JP3156459B2 - 調湿貯蔵室付冷蔵庫 - Google Patents

調湿貯蔵室付冷蔵庫

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/061Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation through special compartments

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫内に収納される食
品、例えばサンドイッチ等をラップすることなく、高鮮
度で長期間保存できる調湿機能付冷蔵庫を提供すること
を目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来例を図7の冷蔵庫本体の断面図で説
明すると、31は冷蔵庫本体、32は冷凍室、33は冷
凍室扉、34は冷蔵室、35は冷蔵室扉、36はチルド
容器、38はチルド室扉、39は野菜室、40は野菜容
器、41は野菜室扉、42は野菜容器蓋、43は調湿
板、44は冷却器、45は圧縮機、46は冷気循環用フ
ァン、47は冷気循環用ファン駆動モーター、48と4
9は冷気風路である。上記構成により、圧縮機45、冷
却器44による冷凍サイクルおよび冷気循環用ファン4
6の回転により、冷凍室32、冷蔵室34、チルド室3
6、野菜室39は、所定の温度に冷却される。ここで野
菜室39に注目すると、従来の野菜室39は野菜容器4
0の上面の野菜容器蓋42に調湿板43を設けて、野菜
容器40内の湿度を70%RH以上になるようにコント
ロールしていた。この野菜室39は温度的に見ると3℃
以上を対象としている。また、野菜容器40は、野菜を
多量に入れたときのことを考え、僅かな冷気を局所より
取り入れる隙間50より該容器内に取り入れる構造で3
℃〜5℃、85〜95%RHのものがある。
【0003】尚、この種従来例には特開昭63−700
68号がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記図3の冷蔵庫本体
の断面図を用いて説明すると、従来技術の調湿機能付の
野菜室39に於いては次の如き問題があった。
【0005】(1)野菜容器40は凍結を恐れ温度を3
℃以上に管理しているので、野菜以外で、しかも調湿さ
れた貯蔵室を好む食品の保存には適していなかった。例
えば、0℃近傍の温度でしかも湿度65%RH以上が長
期保存に適しているチーズあるいはバター、牛乳、マー
ガリンでは、上記の3℃以上で70%以上若しくは3℃
〜5℃、85〜95%RHでは保存に向かない。したが
って氷結点近傍温度で保存しようとするチルド温度帯の
食品では、このままの形で応用することが出来なかっ
た。
【0006】(2)野菜容器40と野菜容器蓋42との
間に局部的な隙間50を作り、その隙間50から冷気を
野菜容器40内に取り入れるようにした従来の野菜容器
40の場合、野菜容器であるため局所的な萎れ等は少な
いが、野菜のように葉脈で全体がつながっていないサン
ドイッチ、或いは先に挙げたバター、牛乳では、その冷
却用の風で部分乾燥が促進され若しくは部分的に適温よ
り他かい温度の風が吹き付けられて、局部的な品質劣化
が短期間で発生するという問題があった。本発明の目的
は、貯蔵食品の鮮度を長期間維持できる冷蔵庫を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、貯蔵室と、
この貯蔵室の内側に、引出可能に設けられ上方が開放さ
れた容器と、この容器の上方を覆って配置された蓋体と
を備えた冷蔵庫であって、前記蓋体の前記容器に面した
表面に設けられた吸湿部材と、前記蓋体と前記容器との
間に設けられ、この容器内に前記冷却器からの冷気が流
入する隙間と、この容器に流入した冷気が流出する隙間
とを備え、前記貯蔵室内の空気が前記容器または前記蓋
体の外側を流れる冷蔵庫により達成される。さらに、前
記蓋体の前記容器に面した表面に設けられた吸湿部材
と、前記蓋体と前記容器との間に設けられ、この容器内
に前記冷却器からの冷気が流入する隙間と、この容器内
に流入した冷気が流出する隙間とを備え、前記貯蔵室の
空気が前記容器または前記蓋体の外側を流れる冷蔵庫に
より達成される。前記蓋体の前記容器に面した表面に設
けられた吸湿部材と、前記蓋体と前記容器の上端部とが
対向する部分のほぼ全域に設けられ前記冷却器からの冷
気が通流する隙間とを備え、前記貯蔵室内の空気が前記
容器または前記蓋体の外側を流れる冷蔵庫により達成さ
れる。
【0008】
【作用】本発明の貯蔵室は、その内側に貯蔵用の容器
と、この容器を覆って容器内の水分を吸収できる吸室部
材が設けられた蓋体を備え、これら容器または蓋体の外
側を貯蔵室内の空気が流れる。そして、蓋体と容器との
間に設けられた隙間から冷気が容器内に流入し、蓋体の
容器側と接触した容器内の空気が蓋体と容器との間に設
けられた隙間を介して容器外に流出する。このことか
ら、容器内の湿度が調節され、食品の長期保存が可能と
なる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の詳細を図に示す一実施例で説
明する。
【0010】まず図1に於いて、1は冷蔵庫本体、2は
冷凍室、3は冷凍室扉、4は冷蔵室、5は冷蔵室扉、6
は3℃未満〜氷結点近傍の温度に管理された貯蔵室(チ
ルド室)、7はこの貯蔵室6を構成する容器、8はこの
容器7の上面開口部を覆う蓋体、9はこの蓋体8の一部
を構成するよう取付けられた調湿板、10は貯蔵室6を
取付けた扉。この扉10は本体1に対し、引出し式に取
付けられている。即ち扉10を出し入れすると貯蔵室6
が本体1より出し入れされるものである。
【0011】11は野菜室、12は野菜容器、13は野
菜室扉、14は野菜容器の蓋、15は調湿板、16は冷
却器、17は圧縮機、18は冷気循環用ファン、19は
冷気循環用ファン駆動モータ、20、21は冷気風路で
ある。
【0012】上記構成により、圧縮機17、冷却器16
による冷凍サイクルおよび冷気循環用ファン18の回転
により、冷凍室2、冷蔵室4、チルド室6、野菜室11
は所定の温度に冷却される。
【0013】次に図2、図3に於いて貯蔵室6を構成す
る容器7と、蓋体8との関係を説明すると、6は内部を
3℃未満〜氷結点近傍の温度に冷却されている貯蔵室で
ある。この貯蔵室6は、容器7及び蓋体8の周囲を流れ
る冷気(図中矢印で示す)により冷却される。
【0014】換言すると、間接冷却で冷されているもの
である。9は、調湿板である。22は容器7と蓋体8間
に出来る隙間を示す。この隙間22は容器7と蓋体8の
合わせ部全体(ほぼ全周)にわたって設けられており、
実施例では約1mmである。
【0015】そして上記容器7内に未包装のチルド食品
を標準状態(容積の50%位)まで入れた時、該チルド
食品より出る水蒸気で貯蔵室6内の湿度を80〜90%
RHが確保できるよう、構成されている。即ち、この湿
度80〜90%RHが確保できるよう先の調湿板9の大
きさ、隙間22は設計されている。
【0016】従って、容器8内に入れるチルド食品が容
積の50%以上を越える多量負荷のときには、この容器
7内の湿度は90%RHを越え100%RHに近づく。
【0017】若し100%RHを越えるようなことがあ
ると、調湿板9を通して貯蔵室外に放出されるものであ
る。
【0018】また、負荷が減った場合には80〜90%
RHの湿度が70〜80%RH近くまで減る訳である。
【0019】冷気を貯蔵室内に誘導する理由は、重負荷
のとき食品より蒸散する湿気が容器7或いは蓋体8裏面
に付着しつづけようとする水分を貯蔵室6外に持ち出す
役目を果たす為である。
【0020】次に、上記調湿板および、この調湿板を用
いた調湿の実験結果を以下に説明する。旭化成の商品名
サンファインAQの板厚1.5mmの親水性多孔質ポリエ
チレン板は親水性:8.1cm/3分、含水率:43%、
気孔率:45%の特性を持つ。この親水性多孔質ポリエ
チレン板を、調湿室の容器の蓋に取付けるものである。
尚、この時の容器形状は開口面積(cm2)と深さ(cm)
の比が70〜190になるようにする。また、調湿板の
面積を、先の開口面積の0.4〜0.6倍に設定してお
く。調湿板の面積は、容器との関係を上記の如く設定す
ることにより、実験により次の結果が得られた。
【0021】結果: 結露発生<容器開口面積の0.4
〜0.6倍<湿度70%RH確保不可(透過大のため) 説明1.調湿板の大きさを容器開口面積の0.4倍以下
にすると、食品から出る水分量が上記調湿板の保水量を
上回り、調湿板の無い蓋の裏面に結露してしまうもので
ある。
【0022】説明2.調湿板の大きさを容器開口面積の
0.6倍以上にすると、調湿板に吸湿された水分が蓋の
表面を流れる冷気により、蒸散される割合が増大するた
めである。
【0023】次に図4を用いてこの貯蔵室6内に入れる
食品について説明すると、図4は食品の最適貯蔵温度、
湿度を表した図である。本発明の貯蔵室6内に入る食品
は、湿度70%RH以上で温度0℃〜3℃未満が適温で
あり(これは、例えば豆腐0℃〜5℃、マーガリン0℃
〜2℃の重なる温度帯を適温とした)、この湿度70%
RH以上の数値は適湿度65〜75%RHのチーズおよ
び豆類等の平均値と、適湿度80〜90%RHのジャム
類等の高湿度製品を考慮して実験により求めたものであ
る。
【0024】次に上記の氷結点近傍温度〜3℃未満、湿
度70%RH以上に管理された貯蔵室に食品を貯蔵した
時の貯蔵状態について、図5、図6をもって説明する
と、図5はサシミ盛りあわせの重量変化を表したもので
あり、図6はサラダの重量変化を表したものである。
尚、この時貯蔵室6への食品収納量は標準状態である。
【0025】図5、図6より、サシミ、サラダとも温
度、湿度が管理されていない従来比較機に比較し、本発
明の高湿室は優れていることが判る。
【0026】また、上記収納品の外観観察に於いても、
本発明の高湿室は貯蔵室6内に取り入れる冷気が、容器
と蓋の重ね合わせ部全周より、ほんの僅か該収納食品の
回りから食品を包み込むように触れる形になるので、従
来の如く収納食品の局部劣化がないものである。
【0027】次に、食生活の様々なシーンで、いろいろ
活かせる高湿度保存について説明すると、各シーンは大
別して次の(1)〜(5)のシーンに分けられる。
【0028】(1)お父さんの帰りが遅いとき (2)忙しい時の下ごしらえ (3)みんなが集まるパーティーの時 (4)残りものを取っておく時 (5)チルド食品のまとめ買いをした時 (1)のお父さんの帰りが遅いときは、夕食のおかずを
ラップなしで盛りつけたまま保持できるものである。例
えば、上記したサシミの盛りつけ、サラダ盛り、冷や奴
などがある。(2)の忙しい時の下ごしらえとしては、
そのまま入れておけば後は仕上げだけという食品の貯蔵
に最適である。この例には餃子、春巻きなどのほか、カ
マボコやチクワなどの魚肉の練り製品や、チーズを使用
したピザなどの半調理済食品の保存などが上げられる。
【0029】(3)のみんなが集まるパーティーの時
は、型くずれなくケーキやサンドイッチの盛り合わせ、
オードブルなどもラップなしで保存できるので、盛りつ
けたきれいなままでお客様のおもてなしができるもので
ある。(4)の残りものを取っておく時には、毎日の食
卓に欠かせないお惣菜など、一度に食べ切れない時もラ
ップなしでそのまま保存できるものである。(5)のチ
ルド食品のまとめ買いをした時には、一度で使い切れな
いハムやチーズ、カマボコなどのチルド食品を、ラップ
なしでも切り口の乾燥を抑えて保存できるものである。
以上の如く、本調湿室は食生活の様々なシーンに活用で
きるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、貯蔵食品の鮮度を長期
間維持できる冷蔵庫を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例となる調湿機能付冷蔵庫本体
の断面図である。
【図2】本発明を備えた高湿室の拡大説明図である。
【図3】図2A部拡大図である。
【図4】食品の最適貯蔵温度、湿度を示す図である。
【図5】サシミ盛りあわせの重量変化を示す図である。
【図6】サラダの重量変化を示す図である。
【図7】従来冷蔵庫の縦断面図である。
【符号の説明】
1・・・冷蔵庫本体 12・・・野菜容
器 2・・・冷凍室 13・・・野菜室
扉 3・・・冷凍室扉 14・・・野菜容
器の蓋 4・・・冷蔵室 15・・・調湿板 5・・・冷蔵室扉 16・・・冷却器 6・・・貯蔵室 17・・・圧縮機 7・・・容器 18・・・冷気循
環用ファン 8・・・蓋体 19・・・冷気循
環用ファン駆動モータ 9・・・調湿板 20・・・冷気風
路 10・・・扉 21・・・冷気
風路 11・・・野菜室 22・・・隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−257683(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 23/00 302 F25D 25/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯蔵室と、この貯蔵室の内側に、引出可能
    に設けられ上方が開放された容器と、この容器の上方を
    覆って配置された蓋体とを備えた冷蔵庫であって、 前記蓋体の前記容器に面した表面に設けられた吸湿部材
    と、前記蓋体と前記容器との間に設けられ、この容器内
    に前記冷却器からの冷気が流入する隙間と、この容器に
    流入した冷気が流出する隙間とを備え、前記容器または
    前記蓋体の外側を前記貯蔵室内の空気が流れる 冷蔵庫。
  2. 【請求項2】貯蔵室と、この貯蔵室の内側に、引出可能
    に設けられ上方が開放されて内部をチルド用食品の貯蔵
    用に使用可能な容器と、この容器の上方を覆って配置さ
    れた蓋体とを備えた冷蔵庫であって、 前記蓋体の前記容器に面した表面に設けられた吸湿部材
    と、前記蓋体と前記容器との間に設けられ、この容器内
    に前記冷却器からの冷気が流入する隙間と、この容器内
    に流入した冷気が流出する隙間とを備え、前記容器また
    は前記蓋体の外側を前記貯蔵室の空気が流れる冷蔵庫。
  3. 【請求項3】貯蔵室と、この貯蔵室の内側に、引出可能
    に設けられ上方が開放された容器と、この容器の上方を
    覆って配置された蓋体とを備えた冷蔵庫であって、 前記蓋体の前記容器に面した表面に設けられた吸湿部材
    と、前記蓋体と前記容器の上端部とが対向する部分のほ
    ぼ全域に設けられ前記冷却器からの冷気が通流する隙間
    とを備え、前記容器または前記蓋体の外側を前記貯蔵室
    内の空気が流れる冷蔵庫。
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JP6302326B2 (ja) * 2014-03-31 2018-03-28 シャープ株式会社 冷蔵庫
EP3225943A1 (de) * 2016-03-31 2017-10-04 Liebherr-Hausgeräte Lienz GmbH Kühl- und/oder gefriergerät
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