JP3126667U - シート状部材端縁把持用線状部材 - Google Patents

シート状部材端縁把持用線状部材 Download PDF

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Abstract

【課題】 シート状部材の端縁を確実に把持固定するためのカシメ構造を備えたシート状部材端縁把持用線状部材を提供することを課題とする。
【解決手段】 シート状部材端縁把持用線状部材10は、上辺12と下辺11が交点10aで断面が略V字形に形成され、開口溝部10bを備えた任意の長さを有し、上辺12は、下辺11に対して60〜80%の厚さに形成されていることを特徴とする。また、V字形状の開口溝部10bの背面から水平又はL形状に突出した取付部13、14、又は二つのV字形状の開口溝部10bを備え、開口溝部それぞれの背面を連結する取付部15を備える。
【選択図】 図1

Description

本考案は、幕布等のシート状部材を張架してパネルに形成するため、シート状部材の端縁を把持固定するためのシート状部材端縁把持用線状部材に関する。
従来、街角における広告宣伝媒体や簡便な案内表示などには、プラスチックボードなどの板材に直接印刷又は描き出し、これを適当な支持枠に固定して立て看板として設置、或いは店頭の壁部に直接留めて表示することが行われていたが、この場合、その表示内容を変更する度に、板材の取り外しや交換或いは現場での書き直しを行う必要があった。
こうしたことから、近年では、樹脂などをコーティングして耐候性や強度を付与したシート状部材(幕布)に表示内容を印刷し、これを方形のパネル枠などに嵌め込んで固定し、その表示内容を変更する場合には、そのシート状部材を交換するという簡便な方法が採用されてきた。しかし、交換作業にかなりの手間が掛かる問題があった。
これらを解決する部材および保持構造として、特許文献1には、機械的に縫い合わせることに不向きなシート状部材、例えばメッシュ状の部材など張架が困難な部材に対しても端縁を容易に把持固定する処理部材とその保持構造が提案されていた。
図6(a)は、特許文献1で提案された従来の線状部材の断面図である。図において線状部材70は、シート状部材20の端縁を把持固定して、該端縁に直線的な剛性を付与するもので、長手方向断面が略U字形に形成され、かつ、その相対する内面には、断面波型の形状が付与されている。この波型は、一方の面の凸部71が、他方の面の凹部72に対向して、互いに相補的に形成されている。
図6(b)は、従来の線状部材をカシメた状態を示す図である。シート状部材20は、波型の凸部71と凹部72に挟まれて線状部材70に一体的に把持固定されて直線的な剛性が付与される。この場合、シート状部材20及び線状部材70が共に波型になって互いの接触面積を増加させると共に、その静止摩擦力をも増大させ強固に一体化させている。
しかし、線状部材70の長手方向断面がU字形状のアルミ部材であるため、カシメのためのプレスの際に、U字交点70aに応力が集中して割れてしまう問題があった。また、U字交点70aの割れを避けてプレスすると、シート状部材20の把持にバラツキが生じプレス後の形状が直線的にならない問題が生じていた。
実用新案登録第3075173号公報(第2、3頁、第7、8、11、12、13図)
本考案は、前述の問題に鑑みて為されたもので、シート状部材の端縁を確実に把持固定するためのカシメ構造を備えたシート状部材端縁把持用線状部材を提供することを課題とする。
本考案のシート状部材端縁把持用線状部材は、シート状部材の端縁を把持固定し、該端縁に直線的な剛性を付与する線状部材であって、該線状部材は、その長手方向断面が略V字形で、長手方向に沿う開口溝部を有すると共に、該開口溝部へ前記シート状部材の端縁の挿入を許容した後、カシメ手段によりシート状部材の端縁を圧迫しこれを把持固定するための塑性変形可能な材質で構成されており、前記略V字形の断面には、その対抗する内面に沿って、カシメ後に前記シート状部材を挟んで互いに嵌め合うこととなる相補的な波型形状が付与され、さらに、前記略V字形の開口溝部の対向する一方の辺を他方に対し60〜80%の厚さに形成していることを特徴とする。
また、前記線状部材は、V字形状の開口溝部の背面から水平又はL形状に突出した取付部を有することを特徴とする。
また、前記線状部材は、二つのV字形状の開口溝部を備え、開口溝部それぞれの背面を連結する取付部を有することを特徴とする。
本考案によれば、略V字形の開口溝部の対向する一方の辺の厚さを他方に対し薄く形成していることにより、押圧によりカシメの際に、薄く形成された一方の辺がV字形交点を中心に内側に折れ曲がり、割れることがない。
また、プレス後の形状が直線的となり、シート状部材の把持にバラツキが生じない。
以下本考案のシート状部材端縁把持用線状部材の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案の1実施の形態を示し、(a)は、シート状部材端縁把持用線状部材の長手方向断面図、(b)はシート状部材を把持固定した状態の断面図、(c)は、シート状部材を把持固定した平面図である。
図1(a)に示すシート状部材端縁把持用線状部材10は、上辺12と下辺11が交点10aで断面が略V字形に形成され、開口溝部10bを備えた任意の長さを有する線状部材である。
上辺12は、下辺11に対して60〜80%の厚さに形成されており、この実施の形態では下辺11の厚さ20mmに対して上辺12を16mmに形成し、下辺11と上辺12の交点10aは、半径6mmの円弧で45度開いたV字形状とされている。なお、V字形状の開度は、45度に限ることなく、それ以下でもよい。
上辺12の開口溝部10bに対面する内面は、波型形状が付与され、凸部12aは、上辺12が下方に向けてプレス(カシメ)された際に下辺11の内面に設けられた波型形状の凹部11aと相補的に対向する位置に設けられている。
図1(b)は、シート状部材20を把持固定した状態のシート状部材端縁把持用線状部材10の断面を示す。シート状部材20は、プレスされた上辺12と下辺11の間隙にシート状部材20が挟まれ、把持固定されている。このとき、上辺12の凸部12aと、下辺11の凹部11aによりシート状部材20が波型に折り曲げられるため把持摩擦力が強く働く。
図1(c)は、シート状部材20の端縁を把持固定した状態のシート状部材端縁把持用線状部材10の平面図である。
図2は、本考案の第2の実施の形態を示すシート状部材端縁把持用線状部材10Aの断面図である。この実施の形態では上辺12と下辺11で形成された開口溝部10bの背面から水平に突出した取付部13が一体的に設けられているものである。
取付部13には上下に貫通する取付孔13aが穿設されている。
図3は、本考案の第3の実施の形態を示すシート状部材端縁把持用線状部材10Bの断面図である。この実施の形態では上辺12と下辺11で形成された開口溝部10bの背面からL字形状に突出した取付部14が一体的に設けられているものである。取付部14には前後に貫通する取付孔14aが穿設されている。
図4は、本考案の第4の実施の形態を示すシート状部材端縁把持用線状部材10Cの断面図である。この実施の形態では上辺12と下辺11で形成された二つの開口溝部10bを備え、それぞれの背面を連結する取付部15により一体的に形成されているものである。この形態では、2枚のシート状部材を把持して連結するように固定することができる。尚、図示しないが取付部15の任意の位置に取付孔を設けてもよい。
図5は本考案のシート状部材端縁把持用線状部材10Bを枠部材に取付けた実施の形態を示す断面図である。
図5において、枠部材30は、固定用ボルト34を嵌め込み溝部33と、シート状部材端縁把持用線状部材10Bを載置するテーブル部32と、シート状部材20を支持する張出部31を備え、シート状部材端縁把持用線状部材10Bの取付孔14aを貫通させた固定用ボルト34を用いてナット35で固定させる。
本考案の第1の実施の形態を示し、(a)は、シート状部材端縁把持用線状部材の長手方向断面図、(b)はシート状部材を把持固定した状態の断面図、(c)は、シート状部材を把持固定した平面図である。 本考案の第2の実施の形態を示すシート状部材端縁把持用線状部材10Aの断面図である。 本考案の第3の実施の形態を示すシート状部材端縁把持用線状部材10Bの断面図である。 本考案の第4の実施の形態を示すシート状部材端縁把持用線状部材10Cの断面図である。 本考案のシート状部材端縁把持用線状部材10Bを枠部材に取付けた実施の形態を示す断面図である。 (a)は、従来の線状部材の断面図、(b)は、従来の線状部材をカシメた状態を示す図である。
符号の説明
10 シート状部材端縁把持用線状部材
10A、10B、10C シート状部材端縁把持用線状部材
10a 交点
10b 開口溝部
11 下辺
11a 凹部
12 上辺
12a 凸部
13 取付部
13a 取付孔
14 取付部
14a 取付孔
15 取付部
20 シート状部材
30 枠部材
31 張出部
32 テーブル部
33 嵌め込み溝部
34 固定用ボルト
35 ナット
70 線状部材
70a U字交点
71 凸部
72 凹部

Claims (3)

  1. シート状部材の端縁を把持固定し、該端縁に直線的な剛性を付与する線状部材であって、該線状部材は、その長手方向断面が略V字形で、長手方向に沿う開口溝部を有すると共に、該開口溝部へ前記シート状部材の端縁の挿入を許容した後、カシメ手段によりシート状部材の端縁を圧迫しこれを把持固定するための塑性変形可能な材質で構成されており、前記略V字形の断面には、その対抗する内面に沿って、カシメ後に前記シート状部材を挟んで互いに嵌め合うこととなる相補的な波型形状が付与され、さらに、前記略V字形の開口溝部の対向する一方の辺を他方に対し60〜80%の厚さに形成していることを特徴とするシート状部材端縁把持用線状部材。
  2. 前記線状部材は、V字形状の開口溝部の背面から水平又はL形状に突出した取付部を有することを特徴とする請求項1記載のシート状部材端縁把持用線状部材。
  3. 前記線状部材は、二つのV字形状の開口溝部を備え、開口溝部それぞれの背面を連結する取付部を有することを特徴とする請求項1記載のシート状部材端縁把持用線状部材。
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