JP3142817B2 - 波長選択用受光器及び光スペクトラム分析装置 - Google Patents

波長選択用受光器及び光スペクトラム分析装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散された光を受
光する受光器及びこの受光器を用いて被測定光の各波長
における光スペクトラム値を測定して分析するための光
スペクトラム分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の光スペクトラム分析装置の
一構成例を示す図である。この光スペクトラム分析装置
31は、被測定光を出射する光源32、分光光学系3
3、受光素子34、演算処理部35、分光素子駆動部3
6、表示部37を備えて概略構成される。
【0003】図6に示すように、分光光学系33は、光
源32と受光素子34との間の光路上に配設されたコリ
メータ鏡38、回折格子39、カメラ鏡40、出射スリ
ット41、集光レンズ42で構成される。コリメータ鏡
38は、光源32からの被測定光を平行光にして回折格
子39に反射させている。図7に示すように、分散素子
としての回折格子39は、光路に対面する表面に一定間
隔で格子溝39aが形成されている。回折格子39は、
回動軸39b回りに回動自在に支持されている。カメラ
鏡40は、回折格子39によって分散された平行光を受
けて出射スリット41上に結像させている。出射スリッ
ト41は、スリット方向が回折格子39の格子溝39a
の刻線方向と一致して光路上に配設されている。
【0004】上記光スペクトラム分析装置31では、光
源32から出射された被測定光がコリメータ鏡38に入
射されると、その被測定光はコリメータ鏡38により平
行光にされて回動軸39b回りに回動される回折格子3
9に所定の入射角で入射される。回折格子39は、コリ
メータ鏡38から入射される被測定光を刻線に直交する
平面に分光する。回折格子39で分光された光は、カメ
ラ鏡40で全反射された後に出射スリット41上に結像
される。出射スリット41を通過した光は、集光レンズ
42を介して受光素子34の受光面34a上に入射され
る。
【0005】そして、演算制御部35からの指令に基づ
く分散素子駆動部36の駆動により回折格子39を回動
させると、その回動角に対応して入射角が変化し、回折
格子39により分光されて出射スリット41上に集光さ
れた光の中心波長が変化する。そして、回折格子39を
所定角度間隔で回動させながら受光素子34で受光され
た光の光強度を演算処理部35が演算処理することによ
り、被測定光の各波長におけるスペクトラム値が得られ
る。この演算されたスペクトラム値及びスペクトラム波
形は表示部37に表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の光スペクトラム分析装置31では、回折格子39
で分光された光をカメラ鏡40で集光し、カメラ鏡40
の焦点位置に出射スリット41を配置して任意の波長成
分を取り出し、出射スリット41の後段に受光素子34
を配設して任意の波長成分の強度を測定している。
【0007】また、出射スリット41における分散方向
のスリット幅を可変することにより、装置の分解能(Fu
ll Width Hulf Maximum :FWHM)を可変設定してい
る。この出射スリット41のスリット幅を可変する機構
としては、例えば特開平2−231536号公報に開示
されるものがある。
【0008】その構成について簡単に説明すると、図8
に示すように、出射スリット41が左右に分かれたスリ
ット板41a,41bで構成され、各スリット板41
a,41の下部位置にはねじ棒43が螺合している。ね
じ棒43の各スリット板41a,41bが螺合する各部
分に互いに逆方向にねじが刻設され、ねじ棒43の一端
が固定ブロック44に固設されたステッピングモータ4
5の回転軸に連結されている。そして、ステッピングモ
ータ45を回転させると、左右のスリット板41a,4
1bの間の隙間で形成されるスリット幅hが変化する。
【0009】しかしながら、上記光スペクトラム分析装
置31では、分光された被測定光の中心波長を選択する
ために、受光素子34とは別に構成される出射スリット
41が必要不可欠であった。しかも、装置の分解能を調
整するためには、図8に示すような出射スリット41の
分散方向のスリット幅を可変するための機構が必要とな
り、装置の構成を複雑化させていた。さらに、装置の組
立時には、出射スリット41と受光素子34の受光面3
4aとの間の面倒な光軸合わせが必要であった。
【0010】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたものであって、従来のような面倒な光軸合わせ
が不要で、構成部品を減少させて構成の簡略化が図れる
波長選択用受光器及び光スペクトラム分析装置を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係る波長選択用受光器は、光の所
定方向の幅を制限して受光するための受光領域4bを内
部に備え、該受光領域は、前記所定方向に幅の異なる複
数の領域を備え、前記複数の領域のいずれか一つで受光
可能とされており、前記所定方向に波長成分の分散幅を
有する前記光を受光する光路上にその分散幅を前記受光
領域で制限するように配置され、前記受光領域で選択受
光した波長成分の光を電気信号に変換して出力すること
を特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、被測定光を受けて、そ
の被測定光を分光して所望波長をほぼ中心とした光を選
択的に出力する分光光学系3と、該分光光学系から出力
される光を受光して電気信号に変換して出力する受光器
4とを備え、前記分光光学系からの出力を基に前記所望
波長における光スペクトラム値を測定するための光スペ
クトラム分析装置1において、前記受光器は、前記分光
光学系が出力する光が有する波長成分の分散の幅を所望
のスペクトラム分析幅に制限するための幅を持つ受光領
域4bを備えており、前記受光器の受光領域は、前記分
光光学系が出力する光の波長成分の分散方向に幅の異な
る複数の領域を備え、前記複数の領域のいずれか一つで
受光可能にされたことを特徴とする。
【0013】本発明によれば、受光器4は、分光光学系
3が出力する光の波長成分の分散方向に幅の異なる複数
の受光領域4b(4bA,4bB,4bC,4bD)を
有している。そして、分光光学系3によって分散された
被測定光は、受光器4の複数の受光領域4bA,4b
B,4bC,4bDにおけるいずれか一つの受光領域で
受光される。これにより、分散方向のスリット幅が可変
され、装置の分解能が可変設定される。その後、受光し
た波長成分の光は電気信号に変換され、この電気信号を
基に被測定光の光スペクトラム値が測定される。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明による光スペクトラ
ム分析装置の全体構成の一実施の形態を示す図、図2
(a)は図1における受光器の一例を示す図、図2
(b)は図2(a)の側面図、図3は受光器の受光面の
一例を示す図である。
【0019】図1に示すように、本実施の形態による光
スペクトラム分析装置1は、光源2、分光光学系3、受
光器4、演算処理部5、分散素子駆動部6、受光器駆動
部7、表示部8を備えて概略構成される。
【0020】光源2は、例えば発光ダイオード(LE
D)やレーザーダイオード(LD)等の発光素子で構成
され、スペクトラム分析の測定対象となる所定波長の被
測定光を出射している。
【0021】図1において、分光光学系3は、コリメー
タ鏡9、回折格子10、カメラ鏡11を備えて構成され
る。コリメータ鏡9は、焦点が光源2の発光面2aの中
心に位置して光源2の光軸上に配設される。コリメータ
鏡9の反射面9aは、例えば光軸対称の凹面で形成され
ており、光源2から入射される被測定光を平行光にして
回折格子10に反射させている。
【0022】分散素子としての回折格子10は、光路に
臨む表面に格子溝10aが光軸と直交する方向に所定間
隔で形成されている。回折格子10の格子溝10aは、
光軸と直交する方向に延出する断面三角形状の複数の凸
条で形成されている。具体的には、1mm当たり例えば
800〜1000本の格子溝10aが形成されている。
回折格子10は、演算処理部5の指令に基づく分散素子
駆動部6の駆動により、図1の紙面に垂直な回動軸10
b回りに所定角度間隔で回動駆動される。
【0023】回折格子10では、コリメータ鏡9から入
射される平行光を、測定波長毎の分散光として格子溝1
0aの刻線と直交する平面のそれぞれ異なった角度に分
光してカメラ鏡11に出射している。
【0024】カメラ鏡11は、焦点が図2(a)に示す
受光器4の受光面4aの中心線X−X上に位置して配設
される。カメラ鏡11の反射面11aは、コリメータ鏡
9と同様に、例えば光軸対称の凹面で形成されており、
回折格子10から入射される分散された平行光を受け、
選択されている受光器4の受光領域4bの中心線X−X
上に光を結像させている。
【0025】受光器4は、例えばフォトダイオードやフ
ォトトランジスタ等で構成され、受光面4aがカメラ鏡
11の焦点に位置して配設されている。受光器4では、
回折格子10により分散されてカメラ鏡11から入射さ
れる分散光のうち所望波長の光のみを受光している。す
なわち、受光器4の受光面4aは、従来の出射スリット
の機能を兼ね備えており、分散方向の幅の中心が常に同
じ位置になる形状とされている。更に説明すると、受光
面4aは、図2(a)に示すように、中心線X−Xを中
心として、分散方向の幅が3段階に連続的に変化した多
角形状に形成され、分解能の異なる3つの連続した長方
形状の受光領域4b(4bA,4bB,4bC)を形成
している。
【0026】受光器4は、光の分散方向と直交する中心
線X−X上でガイド部材12に沿って直線移動する可動
ブロック13に取り付けられている。受光器4は、受光
面4aにおける分散方向の幅の中心が常に同じ位置にな
るように、例えばリニアアクチュエータ等の直動機構で
構成される受光器駆動部7により中心線X−X上を移動
可能とされている。そして受光領域4bのいずれか一つ
(4bA,4bB,4bCのいずれか)を選択すること
により、受光器4の分散方向の受光面4aの幅が可変さ
れ、装置の分解能を可変することができる。
【0027】ここで、受光器4における結像スポット径
と受光領域の関係、及び受光器4における受光面4aの
受光領域4bの分散方向の幅と装置の分解能との関係に
ついて説明する。
【0028】図4に示すように、回折格子10における
入射角をi、出射角をj、回折格子10の幅をWとし、
また、コリメータ鏡9の焦点距離をf1、カメラ鏡11
の焦点距離をf2、回折格子10への入射光束の幅をh
1、回折格子10からの出射光束の幅をh2とすると、
発光面2aの幅S1、図3に示す結像スポットの幅S2
の間には以下の関係がある。 (h1・S1)/f1=(h2・S2)/f2…(1) 従って、各受光領域4bの分散方向に対して垂直な方向
の幅Hは、上記(1)式で決まる結像スポットの幅S2
よりも大きく設定される。
【0029】また、カメラ鏡11の焦点上でのスペクト
ラムの分散の割合を示す線分散の値は下記(2)式で表
される。 dL/dλ=(m・f)/(d・cos β)…(2) 但し、L:分散方向の距離、λ:波長、m:回折次数、
f:カメラ鏡11の焦点距離、d:回折格子10の格子
溝10a,10aの溝幅、β:回折角とする。
【0030】従って、受光器4における受光面4aの分
散方向の幅をSとすると、分解能R=S・(dλ/d
L)となる。なお、dλ/dLは線分散の逆数(1/
(dL/dλ))である。
【0031】そして、図3に示すような4つの受光領域
4bA,4bB,4bC,4bDからなる受光面4aを
持つ受光器4を採用した場合の具体的数値の一例を示す
と、m=1、f=200mm、d=1mm/950、β
=45degのとき、線分散dL/dλ=(m・f)/
(d・cos β)=27μm/0.1nmとなる。
【0032】以上のことから、図3における各受光領域
4bA,4bB,4bC,4bDの分散方向の幅Sと分
解能Rとの関係は、S=270μmのときR=1.0n
m、S=135μmのときR=0.5nm、S=54μ
mのときR=0.2nm、S=27μmのときR=0.
1nmとなる。
【0033】演算処理部5は、回折格子10を所定間隔
で回動制御するべく、分散素子駆動部6に制御指令を出
力している。これにより、回折格子10の回動角に対応
して入射角を変化させ、回折格子10により分光されて
受光器4の受光面4a上に集光された光の中心波長を変
化させている。また、演算処理部5は、受光器4を中心
線X−X上で直線移動させるべく、受光器駆動部7に制
御指令を出力している。
【0034】演算処理部5では、中心波長の変化に伴っ
て受光器4が受光する光の光強度を測定し、被測定光の
各波長におけるスペクトラム値を演算している。また、
受光器4の受光面4aを中心線X−X上で直線移動させ
て所定の受光領域4bを選択し、所望の分解能に選択設
定している。そして、演算によって得られる波長毎のス
ペクトラム値、及びそのスペクトラム値に基づく被測定
光のスペクトラム波形は例えば液晶パネル等の表示部7
に表示している。
【0035】上記構成による光スペクトラム分析装置1
では、光源2より被測定光がコリメータ鏡9に入射され
ると、この被測定光はコリメータ鏡9により平行光にさ
れて回折格子10に入射される。回折格子10では、コ
リメータ鏡9から入射された平行光を格子溝10aの刻
線に直交する平面に分光する。回折格子10により分光
された光は、カメラ鏡11に入射された後、カメラ鏡1
1により反射されて受光器4における受光面4aのいず
れか一つの受光領域4bの中心線X−X上に結像され
る。
【0036】そして、受光器4は、分光された光のうち
のある波長のみを選択されている受光領域4bで受光す
る。その際の装置の分解能は、選択されている受光領域
4bの分散方向の幅によって決定される。そして、回折
格子10を所定角度間隔で回動させて回動角に対応して
受光器4から出力される光電変換信号から演算された光
強度信号が被測定光の各波長における光スペクトラム値
として算出される。その際、被測定光の各波長における
光スペクトラム値、及びそのスペクトラム値に基づく被
測定光のスペクトラム波形が表示部8に表示される。
【0037】このように、上記実施の形態によれば、分
散方向の幅が連続的に変化した複数の受光領域4bを有
し、受光領域4bのそれぞれの分散方向の幅の中心が常
に同じ位置になる形状の受光面4aを有する受光器4を
用い、しかも、受光器4は受光領域4bのそれぞれの分
散方向の中心が常に同じ位置になるように移動可能とさ
れているので、従来のような出射スリットと受光面との
間の面倒な光軸合わせが不要となり、構成部品を減少さ
せて構成の簡略化を図ることができる。
【0038】ところで、上記実施の形態では、分散素子
として回折格子10を用いた構成を例にとって説明した
が、入射される光をそれぞれ異なった角度に分散させる
素子であればよく、例えばプリズム等を用いることもで
きる。
【0039】受光器4の受光面4aの形状は、図2及び
図3に示すような中心線X−Xに対して対称の階段状多
角形の他、中心線X−Xに対して対称な台形や曲面形状
としてもよい。すなわち、受光器4の受光面4aの形状
は、受光領域4bにおける分散方向の幅の中心が常に同
じ位置になる形状、あるいは受光領域4bにおける分散
方向の幅に中心が常に同じ位置になるように移動可能で
あれば、図示のものに限定されるものではない。
【0040】また、上記実施の形態の受光器4は、分散
方向の幅が連続的に変化した複数の受光領域4bを有
し、受光領域4bのそれぞれの分散方向の幅の中心が常
に同じ位置になる形状の受光面4aを有するものとして
説明したが、受光領域4bは必ずしも連続している必要
はなく、図5に示すように、例えば各々独立した受光領
域4bA,4bB,4bC,4bDを分散方向と直交す
る方向に並設し、各受光領域4bA,4bB,4bC,
4bDを独立して分散方向に移動できる構成としてもよ
い。
【0041】本発明が適用できる光スペクトラム分析装
置の基本構成としては、被測定光を分光する回折格子や
プリズム等の分散素子と、分散素子によりそれぞれ異な
る角度に分光された光のうちの所定波長成分の光を受光
する受光器と、受光器の受光信号に基づいて被測定光の
波長毎の光スペクトラム値を演算する演算処理部とを備
えたものであればよく、図示のものに限定されるもので
はない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のような出射スリットと受光面との間の面倒な光軸
合わせが不要となり、構成部品を減少させて構成の簡略
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光スペクトラム分析装置の全体構
成を示す図
【図2】(a)図1における受光器の構成を示す図 (b)(a)の側面図
【図3】図2における受光器の受光面の一例を示す図
【図4】図1における回折格子と入射角i及び出射角j
の関係を示す図
【図5】受光器の受光領域の他の構成例を示す図
【図6】従来の光スペクトラム分析装置の一例を示す図
【図7】(a)回折格子の平面図 (b)回折格子の側面図
【図8】図6における出射スリットの開閉機構の一例を
示す斜視図
【符号の説明】
1…光スペクトラム分析装置、2…光源、3…分光光学
系、4…受光器、4a…受光面、4b(4bA,4b
B,4bC,4bD)…受光領域、10…回折格子(分
散素子)、X−X…中心線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−150428(JP,A) 特開 平10−253451(JP,A) 実開 平2−48831(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 3/00 - 3/52 G01N 21/00 - 21/61

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光の所定方向の幅を制限して受光するた
    めの受光領域(4b)を内部に備え、該受光領域は、前
    記所定方向に幅の異なる複数の領域を備え、前記複数の
    領域のいずれか一つで受光可能とされており、前記所定
    方向に波長成分の分散幅を有する前記光を受光する光路
    上にその分散幅を前記受光領域で制限するように配置さ
    れ、前記受光領域で選択受光した波長成分の光を電気信
    号に変換して出力することを特徴とした波長選択用受光
    器。
  2. 【請求項2】 被測定光を受けて、その被測定光を分光
    して所望波長をほぼ中心とした光を選択的に出力する分
    光光学系(3)と、 該分光光学系から出力される光を受光して電気信号に変
    換して出力する受光器(4)とを備え、 前記分光光学系からの出力を基に前記所望波長における
    光スペクトラム値を測定するための光スペクトラム分析
    装置(1)において、 前記受光器は、前記分光光学系が出力する光が有する波
    長成分の分散の幅を所望のスペクトラム分析幅に制限す
    るための幅を持つ受光領域(4b)を備えており、 前記受光器の受光領域は、前記分光光学系が出力する光
    の波長成分の分散方向に幅の異なる複数の領域を備え、
    前記複数の領域のいずれか一つで受光可能にされたこと
    を特徴とする光スペクトラム分析装置。
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