JP3143305U - クリーニング廃液浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クリーニング廃液を導入する貯液タンクと、この貯液タンクからのクリーニング廃液を導入して充填した濾過材で濾過する濾過処理筒と、濾過処理筒からの濾過液を導入するファイナルフィルター装置と、それぞれにクリーニング廃液を供給するポンプとから構成され、濾過処理筒は、上下各々に、パイプ接続用フランジと空間を形成する分配空間フランジと集合空間フランジと、通液孔を複数設け前記分配空間フランジと集合空間フランジに接合する接合フランジを設け、同接合フランジ間に濾過材充填カセットを配置し、そこには、上下各々に上記接合フランジに着脱可能に接合するリングフランジを設け、リングフランジ間に濾過材を充填したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
一般に、例えば、ビルの床を洗浄し発生した廃液は、ワックスや洗浄液を含むが、旧来であれば、廃液を何ら浄化処理することなくそのまま直接下水口へ流していた為環境汚染の原因の一つとなっていた。
そこで、特許文献1に記載の考案が紹介された。これは、小型一体化構造にした、床クリーニング廃液浄化装置である。
この床クリーニング廃液浄化装置は、人手での移動が容易であり、洗浄現場において洗浄後の廃液を浄化して排水し、又は再度洗浄に利用できるものである。
しかし、特許文献1に記載の考案は、通常一般的に行う固形異物などの除去ようの濾過方法であり、ワックスや洗浄液の濾過機能は無く、多量の浄化剤の投入は必須である。また一体型にした複雑な構造のため製作費用が嵩み且つメンテナンスが困難であり煩雑である。
本考案は、凝集財などの初期使用の浄化剤を少量使用に止め、多段の濾過工程のみの簡易なものとして、そのまま洗浄現場等で浄化して排出するプロセスを可能にし、しかも、多段の濾過体カセットを交換自在にしてそのメンテナンスを極めて効率よく簡便ものにしたクリーニング廃液浄化装置を提供するものである。
濾過処理筒は、上下各々に、パイプ接続用フランジと空間を形成する分配空間フランジと集合空間フランジと、通液孔を複数設け前記分配空間フランジと集合空間フランジに接合する接合フランジを設け、同接合フランジ間に濾過材充填カセットを配置し、濾過材充填カセットには、上下各々に上記接合フランジに着脱可能に接合するリングフランジを設け、リングフランジ間に濾過材を充填したことを特徴とするクリーニング廃液浄化装置。
図1、図2、図3において、床クリーニング廃液浄化装置は、床クリーニング廃液を浄化処理する順に、床クリーニング廃液101をバキュウム50で吸引導入する貯液タンク100と、この貯液タンク100からの床クリーニング廃液101を導入して充填した濾過材で濾過する第一濾過処理筒200-1、第二濾過処理筒200-2と、第二濾過処理筒200-2からの濾過液を導入するファイナルフィルター装置300と、前記第一・第二濾過処理筒200-1、200-2とファイナルフィルター装置300に廃液を導入する給・排水ポンプ400とからなる。
濾過材充填カセット250は、この接合フランジ260、270間に着脱可能に配置する。濾過材充填カセット250には、上下各々に当該分配空間フランジに20mmの8本のボルトとナットBNで着脱可能に接合する外径200mm、内径100mmのリング状のリングフランジ290a、290bを設けると共に、リングフランジ290a、290b間に内径100mmで高さ480mmのパイプ250Pを接合し、パイプ250P内に濾過材281-1、282-1、283-1と281-2、282-2、283-2を各3層に充填し、各中間に直径80〜95mmの細孔フランジ291a、291bを配置し、細孔フランジ291a、291bには直径1mmの細孔290を多数設けてある。
本例では、濾過材281-1は25〜30μmの固形物を濾過し、濾過材282-1は15〜25μmの固形物を濾過し、濾過材283-1は10〜15μmの固形物を濾過し、濾過材281-2は5〜10μmの固形物を濾過し、濾過材282-2は3〜5μmの固形物を濾過し、濾過材283-2は1〜3μmの固形物を濾過する。ファイナルフィルター装置300では0.1〜1.0μmの固形物を濾過する。ここで例示する濾過材は第一・第二濾過処理筒200-1、200-2は各々3層にしているが、これに限定するもので無く、その濾過材の選定と、長さ等の仕様を調整して2層や1層にするなど適宜に変更してよい。
図1の中で前記連通パイプPに設けた201aは圧力計、201bはバルブ、201cはチーズ・バルブニップル、201dはカプラを各々示す。
以上の第一・第二濾過処理筒200-1、200-2における濾過材と濾過プロセスにより、ここでの浄化剤は殆ど不要となる。
貯液タンク100からの床クリーニング廃液の上澄み廃液液を排水ポンプ400により、濾過処理筒200-1に導入する。第一濾過処理筒200-1では、廃液がパイプ接続用フランジ210から分配空間フランジ230に流れて一旦広がり接合フランジ260の通液孔260aから均等に分配され濾過材281-1、282-1、283-1と281-2、282-2、283-2に順次流れて濾過される。濾過材281-1、282-1、283-1と281-2、282-2、283-2間には高圧水からの濾過材の形状を保持すると共に良好な層流を形成して均等な流れを維持させる上記の細孔フランジ290a、290bを介設してある。
濾過材283を経た廃液は、接合フランジ270の通液孔270aから集合空間フランジ240の集合空間に集まりパイプ接続用フランジ220から第二濾過処理筒200-2に導入される。第二濾過処理筒200-2では、上記の第一濾過処理筒200-1と同様の廃液濾過処理を行う。
第一濾過処理筒200-1の濾過材281-1〜281-3及び第二濾過処理筒200-2の濾過材281-2〜283-2を順次流れる廃液は、接合フランジ260と接合フランジ270による流出制限により高圧化して低流速状態となり、浄化に充分な滞留時間を得るのである。本考案ではこの濾過処理筒による処理を単数回又は複数回を行うものである。
次に、濾過処理筒内に配置の濾過材充填カセット250は、上下のリングフランジ290a、290bを当該接合フランジ260、270から離脱するのみで交換することが出来る簡便なものとしている。また中央部に細孔フランジ290a、290bを配置しているので、中の充填材も両側から自在に交換することができる。
また圧力計201aは上流の第一・第二濾過処理筒200-1、200-2の濾過材の濾過機能の低下つまり詰まり状態を感知してフイルターの交換を適切な時期に行わしめるものである。
これにより床や絨毯等のクリーニング廃液を、効率よく浄化の完了した浄化水として下水口などに流すので、河川や海を汚すことがなく、環境を汚染しないなど、この種産業界に多大な貢献をもたらすものでる。
200-1、200-2 濾過処理筒
250 濾過材充填カセット
300 ファイナルフィルター
400 給・排水ポンプ
Claims (1)
- クリーニング廃液を導入する貯液タンクと、この貯液タンクからのクリーニング廃液を導入して充填した濾過材で濾過する濾過処理筒と、濾過処理筒からの濾過液を導入するファイナルフィルター装置と、前記濾過処理筒とファイナルフィルター装置にクリーニング廃液を供給するポンプとからなるクリーニング廃液浄化装置において、
濾過処理筒は、上下各々に、パイプ接続用フランジと空間を形成する分配空間フランジと集合空間フランジと、通液孔を複数設け前記分配空間フランジと集合空間フランジに接合する接合フランジを設け、同接合フランジ間に濾過材充填カセットを配置し、濾過材充填カセットには、上下各々に上記接合フランジに着脱可能に接合するリングフランジを設け、リングフランジ間に濾過材を充填したことを特徴とするクリーニング廃液浄化装置。
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JP2008002889U JP3143305U (ja) | 2008-05-07 | 2008-05-07 | クリーニング廃液浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP3143305U true JP3143305U (ja) | 2008-07-17 |
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