JP3138903U - ハンドブレーキレバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連結ピンが移動しても連結ピンの先端が周辺部材と干渉して摩耗するのを防止して、耐久性の向上、操作フィーリングの維持を図ることのできるハンドブレーキレバー装置を提供する。
【解決手段】ラチェットプレート12に回動可能に取り付けられたハンドブレーキレバー本体14と、ハンドブレーキレバー本体に回転可能に挟持されたラチェット16と、一端側に前記ラチェットとプッシュロッド連結ピン44を介して連結されたプッシュロッド18とを有するハンドブレーキレバー装置であって、プッシュロッドにおけるプッシュロッド連結ピンとの接続部は、プッシュロッド連結ピンを挿通させる小径部と、小径部より大径の大径部とからなり、プッシュロッド連結ピンの軸方向における一端方向の先端が、大径部内の内側に位置するように収まるカシメにて接合されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、ハンドブレーキレバー装置に関し、特に、プッシュロッドとラチェットの連結に改良を加えたハンドブレーキレバー装置に関する。
本願出願人は、先に、特許文献1に示すようなハンドブレーキレバー装置を提案した。
このハンドブレーキレバー装置は、車体側に固定される噛合歯付きのラチェットプレートに対し、ハンドブレーキレバー本体が回動可能に取り付けられている。
ハンドブレーキ本体には、噛合歯に噛合可能なラチェットが回転可能に取り付けられ、このラチェットに連結ピンを介してプッシュロッドの一端が連結されている。
このプッシュロッドは、ラチェットの噛合方向に付勢された状態でハンドブレーキレバー本体に移動可能に取り付けられ、他端には操作ノブが取り付けられ、グリップの先端から突出されるようになっている。
そして、グリップを握って操作ノブを押し込むことによって、ラチェットプレートの噛合歯に対するラチェットの噛合を解除し、ハンドブレーキレバー本体を回動させることで、ハンドブレーキ作動部を作動させて、制動、非制動状態とし得るようになっている。
また、このハンドブレーキレバー装置では、プッシュロッドとラチェットの連結位置を設定することで、プッシュロッドのラチェット側の端部高さ変化量を最小限に抑えるようにしている。
特開2004−322949号公報
このようなハンドブレーキレバー装置にあっては、プッシュロッドのラチェット側の端部高さ変化量を最小限に抑えるようにしているが、プッシュロッドとラチェットとを連結している連結ピンは、操作ノブを操作してプッシュロッドを移動させるたびにラチェットの回転軸を中心に移動することとなる。
この移動により連結ピンの先端がハンドブレーキレバー本体等の周辺部材と干渉し、摩耗することによって、耐久性が低下したり、操作フィーリングが悪化したりすることがあるという問題がある。
本考案の目的は、連結ピンが移動しても連結ピンの先端が周辺部材と干渉して摩耗するのを防止して、耐久性の向上、操作フィーリングの維持を図ることのできるハンドブレーキレバー装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本考案のハンドブレーキレバー装置は、ラチェットプレートに回動可能に取り付けられたハンドブレーキレバー本体と、前記ハンドブレーキレバー本体に回転可能に挟持されたラチェットと、一端側に前記ラチェットと連結ピンを介して連結されたプッシュロッドとを有するハンドブレーキレバー装置であって、前記プッシュロッドにおける前記連結ピンとの接続部は、前記連結ピンを挿通させる小径部と、前記小径部より大径の大径部とからなり、前記連結ピンの軸方向における一端方向の先端が、前記大径部内の内側に位置するように収まるカシメにて接合されている。
本考案によれば、連結ピンの軸方向における一端方向の先端が、プッシュロッドの接続部に形成した大径部内の内側に位置するように収まるカシメにて接合するため、連結ピンの一端がプッシュロッドの接続部内から突出することがなく、したがって、連結ピンが移動しても連結ピンの先端が周辺部材と干渉して摩耗するのを防止して、耐久性の向上、操作フィーリングの維持を図ることができる。
本考案においては、前記接続部は、前記小径部と前記大径部との間に段形状からなる段部を有するものとすることができる。
このような構成とすることにより、段部によってより確実に連結ピンの先端が周辺部材と干渉するのを防止することができる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1〜図4は、本考案の一実施の形態に係るハンドブレーキレバー装置を示す図である。
図1は、本実施の形態に係るハンドブレーキレバー装置を一部破断にして示す全体側面図で、このハンドブレーキレバー装置10は、ラチェットプレート12と、ハンドブレーキレバー本体14と、ラチェット16と、プッシュロッド18と、操作ノブ20と、グリップ22とを有している。
ラチェットプレート12は、基端部24が図示せぬ車体のフロアに固定されるようになっており、先端側に所定範囲にわたってセクター状の噛合歯26が形成されている。
ハンドブレーキレバー本体14は、板状で、基端部側にかけて広がる状態とされたもので、基端部側でレバー連結ピン28を介してラチェットプレート12に対して回動可能に取り付けられている。
また、このハンドブレーキレバー本体14の基端側には、ジョイント部材30を介して図示せぬブレーキケーブル等に接続され、このブレーキケーブル等を介して図示せぬハンドブレーキ作動部を作動させるようになっている。
また、ハンドブレーキレバー本体14には、ストッパピン36が設けられ、このストッパピン36がラチェットプレート12に形成したガイド孔38に当接することで位置が規制されるようになっている。
ラチェット16は、ラチェット連結ピン40を介してハンドブレーキレバー本体14に回転可能に取り付けられ、このラチェット16の先端の爪42がラチェットプレート12の噛合歯26に噛合可能にされている。
プッシュロッド18は、一端がプッシュロッド連結ピン44を介しラチェット16と連結されてハンドブレーキレバー本体14に移動可能に取り付けられている。
また、プッシュロッド18には、プッシュロッドスプリング46が取り付けられ、このプッシュロッドスプリング46によってプッシュロッド18がラチェット16の噛合方向、すなわちハンドブレーキレバー本体14の先端方向に付勢された状態となっている。
このプッシュロッドスプリング46は、基端側がハンドブレーキレバー本体14から突出させたプレート48に支持され、先端側が操作ノブ20の基端側に取り付けられた状態となっている。
さらに、プッシュロッド18の途中位置には、防振ゴム50が取り付けられ、プッシュロッド18とハンドブレーキレバー本体14との干渉を防止するようになっている。
操作ノブ20は、プッシュロッド18の他端に取り付けられてハンドブレーキレバー本体14の先端より突出するようになっている。
この操作ノブ20は、ノブ本体52と、ノブ本体52を覆うノブカバー54とにより構成されている。
グリップ22は、ハンドブレーキレバー本体14のグリップ部分を覆うグリップ部78と、このグリップ部78からハンドブレーキレバー本体14の回動中心であるレバー連結ピン28付近までを覆うスカート状に広がるカバー部80とを一体に有した状態となっている。
そして、グリップ22のグリップ部78を握って操作ノブ20を押し込むことによって、ラチェットプレート12の噛合歯26に対するラチェット16の噛合を解除し、ハンドブレーキレバー本体14を回動させることで、ハンドブレーキ作動部を作動させて、制動、非制動状態とし得るようになっている。
この場合、操作ノブ20を操作してプッシュロッド18を移動させるたびに、プッシュロッド18とラチェット16とを連結しているプッシュロッド連結ピン44は、ラチェット16の回転軸であるラチェット連結ピン40を中心に移動することとなる。
この移動によりプッシュロッド連結ピン44の先端がハンドブレーキレバー本体14等の周辺部材と干渉し、摩耗することによって、耐久性が低下したり、操作フィーリングが悪化したりすることがある。
そのため、本実施の形態では、図2〜図4に示すように、プッシュロッド18におけるプッシュロッド連結ピン44との接続部56に、プッシュロッド連結ピン44を挿通させる小径部58と、この小径部58より大径の大径部60とを形成し、プッシュロッド連結ピン44の軸方向における一端方向の先端64が、大径部60内の内側に位置するように収まるカシメにて接合するようにしている。
このように、プッシュロッド連結ピン44の軸方向における一端方向の先端64が、プッシュロッド18の接続部56内から突出しないようにすることで、プッシュロッド連結ピン44がプッシュロッド18の操作によって移動してもプッシュロッド連結ピン44の先端がハンドブレーキレバー本体14等の周辺部材と干渉して摩耗するのを防止して、耐久性の向上、操作フィーリングの維持を図ることができる。
また、本実施の形態においては、接続部56の小径部58と大径部60との間に段形状からなる段部62を形成することで、段部62によってより確実にプッシュロッド連結ピン44の先端64が周辺部材と干渉するのを防止することができる。
本考案は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内において、種々の形態に変形可能である。
例えば、前記実施の形態では、接続部の小径部と大径部との間に段部を形成しているが、この段部は必ずしも存在しなくてもよい。
本考案の一実施の形態に係るハンドブレーキレバー装置の一部を破断して示す側面図である。 図1のプッシュロッド連結ピンを取り付けたプッシュロッドの拡大側面図である。 図2のプッシュロッドを図2の矢視III方向からみた正面図である。 図3のIV-IV線に沿うプッシュロッドの接合部とプッシュロッド連結ピンの拡大断面図である。
符号の説明
10 ハンドブレーキレバー装置
12 ラチェットプレート
14 ハンドブレーキレバー本体
16 ラチェット
18 プッシュロッド
26 噛合歯
44 プッシュロッド連結ピン
56 接続部
58 小径部
60 大径部
62 段部
64 先端

Claims (2)

  1. ラチェットプレートに回動可能に取り付けられたハンドブレーキレバー本体と、前記ハンドブレーキレバー本体に回転可能に挟持されたラチェットと、一端側に前記ラチェットと連結ピンを介して連結されたプッシュロッドとを有するハンドブレーキレバー装置であって、
    前記プッシュロッドにおける前記連結ピンとの接続部は、前記連結ピンを挿通させる小径部と、前記小径部より大径の大径部とからなり、
    前記連結ピンの軸方向における一端方向の先端が、前記大径部内の内側に位置するように収まるカシメにて接合されていることを特徴とするハンドブレーキレバー装置。
  2. 請求項1に記載のハンドブレーキレバー装置において、
    前記接続部は、前記小径部と前記大径部との間に段形状からなる段部を有してなることを特徴とするハンドブレーキレバー装置。
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