JP3155036B2 - 包装体 - Google Patents
包装体Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、包装袋や包装容器な
どの包装体に関する。
どの包装体に関する。
【０００２】
【従来の技術】食品等で紫外線によって変質したり劣化
する物質のあることは、よく知られている。
する物質のあることは、よく知られている。
【０００３】紫外線を遮蔽して、このような変質等を防
止するため、アルミニウム等の金属箔、金属蒸着、カー
ボンを混入した塗膜等を含む遮蔽層を包装体に設ける手
段が採られている。
止するため、アルミニウム等の金属箔、金属蒸着、カー
ボンを混入した塗膜等を含む遮蔽層を包装体に設ける手
段が採られている。
【０００４】しかしながら、このような手段によれば、
紫外線の遮蔽は果せるものの、可視光線領域の光線まで
も遮蔽してしまうため、上記のような遮蔽層を用いた包
装体では、外部から内容物を見ることができず、内容物
の確認、商品性などに難点があった。
紫外線の遮蔽は果せるものの、可視光線領域の光線まで
も遮蔽してしまうため、上記のような遮蔽層を用いた包
装体では、外部から内容物を見ることができず、内容物
の確認、商品性などに難点があった。
【０００５】また、有機性紫外線吸収剤を混入した遮蔽
層を用いた包装体もあるが、紫外線吸収能が不充分で、
内容物の変質等を防止する効果が少ない。
層を用いた包装体もあるが、紫外線吸収能が不充分で、
内容物の変質等を防止する効果が少ない。
【０００６】
【発明の課題】そこで、この発明の課題は、充分な紫外
線遮蔽効果を有し、かつ可視光線は透過する包装体を提
供することである。
線遮蔽効果を有し、かつ可視光線は透過する包装体を提
供することである。
【０００７】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するため、この発
明においては、平均粒径が０．２μｍ以下の酸化亜鉛微
粒子を密度０．０４〜０．８ｇ／（ｍ2 ・μｍ）の割合
で均一に分散させた層を設け、紫外線を遮断し、かつ可
視光線を透過する包装材によって包装体を形成したので
ある。
明においては、平均粒径が０．２μｍ以下の酸化亜鉛微
粒子を密度０．０４〜０．８ｇ／（ｍ2 ・μｍ）の割合
で均一に分散させた層を設け、紫外線を遮断し、かつ可
視光線を透過する包装材によって包装体を形成したので
ある。
【０００８】
【作用】上記のような酸化亜鉛微粒子を特定の分散密度
で含有させることにより、波長４００ｎｍ以下の紫外線
だけを吸収し、波長４００ｎｍ〜８００ｎｍの可視光線
を透過させることができる。
で含有させることにより、波長４００ｎｍ以下の紫外線
だけを吸収し、波長４００ｎｍ〜８００ｎｍの可視光線
を透過させることができる。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１０】まず、包装体を形成する包装材について述
べる。
べる。
【００１１】図１に示すように、包装材１は、透明性の
良い合成樹脂フィルム２に、酸化亜鉛の微粒子を均一に
分散させた塗膜３を設けたものである。この塗膜３は、
エポキシ樹脂やセルロースが好ましく、また接着剤層で
あってもよい。
良い合成樹脂フィルム２に、酸化亜鉛の微粒子を均一に
分散させた塗膜３を設けたものである。この塗膜３は、
エポキシ樹脂やセルロースが好ましく、また接着剤層で
あってもよい。
【００１２】前記微粒子は、平均粒径が０．２μｍ以下
のものを使用する。０．２μｍを越えると可視光線を散
乱し易く、透視ができなくなるからである。特に好まし
い範囲は、０．０１〜０．０５μｍである。
のものを使用する。０．２μｍを越えると可視光線を散
乱し易く、透視ができなくなるからである。特に好まし
い範囲は、０．０１〜０．０５μｍである。
【００１３】上記微粒子の分散密度は、０．０４〜０．
８ｇ／（ｍ2 ・μｍ）特に、０．１〜０．４ｇ／（ｍ2
・μｍ）が好ましい。０．０４／（ｍ2 ・μｍ）未満で
は紫外線の遮蔽効果が小さく、逆に０．８ｇ／（ｍ2 ・
μｍ）を超えると、例えば接着力の低下など混入層の物
性に影響を与えるばかりでなく、可視光線の透過率も低
下する。微粒子を分散した層の厚みは、特に限定される
べきではないが、通常０．３〜１０μｍの範囲で、好ま
しくは２〜１０μｍの範囲で適宜選択すればよい。酸化
亜鉛の分散手段としては、ボールミル法や３本ロール法
などの公知の分散方法でよく、必要であればシランカプ
リング剤などの分散助剤を添加して分散性を向上させる
こともできる。
８ｇ／（ｍ2 ・μｍ）特に、０．１〜０．４ｇ／（ｍ2
・μｍ）が好ましい。０．０４／（ｍ2 ・μｍ）未満で
は紫外線の遮蔽効果が小さく、逆に０．８ｇ／（ｍ2 ・
μｍ）を超えると、例えば接着力の低下など混入層の物
性に影響を与えるばかりでなく、可視光線の透過率も低
下する。微粒子を分散した層の厚みは、特に限定される
べきではないが、通常０．３〜１０μｍの範囲で、好ま
しくは２〜１０μｍの範囲で適宜選択すればよい。酸化
亜鉛の分散手段としては、ボールミル法や３本ロール法
などの公知の分散方法でよく、必要であればシランカプ
リング剤などの分散助剤を添加して分散性を向上させる
こともできる。
【００１４】包装材１は、図２に示すごとく、合成樹脂
フィルム２の表面にスパッタリング等の気相法によっ
て、酸化亜鉛層４を設けたものであってもよい。
フィルム２の表面にスパッタリング等の気相法によっ
て、酸化亜鉛層４を設けたものであってもよい。
【００１５】また、図３のように、合成樹脂フィルム２
の成膜時に酸化亜鉛微粒子を混練添加してもよい。
の成膜時に酸化亜鉛微粒子を混練添加してもよい。
【００１６】いずれの場合も、酸化亜鉛の平均粒径及び
分散密度は前記と同様である。
分散密度は前記と同様である。
【００１７】図４は、図１乃至図３の包装材１を実際に
適用した場合の積層体を示す。
適用した場合の積層体を示す。
【００１８】図示のように、積層体１０は、ヒートシー
ル層１１、中間補強層１２、表面保護層１３を接着剤層
１４、１４ａによって積層したものである。これらの層
１１、１２、１３、１４、１４ａのいずれかの層または
複数の層を前記図１乃至図３のいずれかの構成にすれば
よい。
ル層１１、中間補強層１２、表面保護層１３を接着剤層
１４、１４ａによって積層したものである。これらの層
１１、１２、１３、１４、１４ａのいずれかの層または
複数の層を前記図１乃至図３のいずれかの構成にすれば
よい。
【００１９】なお、層１１は例えばポリプロピレン、ポ
リエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエス
テル、ナイロン等の熱接着可能な樹脂層であり、層１２
はナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチ
レンのほか、ガスバリヤー性向上のため、エチレンビニ
ルアルコール、ポリ塩化ビニリデン等のバリヤー性樹脂
や、目視確認用の窓を設けた金属蒸着膜でもよい。
リエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエス
テル、ナイロン等の熱接着可能な樹脂層であり、層１２
はナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチ
レンのほか、ガスバリヤー性向上のため、エチレンビニ
ルアルコール、ポリ塩化ビニリデン等のバリヤー性樹脂
や、目視確認用の窓を設けた金属蒸着膜でもよい。
【００２０】層１３は、ポリエステル、ナイロン、ポリ
プロピレン等が用いられる。また、印刷層を設けてもよ
い。
プロピレン等が用いられる。また、印刷層を設けてもよ
い。
【００２１】層１４、１４ａは、ポリウレタン系ドライ
ラミネーション接着剤が好ましいが、接着強度が高い接
着剤であれば他の接着剤を用いて設けてもよい。
ラミネーション接着剤が好ましいが、接着強度が高い接
着剤であれば他の接着剤を用いて設けてもよい。
【００２２】ポリウレタン系接着剤は基本的にポリオー
ル成分とイソシアネート成分から成っており、使用しう
るポリオール成分としてはポリエーテルポリオール、ポ
リエステルポリオール、ポリウレタンポリオールなどを
例示することができる。
ル成分とイソシアネート成分から成っており、使用しう
るポリオール成分としてはポリエーテルポリオール、ポ
リエステルポリオール、ポリウレタンポリオールなどを
例示することができる。
【００２３】また、イソシアネート成分としてはトルイ
レンジイソシアネート（ＴＤＩ）、４，４′−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート（ＭＤＩ）、ヘキサメチレン
ジイソシアネート（ＨＤＩ）、キシリレンジイソシアネ
ート（ＸＤＩ）、イソホロソジイソシアネート（ＩＰＤ
Ｉ）などのジイソアネート類、これらの変性プレポリマ
ー、ビュレット型のアダクトを例示することができる。
レンジイソシアネート（ＴＤＩ）、４，４′−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート（ＭＤＩ）、ヘキサメチレン
ジイソシアネート（ＨＤＩ）、キシリレンジイソシアネ
ート（ＸＤＩ）、イソホロソジイソシアネート（ＩＰＤ
Ｉ）などのジイソアネート類、これらの変性プレポリマ
ー、ビュレット型のアダクトを例示することができる。
【００２４】ポリオール成分とイソシアネート成分との
組合わせは種々考えられるが、食品・医薬品の包装体に
は次の様な組合わせが推奨される。
組合わせは種々考えられるが、食品・医薬品の包装体に
は次の様な組合わせが推奨される。
【００２５】（ｉ）ポリエステルウレタンジオール／Ｉ
ＰＤＩ、ＸＤＩのトリメチロールプロパンアダクト、あ
るいは （ii）ポリエステルウレタンジオール／エポキシ樹脂／
ＩＰＤＩのトリマー。
ＰＤＩ、ＸＤＩのトリメチロールプロパンアダクト、あ
るいは （ii）ポリエステルウレタンジオール／エポキシ樹脂／
ＩＰＤＩのトリマー。
【００２６】勿論、上記層１１、１２、１３、１４、１
４ａは、必要に応じて取捨選択することができる。
４ａは、必要に応じて取捨選択することができる。
【００２７】上記積層体１０は、図５に示すように、２
枚合せにして周縁部１５をヒートシールすると包装袋と
なり、図６に示すように、容器本体２０のフランジ２１
にヒートシールし蓋として用いることができる。
枚合せにして周縁部１５をヒートシールすると包装袋と
なり、図６に示すように、容器本体２０のフランジ２１
にヒートシールし蓋として用いることができる。
【００２８】以下、さらに詳細な実験例について述べ
る。
る。
【００２９】〔実験例１〕ヒートシール層として６０μ
ｍの厚みの無延伸ポリプロピレン、中間層として１５μ
ｍの厚みのエチレンビニルアルコール、表面保護層とし
て１２μｍの厚みのポリエステルをそれぞれウレタン系
接着剤によって貼り合せた。
ｍの厚みの無延伸ポリプロピレン、中間層として１５μ
ｍの厚みのエチレンビニルアルコール、表面保護層とし
て１２μｍの厚みのポリエステルをそれぞれウレタン系
接着剤によって貼り合せた。
【００３０】前記表面保護層側の接着剤としては、予め
シランカップリング剤を用いて表面処理を施こした平均
粒径０．０１μｍの酸化亜鉛微粒子を分子量２０，００
０のポリエステルウレタンジオールに混練分散して得ら
れた分散液中にＮＣＯ／ＯＨ＝２となる迄ＩＰＤＩを添
加し、それから酢酸エチルエステルで希釈したウレタン
系接着剤を調製使用した。その固型分塗布量は４．０ｇ
／ｍ2 であり、またこのウレタン系接着剤層中に含有さ
れた酸化亜鉛微粒子の分散密度は０．２ｇ／（ｍ2 ・μ
ｍ）であった。
シランカップリング剤を用いて表面処理を施こした平均
粒径０．０１μｍの酸化亜鉛微粒子を分子量２０，００
０のポリエステルウレタンジオールに混練分散して得ら
れた分散液中にＮＣＯ／ＯＨ＝２となる迄ＩＰＤＩを添
加し、それから酢酸エチルエステルで希釈したウレタン
系接着剤を調製使用した。その固型分塗布量は４．０ｇ
／ｍ2 であり、またこのウレタン系接着剤層中に含有さ
れた酸化亜鉛微粒子の分散密度は０．２ｇ／（ｍ2 ・μ
ｍ）であった。
【００３１】得られた包装材を用いて形成した平袋の紫
外・可視領域における光吸収スペクトル、酸素ガス透過
度（ＣＣ／ｍ2 ・２４ｈｒｓ ａｔｍ ２３℃）及び接
着強度（ｇ／１５mm巾、Ｔ剥離、１００mm／ｍｉｎ）を
測定し、結果を図７に示した。
外・可視領域における光吸収スペクトル、酸素ガス透過
度（ＣＣ／ｍ2 ・２４ｈｒｓ ａｔｍ ２３℃）及び接
着強度（ｇ／１５mm巾、Ｔ剥離、１００mm／ｍｉｎ）を
測定し、結果を図７に示した。
【００３２】〔実験例２〕酸化亜鉛の平均粒径を０．１
５μｍとし塗布量中に分散密度が０．１ｇ／（ｍ2 ・μ
ｍ）となるようにしたほかは、実験例１と同様の平袋を
形成した。
５μｍとし塗布量中に分散密度が０．１ｇ／（ｍ2 ・μ
ｍ）となるようにしたほかは、実験例１と同様の平袋を
形成した。
【００３３】〔比較例１〕酸化亜鉛を添加しない接着剤
を用いたほかは、実験例１と同様の平袋を形成した。
を用いたほかは、実験例１と同様の平袋を形成した。
【００３４】〔比較例２〕酸化亜鉛の平均粒径を０．３
μｍとしたほかは、実験例１と同様の平袋を形成した。
μｍとしたほかは、実験例１と同様の平袋を形成した。
【００３５】〔比較例３〕酸化亜鉛の平均粒径を０．０
５μｍ、分散密度を０．０３ｇ／（ｍ2 ・μｍ）とした
ほかは、実験例１と同様の平袋を形成した。
５μｍ、分散密度を０．０３ｇ／（ｍ2 ・μｍ）とした
ほかは、実験例１と同様の平袋を形成した。
【００３６】〔比較例４〕紫外線吸収材料として酸化チ
タンを用い、その平均粒径を０．０２μｍとしたほか
は、実験例１と同様の平袋を形成した。
タンを用い、その平均粒径を０．０２μｍとしたほか
は、実験例１と同様の平袋を形成した。
【００３７】図７から明らかな通り、実験例において
は、波長６００ｎｍで、８０％以上の透過率を示し、波
長３７０ｎｍ以下では、１５％以下の透過に止まる。ま
た、酸素ガス透過度が１ｃｃ未満と良好なガスバリヤー
性を示し、接着強度も満足できる程十分高かった。
は、波長６００ｎｍで、８０％以上の透過率を示し、波
長３７０ｎｍ以下では、１５％以下の透過に止まる。ま
た、酸素ガス透過度が１ｃｃ未満と良好なガスバリヤー
性を示し、接着強度も満足できる程十分高かった。
【００３８】それに対して、比較例１は、紫外〜可視領
域にわたって、８０％以上の光線透過を示し、透明では
あるが、紫外線遮蔽能力がない。
域にわたって、８０％以上の光線透過を示し、透明では
あるが、紫外線遮蔽能力がない。
【００３９】比較例２は、紫外線遮蔽効果はあるもの
の、可視光線域で６５％と不透明であり、平均粒子径が
大きくなると光の屈折作用により光の乱反射が増加す
る。
の、可視光線域で６５％と不透明であり、平均粒子径が
大きくなると光の屈折作用により光の乱反射が増加す
る。
【００４０】比較例３は、酸化亜鉛の混入量が少なすぎ
るため紫外線透過量が増加してしまう。
るため紫外線透過量が増加してしまう。
【００４１】比較例４は、酸化チタンの紫外線吸収能が
酸化亜鉛より劣るため、紫外線遮蔽性が劣る。
酸化亜鉛より劣るため、紫外線遮蔽性が劣る。
【００４２】以上の結果から、接着剤中に、平均粒径
０．２μｍ以下の酸化亜鉛粉末を適宜の方法で分散し、
塗布被膜中に０．０４〜０．８ｇ／（ｍ2 ・μｍ）含有
するように設けたものは、紫外線遮蔽性と透明性すなわ
ち可視光線透過性を有する包装体が得られることが判
る。
０．２μｍ以下の酸化亜鉛粉末を適宜の方法で分散し、
塗布被膜中に０．０４〜０．８ｇ／（ｍ2 ・μｍ）含有
するように設けたものは、紫外線遮蔽性と透明性すなわ
ち可視光線透過性を有する包装体が得られることが判
る。
【００４３】
【効果】この発明によれば、以上のように、特定の平均
粒径を有する酸化亜鉛を特定の分散密度で、均一に分散
させた層を設けた包装材によって包装体を形成したの
で、紫外線を吸収して内容物の変質を防止し、可視光線
を透過して内容物を確認することができるようにしたの
で、商品価値を高めることができる。
粒径を有する酸化亜鉛を特定の分散密度で、均一に分散
させた層を設けた包装材によって包装体を形成したの
で、紫外線を吸収して内容物の変質を防止し、可視光線
を透過して内容物を確認することができるようにしたの
で、商品価値を高めることができる。
【００４４】また、バリヤー性合成樹脂フィルムとの併
用により従来のアルミニウム箔を積層した包装材による
包装体に劣らない紫外線遮蔽能力と酸素ガス、水蒸気の
透過防止能を有している。そして、金属箔を含まないた
め使用済の包装体は焼却処理が容易で環境問題を惹起し
難い。またウレタン系接着剤に酸化亜鉛微粒子を分散さ
せた場合レトルト殺菌処理に十分耐える接着強度を有し
ており電子レンジ調理も可能である。さらに、酸化亜鉛
の持つ高い導電性により包装体の帯電防止が期待できる
という利点も有している。
用により従来のアルミニウム箔を積層した包装材による
包装体に劣らない紫外線遮蔽能力と酸素ガス、水蒸気の
透過防止能を有している。そして、金属箔を含まないた
め使用済の包装体は焼却処理が容易で環境問題を惹起し
難い。またウレタン系接着剤に酸化亜鉛微粒子を分散さ
せた場合レトルト殺菌処理に十分耐える接着強度を有し
ており電子レンジ調理も可能である。さらに、酸化亜鉛
の持つ高い導電性により包装体の帯電防止が期待できる
という利点も有している。
【図１】この発明の包装体を形成する包装材の一例を示
す断面図
す断面図
【図２】同上の他の例を示す断面図
【図３】同上のさらに他の例を示す断面図
【図４】包装材の適用例を示す断面図
【図５】包装材によって形成した袋を示す断面図
【図６】包装材によって形成した容器の断面図
【図７】実験例の結果を示す表
１ 包装材 ２ 合成樹脂フィルム ３ 塗膜 ４ 酸化亜鉛層 １０ 積層体 １１ ヒートシール層 １２ 中間補強層 １３ 表面保護層 １４、１４ａ 接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−37426（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−160271（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 81/30 B65D 65/20 B65D 75/30
Claims (2)
- 【請求項１】 平均粒径が０．２μｍ以下の酸化亜鉛微
粒子を密度０．０４〜０．８ｇ／（ｍ2 ・μｍ）の割合
で均一に分散させた層を設けた、紫外線を遮断し、かつ
可視光線を透過する包装材によって形成した包装体。 - 【請求項２】前記層がウレタン系接着剤層である請求項
１記載の包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26238291A JP3155036B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26238291A JP3155036B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597165A JPH0597165A (ja) | 1993-04-20 |
| JP3155036B2 true JP3155036B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=17374980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26238291A Expired - Lifetime JP3155036B2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3155036B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007302327A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Terumo Corp | 積層シートおよびそれを用いた包装容器 |
| JP6373039B2 (ja) * | 2014-04-01 | 2018-08-15 | 大倉工業株式会社 | 変退色防止包装用シュリンクフィルム及び変退色防止包装体 |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP26238291A patent/JP3155036B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0597165A (ja) | 1993-04-20 |
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