JP3149269U - セパレート式ゆかた - Google Patents
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Abstract
【課題】ゆかたとしての使用は勿論、水着の上にラッシュガードとして羽織ったり、パレオスカート、ベア・トップ、ホルターネックやバッククロス状態で着用することができるセパレート式ゆかたを提供する。【解決手段】下部を帯で覆うことができる長さ寸法に形成された着物用上着と、上端部を前記帯で覆うことができる着物用スカート3とからなるセパレート式ゆかたにおいて、前記着物用スカートをスカート用後身頃11と、このスカート用後身頃の両端部に縫着されたスカート用前身頃12と、前記スカート用後身頃の上部および前記スカート用前身頃の上部の前記スカート用後身頃側部位に中央部の下端部が縫着された結び紐13と、前記スカート用前身頃の上部の前記結び紐が縫着されていない部位を着脱可能に前記結び紐に取付ける取付手段16とでセパレート式ゆかたを構成している。【選択図】図5
Description
本考案はゆかたとしての使用は勿論、水着の上に着物用上着を羽織ってラッシュガードとして使用したり、着物用スカートをパレオスカート、ベア・トップ、ホルターネックやバッククロス状態で着用することができるセパレート式ゆかたに関する。
従来のセパレート式ゆかたは一人でも楽に着ることができるように考えられていた。
このため、その使用はゆかたや和服に限られていた。
このため、その使用はゆかたや和服に限られていた。
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、ゆかたとしての使用は勿論、水着の上にラッシュガードとして羽織ったり、パレオスカート、ベア・トップ、ホルターネックやバッククロス状態で着用することができるセパレート式ゆかたを提供することを目的としている。
本考案の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本考案の技術的範囲を限定するものではない。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本考案の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本考案は下部を帯で覆うことができる長さ寸法に形成された着物用上着と、上端部を前記帯で覆うことができる着物用スカートとからなるセパレート式ゆかたにおいて、前記着物用スカートをスカート用後身頃と、このスカート用後身頃の両端部に縫着されたスカート用前身頃と、前記スカート用後身頃の上部および前記スカート用前身頃の上部の前記スカート用後身頃側部位に中央部の下端部が縫着された結び紐と、前記スカート用前身頃の上部の前記結び紐が縫着されていない部位を着脱可能に前記結び紐に取付ける取付手段とでセパレート式ゆかたを構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)下部を帯で覆うことができる長さ寸法に形成された着物用上着と、上端部を前記帯で覆うことができる着物用スカートとからなるセパレート式ゆかたにおいて、前記着物用スカートをスカート用後身頃と、このスカート用後身頃の両端部に縫着されたスカート用前身頃と、前記スカート用後身頃の上部および前記スカート用前身頃の上部の前記スカート用後身頃側部位に中央部の下端部が縫着された結び紐と、前記スカート用前身頃の上部の前記結び紐が縫着されていない部位を着脱可能に前記結び紐に取付ける取付手段とで構成されているので、帯を用いることによりゆかたや和服として使用することができる。
(2)前記(1)により、着物用スカートの取付手段を外した状態にすることにより、ベア・トップ、ホルターネックやバッククロス状態で着用すると、スカート用前身頃の取付手段で外れた部分が衿状態となり、きれいに着こなすことができる。
(3)前記(1)により、着物用スカートをパレオスカートとして使用する場合、身体の内側に位置させるスカート用前身頃の取付手段を取付け、外側に位置させるスカート用前身頃の取付手段を外して使用することにより、この部分が三角形状となって垂れ下がり、形状のアクセントとなり、きれいに着こなすことができる。
(4)前記(1)により、着物用上着はラッシュガードとして使用することができる。
(5)前記(1) 〜(4)によって、着物用上着および着物用スカートはゆかたや和服としての使用は勿論、別々にしてラッシュガード、ベア・トップ、ホルターネック、バッククロス、パレオスカート等として、スタイルを変えて着用することができる。
(6)請求項2は着物用上着に設けたベルトループによって、ベルトや結び紐を該ベルトループに通して結ぶことにより、はだけることなく、着用することができる。
以下、図面に示す本考案を実施するための形態により、本考案を詳細に説明する。
図1ないし図14に示す本考案を実施するための第1の形態において、1は水着の上に着用することができるポリエステル等の素材を用いた本考案のセパレート式ゆかたで、このセパレート式ゆかた1は下部を帯で覆うことができる長さ寸法に形成された着物用上着2と、上端部を前記帯で覆うことができる着物用スカート3と、この着物用スカート3の上部と前記着物用上着2の下部を覆うことができる胴巻き帯4および結び紐5とで構成されている。
前記着物用上着2は図3および図4に示すように、一端部を縫着された一対の後身頃6、6と、この一対の後身頃6、6の遊端部の下部寄りの部位にそれぞれ逢着された一対の前身頃7、7と、この一対の前身頃7、7の遊端部および前記一対の後身頃6、6の上端部に逢着された衿8と、前記一対の後身頃6、6の遊端部の上部寄りの部位および前記一対の前身頃7、7の基部の上部寄りの部位にそれぞれ縫着された一対の袖9、9と、前記一対の後身頃6、6と前記一対の前身頃7、7の縫着部の中央部寄りの部位に縫着固定されたベルトループ10、10とで構成されている。
前記着物用スカート3は図5および図6に示すように、一端部を逢着された一対のスカート用後身頃1、11と、この一対のスカート用後身頃11、11の遊端部にそれぞれ逢着された一対のスカート用前身頃12、12と、前記スカート用後身頃11、11の上部および前記スカート用前身頃12、12の上部の、前記スカート用後身頃1、11側部位に中央部の下端部が縫着された帯状の結び紐13と、前記スカート用前身頃12、12の上部の前記結び紐13が縫着されていない部位を着脱可能に、該結び紐13に取付ける複数個のボタン14、14、14、14、このボタン14、14、14、14が挿入されるボタン挿入孔15、15、15、15とからなる取付手段16、16とで構成されている。
上記構成のセパレート式ゆかた1は着物用上着2を着て、図7に示すように結び紐17を、ベルトループ10、10を通して結ぶ。
しかる後、取付手段16、16でスカート用前身頃12、12と結び紐13とを取付けた着物用スカート3の上部を着物用上着2の下部寄りの上部に位置させて巻き付け、図8に示すように結び紐13で結び、固定するとともに、紐18を用いてお端折り19ができるように折りたたみ、前記結び紐13の上部を胴巻き用帯4で巻き付け、結び紐5で結ぶことにより、図1および図2に示すようにセパレート式ゆかたの着付けが完了する。
しかる後、取付手段16、16でスカート用前身頃12、12と結び紐13とを取付けた着物用スカート3の上部を着物用上着2の下部寄りの上部に位置させて巻き付け、図8に示すように結び紐13で結び、固定するとともに、紐18を用いてお端折り19ができるように折りたたみ、前記結び紐13の上部を胴巻き用帯4で巻き付け、結び紐5で結ぶことにより、図1および図2に示すようにセパレート式ゆかたの着付けが完了する。
水着を着た上にラッシュガードとして使用する場合には、図9に示すように着物用上着2を羽織るだけで使用したり、図10に示すようにベルトループ10、10に結び紐17を通して結ぶことにより、はだけることなく使用できる。
また、着物用スカート3をパレオスカートとして使用する場合には、図11に示すように前に位置される部位のスカート用前身頃12と結び紐13との取付手段16を外して着用することにより、取付手段16から外れたスカート用前身頃12の端部が三角形状で垂れ下がった状態となり、形状的にアクセントのあるスカートとなり、きれいに着こなすことができる。
着物用スカート3をベア・トップ状態で着る場合、スカート用前身頃12、12の結び紐13との取付手段16、16を外して、図12に示すように着たり、図13に示すようなバッククロス状態で着たり、図14に示すようなホルターネック状態で着ることができる。
この場合、スカート用前身頃12、12の結び紐13との取付手段16、16を外して着ることにより、取付手段16、16より外れたスカート用前身頃12、12部位が三角形状の衿状態となって楽しく見せることができる。
[考案を実施するための異なる形態]
この場合、スカート用前身頃12、12の結び紐13との取付手段16、16を外して着ることにより、取付手段16、16より外れたスカート用前身頃12、12部位が三角形状の衿状態となって楽しく見せることができる。
[考案を実施するための異なる形態]
次に、図15ないし図20に示す本考案を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本考案を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本考案を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図15ないし図17に示す本考案を実施するための第2の形態において、前記本考案を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、スカート用前身頃12、12と結び紐13とを着脱可能に取付ける取付手段として、ファスナー22、22を使用した着物用スカート3Aを用いた点で、このような着物用スカート3Aを用いて構成したセパレート式ゆかた1Aにしても、前記本考案を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図18ないし図20に示す本考案を実施するための第3の形態において、前記本考案を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、スカート用前身頃12、12と結び紐13とを着脱可能に取付ける取付手段として面ファスナー23、23を使用した着物用スカート3Bを用いた点で、このような着物用スカート3Bを用いて構成したセパレート式ゆかた1Bにしても、前記本考案を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本考案は水着の上に羽織ってラッシュガードとして使用したり、パレオスカート、バッククロス、ホルターネック等のベア・トップとして使用することもできるセパレート式ゆかたを製造する産業で利用される。
1、1A、1B:セパレート式ゆかた、
2:着物用上着、
3、3A、3B:着物用スカート、
4:胴巻き用帯、 5:結び紐、
6:後身頃、 7:前身頃、
8:衿、 9:袖、
10:ベルトループ、 11:スカート用後身頃、
12:スカート用前身頃、 13:結び紐、
14:ボタン、 15:ボタン挿入孔、
16:取付手段、 17:結び紐、
18:紐、 19:お端折り、
22:ファスナー、 23:面ファスナー。
2:着物用上着、
3、3A、3B:着物用スカート、
4:胴巻き用帯、 5:結び紐、
6:後身頃、 7:前身頃、
8:衿、 9:袖、
10:ベルトループ、 11:スカート用後身頃、
12:スカート用前身頃、 13:結び紐、
14:ボタン、 15:ボタン挿入孔、
16:取付手段、 17:結び紐、
18:紐、 19:お端折り、
22:ファスナー、 23:面ファスナー。
Claims (2)
- 下部を帯で覆うことができる長さ寸法に形成された着物用上着と、上端部を前記帯で覆うことができる着物用スカートとからなるセパレート式ゆかたにおいて、前記着物用スカートをスカート用後身頃と、このスカート用後身頃の両端部に縫着されたスカート用前身頃と、前記スカート用後身頃の上部および前記スカート用前身頃の上部の前記スカート用後身頃側部位に中央部の下端部が縫着された結び紐と、前記スカート用前身頃の上部の前記結び紐が縫着されていない部位を着脱可能に前記結び紐に取付ける取付手段とで構成されていることを特徴とするセパレート式ゆかた。
- 着物用上着の下部寄りの後身頃と前身頃の縫着部にベルトループが設けられるとともに、結び紐とスカート用前身頃の上部との取付手段は複数個のボタンと、このボタンが挿入されるボタン挿入孔とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のセパレート式ゆかた。
Priority Applications (1)
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JP2009000024U JP3149269U (ja) | 2009-01-06 | 2009-01-06 | セパレート式ゆかた |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009000024U JP3149269U (ja) | 2009-01-06 | 2009-01-06 | セパレート式ゆかた |
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2009
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