JP3143979U - 自動車用防雨防紫外線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要時のみ装置を作動させることができるとともに、前記装置の作動を手元で容易に行うことができ、雨天時における雨や快晴時おける紫外線を浴びることを防止することができる、自動車用防雨防紫外線装置を提供する。
【解決手段】自動車の天井部の空間内にあっては、1枚乃至複数枚から構成されるシート部材または巻取りロールに巻かれたシート部材をドアの上枠内面と当接する部分より出し入れ自在且つ当該天井部の空間内に引き込まれるように付勢させて収納し、前記ドアにあっては、該ドアの上枠内側の少なくとも1箇所以上において制御装置にて駆動可能な電磁マグネットを挿着し、前記シート部材にあっては、ドアの上枠内面と当接する端部に前記電磁マグネットに吸着可能な金属板を係着し、ドアの開閉等を無線で行うことができるワイヤレスキーにて前記制御装置を作動させ、該無線操作にてシート部材の開閉制御が行える構造とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、自動車のドアを開けて乗降する際に、雨や紫外線を浴びることを防止するための、自動車用防雨防紫外線装置に関するものである。
従来、自動車のドア(ヒンジタイプ)を開けて乗降する場合、雨が激しく降っている状況下では傘を閉じて車内に入る間または車外に降りて傘を開く間に濡れてしまうという問題点があった。特に、荷物を持っている場合や、体に不自由なところがある場合などではさらに顕著であった。
上記問題点を解決すべく、自動車のドアと屋根との空間に雨除け用のシートを設け、該シートを一時的に傘の用途に用いて雨に濡れるのを防止することを目的とした特許文献が数多くある。例えば、実用新案登録第3007715号公報(考案の名称:自動車用雨除け装置)では、車体天板の側縁上に脱着可能にまたはその天板内に固定式に取り付けられた長方形のハウジングと、そのハウジング内よりほぼ水平方向に引っ込み可能に平面体で張り出される伸縮雨除け部とを具備することを特徴とした防雨装置について記載され、特開2005−125816号公報(発明の名称:自動車におけるドアの防雨装置)では、車体の天井パネルに設けた覆い部材収納空間内に覆い部材を収納配置し、ドアの開放時にヒンジタイプドアと車体との間に形成されるドア開放空間は覆い部材によって覆われ、一方ヒンジタイプドアの閉塞時に覆い部材は覆い部材収納空間内に収納されることを特徴とした防雨装置について記載されている。
実用新案登録第3007715号 特開2005−125816
上記実用新案登録第3007715号公報に記載の防雨装置は、使用時において、羽根またはロールスクリーン等で構成される伸縮雨除け部に係止されたひもを手で引いて広げ若しくは車内のスイッチを操作して電動で広げるものである。しかし、該構造では手で伸縮雨除け部を広げる際に当該手および腕が雨に濡れる可能性があり、車内のスイッチを操作して電動で広げる際には降車時においては問題ないものの乗車時においては車内に腕を入れて操作する必要があるため、その間に雨に濡れてしまうという欠点があった。
また、上記特開2005−125816号公報に記載の防雨装置は、第一実施例として、フィルム状の覆い部材の一端が回転軸に巻き取られて配置され、前記覆い部材の他端がドア上部の内側に押圧部材を介して係止された構造であり、ドアの開閉に伴い前記覆い部材が常に追従するため、雨が降っていない時など覆い部材が不要な場合に、取り外すことができないという欠点があった。また、第二実施例として、平板状の覆い部材にネジ機構を設け、モーターの正逆回転により前記覆い部材を移動させる構造であり、機構的に複雑となり高価なものになってしまうという問題点があった。さらに、正逆手動スイッチが天井パネル部にあるため、降車時においては車外に腕を出して操作する必要があるため、その間に雨に濡れてしまうという欠点があった。
本考案は、上記欠点や問題点を解決するために成されたものであり、必要時のみ装置を作動させることができるとともに、前記装置の作動を手元で容易に行うことができ、雨天時における雨や快晴時おける紫外線を浴びることを防止することができる、自動車用防雨防紫外線装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の自動車用防雨防紫外線装置は、自動車の天井部の空間内にあっては、1枚乃至複数枚から構成されるシート部材または巻き取りロールに巻かれたシート部材をドアの上枠内面と当接する部分より出し入れ自在且つ当該天井部の空間内に引き込まれるように付勢させて収納し、前記ドアにあっては、該ドアの上枠内側の少なくとも1箇所以上において制御装置にて駆動可能な電磁マグネットを挿着し、前記シート部材にあっては、ドアの上枠内面と当接する端部に前記電磁マグネットに吸着可能な金属板を係着し、ドアの開閉等を無線で行うことができるワイヤレスキーにて前記制御装置を作動させ、該無線操作にてシート部材の開閉制御を行うことができる構造とする。
本考案の自動車用防雨防紫外線装置によれば、自動車の乗降時において、雨天時で雨傘をさす必要がある場合や快晴時で日傘をさす必要がある場合など、必要時のみ装置を作動させてシート部材を出し入れすることができ、さらには前記装置の作動をワイヤレスキーによる無線操作にて手元で容易に行うことができるため、雨天時における雨や快晴時おける紫外線を浴びることを確実に防止することができるという絶大なる効果を奏することができる。
本考案の自動車用防雨防紫外線装置を実施するための最良の形態を図を用いて説明する。
図1は本考案の自動車用防雨防紫外線装置を搭載した自動車の一実施例図であり、(a)はシート部材が天井部より引き出された状態を示し、(b)はシート部材が天井部の空間内に収納された状態を示している。該図に示すように、自動車1の天井部5の空間内に、1枚乃至複数枚から構成されるシート部材4または巻き取りロールに巻かれたシート部材4(図1では2枚で構成されるシート部材4)をドア2の上枠3内面と当接する部分19より出し入れ自在且つ当該天井部5の空間内に引き込まれるように、図示しないバネ機構により付勢させて収納する。
また、図2は本考案の自動車用防雨防紫外線装置のシート部の実施例図であり、(a)はシート部材4が4a,4bの2枚で構成されている状態を示し、(b)はシート部材4が1枚で構成されている状態を示し、(c)はシート部材4が巻き取りロール8に巻き取り可能な状態を示している。上記図1および該図2の(a)では、シート部材4を4aと4bの2枚で示したが、複数枚での構成枚数を2枚に限定するものではない。なお、シート部材4が複数枚で構成される場合、例えば前記図においてはシート部材4bの幅をシート部材4aの幅より広くし、該シート部材4aがシート部材4b内にスライドして収納できるような構造にするのが好ましい。また、該図2の(c)に示すように、巻き取りロール8は天井部5の空間内に設置されたロール収納ボックス7内に収納するのが好ましい。さらに、該巻き取りロール8を円錐柱状とすれば、シート部材4が扇型であっても弛むことなく巻き取ることが可能となる。
次に、ドア2の上枠3内側の少なくとも1箇所以上において後述の制御装置にて駆動可能な電磁マグネット6を挿着する。さらに、上記シート部材4において、ドア2の上枠3内面と当接する端部に前記電磁マグネット6に吸着可能な金属板9、例えば鉄板やステンレス板を係着する。
また、図3は本考案の自動車用防雨防紫外線装置を構成する制御装置の回路ブロック図であり、制御装置10は、ドア2の開閉等を無線で行うことができるワイヤレスキー17とアンテナ11を中継して無線通信を行うための無線回路12と、車内より電磁マグネット6の手動制御を行うためのスイッチ18の信号を入力するためのインターフェース回路13と、ドア2の上枠3内側に挿着してシート部材4に係着した金属板9の吸着を行う電磁マグネット6の駆動を行うための駆動回路14と、前記無線回路12とインターフェース回路13と駆動回路14とを制御するためのCPU15と、前記CPU15を制御するためのプログラムを蓄積しさらにレジスタ機能を有するメモリ16等にて構成される。なお、当該制御装置10の回路電源は、外部の図示しないバッテリーより供給される。
上記制御装置10は、機能説明のための一実施例であり、このような回路ブロックに限定するものではない。なお、既に自動車1に内蔵されている図示しない別の制御装置の一部に上記と同様の機能を持たせれば、新たな制御装置10が不要となって好ましい。
次に、図4は本考案の自動車用防雨防紫外線装置のシート係着機構図であり、本考案の自動車用防雨防紫外線装置は、ドア2の開閉等を無線で行うことができるワイヤレスキー17にて制御装置10を作動させ、無線操作にてシート部材4の開閉制御が行える構造とする。ここで、(a)は自動車1のドア2が閉じた状態を示し、ドア2の上枠3内側に挿着した電磁マグネット6とシート4の端部に係着した金属板9とが接触している状態を示している。ここで、シート4が不要の場合は、車外に居てはワイヤレスキー17の操作は行わず、車内に居てはスイッチ18をOFFにすることにより、(b)に示すようにドア2を開けた際に電磁マグネット6は駆動されないためにシート4は天井部4に収納されたままとなっている。しかし、雨天時や快晴時等でシート4を使用したい場合は、車外に居てはワイヤレスキー17の操作を行い、車内に居てはスイッチ18をONにすることにより、(c)に示すようにドア2を開けた際に電磁マグネット6は駆動されるために電磁マグネット6とシート4の端部に係着した金属板9とが吸着してシート4は天井部4より引き出されることになる。
以上のような構成により、必要時のみ装置を作動させることができるとともに、前記装置の作動を手元で容易に行うことができ、雨天時における雨や快晴時おける紫外線を浴びることを防止することができることになる。
上記説明図において自動車1はセダン型の乗用車で説明したが、いかなるタイプの自動車および特殊車両であっても構わない。また、本考案の自動車用防雨防紫外線装置は運転席,助手席あるいは後部席等どのような位置に設置しても構わないものである。
上記説明では自動車のドアに用いる防雨防紫外線装置として説明したが、自動車以外に遊園地等の乗り物のドアや建築物等の屋外に面したドアなどに利用しても構わないものである。
本考案の自動車用防雨防紫外線装置を搭載した自動車の一実施例図である。 本考案の自動車用防雨防紫外線装置のシート部の実施例図である。 本考案の自動車用防雨防紫外線装置を構成する制御装置の回路ブロック図である。 本考案の自動車用防雨防紫外線装置のシート係着機構図である。
符号の説明
1 自動車
2 ドア
3 上枠
4 シート部材
5 天井部
6 電磁マグネット
7 ロール収納ボックス
8 巻き取りロール
9 金属板
10 制御装置
11 アンテナ
12 無線回路
13 インターフェース回路
14 駆動回路
15 CPU
16 メモリ
17 ワイヤレスキー
18 スイッチ

Claims (1)

  1. 自動車の天井部の空間内にあっては、1枚乃至複数枚から構成されるシート部材または巻取りロールに巻かれたシート部材をドアの上枠内面と当接する部分より出し入れ自在且つ当該天井部の空間内に引き込まれるように付勢させて収納し、前記ドアにあっては、該ドアの上枠内側の少なくとも1箇所以上において制御装置にて駆動可能な電磁マグネットを挿着し、前記シート部材にあっては、ドアの上枠内面と当接する端部に前記電磁マグネットに吸着可能な金属板を係着し、ドアの開閉等を無線で行うことができるワイヤレスキーにて前記制御装置を作動させ、該無線操作にてシート部材の開閉制御を行うことができる構造としたことを特徴とする、自動車用防雨防紫外線装置。
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