JP3122314B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3122314B2
JP3122314B2 JP22460994A JP22460994A JP3122314B2 JP 3122314 B2 JP3122314 B2 JP 3122314B2 JP 22460994 A JP22460994 A JP 22460994A JP 22460994 A JP22460994 A JP 22460994A JP 3122314 B2 JP3122314 B2 JP 3122314B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチヘッドを用いた
画像形成装置に関し、特にシリアルスキャンを行って画
像記録を行うインクジェット記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、被記録材にインクを吐出して画像
記録を行うインクジェット記録装置が知られている。イ
ンクジェット記録装置は、カラー化が容易、コンパクト
化が容易等のメリットを持ち、近年急速に普及してい
る。
【0003】図5は、そのような記録装置の斜視図であ
る。図5において、ロール状に巻かれた被記録材5は、
搬送ローラ1,2を経て副走査ローラ3で挟持され、副
走査ローラ3に結合した副走査パルスモータ15の駆動
に伴ってf方向におくられる。この被記録材を横切って
ガイドレール6,7が平行に置かれており、キャリッジ
8に搭載された記録ヘッドユニット9が左右P方向に往
復する。キャリッジ8にはイエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの4色のヘッド9Y〜9Bkが搭載されて
おり、これに4色のインクタンクが配置されている。被
記録材5はヘッド9の印字幅分ずつ間欠送りされるが、
被記録材5が停止されている間にヘッドがP方向に走査
され画像信号に応じたインク滴を吐出する。例えばヘッ
ド数は256、記録密度を400ドット/インチとした
場合、f方向の印字幅は16.256ミリとなる。
【0004】上記のようなシリアルスキャンを行って画
像記録を行うインクジェット記録装置では、被記録材5
上に記録ヘッド9によりインク滴が記録された場合のイ
ンク滴の吸収特性と、副走査ローラ3による被記録材5
の副走査量が画像品位に重大な影響を及ぼす。即ち記録
ヘッド9の複数のインク吐出口から吐出され、被記録材
5上に吐出されたインク滴が付着吸収されて画像が記録
される記録幅と、副走査ローラ3による被記録材5の副
走査量の大小により、被記録材5上に記録ヘッド9の各
主走査毎の帯状の継ぎ目スジが発生してしまう場合があ
る。
【0005】そのため、従来は、記録ヘッド9による記
録幅と副走査ローラ3による被記録材5の副走査搬送量
とが一致するような吸収特性を持った被記録材を選択
し、また、そこで選択された被記録材5に合わせて副走
査ローラ3の加工精度を高くし、副走査モータ3を高分
解能のパルスモータにし、モーターの回転パルス数の設
定条件を最適パルス数となるように決める方法がとられ
てきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなインクジェット記録装置により、インク吸収特性
の異なる複数種類の被記録材上に画像を記録しようとす
ると、各被記録材上でのインク滴の吸収・滲みの状態が
異なってしまう為に、被記録材上には、記録ヘッド9の
主走査毎に帯状の白スジ或は黒スジが発生してしまうと
いった問題が発生していた。
【0007】図6,図7を参照してこの現象を説明する
と、例えば記録密度が400dpiの記録ヘッド9によ
り、インク吸収特性の異なる複数の被記録材A,B,C
上にインク滴を吐出し記録した場合、インク滴は各被記
録材の表面で吸収されて滲んだ結果、各被記録材上での
記録dA ,dB ,dC は dA <dB <dC となる。
【0008】ここで、記録密度400dpiで被記録材
上に記録を行う場合の最適dot径は、記録画素ピッチ
63.5μmを内接する円であればよく、 63.5μm×√2=89.8μm=dB となり、被記録材Bがインク吸収特性の最適な被記録材
であり、被記録材Aはインク滴の滲み不足の被記録材,
被記録材Cはインク滴の滲み過多の被記録材となる。ま
た、同じ被記録材Bでも、被記録材Bの製造ロットバラ
ツキにより被記録材Bの吸収特性が常に均一でなく、滲
み不足になったり、滲み過多になったりする場合もあ
る。
【0009】従って、図7に示すように、インク吸収特
性の異なる被記録材上に記録ヘッド9の各インク吐出口
からインク滴を吐出させながら矢印P方向に記録ヘッド
9を主走査移動させながら画像記録を行う際に、副走査
ローラ3による被記録材の副走査搬送量を記録ヘッド9
による記録画素幅Lに設定すれば、被記録材Bの場合は
記録ヘッド9による記録幅WB と副走査搬送量Lとが L≒WB となり、副走査部に継ぎ目スジが発生する事なく、画像
を形成することができる。
【0010】しかしながら、同様に被記録材の副走査搬
送量をLとしたまま、被記録材Aのようにインクの滲み
不足の被記録材Aに記録ヘッド9によりインク滴を記録
すると、被記録材Aでの記録9の記録幅WA は L>WA となり、副走査部は、白スジ状の継ぎ目スジが発生した
画像が形成されてしまう。
【0011】また、被記録材Cのように、インクの滲み
過多の被記録材に記録ヘッド9によりインク滴を記録す
ると、被記録材Cでの記録ヘッド9の記録幅WC は WC >L となり、副走査部には黒スジ状の継ぎ目スジが発生した
画像が形成されてしまう。
【0012】そこで、従来においては、被記録材上での
記録ヘッドによる副走査継ぎ目スジが発生しないよう
に、各被記録材の記録面側にインク滴の吸収特性が同じ
になるようなインク吸収層をコーティングし、各被記録
材での記録幅Wが同じになるようにしたり、副走査ロー
ラ3の加工精度を高くし、さらにこの副走査ローラ3を
回転させる副走査パルスモータ15に分解能の高いパル
スモータを用い、インク吸収特性の異なる被記録材毎に
モータの回転パルス数を切換えて、副走査搬送量Lを変
化させる等の方法が取られている。
【0013】しかし、前記のように様々な被記録材の記
録面にインク吸収層をコーティングして、記録ヘッド9
による記録幅Wが同じようになるようにするには、各被
記録材のインク吸収特性が各被記録材の基材の特性にも
依存する事から、各被記録材毎にインク吸収層のコーテ
ィング条件が異なってしまい、製造は非常に困難であ
る。また、後者の場合は、実際の副走査搬送量が副走査
ローラの加工精度に依存する事から、装置毎に副走査搬
送量にバラツキが生じ、副走査モータの回転パルス数を
被記録材に合わしても装置によってはやはり副走査部に
黒スジ状あるいは白スジ状の継ぎ目スジが発生してしま
うという問題が発生していた。
【0014】本発明は上記従来の問題点を解消するため
に成されたもので、被記録材が様々なインク吸収特性を
有する場合にも記録ヘッドによる記録画像に白スジ状,
黒スジ状の副走査継ぎ目スジが生じない良好な品位の画
像が得られるインクジェット記録装置を提供する事を目
的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】このため、本発明に係る
インクジェット記録装置は、画像を読み取り画像データ
を出力する読取り手段と、記録信号に基づき被記録材に
インク滴を吐出する記録素子を有し被記録材に対して移
動する記録ヘッドと、該記録ヘッドの移動方向に対して
直交する方向に被記録材を移動させる搬送手段と、記憶
手段を有し前記記録ヘッドへの記録信号の制御および前
記搬送手段の駆動制御を行う制御手段を備えたインクジ
ェット記録装置であって、前記制御手段は画像形成基準
となるパターン画像を発生する発生手段を備え、該発
手段が発生したパターン画像を被記録材に前記記録ヘッ
を用いて前記搬送手段による所定の搬送条件での被記
録材の搬送を介して複数回記録し、該複数回記録された
パターン画像を前記読取り手段によって読み取ったデー
の被記録材の搬送方向の幅情報に基づき、被記録材を
搬送する最適な搬送条件を算出して記憶手段に記憶し、
該最適な搬送条件により被記録材を搬送することを特徴
とする構成によって、前記の目的を達成しようとするも
のである。
【0016】更に、前記搬送条件は、前記搬送手段が有
する被記録材を搬送する副走査パルスモータの回転パル
ス数であることを特徴とする構成によって、また更に、
記搬送条件を記憶する記憶手段は、搬送条件の書き換
えが可能であることを特徴とする構成によって、前記の
目的を達成しようとするものである。
【0017】
【作用】上記の構成によって、パターン画像の記録を読
み取ることにより被記録材のインク滴の吸収・にじみ状
態が読み取れ、制御手段によって最適な搬送条件の算出
ができる。この算出値に基づく被記録材の搬送を制御し
てインク滴による記録を行うことにより、インク吸収特
性の異なる複数の被記録材に画像を記録する場合にも、
被記録材上でのインク滴の吸収・にじみの状態が異なる
事による記録ヘッドの主走査毎の帯状の白スジ状或いは
黒スジ状の副走査継ぎ目の筋が生じない良好な画像が得
られる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例であるデジタルカ
ラー複写機の構成を示した断面図である。
【0020】このデジタル・カラー複写機10は、大別
して2つの要素から構成されている。即ち、この複写機
10は、一方の大別要素として、上方に位置し、原稿画
像をカラーで読み取り、デジタル・カラー画像データを
出力するカラー・イメージ・スキャナ部(以下、リーダ
部と略す。)12を備えている。このリーダ部12内に
は、デジタル・カラー画像データの各種の画像処理を行
うとともに、外部装置とのインターフェース等の処理機
能を有するコントローラ部14が内蔵されている。
【0021】このリーダ部12は、原稿押え板16の下
にあって、図示しない原稿台上に下向きに置かれた立体
状、シート状原稿の画像を読み取る他、大判サイズのシ
ート状原稿を読み取るための機構も内蔵している。ま
た、リーダ部12の上面の一側には、コントローラ部1
4に接続された操作部120(図2に示す)が設けられ
ており、この操作部120は、複写機としての各種の情
報を入力するために設けられている。
【0022】本実施例において、被記録材上での記録イ
ンクのにじみの違いによる被記録材搬送条件を補正する
ための後記の動作は、この操作部に設けられた「CA
L」キー130(図2に示す)を押すことにより起動さ
れる。
【0023】このコントローラ部14は、操作部120
を介して入力された情報に応じてリーダ部12、後述す
るプリンタ部20に対して、これらの動作に関する指示
を行うよう構成されている。さらに、複雑な編集処理等
を行う必要のある場合には、原稿抑え板16に替えて、
デジタイザ等を取り付け、これをコントローラ部14に
接続することにより、高度な画像処理が可能になる。
【0024】また、この複写機10は、他の大別要素と
して、リーダ部12の下方に位置した状態で、コントロ
ーラ部14より出力されたカラー・デジタル画像信号を
記録紙に記録するためのプリンタ部20を備えている。
この一実施例において、プリンタ部20は、特開昭54
−59936号公報に記載されたインク・バブル・ジェ
ット記録方式の記録ヘッドを使用したフル・カラーのイ
ンク・ジェット・プリンタが用いられている。
【0025】上記の2つの大別要素は互いに分離可能で
あり、接続ケーブルを延長することによって、離れた場
所に設置することも可能に設定されている。
【0026】このように、この実施例の複写機10は、
リーダ部12で読み取った画像をプリンタ部20で印刷
出力する。
【0027】そして、操作者がプリント部20で被記録
材上に記録された記録画像の副走査継ぎ目部に黒スジ状
あるいは白スジ状の継ぎ目スジが発生していると感じた
場合、前記の「CALキー」130を押す事により、被
記録材搬送条件の補正動作が開始される。
【0028】即ち、「CALキー」130を押す事によ
り、プリンタ部20は記録ヘッド56により所定のパタ
ーンを被記録材上に記録し、操作者はこの記録された被
記録材をリーダ部12に読み取らせる。そして、コント
ローラ部14は、この被記録材上に記録されたパターン
画像の読み取り信号からこの被記録材を搬送する為に最
適な被記録材搬送条件を演算し、この演算で得られた搬
送条件で被記録材を搬送するようになっている。
【0029】次に本実施例の複写機10の動作を説明す
る。
【0030】まず、複写機10のリーダ部12において
は、露光ランプ22、レンズ24、フルカラーでライン
・イメージの読み取りが可能なイメージ・センサ26
(本実施例ではCCD)によって、原稿台ガラス28上
に置かれた原稿の画像、プロジェクタによる投影像、ま
たはシート送り機構30によるシート状原稿の画像が読
み取られる。次に、このようにして、各種の画像処理を
リーダ部12とコントローラ部14で行ない、この後、
読み取った画像は、プリンタ部20で記録紙に記録され
ることになる。ここで、記録紙は小型定型サイズ(この
一実施例ではA4〜A3サイズまで)のカット紙を収納
する給紙カセット32と、大型サイズ(本実施例ではA
2〜A1サイズまで)の記録を行なうためのロール紙3
4より選択的に供給される。
【0031】また、給紙は図示してない手差し口より1
枚ずつ記録紙を給紙部カバーに沿って入れることによ
り、装置外部よりの給紙(手差し給紙)をも可能にして
いる。また、プリンタ部20に装着された給紙カセット
32の上方には、給紙カセット32よりカット紙を1枚
ずつ取り出すためのピック・アップ・ローラ40が配設
されている。このピック・アップ・ローラ40により取
り出されたカット紙は、カット紙送りローラ42により
給紙第1ローラ44まで搬送される。
【0032】一方、ロール紙34は、ロール紙給紙ロー
ラ46により連続して送り出され、カツタ48により定
型長にカットされ、上述した給紙第1ローラ44まで搬
送される。同様に、手差し口より挿入された記録紙は、
手差しローラ50によって給紙第1ローラ44まで搬送
される。
【0033】ここで、上記のピック・アップ・ローラ4
0、カツト紙送りローラ42、ロール紙給紙ローラ4
6、給紙第1ローラ44、手差しローラ50は不図示の
給紙モータ(本実施例では、DCサーボ・モータを使用
している)により駆動され、各々のローラに付帯した電
磁クラッチにより随時回転駆動のオン・オフ制御が行な
えるように構成されている。ここで、プリント動作がコ
ントローラ部14よりの指示により開始されると、上記
の給紙経路のいずれかより選択給紙された記録紙は、給
紙第1ローラ44まで搬送される。
【0034】また、給紙第1ローラ44と給紙第2ロー
ラ52との間には、記録ヘッド56の上側に配設された
紙送りローラ64と、下側に配設された給紙第2ローラ
52との間で正確な紙送り動作を行なうために記録紙に
所定量たるませてバッファを作るように構成されてい
る。
【0035】以上のように記録紙の搬送システムが構成
されたプリンタ部20において、記録ヘッド56による
プリントの際には、記録ヘッド56が装着される操作キ
ャリッジ58がキャリッジ・レール60上を操作モータ
62により往復動して、主走査方向の走査が行なわれる
ように構成されている。そして、往路の走査では、記録
ヘッド56により記録紙上に画像がプリントされ、復路
の走査では、副走査ローラ64により記録紙を所定量だ
け送る副走査方向の送り動作が行なわれる。
【0036】そして、プリントされた記録紙は、排紙ト
レイ66に排出され、一連のプリント動作を完了する。
【0037】図2は本実施例のコントローラ部14の構
成を示したブロック図である。
【0038】26は前記の原稿読み取り用のイメージセ
ンサであるが、被記録材搬送条件補正動作時における所
定パターンの記録画像を読み取るカラーイメージセンサ
でもある。102はイメージセンサ26の画像出力を所
定の値に増幅する増幅器、103はアナログ画像信号を
デジタル画像信号に変換するアナログ/デジタル変換
器、104は光学系及びイメージセンサのシェーディン
グを補正するシェーディング補正部、105、106、
107それぞれは、カラーイメージセンサ26のフィル
タに応じた出力をイメージセンサの位置に対応してデー
タをサンプリング及び加算する信号加算器である。
【0039】108はデジタルカラー画像信号を原稿と
同等な色と濃度に変換する画像処理である。109は画
像処理部108の一部で、濃度変換に関する特性を調整
するγ補正部であり、110は画像処理部108の一部
で、色修正を行なうマスキング補正部である。
【0040】111は、γ補正,マスキンク補正がなさ
れた多値の画像信号から2値の信号に変換する2値化部
である。112は後記の基準パターンを独自に発生する
ためのパターン発生部である。
【0041】122は二値化部111により二値化され
た画像データと、パターン発生部112からのパターン
データとの切り換えを行なう切り換え部である。通常の
印刷モードでは、切り換え信号は二値化部111からの
二値化画像データを選択し、補正モードでは、発生部1
12からの画像データを選択する。
【0042】113は印刷ヘッドを制御するヘッドドラ
イバである。121は、イメージセンサ26の移動速度
及び位置を制御するイメージセンサ移動制御部である。
【0043】114〜117は、それぞれシアン、マゼ
ンタ、イエロー、ブラックの印刷ヘッドであり、118
は印刷ヘッド114、115、116、117それぞれ
の温度を制御する温度制御部である。119は本装置の
すべてを制御する演算制御部である。
【0044】140は演算制御部119の演算により得
られた被記録材搬送条件のデータを記憶する為のメモリ
であり、このデータにより演算制御部119は装置の動
作を制御する。
【0045】次に本実施例の被記録材搬送条件補正モー
ドにおける補正動作を説明する。
【0046】まず、前記のように操作者により操作部1
20の「CALキー」130が押される事により、被記
録材搬送条件補正モードが選択され、以下の手順で補正
が行なわれる。そして操作部120からの補正モード信
号が演算制御部119に伝えられると、演算制御部11
9は図3に示したようなプログラムを実行する。
【0047】図3に示すステップS1で演算制御部11
9が補正動作をスタートすると、ステップS2でパター
ン発生部112に対し、記録ヘッドに記録させる基準と
なるパターンを作成するように指示する。ここで記録ヘ
ッドに記録させるパターンとしては、記録ヘッドにより
被記録材上に画像を記録した場合の副走査継ぎ目部の継
ぎ目スジの状態がわかるように、記録ヘッドによる記録
幅分のパターン(例えば全ベタ幅)を数行分記録するよ
うにあらかじめ設定してある。
【0048】次に、記録ヘッドに記録させる記録パター
ンの作成終了後、演算制御部119はステップS3で切
換え部122による画像データの選択を、パターン発生
部側に切り換える。そしてステップS4で被記録材が記
録ヘッドを備えた記録部へと給紙搬送され、被記録材上
に記録ヘッドの記録幅分のパターン記録が開始され、あ
らかじめ設定しておいた行分の記録動作を行った後、ス
テップS5で被記録材上へのパターン記録が終了する
と、パターンの記録された被記録材は自動的に排紙され
ステップS6でリーダ部のセンサユニットが画像読取り
の為の初期位置へと移動される。
【0049】そして、操作者がこの排紙された記録ヘッ
ドによるパターン記録が行われた被記録材を原稿読み取
り部12にセットした後、ステップS7で操作部120
のスタートキー131を押すと、ステップS8でリーダ
ー部による被記録材上のパターン記録画像の読み取り動
作が開始される。そして、リーダ部により読取られた被
記録材上のパターン記録画像データをもとにステップS
9で記録ヘッドによる記録幅Wの演算が行われ、ステッ
プS10で最適被記録材搬送条件としての、副操作ロー
ラによる最適副走査搬送量が演算される。そしてここで
得られた最適副走査搬送量データは、ステップS11で
RAM等から構成される被記録材搬送条件記憶メモリ1
40に記憶され、ステップS12で一連の補正動作は終
了される。
【0050】ここで上記の最適被記録材搬送条件の演算
方法の一例を図4を参照して説明する。
【0051】図4(A),(B),(C)は前記のステ
ップS4,S5で記録ヘッドにより記録幅分のパターン
として2行分のパターン画像をインク吸収性の異なる
A,B,Cの被記録材上に副走査搬送量Lで搬送して記
録した被記録材をステップS8でリーダー部により読み
取った場合の読み取りデータを示している。
【0052】即ち、それぞれ図4(A)はインク滲み不
足の被記録材Aに、図4(B)はインク吸収特性が最適
な被記録材Bに、図4(C)はインク滲み過多の被記録
材Cに、記録ヘッドにより2行分の記録パターンが記録
された場合のリーダー部による読み取りデータを示して
いる。
【0053】そしてインク滲み不足の被記録材Aの場合
の読み取りデータは、図4(A)に示したように記録ヘ
ッドの2行分の記録パターンの継ぎ目部に、白スジ状継
ぎ目スジに対応したイメージセンサ出力の低い領域が発
生しており、インク滲み過多の被記録材Cの場合の読み
取りデータは、図4(C)に示したように、記録ヘッド
の2行分の記録パターンの継ぎ目部に、黒スジ状継ぎ目
スジに対応するイメージセンサ出力の高い領域が発生し
ている。
【0054】そこでステップS9で、記録ヘッドによる
記録幅を以下のようにして演算する。
【0055】即ち、図4(A),(B),(C)に示し
たように、イメージセンサによる被記録材上の記録パタ
ーンの読取り出力データとあらかじめ設定しておいた閾
値TH の大小の値から、記録ヘッドによる被記録材上で
の記録幅xA2−xA1,xB2−xB1,xC2−xC1を演算す
る。次にここで演算された記録幅の値と被記録材の搬送
量との差を演算し、インク滲み不足の被記録材Aの場合
は2L−(xA2−xA1)=2RA で得られた2RA 分に
相当する白スジ状の継ぎ目スジが発生することから、被
記録材Aの副走査搬送量をLからL−2RA にすること
により副走査部の継ぎ目スジの発生を防止することがで
きる。
【0056】従って、被記録材Aに対しては最適副走査
搬送量がL−2RA であり、この値をメモリ140に記
憶し、実際に被記録材Aに画像を記録する際には最適被
記録材搬送条件として副走査ローラによる副走査搬送量
をL−2RA とするように副走査パルスモータの回転パ
ルス数を演算制御部119で制御する。
【0057】また、同様にインク滲み過多の被記録材C
の場合は、(xC2−xC1)−2L=2RC で得られた2
C 分に相当する黒スジ状の継ぎ目スジが発生すること
から、被記録材Cの副走査搬送量をLからL+2RC
することにより、副走査部の継ぎ目スジの発生を防止す
る事ができる。そして、被記録材Cに対しては最適副走
査搬送量がL+2RC であり、この値をメモリ140に
記憶し、実際に被記録材Cに画像を記録する際には、最
適被記録材搬送条件として副走査ローラによる副走査搬
送量をL+2RC とするように、副走査パルスモータの
回転パルス数を演算制御部119で制御する。
【0058】ここで被記録材A,B,Cの選択は、操作
者が操作部120から入力して選択して画像記録をすれ
ばよく、また、被記録搬送条件記憶メモリ140を書換
え可能タイプのメモリにし、最適副走査搬送量データを
必要に応じて書換える事ができようにしておく事によ
り、インク吸収性の異なる数多くの種類の被記録材に対
しても副走査継ぎ目部に白スジ状、或は黒スジ状の継ぎ
目スジの発生することのない、良好な記録画像画得られ
るようになる。
【0059】なお、本発明は、特にインクジェット記録
方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用される
エネルギとして熱エネルギを発生する手段(例えば電気
熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギにより
インクの状態変化を生起させる方式の記録ヘッド、記録
装置において優れた効果をもたらすものである。かかる
方式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できるか
らである。
【0060】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応している膜沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、前記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0061】記録ヘッドの構成としては、前記の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば、イ
ンクを吐出して記録を行う記録ヘッドと被記録材とを相
対的に移動させて画像記録を行うにあたって、発生手段
によって発生した基準となるパターンを記録ヘッドによ
り被記録材上に記録し、この記録された被記録材上のパ
ターンを読取り手段により読み取る。そして被記録材上
に記録されたパターン画像の読み取りデータに基づい
て、被記録材を搬送する最適な搬送条件を制御手段によ
り得ることができ、この最適な搬送条件を記憶手段に記
憶し、得られた最適な搬送条件により被記録材を搬送
被記録材上に画像記録を行う事により、被記録材の吸
収特性に製造ロットによるバラツキが生じた場合やイン
ク吸収特性の異なる複数の被記録材に画像を記録する場
合にも、被記録材上でのインク滴の吸収・にじみの状態
が異なる事により記録ヘッドの主走査毎の帯状の白スジ
状或は黒スジ状の副走査継ぎ目スジが生じない良好な画
像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例であるカラー複写機の構成を示した
断面図である。
【図2】 実施例の画像処理部のブロック図である。
【図3】 実施例の制御を示したフローチャートであ
る。
【図4】 実施例の演算方法を説明するためのパターン
画像比較図である。
【図5】 記録装置のプリンター部の要部斜視図であ
る。
【図6】 従来装置の記録問題点を示した説明図であ
る。
【図7】 従来装置の記録問題点を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
3 副走査ローラ 5 被記録材 8 キャリッジ 9 記録ヘッド 10 ディジタル・カラー複写機 12 リーダ部 14 コントローラ部 15 副走査パルスモータ 20 プリンタ部 26 イメージセンサ 28 原稿台ガラス 30 シート送り機構 32 給紙カセット 52 給紙第2ローラ 56 記録ヘッド 58 走査キャリッジ 62 走査モータ 64 副走査ローラ 66 排紙トレイ 112 パターン発生部 113 ヘッドドライバ 114〜117 印刷ヘッド 119 演算制御部 121 移動制御部 122 信号切り換え部 130 較正キー 131 読取り開始キー 140 被記録材搬送条件記憶メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 19/96 B41J 2/01 B41J 2/205 B41J 2/21 B41J 2/51

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を読み取り画像データを出力する読
    取り手段と、記録信号に基づき被記録材にインク滴を吐
    出する記録素子を有し被記録材に対して移動する記録ヘ
    ッドと、該記録ヘッドの移動方向に対して直交する方向
    に被記録材を移動させる搬送手段と、記憶手段を有し前
    記記録ヘッドへの記録信号の制御および前記搬送手段の
    駆動制御を行う制御手段を備えたインクジェット記録装
    置であって、 前記制御手段は画像形成基準となるパターン画像を発生
    る発生手段を備え、該発生手段が発生したパターン画
    を被記録材に前記記録ヘッドを用いて前記搬送手段に
    よる所定の搬送条件での被記録材の搬送を介して複数回
    記録し、該複数回記録されたパターン画像を前記読取り
    手段によって読み取ったデータの被記録材の搬送方向の
    幅情報に基づき、被記録材を搬送する最適な搬送条件を
    算出して記憶手段に記憶し、該最適な搬送条件により被
    記録材を搬送することを特徴とするインクジェット記録
    装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送条件は、前記搬送手段が有する
    被記録材を搬送する副走査パルスモータの回転パルス数
    であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    記録装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送条件を記憶する記憶手段は、搬
    送条件の書き換えが可能であることを特徴とする請求項
    1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドは熱によってインクを吐
    出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載のインクジェット記録装置。
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