JP3124328U - 自在ストロー付き容器蓋 - Google Patents

Abstract

【課題】 本考案は流動性の食品を飲用する場合、容器を強く押すことにより容器の口から飲用物が押し出されてくる。その時、容器の口に自在に曲がるストローを容器の口に固定することにより内容物を飲用者の口に容易に移送することができる。特に寝たきり老人等の介護には飲用させやすく安全便利であるだけでなく安価であり使い捨てができ衛生的であることも課題とした。
【解決手段】 本考案はジャバラのついた自在に動くストローを容器に蓋合させるためにストローと容器に接合できるネジを付けるか溶着または接着する。又は、容器に自在に動くストローを一体成型する、ストロー吸い口には容器の内容物の漏出を防ぐため溶着か接着又はストロー先端にキャップ及びピンチコック等のストッパーを取付けることが出来る。
【選択図】図３

Description

本考案は流動食を入れた容器の内容物をストローを通して押し出す改良技術。

従来の方式では流動性食品を飲用するには不向きであった。

容器中の流動性食品を食べるときは容器を押して、容器内の食品を口の中にいれる。従来は容器の口に直接口をつけて使用しているが、容器の口の形状が自在に動かないため寝たきり老人等に介護人が飲用させるのに不便であった。

考案が解決する手段

自在に動くジャバラのついたストロー付きフタを容器に取り付ける。容器に圧力を加えてもストローは容器の口から外れることなく容器の内容物がストローの吸い口から取り出せる用具。

考案の効果

寝たきりの人に水分の補給をするためには水をそのまま、飲ませると気道に入り咽るため飲ませにくい。そのためにゼリー状にして水分や栄養補給食品を飲ませる事により気道に入るのを防いでいる。一方本考案のジャバラのついたストロー蓋を、例えばパウチパックの食品容器等に取り付けることによって吸い口が自在に動くため介護人は楽に飲用させることができる。

考案の適用範囲

溶液及びゲル化した溶液を入れた容器から規定量の内容物を押し出す。内容物を押し出した分だけ容器の内容積が狭くなるタイプの容器全般に適用できる。

考案を実施するための形態

図面の図１はこの考案のストロー断面図で符号１はストロー、符号２はストローのジャバラ部分で自在に曲がる、符号３は一般に市販されている容器に固定して取り付けるために本件ではネジ状になっている。

図２は一般に市販されているポリ袋製、アルミ袋製等のパウチパックで、袋のキャップを取り除いた側面図で符号４は容器のキャップをはずしたネジ図。

図３は容器に本考案の自在ストローを取付けた外形斜視図。

図４はストロー吸い口部分符号９を容器の内容物が漏出しないように接着または圧着し使用時に切り取って使える様にした一例で、この部分にキャップ又はピンチコックを取りつけて漏出を防ぐこともできる。

図５はパウチパックに本考案のストローを取りつけた実施例でパウチパックを手で圧力を加えて押し出すと流動性の食品は符号７より出てくる。符号８の部分はパウチパックに一体成型することもできるし接着または溶着することもできる。

容器に取付ける本考案の自在ストロー用具の断面図。 本考案の自在ストローを取り付けるポリ袋、アルミ袋容器の縁をパウチ接着された市販のパウチパックの側面図。 本考案の容器取付け式自在ストローの斜視図。 容器取付け用自在ストローの斜視図でストローの吸い口部分を溶着した図。 本考案の自在ストローをパウチパックに付けた実施例の斜視図。

符号の説明

１、 ストロー筒状の部分
２、 ストロージャバラ部分
３、 ストローを容器に取り付けるネジ部分
４、 パウチパックのネジ接合部分
５、 パウチパック
６、 パウチパックの接合された部分
７、 ストロー吸い口
８、 ストローとパウチパックの接合部分の外縁
９、 ストロー吸い口を溶着した部分

Claims (3)

1. 飲料容器にジャバラの付いたストロー状に成型した吸飲部をもつ容器のフタをネジ又は接着か溶着をして使用する飲料用具。
2. 請求項１の容器のフタが容器と一体成型された飲料用具。
3. 請求項１、のストロー先端の吸飲部分を溶着や接着又は、先端にストッパー等を付けて使用することのできる飲料用具。

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