた複数の孔又はスロット３０を有している。
【００１４】図２〜図６には、本発明の好ましい実施例
が示されている。ケーブル管理装置２６は、支持板３１
及び保持板３２を有している。保持板３２は、支持板３
１の中央から垂直方向外方に延びており、支持板３１と
は反対側の側縁部３４、上縁部３８、下縁部４０、前面
４２及び後面４４を有している。支持板３１から垂直方
向外方に複数のアンカ４１が延びており、該アンカ４１
はほぼ９０°で下方に曲がっている。図２に示すよう
に、ケーブル管理装置２６は、所望の高さにおいてアン
カ４１を支持部材（支持体）２２Ａの対応するスロット
３０内に差し込むことにより、所望の垂直位置において
垂直支持体２２Ａに固定される。支持板３１と共に（又
は支持板３１とは別に）保持板３２を壁パネルシステム
内の所望位置に固定する手段として、ボルト、ねじ、ク
リップ、接着剤等の任意の慣用手段を用いることができ
る。
が示されている。ケーブル管理装置２６は、支持板３１
及び保持板３２を有している。保持板３２は、支持板３
１の中央から垂直方向外方に延びており、支持板３１と
は反対側の側縁部３４、上縁部３８、下縁部４０、前面
４２及び後面４４を有している。支持板３１から垂直方
向外方に複数のアンカ４１が延びており、該アンカ４１
はほぼ９０°で下方に曲がっている。図２に示すよう
に、ケーブル管理装置２６は、所望の高さにおいてアン
カ４１を支持部材（支持体）２２Ａの対応するスロット
３０内に差し込むことにより、所望の垂直位置において
垂直支持体２２Ａに固定される。支持板３１と共に（又
は支持板３１とは別に）保持板３２を壁パネルシステム
内の所望位置に固定する手段として、ボルト、ねじ、ク
リップ、接着剤等の任意の慣用手段を用いることができ
る。
【００１５】また、保持板３２の前面４２及び後面４４
からは、互いに間隔を隔てて配置される複数のリテーナ
部材４６（図３にはリテーナ部材４６Ａ〜４６Ｃが示さ
れている）が外方に延びている。リテーナ部材４６は必
ずしも保持板３２の両面に設ける必要はないが、両面を
使用することにより、妨げられることなく利用できるリ
テーナ部材４６の個数従って保持できるケーブルの本数
を最大にすることができる。
からは、互いに間隔を隔てて配置される複数のリテーナ
部材４６（図３にはリテーナ部材４６Ａ〜４６Ｃが示さ
れている）が外方に延びている。リテーナ部材４６は必
ずしも保持板３２の両面に設ける必要はないが、両面を
使用することにより、妨げられることなく利用できるリ
テーナ部材４６の個数従って保持できるケーブルの本数
を最大にすることができる。
【００１６】リテーナ部材４６は、互い違いの関係にな
るように配置して、保持板３２の前面４２及び後面４４
上に第１列４８及び第２列５０（各列４８、５０は保持
板３２の側縁部３４に平行）が形成されるようにするの
が好ましい。一方の列における隣接するリテーナ部材４
６同士の間隔は、他方の列における互い違いの関係をな
す各リテーナ部材４６の長さとほぼ等しい。この関係が
図３に示されており、列４８における互いに隣接するリ
テーナ部材４６Ａと４６Ｂとの間隔は、列５０において
互い違いの関係をなしているリテーナ部材４６Ｃの長さ
にほぼ等しい。リテーナ部材４６をこのように互い違い
の関係に配置することにより、保持板３２の両面の全長
に沿って、連続した妨げのないリテーナ部材を形成する
ことができる。また、一方の列におけるリテーナ部材４
６同士の間隔は、各リテーナ部材４６の開閉に充分な間
隙を形成している。
るように配置して、保持板３２の前面４２及び後面４４
上に第１列４８及び第２列５０（各列４８、５０は保持
板３２の側縁部３４に平行）が形成されるようにするの
が好ましい。一方の列における隣接するリテーナ部材４
６同士の間隔は、他方の列における互い違いの関係をな
す各リテーナ部材４６の長さとほぼ等しい。この関係が
図３に示されており、列４８における互いに隣接するリ
テーナ部材４６Ａと４６Ｂとの間隔は、列５０において
互い違いの関係をなしているリテーナ部材４６Ｃの長さ
にほぼ等しい。リテーナ部材４６をこのように互い違い
の関係に配置することにより、保持板３２の両面の全長
に沿って、連続した妨げのないリテーナ部材を形成する
ことができる。また、一方の列におけるリテーナ部材４
６同士の間隔は、各リテーナ部材４６の開閉に充分な間
隙を形成している。
【００１７】この第１の好ましい実施例の他の特徴は、
第１列４８が側縁部３４に隣接しており、第２列５０が
第１列４８に隣接しており且つ支持板３１から間隔を隔
てていることである。従って、ラベル４９を、各リテー
ナ部材４６に隣接して保持板３２の前面４２上に配置し
て各リテーナ部材４６内に取り付けられるケーブルを識
別することができ、且つケーブルは、垂直支持体２２Ａ
の回りでの曲がり量が最小になるようにしてリテーナ部
材４６に到達することができる。
第１列４８が側縁部３４に隣接しており、第２列５０が
第１列４８に隣接しており且つ支持板３１から間隔を隔
てていることである。従って、ラベル４９を、各リテー
ナ部材４６に隣接して保持板３２の前面４２上に配置し
て各リテーナ部材４６内に取り付けられるケーブルを識
別することができ、且つケーブルは、垂直支持体２２Ａ
の回りでの曲がり量が最小になるようにしてリテーナ部
材４６に到達することができる。
【００１８】リテーナ部材４６の上記構成が本発明の好
ましい実施例であるけれども、リテーナ部材４６は、こ
れらにケーブルが到達できる限り、任意の方法で保持板
３２のいずれ側の面に配置することもできる。図３及び
図７に示すリテーナ部材４６Ａは、リテーナ部材４６の
好ましい形状を示すものである。リテーナ部材４６Ａは
ほぼ半円形の弾性止め具５２からなり、該止め具５２は
保持板３２の前面４２から延びており且つ前面４２に隣
接する端部５４に終端している。止め具５２（図７にお
いてその開放位置を破線で示してある）は保持板３２の
前面４２の方へ付勢されている。閉鎖位置において、止
め具５２は、これらの中に配置されたケーブルが横方向
に滑り出ることがないように充分防止できる大きな包囲
部５６を形成している。また、タブ５８が端部５４から
外方に延びており、該タブ５８は保持板３２から離れる
方向に或る角度で後退している面５９を有している。
ましい実施例であるけれども、リテーナ部材４６は、こ
れらにケーブルが到達できる限り、任意の方法で保持板
３２のいずれ側の面に配置することもできる。図３及び
図７に示すリテーナ部材４６Ａは、リテーナ部材４６の
好ましい形状を示すものである。リテーナ部材４６Ａは
ほぼ半円形の弾性止め具５２からなり、該止め具５２は
保持板３２の前面４２から延びており且つ前面４２に隣
接する端部５４に終端している。止め具５２（図７にお
いてその開放位置を破線で示してある）は保持板３２の
前面４２の方へ付勢されている。閉鎖位置において、止
め具５２は、これらの中に配置されたケーブルが横方向
に滑り出ることがないように充分防止できる大きな包囲
部５６を形成している。また、タブ５８が端部５４から
外方に延びており、該タブ５８は保持板３２から離れる
方向に或る角度で後退している面５９を有している。
【００１９】作動に際し、タブ５８を外方に引っ張って
包囲部５６内からケーブルを取り外し（又は包囲部５６
内にケーブルを配置し）、次にタブ５８を解放すれば止
め具５２がその元の位置に戻る。タブ５８と保持板３２
との間の間隙に対してケーブルの直径がそれ程大きくな
い場合には、タブ５８の面５９により、ケーブルを包囲
部５６内に強制的に押し込むことが可能になる。すなわ
ち、ケーブルの挿入の間に止め具５２は外方に押しやら
れ、ケーブルがパチンと挿入された後は所定位置に戻
る。
包囲部５６内からケーブルを取り外し（又は包囲部５６
内にケーブルを配置し）、次にタブ５８を解放すれば止
め具５２がその元の位置に戻る。タブ５８と保持板３２
との間の間隙に対してケーブルの直径がそれ程大きくな
い場合には、タブ５８の面５９により、ケーブルを包囲
部５６内に強制的に押し込むことが可能になる。すなわ
ち、ケーブルの挿入の間に止め具５２は外方に押しやら
れ、ケーブルがパチンと挿入された後は所定位置に戻
る。
【００２０】図３及び図７には、第１の好ましい実施例
の他の特徴が示されている。リテーナ部材４６は、保持
板３２に形成された対応する孔６０上に配置されてい
る。孔６０は任意の寸法にすることができるが、リテー
ナ部材４６とほぼ同じ長さをもち且つ幅はリテーナ部材
４６より大きいことが好ましい。これらの孔は、保持板
３２の後面４４から延びているリテーナ部材４６内に配
置されるケーブルの識別を可能にする。
の他の特徴が示されている。リテーナ部材４６は、保持
板３２に形成された対応する孔６０上に配置されてい
る。孔６０は任意の寸法にすることができるが、リテー
ナ部材４６とほぼ同じ長さをもち且つ幅はリテーナ部材
４６より大きいことが好ましい。これらの孔は、保持板
３２の後面４４から延びているリテーナ部材４６内に配
置されるケーブルの識別を可能にする。
【００２１】リテーナ部材４６は多くの異なる形状に作
ることができ且つ種々の材料特性をもつもので構成する
ことができる。装置全体は、B. F. Goodrich社から「Es
taloc （登録商標）」として市販されているNo. 59300
のような耐火弾性材料を用いて射出成形するのが好まし
い。リテーナ部材４６は任意の形状にでき、タブ５８は
必ずしも設ける必要はない。リテーナ部材４６は、完全
な包囲部を形成するものでもよく、また、剛性のもの、
しなやかなもの又は弾性のあるものでもよい。リテーナ
部材４６は保持板３２とは異なる材料で作ることがで
き、且つ慣用的な方法で保持板３２に取り付けることが
できる。再び図７を参照して説明すると、端部５４は保
持板３２に一体的に連結して、ケーブルを包囲部５６に
通すように構成することもできるが、図７のように、ケ
ーブルを通すことなく、止め具５２が閉鎖位置及び開放
位置を有していてケーブルを横方向から挿入できるよう
に構成するのが好ましい。
ることができ且つ種々の材料特性をもつもので構成する
ことができる。装置全体は、B. F. Goodrich社から「Es
taloc （登録商標）」として市販されているNo. 59300
のような耐火弾性材料を用いて射出成形するのが好まし
い。リテーナ部材４６は任意の形状にでき、タブ５８は
必ずしも設ける必要はない。リテーナ部材４６は、完全
な包囲部を形成するものでもよく、また、剛性のもの、
しなやかなもの又は弾性のあるものでもよい。リテーナ
部材４６は保持板３２とは異なる材料で作ることがで
き、且つ慣用的な方法で保持板３２に取り付けることが
できる。再び図７を参照して説明すると、端部５４は保
持板３２に一体的に連結して、ケーブルを包囲部５６に
通すように構成することもできるが、図７のように、ケ
ーブルを通すことなく、止め具５２が閉鎖位置及び開放
位置を有していてケーブルを横方向から挿入できるよう
に構成するのが好ましい。
【００２２】開放位置と閉鎖位置との間で移動できるリ
テーナ部材４６は、しなやか又は弾性のある止め具又は
ヒンジと組み合わせた剛性のある止め具等の任意の慣用
手段で構成することができる。同様に、端部５４を保持
板３２に固定するのにも、ボルト、ねじ、ピン、スナッ
プ、フック、ベルクロ形表面等の任意の慣用手段を用い
ることができる。
テーナ部材４６は、しなやか又は弾性のある止め具又は
ヒンジと組み合わせた剛性のある止め具等の任意の慣用
手段で構成することができる。同様に、端部５４を保持
板３２に固定するのにも、ボルト、ねじ、ピン、スナッ
プ、フック、ベルクロ形表面等の任意の慣用手段を用い
ることができる。
【００２３】図８は、リテーナ部材４６の別の実施例を
単一のリテーナ部材４６Ｄの側面図として示すものであ
る。リテーナ部材４６Ｄは、ヒンジ６３によって前面４
２に連結されたほぼ半円形の止め具６２を有しており、
該止め具６２は端部６４に終端している。止め具６２
（その開放位置を破線で示してある）は、端部６４から
外方に延びているタブ６８を有しており、該タブ６８は
止め具６２が閉鎖位置にあるとき、保持板３２と同一平
面に配置される。一般に「VELCRO（登録商標）」として
市販されているフック／ループファスナのフック部分を
形成するフック形部材が、タブ６８の底面上に接着剤で
取り付けられている。保持板３２の前面４２上にはルー
プ形材料７１が取り付けられており、該ループ７１の表
面に対してフック部材６９の面を置くことによりタブ６
８が保持板３２の前面４２に固定されて、完全な包囲部
６６を形成する。もちろん、フック／ループファスナの
フックとループとを逆の関係に取り付けることもでき
る。作動に際し、タブ６８を外方に引っ張りケーブルを
包囲部６６内に配置する。フック部材６９をループ部材
７１に押し付ければ止め具６２が固定される。
単一のリテーナ部材４６Ｄの側面図として示すものであ
る。リテーナ部材４６Ｄは、ヒンジ６３によって前面４
２に連結されたほぼ半円形の止め具６２を有しており、
該止め具６２は端部６４に終端している。止め具６２
（その開放位置を破線で示してある）は、端部６４から
外方に延びているタブ６８を有しており、該タブ６８は
止め具６２が閉鎖位置にあるとき、保持板３２と同一平
面に配置される。一般に「VELCRO（登録商標）」として
市販されているフック／ループファスナのフック部分を
形成するフック形部材が、タブ６８の底面上に接着剤で
取り付けられている。保持板３２の前面４２上にはルー
プ形材料７１が取り付けられており、該ループ７１の表
面に対してフック部材６９の面を置くことによりタブ６
８が保持板３２の前面４２に固定されて、完全な包囲部
６６を形成する。もちろん、フック／ループファスナの
フックとループとを逆の関係に取り付けることもでき
る。作動に際し、タブ６８を外方に引っ張りケーブルを
包囲部６６内に配置する。フック部材６９をループ部材
７１に押し付ければ止め具６２が固定される。
【００２４】図９及び図１０にはリテーナ部材４６の更
に他の実施例が、単一のリテーナ部材４６Ｅの平面図及
び側面図で示されている。リテーナ部材４６Ｅは、ベー
ス７２及び半円形の弾性止め具８０から構成されてい
る。ベース７２は、下縁部７４と、上縁部７６と、該上
縁部７６から外方に突出しているリップ７８とを備えて
いる。止め具８０はベース７２の下縁部７４から上方に
延びており且つリップ７８に隣接する端部８２に終端し
ていて、実質的な包囲部８４を形成している。端部８２
からはタブ８６が延びており、該タブ８６は、保持板３
２に面する面８７で、保持板３２から離れる方向に或る
角度で後退している面８７を備えている。また、リップ
７８は、外方に面する面で、包囲部８４に向かって或る
角度で後退している面７９を備えている。
に他の実施例が、単一のリテーナ部材４６Ｅの平面図及
び側面図で示されている。リテーナ部材４６Ｅは、ベー
ス７２及び半円形の弾性止め具８０から構成されてい
る。ベース７２は、下縁部７４と、上縁部７６と、該上
縁部７６から外方に突出しているリップ７８とを備えて
いる。止め具８０はベース７２の下縁部７４から上方に
延びており且つリップ７８に隣接する端部８２に終端し
ていて、実質的な包囲部８４を形成している。端部８２
からはタブ８６が延びており、該タブ８６は、保持板３
２に面する面８７で、保持板３２から離れる方向に或る
角度で後退している面８７を備えている。また、リップ
７８は、外方に面する面で、包囲部８４に向かって或る
角度で後退している面７９を備えている。
【００２５】作動に際し、前述の好ましい第１実施例と
同様に、タブ８６を外方に引っ張った状態でケーブルを
包囲部８４から取り外す（又は包囲部８４内に配置す
る）。その後タブ８６を解放すれば、リップ７８の方に
付勢されている止め具８０が閉鎖位置に戻される。別の
構成として、ケーブルを強制的に包囲部８４内に押し込
むことができるようにリップ７８の面７９及びタブ８６
の面８７の角度を定めておき、ケーブルの挿入時には止
め具８０が外方に曲げられ、パチンと挿入した後は元の
位置に戻るようにしてもよい。また、リップ７８は、包
囲部８４からケーブルが滑り出ることを防止する。ベー
ス７２は接着により保持板３２に取り付けてもよいし、
ボルト、リベット又は挿入等により連結することもでき
る。
同様に、タブ８６を外方に引っ張った状態でケーブルを
包囲部８４から取り外す（又は包囲部８４内に配置す
る）。その後タブ８６を解放すれば、リップ７８の方に
付勢されている止め具８０が閉鎖位置に戻される。別の
構成として、ケーブルを強制的に包囲部８４内に押し込
むことができるようにリップ７８の面７９及びタブ８６
の面８７の角度を定めておき、ケーブルの挿入時には止
め具８０が外方に曲げられ、パチンと挿入した後は元の
位置に戻るようにしてもよい。また、リップ７８は、包
囲部８４からケーブルが滑り出ることを防止する。ベー
ス７２は接着により保持板３２に取り付けてもよいし、
ボルト、リベット又は挿入等により連結することもでき
る。
【００２６】図１１及び図１２には、保持板を垂直支持
体２２に固定する手段の別の実施例が示されている。本
発明のこの形態においては、保持板３２の側縁部９４か
ら垂直方向にフランジ９２が延びており、該フランジ９
２にはボルト、ねじ、クリップ等の固定手段（図示せ
ず）を受け入れる複数の孔９６が設けられている。図２
に示す実施例と同様に、このケーブル管理装置２６は、
フランジの孔９６を垂直支持体２２Ａの孔３０と整合さ
せ且つ固定手段をこれらの孔内に配置することにより、
所望の垂直位置において垂直支持体２２Ａに固定され
る。
体２２に固定する手段の別の実施例が示されている。本
発明のこの形態においては、保持板３２の側縁部９４か
ら垂直方向にフランジ９２が延びており、該フランジ９
２にはボルト、ねじ、クリップ等の固定手段（図示せ
ず）を受け入れる複数の孔９６が設けられている。図２
に示す実施例と同様に、このケーブル管理装置２６は、
フランジの孔９６を垂直支持体２２Ａの孔３０と整合さ
せ且つ固定手段をこれらの孔内に配置することにより、
所望の垂直位置において垂直支持体２２Ａに固定され
る。
【００２７】図１３、図１４及び図１５には、ケーブル
を敷設できる内部空間を備えた他の一般的な壁パネルシ
ステム（すなわち「Action Office Encore」（登録商
標））に使用可能な本発明の別の形態を示すものであ
る。この形式の壁パネルシステムが、図１３に部分斜視
図で示されている。全体を番号１００で示すパネル組立
体は、サブストラクチャ１０４に連結されるパネル１０
２を有している。サブストラクチャ１０４は、複数のケ
ーブル１４０を収容する内部チャンバ１０６を形成して
おり、且つ後壁１０７と、チャンバ１０６にアクセスで
きるようにする着脱自在の前壁１０８とを有している。
図１３は、全体を番号１０９で示すケーブル管理装置が
内部チャンバ１０６内に設置された状態を示している。
を敷設できる内部空間を備えた他の一般的な壁パネルシ
ステム（すなわち「Action Office Encore」（登録商
標））に使用可能な本発明の別の形態を示すものであ
る。この形式の壁パネルシステムが、図１３に部分斜視
図で示されている。全体を番号１００で示すパネル組立
体は、サブストラクチャ１０４に連結されるパネル１０
２を有している。サブストラクチャ１０４は、複数のケ
ーブル１４０を収容する内部チャンバ１０６を形成して
おり、且つ後壁１０７と、チャンバ１０６にアクセスで
きるようにする着脱自在の前壁１０８とを有している。
図１３は、全体を番号１０９で示すケーブル管理装置が
内部チャンバ１０６内に設置された状態を示している。
【００２８】本発明のこの形態においては、板１１０
は、上面１１２と、下面１１４と、側縁部１１６と、前
縁部１１８と、後縁部１２０とを有している。リテーナ
部材１２２は上面１１２及び下面１１４の両面に配置さ
れているけれども、いずれか一方の面にのみ配置しても
よい。リテーナ部材１２２の形状及び配置は、前縁部１
１８又は後縁部１２０から列１２４の間隔を隔てる必要
がない点を除き、第１の好ましい実施例において説明し
たものと同じである。ケーブル１４０は、フレームの回
りで曲げてリテーナ部材１２２に到達させるのではな
く、水平に横たえられて、殆ど曲げられることなくリテ
ーナ部材１２２に到達することができる。
は、上面１１２と、下面１１４と、側縁部１１６と、前
縁部１１８と、後縁部１２０とを有している。リテーナ
部材１２２は上面１１２及び下面１１４の両面に配置さ
れているけれども、いずれか一方の面にのみ配置しても
よい。リテーナ部材１２２の形状及び配置は、前縁部１
１８又は後縁部１２０から列１２４の間隔を隔てる必要
がない点を除き、第１の好ましい実施例において説明し
たものと同じである。ケーブル１４０は、フレームの回
りで曲げてリテーナ部材１２２に到達させるのではな
く、水平に横たえられて、殆ど曲げられることなくリテ
ーナ部材１２２に到達することができる。
【００２９】本発明のこの形態においては、第１フラン
ジ１２６が、板１１０の側縁部１１６からリテーナ部材
１２２の最下部より下まで延びており、リテーナ部材１
２２がサブストラクチャ１０４の底壁又は床に接触しな
いようになっている。第１フランジ１２６の下縁部１３
０から外方に水平フランジ１２８が延びており、該水平
フランジ１２８は、サブストラクチャ１０４の底壁又は
床上に載置される座部１３２を形成している。水平フラ
ンジ１２８の端部１３４は、前壁１０８を閉じたときに
後壁１０７及び前壁１０８と係合して、ケーブル管理装
置１０９をサブストラクチャ１０４の内部チャンバ１０
６内に固定する。水平フランジは設ける必要がなく、ケ
ーブル管理装置１０９は第１フランジ１２６の下縁部１
３０上又は他の任意の種類の脚上に載置することができ
る。
ジ１２６が、板１１０の側縁部１１６からリテーナ部材
１２２の最下部より下まで延びており、リテーナ部材１
２２がサブストラクチャ１０４の底壁又は床に接触しな
いようになっている。第１フランジ１２６の下縁部１３
０から外方に水平フランジ１２８が延びており、該水平
フランジ１２８は、サブストラクチャ１０４の底壁又は
床上に載置される座部１３２を形成している。水平フラ
ンジ１２８の端部１３４は、前壁１０８を閉じたときに
後壁１０７及び前壁１０８と係合して、ケーブル管理装
置１０９をサブストラクチャ１０４の内部チャンバ１０
６内に固定する。水平フランジは設ける必要がなく、ケ
ーブル管理装置１０９は第１フランジ１２６の下縁部１
３０上又は他の任意の種類の脚上に載置することができ
る。
【００３０】
【発明の効果】本発明の全ての好ましい形態の作動に際
し、装置は壁パネルシステムの内部チャンバ内の所望の
位置に配置され、リテーナ部材の止め具が開かれ、各包
囲部の中には１本以上のケーブルが配置され、止め具が
閉じられて固定される。従って、複数のケーブルを保持
し且つ分離する簡単で効率的な装置が提供され、作業ス
テーションの再構成又は所与の作業ステーションの作業
工程の変更時にケーブルを容易に再組立てすることがで
きる。
し、装置は壁パネルシステムの内部チャンバ内の所望の
位置に配置され、リテーナ部材の止め具が開かれ、各包
囲部の中には１本以上のケーブルが配置され、止め具が
閉じられて固定される。従って、複数のケーブルを保持
し且つ分離する簡単で効率的な装置が提供され、作業ス
テーションの再構成又は所与の作業ステーションの作業
工程の変更時にケーブルを容易に再組立てすることがで
きる。
【００３１】以上、本発明をその好ましい実施例に関連
して説明したが、当業者ならば本発明の精神及び範囲か
ら逸脱することなく、本発明の形状及び細部に種々の変
更を加え得ることに気付くであろう。従って、上記詳細
な説明は制限的なものではなく例示的なものと考えるべ
きであり、特許請求の範囲の記載にはあらゆる均等物が
含まれる。
して説明したが、当業者ならば本発明の精神及び範囲か
ら逸脱することなく、本発明の形状及び細部に種々の変
更を加え得ることに気付くであろう。従って、上記詳細
な説明は制限的なものではなく例示的なものと考えるべ
きであり、特許請求の範囲の記載にはあらゆる均等物が
含まれる。
【図１】本発明の第１の好ましい実施例の正面図であ
り、壁パネルシステムに取り付けた状態をパネルを取り
外して示すものである。
り、壁パネルシステムに取り付けた状態をパネルを取り
外して示すものである。
【図２】図１の実施例の斜視図であり、壁パネルシステ
ムの垂直支持部材に連結した状態を示すものである。
ムの垂直支持部材に連結した状態を示すものである。
【図３】ケーブル管理装置の第１の好ましい実施例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図４】本発明のケーブル管理装置の第１の好ましい実
施例を示す側面図である。
施例を示す側面図である。
【図５】本発明のケーブル管理装置の第１の好ましい実
施例を示す側面図である。
施例を示す側面図である。
【図６】本発明のケーブル管理装置の第１の好ましい実
施例を示す底面図である。
施例を示す底面図である。
【図７】本発明の第１の好ましい実施例の部分側面図で
あり、開放位置及び閉鎖位置にある１つの止め具を示す
ものである。
あり、開放位置及び閉鎖位置にある１つの止め具を示す
ものである。
【図８】本発明の他の実施例の部分側面図であり、開放
位置及び閉鎖位置にある１つの止め具を示すものであ
る。
位置及び閉鎖位置にある１つの止め具を示すものであ
る。
【図９】本発明の他の実施例の部分側面図であり、止め
具とベースとからなる１つのリテーナ部材を示すもので
ある。
具とベースとからなる１つのリテーナ部材を示すもので
ある。
【図１０】図９のリテーナ部材の正面図である。
【図１１】本発明の他の実施例の正面図であり、別の固
定手段を示すものである。
定手段を示すものである。
【図１２】図１１の固定手段を示す側面図である。
【図１３】本発明の更に他の実施例の斜視図であり、壁
パネルシステムのサブストラクチャ内で床上に取り付け
られた状態を示すものである。
パネルシステムのサブストラクチャ内で床上に取り付け
られた状態を示すものである。
【図１４】図１３の実施例の正面図である。
【図１５】図１３及び図１４の実施例の平面図である。
【符号の説明】 ２０ フレーム ２２ 垂直支持体 ２２Ａ 垂直支持体 ２４ 水平クロスメンバ ２６ ケーブル管理装置 ３０ 孔（スロット） ３１ 支持板 ３２ 保持板 ４１ アンカ ４６ リテーナ部材 ４９ ラベル ５２ 止め具 ５６ 包囲部 ６２ 止め具 ６３ ヒンジ ６８ タブ ６９ フック形部材 ７１ ループ形部材 ７２ ベース ７８ リップ ９２ フランジ ９６ 孔 １００ パネル組立体 １０２ パネル １０４ サブストラクチャ １０６ 内部チャンバ １０９ ケーブル管理装置 １１０ 板 １２２ リテーナ部材 １２４ 列 １２６ 第１フランジ １２８ 水平フランジ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02G 3/38 E04B 2/74
Claims (16)
- 【請求項１】 ケーブルが敷設される内部空間を備えた
壁パネルシステムに使用するケーブル管理装置におい
て、 保持板と、 この保持板から外方に延びている複数の互いに間隔を隔
てたリテーナ部材であって、各リテーナ部材は、上記ケ
ーブルの包囲部を形成すると共に所望本数のケーブルを
この包囲部に挿入し且つ取り出すことができるような閉
鎖位置及び開放位置を有し、各リテーナ部材は、上記保
持板に隣接する端部で終端する弾性的な止め具を有し、
上記開放位置で上記ケーブルを上記包囲部に配置し、上
記止め具の端部を解放することにより上記止め具が元の
位置に戻って保持板の方に付勢され上記ケーブルが横方
向に滑り出ることが無いように上記ケーブルを包囲する
上記リテーナ部材と、 上記保持板を上記壁パネルシステムに固定する固定手段
と、 を有することを特徴とするケーブル管理装置。 - 【請求項２】 ケーブルが敷設される内部空間を備えた
壁パネルシステムに使用するケーブル管理装置におい
て、 保持板と、 この保持板から外方に延びている複数の互いに間隔を隔
てたリテーナ部材であって、各リテーナ部材は、上記ケ
ーブルの包囲部を形成すると共に所望本数のケーブルを
この包囲部に挿入し且つ取り出すことができるような閉
鎖位置及び開放位置を有する上記リテーナ部材と、 これらのリテーナ部材を解放自在に閉鎖位置に固定する
係止手段と、 上記保持板を上記壁パネルシステムに固定する固定手段
と、 を有し、 上記各リテーナ部材は、上記保持板に隣接する端部で終
端する剛性のある止め具及びこの止め具の一端に設けら
れたヒンジを有し、上記止め具の他端が上記係止手段に
より上記保持板に固定できるようになっており、上記各
リテーナ部材は、上記止め具を引いた開放位置で上記ケ
ーブルを上記包囲部に配置し、上記止め具の他端を上記
係止手段により固定することにより、上記止め具が上記
ケーブル が横方向に滑り出ることが無いように上記ケー
ブルを包囲することを特徴とする ケーブル管理装置。 - 【請求項３】 各止め具がほぼ半円形の形状を有してお
り、半円形の止め具の端部からタブが外方に延びてお
り、該タブを外方に引っ張り、包囲部内にケーブルを配
置し、次いでタブを緩めれば、止め具がその元の位置に
戻ってケーブルを実質的に包囲することを特徴とする請
求項１に記載のケーブル管理装置。 - 【請求項４】 各タブが保持板に対面する面を有してお
り、該面が保持板から離れる方向に或る角度で後退して
いて、タブと保持板との間の包囲部内にケーブルを押し
込むことができ、止め具が、ケーブルの挿入時に外方に
押しやられ、挿入後は所定位置にパチンと戻されること
を特徴とする請求項１に記載のケーブル管理装置。 - 【請求項５】 前記リテーナ部材が、保持板の前面及び
後面から延びていることを特徴とする請求項１又は請求
項２に記載のケーブル管理装置。 - 【請求項６】 前記リテーナ部材が互い違いの関係に配
置されて、保持板の側縁部と平行な第１列及び第２列を
形成し、一方の列における互いに隣接するリテーナ部材
同士の間隔は、他方の列における対応する互い違いの関
係にあるリテーナ部材の長さにほぼ等しく、第１列が保
持板の外方の側縁部に隣接しており且つ第２列が保持板
の内方の側縁部から間隔を隔てており、最小量の曲げに
より保持板が固定されるパネルシステムのフレームの回
りからリテーナ部材に到達できることを特徴とする請求
項５に記載のケーブル管理装置。 - 【請求項７】 前記保持板には複数の孔が形成されてお
り、各孔は、対応するリテーナ部材の下に配置されてお
り且つリテーナ部材より大きくて、保持板の後面から延
びているリテーナ部材内に配置されたケーブルを容易に
識別できることを特徴とする請求項１又は請求項２に記
載のケーブル管理装置。 - 【請求項８】 前記保持板の前面にはリテーナ部材に隣
接してラベルが配置されており、リテーナ部材内に配置
されたケーブルを容易に識別できることを特徴とする請
求項７に記載のケーブル管理装置。 - 【請求項９】 各リテーナ部材が、上縁部及び下縁部を
備えたベースと、弾性的な止め具とを有しており、該止
め具がベースの下縁部から外方に延びており且つベース
の上縁部に隣接する端部に終端していて実質的な包囲部
を形成しており、ベースが保持板に連結されており、止
め具がベースの上縁部の方へ付勢されていることを特徴
とする請求項１に記載のケーブル管理装置。 - 【請求項１０】 前記止め具がほぼ半円形の形状を有し
ており、半円形の止め具の端部からタブが外方に延びて
いることを特徴とする請求項９に記載のケーブル管理装
置。 - 【請求項１１】 前記ベースがその上縁部から外方に突
出しているリップを備えており、該リップが包囲部内に
ケーブルを保持することを特徴とする請求項１０に記載
のケーブル管理装置。 - 【請求項１２】 各タブが保持板に対面する面を有して
おり、該面が保持板から離れる方向に或る角度で後退し
ており、ベースの前記リップが外方に面する面を備えて
おり、該面が包囲部の方向に或る角度で後退しており、
ケーブルがタブとリップとの間から包囲部内に押し込め
られ、止め具が、ケーブルの挿入時に外方に押しやら
れ、挿入後は所定位置にパチンと戻されることを特徴と
する請求項１１に記載のケーブル管理装置。 - 【請求項１３】 前記ケーブル管理装置が一体構造から
なることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のケ
ーブル管理装置。 - 【請求項１４】 前記保持板がその側縁部から延びてい
るフランジを備えており、該フランジは固定手段を受け
入れるための少なくとも２つの孔を備えており、保持板
が、前記固定手段により、対応する孔を備えた壁パネル
システムのフレーム部材に固定されることを特徴とする
請求項１又は請求項２に記載のケーブル管理装置。 - 【請求項１５】 前記保持板が支持板の中央から垂直外
方に延びており、前記支持板が、前記ケーブル管理装置
を壁パネルシステムのフレーム部材に取り付けるための
少なくとも２つのアンカを備えていることを特徴とする
請求項１又は請求項２に記載のケーブル管理装置。 - 【請求項１６】 各壁パネル組立体がサブストラクチャ
に連結されるパネルを備えており、サブストラクチャが
複数のケーブルを収容する内部チャンバを形成しており
且つ該内部チャンバにアクセスできるように着脱自在に
固定される前壁を備えている、複数の壁パネル組立体を
備えた壁パネルシステムに使用するケーブル管理装置に
おいて、 上面、下面、側縁部、前縁部及び後縁部を備えた板と、 該板から外方に延びており且つ該板に隣接する端部に終
端しており、ケーブルの包囲部を形成するように互いに
間隔を隔てた複数の弾性的な止め具であって、この止め
具の前記端部を上方に引き上げ、前記包囲部内にケーブ
ルを配置し、前記端部を開放することにより前記止め具
がその元の位置に戻ってケーブルを実質的に包囲するよ
うになっている前記止め具と、 更に、前記板を壁パネルシステムに固定する固定手段を
有することを特徴とするケーブル管理装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/642,325 US5277006A (en) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | Cable management apparatus |
| US07/642325 | 1991-01-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04325818A JPH04325818A (ja) | 1992-11-16 |
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