JP3129540U - 車両の駐車支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】後退移動する車両を、ドライバーが駐車区画内の目標位置に対し、容易にかつ確実に停止できる、車両の駐車支援装置を提供する。
【解決手段】 車両1のリアバンパー2の運転席側隅部の内側に取付けられる取付け具20と、取付け具20に対し吊下げられ、後退移動する車両1を駐車区画PS内の目標位置に停止させる目印となる、視認可能なレーザースポット光を、車両斜め後方やや外側下向きにして、リアバンパーの下側から投光するレーザー投光器30とを有する構成とする。取付け具20と、レーザー投光器30との間には、レーザー投光器のレーザー投光方向および角度を調整する調整機構40を設ける。
【選択図】図2

Description

本考案は、後退移動する車両を、駐車区画内の目標位置に対し容易にかつ確実に停止させることのできる、車両の駐車支援装置に関するものである。
後退移動する車両を、駐車区画内の目標位置に対し正確に停止させるのは大変難しい操作であり、特に、駐車区画が構造物で仕切られた車庫である場合や、隣りの駐車区画に他車両が存在する場合などは、車両を車庫の壁に接触させたり、隣の車両に接触させたりしないように、ドライバーにとって大変に神経を使うものである。また、従来一般の後退の仕方としては、車両の後方をドライバーがバックミラーやサイドミラーで確認したり、あるいは直接確認しながら、自分の経験と感を頼りに、車両を後退させていた。
このような経験と感を頼りにしていた従来のやり方を改善するべく、車両の後退操作を支援する装置として、車両の後部にテレビカメラを取り付け、後退移動する車両の後方運転席の前部に設置したテレビモニターで車両の後方を確認しながら、車両を後退させる装置が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平7−17328号公報 特開平11−208420号
しかしながら、テレビカメラとテレビモニターは一般に高価であり、だれもが気軽に購入して、装着できる装置ではない。また、車両の後部にテレビカメラを装着すると車両の外観を損ねるし、これを避けるためリアバンパー内にテレビカメラを設置しようとすれば、リアバンパーを改造せざるを得ず、取付け費用が嵩んでしまう問題がある。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたもので、テレビカメラやテレビモニターを使うことなく、運転者が、後退移動する車両を、駐車区画内の目標位置に対し、容易にかつ確実に停止させることのできる、車両の駐車支援装置を提供することを目的とする。
また、本考案は、構造が簡単で、製作および取付け費用が安価に済む、車両の駐車支援装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る請求項1の車両の駐車支援装置は、
車両のリアバンパーの運転席側隅部の内側に取付けられる取付け具と、
前記取付け具に対し取付けられ、後退移動する車両を駐車区画内の目標位置に停止させる目印となる、視認可能なレーザースポット光を、運転者が車両のサイドミラーで視認できる範囲の車両斜め後方やや外側下向きにして、リアバンパーの下側からまたはリアバンパーに設けられた投光用穴を通して投光するレーザー投光器と、を有することを特徴とする。
請求項1の車両の駐車支援装置によると、運転席のドライバーがサイドミラーを見て、あるいは直接後方を見て、地面あるいは床面に投光されたレーザースポット光を視認しながら、車両を後退移動させ、レーザースポット光に合わせて、車両を駐車区画内の目標位置に停止させるようにする。同時に、同レーザースポット光は、車両の後方および側方に対し一定間隔の安全区画を確保する目印にもなり、後退移動する車両を駐車区画の後ろの壁に接触させる等の事故の防止にもなる。
レーザー投光器は取付け具によりリアバンパーの運転席側隅部の内側に取り付けるようにしたから、車両の外側からレーザー投光器が目立たず、車両の外観を損ねない。
視認可能なレーザースポット光は、波長範囲400mm〜700mmの可視光を放出するレーザースポット光であり、赤色、青色、緑色の各レーザー光が含まれる。レーザー光は、太陽光よりも出力が大きく、夜間に限らず、昼間においても、地面または床面に投光されたレーザースポット光をドライバーが視認できる。視認可能なレーザースポット光は、安全上、出力が1mW未満に設定される。レーザー投光器には、市販のレーザーポインタを使用でき、これにより装置の製作費用が安価に済む。
本考案に係る請求項2の車両の駐車支援装置は、前記レーザースポット光のスポット径が5mm〜20mmであることを特徴とする。レーザースポット光のスポット径(直径)が5mm〜20mmであることにより、車両の後退移動時に、運転席のドライバーが地面または床面上に投光されたレーザースポット光を容易に認識できる。
本考案に係る請求項3の車両の駐車支援装置は、レーザー投光器の電源スイッチを運転席の近傍に配置することを特徴とする。レーザー投光器の電源スイッチを運転席の近傍に配置することで、車両の後退開始に合わせて直ぐにレーザースポット光を車両斜め後方に投光でき、操作性に優れる。
本考案に係る請求項4の車両の駐車支援装置は、レーザー投光器の作動後、所定時間経過後にレーザー投光器の電源スイッチを自動的にオフ操作するタイマー機構を設けたことを特徴とする。タイマー機構を設けることで、レーザースポット光の消し忘れ等が確実に防止される。
本考案に係る請求項5の車両の駐車支援装置は、前記取付け具と前記レーザー投光器との間に、当該レーザー投光器のレーザー投光方向および角度を調整する調整機構を設けたことを特徴とする。
請求項5の車両の駐車支援装置によると、調整機構を設けることにより、駐車区画の広狭や障害物の有無に合わせて、後退移動する車両の駐車区間内の目標位置を変更したり、駐車区画内に駐車する車両の周囲の安全区画の大きさを変更したりする場合において、それらの目印となるレーザースポット光の位置を調整できる。また、前記した駐車区画内の目標位置や、安全区画の大きさが変わらない場合であっても、車両の種類(乗用車、トラック、バス等)によって、リアバンパー下部への装置の取付け位置や、車両後端と運転席との間の距離・高さ等が異なる場合には、各々の車両に合わせて、レーザー投光方向および角度の調整が必要になる場合がある。調整機構を設けることで、容易に対応できる。また、調整機構の構造が簡単で、装置の製作費用が安価に済む。
請求項6の車両の駐車支援装置は、前記調整機構を、前記取付け具に対し水平方向に沿って前後移動可能かつ軸回りに回転可能に支持される支持軸と、この支持軸に対し上下に首振り可能に支持され、レーザー投光器を保持するブラケットとから構成することを特徴とする。
請求項7の車両の駐車支援装置は、前記調整機構を、前記取付け具に対し取り付けられるフレキシブル管と、このフレキシブル管の先端に設け、レーザー投光器を保持する筒状保持体とから構成することを特徴とする。フレキシブル管を利用すれば調整機構の構造が極めて簡単になる。
本考案に係る請求項8の車両の駐車支援装置は、前記取付け具を、車両のリアバンパーとタイヤハウスの間の隙間から、当該リアバンパーの運転席側隅部の内側の下部段部にゴムパッキンを介して外挿されるU字形の板ばねと、当該板ばねを着脱可能に固定するねじ部とから構成することを特徴とする。
以上説明したように、本考案によると、高価なテレビカメラやテレビモニターを使うことなく、市販のレーザーポインタを用いた簡単な構造の装置を用いて、運転者が、後退移動する車両を、駐車区画内の目標位置に対し、容易に確実に停止させることができるという効果を奏する。しかも、車両のリアバンパーの内側空間を利用して本考案の装置を後付けすることができ、車両の外観を損ねず、装置製作およびその取付け費用が安くで済むという優れた効果を奏する。
以下、本考案を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。図1ないし図4は、本考案の第1実施形態を示すもので、図1および図2において、符号1は車両、符号2はリアバンパー、符号10は車両の駐車支援装置(以下、「駐車支援装置」という。)を示している。
リアバンパー2は、車両1の後部の下側において、車両1の全幅にわたり取付けられるもので、図2に示すように、断面形状が略L字形の形状をなしており、リアバンパー2の内側に下部段部2aが形成されている。
駐車支援装置10は、図2に示すように、リアバンパー2の運転席寄り隅部において、同リアバンパー2の内側の下部段部2aに取付けられる取付け具20と、この取付け具20に対し吊下げられるレーザー投光器30とを有する構成とされ、その間にレーザー投光器30のレーザー照射方向および角度を調整する調整機構40が設けられている。
前記取付け具20は、図1および図2に示すように、リアバンパー2の前記下部段部2aに対し、タイヤハウス3の内側から、ゴムパッキン21を介して外嵌される左右一対の略コ字形の板ばね22、22と、各板ばね22を前記下部段部2aに対し着脱可能に固定するねじ部材23とから構成されている。ねじ部材23は、各板ばね22を構成する上下の水平板部22a、22aのそれぞれの同じ平面位置に設けられたねじ孔24に対し上下方向に螺合されるものであり、ねじ部材23を締め付ける方向に回すことで、前記下部段部2aに対し各板ばね22が上下に強固に固定され、ねじ部材23を緩める方向に回すことで、前記下部段部2aから各板ばね22を取外し可能とされている。そして、各板ばね22の間、すなわち、各板ばね22の上下に配設された水平板部22a、22aを連結する連結部分22bの間には、水平支持板25の背板25aの両端がピン留めにより架設されている。この水平支持板25は、自身の背板25aと前板25cの各々に設けられた支持孔26に、後述する調整機構40の支持軸41を挿入して、同支持軸41を水平に支持するものである。
前記レーザー投光器30は、投光器本体31の先端から、レーザースポット光を投光するもので、本実施形態では市販の出力1mW未満の赤色レーザーポインタが使用される。なお、レーザー投光器30の配線32は運転席まで延びており、運転席付近に設置された電源ON/OFF用の電源スイッチ33に接続されている(図4参照)。この電源スイッチ33は、ギアが後退ポジションにあるときに限りON操作が可能であり、OFF操作により、緊急時を含めてレーザー投光を直ちに中断する。
前記調整機構40は、前記水平支持板25に対し水平支持される支持軸41と、この支持軸41に対しレーザー投光器30を上下に首振り可能に吊下げ支持するブラケット42とから構成されている。
前記水平支持板25は、図1および図2に示すように、左右一対の板ばね22、22の各連結部分22b間に両端が架設された背板25aと、この背板25aの上端から前方に折り曲げられた上板25bと、この上板25bの先端から下向きに折り曲げられた前板25cとから、下向きのコ字形状に一体成形されたもので、一定間隔の背板25aと前板25cの各々に設けられた支持孔26に対し、棒状部材からなる支持軸41が水平に挿入されて、これにより支持軸41が前後にスライド可能に2点支持されている。また、支持孔26に支持された支持軸41は軸回りに回転可能に支持されている。そして、支持軸41は、水平支持板25の上板25bに設けられたねじ孔24に羅合されるねじ部材23によって、所定の前後位置および所定の回転角度に固定されるようになっている。
ブラケット42は、支持軸41に対しレーザー投光器30を上下に首振り可能に吊下げ支持するもので、図1および図2に示すように、投光器本体31の胴部を保持するリング状保持部42aと、このリング状保持部42aの両側から上方に延びる左右一対のアーム部42b、42bとから構成されており、この一対のアーム部42b、42bの上端に設けられた軸受部42c、42cを、支持軸41の前端に形成された水平筒部41aの両側に位置させて、一方からねじ部材43を、軸受部42c、42c、水平筒部41cのそれぞれに挿通して、他方からねじ部材43の先端にナット44を螺合し、これによって、ねじ部材43を介して、支持軸41の水平筒部41aの両側にアーム部42b、42bの軸受部42cを連結するとともに、支持軸41の水平筒部41a回りに、リング状保持部42aに保持された投光器本体31を、首振り可能としている。その結果、レーザー投光器30のレーザースポット光の投光角度を上下に調整できる。
なお、上記のねじ部材23、43、ナット44は、パテ埋め等によって固定し、振動等によって緩むのを防ぐようにする。
次に、上記構成の駐車支援装置10の取付け方法を説明する。
まず、図2に示すように、取付け具20をリアバンパー2の運転席側隅部の内側の下部段部2aに対し取り付ける。取付け具20の左右一対の板ばね22、22を、タイヤハウス3の内側から、リアバンパー2の内側の下部段部2aにゴムパッキン21を介して外挿し、ねじ部材23を、板ばね22のねじ孔24、24に螺合させ、固定する。ゴムパッキン21の密着面には幅方向の複数箇所に凹みを設けて、板ばね22、22の密着度を高め、固定を強固にできる。次に、支持軸42を水平支持板25の支持孔26に挿入し、ねじ部材23を上板24bのねじ孔24に螺合させ、レーザー投光器30をセットする。
そして、レーザー投光器30の向き、角度を調整して、レーザースポット光の投光位置を調整する。たとえば、図3に示すように、レーザースポット光の先端位置を、車両1の後端から後方に40cm離れた線L1と、車両の右側端から側方に30cm離れた線L2とが交差する位置P1に設定する。車両1の後端隅部からレーザースポット光の先端位置までの距離は、後退移動する車両1を、車庫の後壁K1および側壁K2に接触するのを防止するのに十分な距離と、人間が車両1と壁との間を通るのに十分な距離とを確保する観点から設定するもので、設定されたレーザースポット光の先端位置は、車両1を駐車区画A内の目標位置TPに停止させるための目印となる。
なお、同様にして、図3に示すように、リアバンパー2の助手席側隅部の下部段部2aにも、取付け具20、調整機構40を用いて、レーザー投光器30を取り付ける。
次に、上記構成の駐車支援装置10を用いて、駐車区画Aが構造物Kで仕切られた車庫に対し、車両1を後ろ向きに駐車する手順を説明する。図3に示すように、車両1の駐車区画A内の停止目標位置TPは、構造物Kの後壁K1から40cm手前、構造物Kの側壁K2から30cm内側となる。
車両1を後退姿勢にして、レーザー投光器30の電源スイッチ33を入れ、図3および図4に示すように、レーザー投光器30から車両1の右斜め後方下向きの地面Gにレーザースポット光を投光する。地面Gに投光されるレーザースポット光の先端位置は、車両1の後端から後方に40cm離れた線L1と、車両の側端から側方に30cm離れた線L2とが交差する位置P1に位置する。ドライバーは、車両後方の地面G上のレーザースポット光の先端位置をサイドミラー4で確認しながら、あるいは直接後方を確認しながら、車両1をゆっくりと後退させる。車両1の後退動作に従い、レーザースポット光の先端位置も後退する。レーザースポット光の先端位置が、車庫の構造物Kの後壁K1と地面Gとの間の境界に設けられた表示マークMに達したら(同表示マークMには反射テープを貼付けることで視認性が向上する。)、車両1の後退動作を停止する。これにより、車両1を、車庫の構造物Kの後壁K1に接触させることなく、駐車区画Aの停止目標位置である、構造物Kの後壁K1から40cm手前に停止させることができる。
なお、図示例のように、レーザー投光器30の電源スイッチ33を入れてから、所定時間経過すると、電源スイッチ33を自動的にオフ操作するタイマー機構50を設ける。レーザー投光器30の電源スイッチ33を入れてから、例えば、後退開始から10秒以内で目標停止位置に停止させることができる場合は、タイマー時間を10秒〜12秒程度に設定すればよく、車両の後退停止後にレーザースポット光を消し忘れることを確実に防止できる。
上記実施形態は、後退移動する車両1を車庫内の目標位置に停止させる例について説明したが、他の例として、スーパーの駐車場において、後退移動する車両1を白線ラインで囲まれた駐車区画内の目標位置に停止させる場合にも好適である。予め、駐車区画内の車両1と白線ラインとの位置関係に基づき、レーザー投光器30の投光の向き・角度を調整しておき、レーザー投光器30から投光されるレーザースポット光の先端位置を側方の白線ラインに合わせて、車両1を後退移動させ、同レーザースポット光の先端が白線ラインの角部に来た時点で車両1を停止させるようにすればよい。車両1を駐車区画内の目標位置に簡単に停止させることができ、例えば車止めがない駐車区画であっても、安心して車両を後退移動させることができる。
図5は、本考案の第2実施形態を示すもので、本実施形態では、リアバンパー2の内側に取り付けられる取付け具20’の前面の水平支持板25’に対し、金属製のフレキシブル管(螺旋管)60の根元が取付固定され、このフレキシブル管60の先端に設けられた円筒支持部61内にレーザー投光器30が装着保持されている。この金属製のフレキシブル管60は、レーザー投光器30の投光の向き・角度を自由に調整可能であり、調整機構の役割を果たすもので、フレキシブル管60を利用することにより、レーザースポット光の先端位置を簡単に位置決め、調整、変更等でき、また、そのための構造も極めて簡単である。
図6は、本考案の第3実施形態を示すもので、本実施形態では、リアバンパー2の運転席寄り隅部において、リアバンパー2の内部にレーザー投光器30を配置し、リアバンパー2に設けた投光用穴5からレーザースポット光を投光させるようにしたものである。レーザー投光器30は、球状部71と受け部72とからなるフレキシブルジョイント(調整機構)70により、レーザー投光器30の投光の向き・角度を自由に調整可能とされている。レーザー投光器30の投光器本体31が球状部71側の保持バンド73により着脱可能に保持され、受け部72側の取付板(取付け具)74がリアバンパー2の内面に着脱可能に取付けられる構成となっている。
図7は、本考案の第4実施形態を示すもので、本実施形態では、リアバンパー2の運転席寄り隅部に外付けされたバンパーモール6の内部に小型のレーザー投光器30(例えば長さ3〜5cm程度)を配置し、バンパーモール6に設けた投光用穴5からレーザースポット光を投光させるようにしたものである。なお、本実施形態のレーザー投光器30は、図示しないが、図6で説明したフレキシブルジョイント70により、レーザー投光器30の投光の向き・角度を自由に調整可能とされ、同じく、レーザー投光器30の投光器本体31が保持バンド73により着脱可能に保持され、取付板74がバンパーモール6の内面に着脱可能に取付けられる構成となっている。バンパーモール6の内部空間に小型のレーザー投光器30を配置することで、外側からレーザー投光器が目立たず、車両の外観を損ねることもない。投光用穴5の径はレーザースポット光のスポット径に合わせて10mm〜30mm程度あればよく、その程度の径であれば、投光用穴5が外観を損ねることもない。
図8は、本考案の第5実施形態を示すもので、本実施形態では、図7で示したバンパーモール6の内部の投光用穴6近傍に鏡80を配置し、同じくバンパーモール6の内部に配置したレーザー投光器30からのレーザースポット光を鏡80の鏡面80aで一旦反射させ、前記投光用穴5から投光させるようにしたものである。レーザー投光器30の投光器本体31の長さが大きい場合には、バンパーモール6の内部空間の奥行寸法との関係で、レーザー投光器30を図7に示すような配置、即ち、投光用穴5から投光されるレーザースポット光と向きを同じくする配置にできない場合があるので、バンパーモール6の内部空間の奥行と直交する横向きに投光器本体31を配置し、鏡面80aに向けてレーザースポット光を投光するようにする。
鏡80は、反射するレーザースポット光の投光の向き・角度を自由に調整可能とするために、鏡本体81が、U字形ブラケット82の上端支持軸82a。82a間に同支持軸82a回りに回動可能に取り付けられ、螺子83により所定の角度に固定され、また、U字形ブラケット82の下部の固定軸82bをバンパーモール6の内面に対し、回動可能に取り付けるようになっている。なお、バンパーモール6の投光穴5の近傍には、鏡面80aの向き・角度を調整できるように開閉窓7が設けられる。
以上述べてきたように、本考案の車両の駐車支援装置は、テレビカメラやモニターを用いることなく、リアバンパー2またはバンパーモール6の内部空間に配置したレーザー投光器30を用いて、車両の後退移動を支援するものであり、安価で、しかも、車両の外観を損ねることなく、使い勝手に優れる、駐車支援装置を提供するものである。
本考案に係る車両の駐車支援装置は、後退移動する車両を、駐車区画内の目標位置に停止させる支援装置として、利用可能である。
本考案の第1実施形態を示すもので、車両の駐車支援装置を示す斜視図、 図1の後退支援装置を車両のリアバンパーの内側に取付け、レーザー投光器をリアバンパーから吊下げた状態を示す側面図、 図1の後退支援装置を用いて、後退移動する車両を車庫内の目標位置に停止させるまでの様子を示す平面図、 図1の後退支援装置を用いて、後退移動する車両を車庫内の目標位置に停止させるまでの様子を示す側面図、 本考案の第2実施形態を示すもので、調整手段としてフレキシブル管を用いた装置例を示す斜視図、 本考案の第3実施形態を示すもので、(a)はレーザー投光器をリアバンパーの内側に配置した状態を示す要部斜視図、(b)はレーザー投光器をリアバンパーの内側に取付ける取付け具とフレキシブルジョイントを示す要部断面図、 本考案の第4実施形態を示すもので、レーザー投光器をバンパーモールの内部に配置した状態を示す要部斜視図、 本考案の第5実施形態を示すもので、(a)はレーザー投光器をバンパーモールの内部に横向きに配置し、レーザースポット光を鏡を用いて所定の方向に反射させる様子を示す要部斜視図、(b)は同鏡の斜視図、(c)はバンパーモールに設けられた蓋を開けた状態を示す要部斜視図である。
符号の説明
1 車両
2 リアバンパー
2a 下部段部
3 タイヤハウス
4 サイドミラー
5 投光用穴
6 バンパーモール
7 開閉窓
10 駐車支援装置
20、20’ 取付け具
21 ゴムパッキン
22 板ばね
22a 水平板部
22b 連結部分
23、43 ねじ部材
24 ねじ孔
25、25’ 水平支持板
25a 背板
25b 前板
25c 上板
26 支持孔
30 レーザー投光器
31 投光器本体
32 配線
33 スイッチ
40 調整機構
41 支持軸
41a 水平筒部
42 ブラケット
42a リング状保持部
42b アーム部
42c 軸受部
44 ナット
50 タイマー機構
60 フレキシブル管(調整機構)
61 円筒支持部
70 フレキシブルジョイント(調整機構)
71 球状部
72 受け部
73 保持バンド
74 取付板(取付け具)
80 鏡
80a 鏡面
81 鏡本体
82 U字形ブラケット
82a 上端支持軸
82b 固定軸
83 螺子
A 駐車区画
G 床面
K 構造物
K1 後壁
K2 側壁
L1 車両の後端から後方に40cm離れた線
L2 車両の右側端から側方に30cm離れた線
L3 車庫における後壁と床面との間の境界線
M 表示マーク
P1 L1とL2が交差する位置
TP 目標位置



Claims (8)

  1. 車両のリアバンパーの運転席側隅部の内側に取付けられる取付け具と、
    前記取付け具に対し取付けられ、後退移動する車両を駐車区画内の目標位置に停止させる目印となる、視認可能なレーザースポット光を、運転者が車両のサイドミラーで視認できる範囲の車両斜め後方やや外側下向きにして、リアバンパーの下側からまたはリアバンパーに設けられた投光用穴を通して投光するレーザー投光器と、を有することを特徴とする車両の駐車支援装置。
  2. 前記レーザー光のスポット径が5mm〜20mmであることを特徴とする請求項1記載の車両の駐車支援装置。
  3. 前記レーザー投光器の電源スイッチが運転席の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両の駐車支援装置。
  4. 前記レーザー投光器の作動後、所定時間経過後にレーザー投光器の電源スイッチを自動的にオフ操作するタイマー機構が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の車両の駐車支援装置。
  5. 前記取付け具と前記レーザー投光器との間に、当該レーザー投光器のレーザー投光方向および角度を調整する調整機構が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の車両の駐車支援装置。
  6. 前記調整機構は、前記取付け具に対し水平方向に沿って前後移動可能かつ軸回りに回転可能に支持される支持軸と、この支持軸に対し上下に首振り可能に支持され、レーザー投光器を保持するブラケットとから構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5記載の車両の駐車支援装置。
  7. 前記調整機構は、前記取付け具に対し取付けられるフレキシブル管と、このフレキシブル管の先端に設けられ、レーザー投光器を保持する筒状保持体とから構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5記載の車両の駐車支援装置。
  8. 前記取付け具が、車両のリアバンパーとタイヤハウスの間の隙間から、当該リアバンパーの運転席側隅部の内側の下部段部にゴムパッキンを介して外挿されるU字形の板ばねと、当該板ばねを着脱可能に固定するねじ部とから構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7記載の車両の駐車支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101244115B1 (ko) * 2011-05-24 2013-03-18 박경욱 주차보조 레이저 포인트

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