JP3147647U - 膝乗せ歩行器 - Google Patents

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JP3147647U
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knee
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JP2008006934U
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勝治 南雲
Original Assignee
勝治 南雲
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Abstract

【課題】足首等を負傷した時、松葉杖を使用せず負傷した足側の膝を曲げて膝を膝受け台に乗せ直立時はそのままの姿勢を保ち、歩行時は膝を乗せたまま片手で持ち運べる歩行器を提供する。
【解決手段】歩行器は負傷した足側の膝を乗せる膝受け台が有り充分な強度、安定性を保ち正常な足側と高さのバランスがとれる構造とし膝受け部は痛みを和らげる為の緩衝部材を底板部下面は滑り防止のゴム材を取付ける。また歩行器は負傷者が歩行時片手で持って移動出来るハンドルとその把持部を設ける。
【選択図】 図1

Description

この考案は足首等を負傷した人が松葉杖を使用しないで負傷した足側の膝を膝受け台に乗せ歩行時は足を乗せたまま膝受け台を片手で持ちながら移動できる歩行器に関する。
従来、足首等を負傷した時は一般的松葉杖の使用で負傷部に体重が掛からない様に両手の脇当て部、把持部で体重を支えていた。しかし負傷者は直立時、移動時とも常に松葉杖から両手が離せず行動も制限される生活となる。また文献1および2のように松葉杖、松葉杖装置は頭部が重く人が手を離して立てかけ様とした時、安定性がなく倒れ易い、仮に倒れると負傷者に大きな負担となる。また文献2の様な松葉杖装置では膝を曲げた状態で装置に膝を乗せ太腿部をベルトで固定する義足的使用法を用いている。太腿をベルトで固定してしまうので部屋の中で頻繁に立ったり椅子に座ったりする時に不便を伴ってしまう。この装置の使用においては一般的松葉杖の様な両手が拘束されることはないが太腿部をベルトで固定するため簡易さが無い欠点がある。
特許公開2002−126353 特許公表2002−510531
本考案は、足首等を負傷した時、両手が拘束されてしまう一般的松葉杖、松葉杖装置等を使用せず負傷した足側の膝を曲げて膝を膝受け台に乗せ直立時はそのままの姿勢を保ち、歩行時は膝を乗せたまま片手で持ち運べる歩行器を提供することである。
上記目的を達成するため、この考案歩行器は負傷した足側の膝を乗せる膝受け台が有り充分な強度、安定性を保ち正常な足側と高さのバランスがとれる構造で膝受け部は長い時間使用しても痛みが出ない様に緩衝部材を使用、底板部下面は滑り防止のゴム材を取付ける。また歩行器は負傷者が膝を乗せたまま片手で持って歩行移動出来るハンドルとその把持部を設けたことを特徴としている。
膝乗せ歩行器を使用することで歩行中でも松葉杖使用時に拘束されていた両手の内、片手は完全に自由になる。直立姿勢時では両手が完全に自由になり尚且つかなり長い時間歩行器に膝を乗せたまま立っていられるので簡単な立ち仕事も可能である。膝乗せ歩行器は人が手を離しても底板部が広く且つ重心も低く安定しているので倒れる心配はない。松葉杖の様に立てかける場所を慎重に考える必要は無い。この膝乗せ歩行器は膝を乗せたり外したりも至って簡単であり手が拘束されない効果はかなり大きいものがある。
図面を参照しながら考案の歩行器について説明する。図1は全体の斜視図、図2は全体の正面図である。歩行器は負傷者の体重を支える為主要部分の部材は丈夫な金属、プラスチック、木材等からなり膝受け台4は上部支柱5と一体部材または溶接等で結合されている。同様に下部支柱11は底板6と一体部材または溶接等で結合されている。膝受け台4の上部は歩行器を持運ぶ為のハンドルで左右の側板2で構成されビス8で取りつけられている。更に側板2の頭部に把持部1が取付けられている。
膝当て部3は膝受け台に接着剤等で固定され形状は人の膝の形に合った湾曲型をしている。材質は負傷者が長い時間膝当て部3に膝の体重を掛けても痛みが出ないようにする為
ウレタン材の様な緩衝部材を使用する。底板6の下にはゴム板を接着剤等で取付ける。これにより歩行器使用中に歩行者の体重移動による滑りを無くすこと、部屋の床材のキズを防止することができる。
図1でハンドルを形成している左右の側板2は歩行器の進行方向に対して少し前に傾斜
している。これは負傷者が膝受け台に膝を乗せて歩行器の把持部1を持って歩く時に太腿が把持部を握っている負傷者の手の拳に当るのを防ぐ為の形状となっている。また側板頭部の把持部1は負傷者が歩行器を軸足にして反対の正常側足を前に踏出す時、膝受け台上の膝に踏出し反力が掛かる。この時把持部1を下方向に突っ張る事で膝に掛かる負担を和らげることができる。また側板2からなるハンドルは太腿が左右にずれない為の枠体でもあり膝を乗せる時のガイドの役割をする。
図2において膝受け台4の上部には側板2および下部には支柱5が結合されているがそれぞれに利用者の身長に合わせて取付け高さが調整可能なビス穴7、ボルト穴10が付いている。これにより無理のない最適な高さが得ることを目的としている。
今年の春、妻が左足の指2本を骨折しギブスを付けての生活となり直立姿勢、移動すべてにおいて松葉杖が離せず両手が松葉杖で拘束される生活となった。そこで本考案を思いつきすぐに部材は木製であるが作製した。膝乗せ部は膝に負担が掛からない様タオルを厚めに使用、底板の下部は布地を利用した。この手製膝乗せ歩行器の利用により膝を歩行器の上に乗せてかなり長い時間の立ち仕事が可能となり炊事の準備等では、健常時に近い仕事が出来、部屋内移動時は歩行器を片手で持ち、他の手で軽い物を持っての移動が可能となった。この歩行器はギブスを付けていた約25日間使用した。この体験は松葉杖を利用しての生活では全く考えられないことである(図3参照)。
この歩行器の製作は構造が簡単なのでかなり安価に製作できることで利用者の負担を軽く出来ると思われます。また負傷者がこの歩行器を使用することで生活上相当の恩恵を受けることも実施体験から予想されます。
本考案全体斜視図 本考案正面図 本考案実施例図(写真)
符号の説明
1---把持部、2―側板、3---膝当て部、4-----膝受け台、5―上部支柱、6-底板
7−ビス穴、8−ビス、9−通しボルト、10―ボルト穴、11―下部支柱、12−ゴム板

Claims (2)

  1. 負傷した足側の膝を乗せる膝受け台が有り下部は体重を支える支柱と底板からなる部材で構成され上部は2枚の側板、側板上部には歩行器を片手で持運ぶ為の把持部を設けることを特徴とする歩行器。
  2. 膝受け台は使用者の身長に合わせる為、下部支柱と上部側板取付け部は高さ調整用の任意個数の取付け穴を持つ事を特徴とする歩行器。
JP2008006934U 2008-10-02 膝乗せ歩行器 Expired - Lifetime JP3147647U (ja)

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JP3147647U true JP3147647U (ja) 2009-01-15

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