JP3151828U - 太陽光発電装置の配置構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】30〜40坪の小型の新築住宅の屋上に大容量の太陽光発電装置の設置を可能とする配置構造を提供する。【解決手段】新築住宅1の屋根の雨水を流すために傾斜角度が3〜15度の傾斜面に敷設した折板材2と、折板材2の上面に並設した複数の太陽光発電パネル3と、太陽光発電パネル3と電気的に接続して配設した充電装置4と、充填装置4と電気的に接続した新築住宅1の側壁に設けた屋外コンセント5とを備え、太陽光発電パネル3は表面は傾斜角度が8〜15度に成るように固定部材で固定すると共に、屋外コンセント5は電気自動車A又は電気自転車のバッテリーと電気的に接続して充電を可能とする。【選択図】図1
Description
本考案は、太陽光発電装置の配置構造に関するものであり、更に詳細には、30〜40坪の小型の新築住宅の屋上に大容量の太陽光発電装置の設置が可能とし、クリーンな太陽光エネルギーを利して、自家用消費電力、電気自動車又は電気自転車への充電、余剰電力及び全発電量の売電を可能とするもので、太陽光エネルギーを高効率で得るための太陽光発電装置の配置構造に関するものである。
太陽光発電装置は、二酸化炭素を発生させることなくクリーンな電気エネルギーを無償である太陽光から得られるもので、地球温暖化防止の対策として脚光を浴びている現状であるが、従来、太陽光発電装置そのものが高価なものであったため普及が遅れており、近年、製造技術と製品品質との進歩と、地球温暖化を憂慮して設置する一般家庭や事業所が増加しており次第に普及する傾向に成りつつある。
また、人為的な環境破壊によって刻々と悪化する地球環境に、先進国を初めとする各国が協力して二酸化炭素の排出量の削減を進めており、我が国でも太陽光発電装置を取り付ける時の公的な援助や、余剰及び全発電量の発電電力を自然エネルギーとして高値で買い取る制度等が着々と実施されつつあるが、小型の新築住宅において高効率で太陽光エネルギーを受けるための提案は行われていない実情である。
然し乍ら、日本式家屋の屋根形状様式である寄せ棟作り、切り妻作りでは太陽光の照射を受ける面を充分に確保できず、精々自家消費分を補う3〜5KW程度の太陽光発電パネルしか搭載できない。また、片流れ屋根作りでは内部の間取りが自由にできない上に、2階に窓を計画できない等の様々な課題が有るものである。
例えば、先に開示されているものは、太陽光を受光して発電するための太陽電池モジュール3を細長い形状に形成するとともに、上記細長い太陽電池モジュール3を所定の角度で所定の数だけ固定部材5、6上に配設してソーラー発電モジュール1を構成することにより、風雨を受ける面積を各太陽電池モジュール3に分散させるとともに、上記ソーラー発電モジュール1を設置する面に傾斜が無い状態においても太陽光を受光するのに必要とする所定の面積を確保することができるようにして、配置構造支持体の構成の簡素化を図ることができるようにするもの(特許文献1参照)や、屋根下地1の上面1aに隙間7をあけて屋根面を構成する複数の太陽電池モジュール4が設置されてなるソーラー屋根Aである。少なくとも太陽電池モジュール4の下面4aから突出した機能部5と対応する屋根下地1の上面1aに熱反射シート6を設置したもの(特許文献2参照)や、 陸屋根面1に張設した防水シート2に接合される柱状部材6と、柱状部材6により陸屋根面1に張設した防水シート2とは非接触で支持され、ソーラーパネル10の対向する2辺を所定の高低差をもって支持する一対の長尺架台7とを有し、該長尺架台7はソーラーパネル10が支持される2辺の全長に亘って該ソーラーパネル10が支持される2辺のそれぞれから陸屋根面1に亘って該ソーラーパネル10と該陸屋根面1との間の空間を覆って該ソーラーパネル10下方へ進入する風を減衰させる風除け部7aを有する構成とした(特許文献3参照)等が開示されている。
特開2004−263454号公報
特開2001−65131号公報
特開2007−211399号公報
然し乍ら、前述の開示されている特許文献1は、多数の太陽電池モジュール3を細長い形状に形成して高さを抑えた状態で設置するものであり、特許文献2では、高さを抑えた状態で設置すると共に、輻射熱による屋根下地の炭化や軟化を防止するものであり、特許文献3では、設置工事やメンテナンスが行えるソーラーパネルの固定構造であり、夫々はただ複数の太陽光発電パネルを設置するためのものであるが、高効率に太陽光エネルギーを得ることは考慮はされていないものである。
本考案は前記課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、これらの課題を解決するもので、新築住宅の屋根を雨水を流すために傾斜角度が3〜15度の傾斜面に敷設した折板材と、折板材の上面に並設した複数の太陽光発電パネルと、太陽光発電パネルと電気的に接続して配設した充電装置と、充填装置と電気的に接続した新築住宅の側壁に設けた屋外コンセントとを備え、太陽光発電パネルは表面は傾斜角度が8〜15度に成るように固定部材で固定すると共に、屋外コンセントは電気自動車又は電気自転車のバッテリーと電気的に接続して充電を可能とする構造としたものである。
前述の如く構成した本考案の太陽光発電装置の配置構造は、新築住宅の屋根を傾斜角度が3〜15度の傾斜面に折板材を敷設したことにより、雨水が滞りなく流すと共に、従来の瓦屋根やスレート屋根の施工費より廉価で施工できる上に、折板材に直接複数の太陽光発電パネルを取り付けるため工事費が廉価で、且つ、折板材の谷間の通風が夏場の温度の上昇による太陽光発電の発電量の低下を防止するものであり、更に、複数の太陽光発電パネルの夫々表面を傾斜角度が8〜15度に成るように固定部材で固定したため、雨水で太陽光発電パネルの表面の洗浄が可能となると共に、太陽光の照射が始まる朝から、太陽光の照射が終わる夕方までの照射時間の太陽光エネルギーを高効率で得ると共に、発電電力を自家用消費電力、電気自動車又は電気自転車への充電、余剰電力及び全発電量の売電を可能とする画期的で実用性の高い有効な考案である。
以下、本考案の太陽光発電装置の配置構造の実施の形態を図面によって具体的に説明すると、図1は本考案の太陽光発電装置の配置構造の実施例の新築住宅の斜視図であり、図2は本考案の太陽光発電装置の配置構造の実施例の平面図であり、図3は本考案の太陽光発電装置の配置構造の実施例の側面説明図である。
本考案は、太陽光発電装置の配置構造に関するものであり、更に詳細には、30〜40坪の小型の新築住宅の屋上に大容量の太陽光発電装置の設置が可能とし、クリーンな太陽光エネルギーを利して、自家用消費電力、電気自動車又は電気自転車への充電、余剰電力及び全発電量の売電を可能とするもので、太陽光エネルギーを高効率で得るための太陽光発電装置の配置構造に関するものであり、新築住宅1の屋根を雨水を流すために傾斜角度が3〜15度の傾斜面に敷設した折板材2と、該折板材2の上面に並設した複数の太陽光発電パネル3と、太陽光発電パネル3と電気的に接続して配設した充電装置4と、該充填装置4と電気的に接続した新築住宅1の側壁に設けた屋外コンセント5とを備え、前記夫々の太陽光発電パネル3は表面は傾斜角度が8〜15度に成るように固定部材6で固定すると共に、前記屋外コンセント5は電気自動車A又は電気自転車のバッテリーと電気的に接続して充電を可能とする構造としたことを特徴とするものである。
即ち、本考案の太陽光発電装置の配置構造を実施した新築住宅1は、図1に図示するように、例えば、30坪の矩形状の建坪に建築したもので、屋根の全面には後述する折板材2と多数の太陽光発電パネル3が配置されているものである。
そして、折板材2は、表面を雨水を流すための3〜15度の傾斜面に敷設するもので、例えば、図3に図示するように、北側を高く南側を低くした傾斜角度が3度程度としているものであり、新築住宅1の屋根のの周辺に外方に突出させて庇を形成して搭載する面積を拡大させても、外周辺に樋状に雨水の流路を形成しても任意なもである。
次に、太陽光発電パネル3は、周知のもので、そのサイズは一般的には1320×894mmのもので、複数を折板材2の上面に並設するものであり、実施例では、図1〜2に図示するように、5列の10段とし、50枚を配設して10KWの発電量を得るものであるが、その数やサイズは新築住宅1の屋上1aの大きさや形によって変動するものである。
次いで、充電装置4は、太陽光発電パネル3の近傍又は新築住宅1の床面に配設するもので、コード等により電気的に接続しているものである。
更に、屋外コンセント5は、新築住宅1の車庫の近傍の側壁に設けられているもので、充填装置4とコード等により電気的に接続しているものである。
更には、固定部材6は、夫々の太陽光発電パネル3を固定するものであるが、固定する手段は各種考慮され限定するものではないが、夫々の太陽光発電パネル3の表面を可能で有れば北側が高く南側が低くした傾斜角度が8〜15度に成るように固定するもので、傾斜角度が10度前後とすることが太陽光エネルギーを高効率に得られると共に、雨水による太陽光発電パネルの表面の洗浄を可能とするものである。
更に、図3に図示する実施例では、傾斜する方向に隣り合う夫々の列の前後の太陽光発電パネル3の間隔は、太陽光発電パネル3の低位置端辺3aと隣り合う太陽光発電パネル3の高位置端辺3bとを結ぶ線3cの角度αが45度になる位置関係に配置したしたもので、太陽光エネルギーを受ける時に重なり合う部位を避けるものである。
そして、電気自動車A又は電気自転車は今後益々普及が望まれるもので、屋外コンセント5と電気自動車A又は電気自転車のバッテリーとを電気的に接続して充電を可能とする構造とするものである。
本考案の太陽光発電装置の配置構造は、新築住宅の屋根を傾斜角度が3〜15度の傾斜面に折板材を敷設したことにより、雨水が滞りなく流すと共に、従来の瓦屋根やスレート屋根の施工費より廉価で施工できる上に、折板材に直接複数の太陽光発電パネルを取り付けるため工事費が廉価で、且つ、折板材の谷間の通風が夏場の温度の上昇による太陽光発電の発電量の低下を防止するものであり、更に、複数の太陽光発電パネルの夫々表面を傾斜角度が8〜15度に成るように固定部材で固定したため、雨水で太陽光発電パネルの表面の洗浄が可能となると共に、太陽光の照射が始まる朝から、太陽光の照射が終わる夕方までの照射時間の太陽光エネルギーを高効率で得ると共に、発電電力を自家用消費電力、電気自動車又は電気自転車への充電、余剰電力及び全発電量の売電を可能とする太陽光発電装置の配置構造の提供である。
1 新築住宅
2 折板材
3 太陽光発電パネル
3a 低位置端辺
3b 高位置端辺
3c 結ぶ線
4 充電装置
5 屋外コンセント
6 固定部材
A 電気自動車
2 折板材
3 太陽光発電パネル
3a 低位置端辺
3b 高位置端辺
3c 結ぶ線
4 充電装置
5 屋外コンセント
6 固定部材
A 電気自動車
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- 新築住宅の屋根を雨水を流すために傾斜角度が3〜15度の傾斜面に敷設した折板材と、該折板材の上面に並設した複数の太陽光発電パネルと、太陽光発電パネルと電気的に接続して配設した充電装置と、該充填装置と電気的に接続した新築住宅の側壁に設けた屋外コンセントとを備え、前記夫々の太陽光発電パネルは表面は傾斜角度が8〜15度に成るように固定部材で固定すると共に、前記屋外コンセントは電気自動車又は電気自転車のバッテリーと電気的に接続して充電を可能とする構造としたことを特徴とする太陽光発電装置の配置構造。
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JP2009002380U JP3151828U (ja) | 2009-04-14 | 2009-04-14 | 太陽光発電装置の配置構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013019139A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Toyota Home Kk | 軒構造及び建物 |
JP2014030306A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Misawa Homes Co Ltd | 充電装置の設置構造 |
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2009
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