JP3122144U - 移植ごて - Google Patents

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秀信 森田
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アップルウェアー株式会社
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Abstract

【課題】手の不自由な者でも簡単に使用することができるようにする。
【解決手段】掬い部2と、この掬い部2の基部に設けられ且つ把持可能な柄部3とを備え、柄部3は、掬い部2の基部側に設けられた環状部10と、この環状部10に連結された棒状の把持部15とを有し、環状部10内に手を入れる手入れ部11を形成している。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、片手で使用することができる移植ごてに関するものである。
従来より、移植ごてとして、例えば特許文献1に示すものがある。特許文献1に示す移植ごては、掬い部と、この掬い部の基部に設けられた柄部とを備えている。
柄部は筒状や棒状の形状のもので、この柄部を片手で把持することによって、使用することができる。
特開2006−14646号公報
従来の移植ごては、柄部が筒状や棒状の形状であって、その柄部を握って使用することが前提であったため、手が不自由で柄部を握ることが困難である者にとっては使用することが困難な場合があった。
本考案は、上記のような実情に鑑みてされてたもので、その目的とするところは、手の不自由な者でも簡単に使用することができる移植ごてを提供することにある。
前記目的を達成するため、本考案は、次の手段を講じた。
本考案の移植ごては、掬い部と、この掬い部の基部に設けられ且つ把持可能な柄部とを備え、前記柄部は、掬い部の基部側に設けられた環状部と、この環状部に連結された把持部とを有し、前記環状部内に手を入れる手入れ部を形成している点にある。
前記掬い部は、掬い面を有する底壁と、この底壁の左右両端から立ち上がる左右一対の縦壁と、底壁の後端側から立ち上がる背壁と、左右各縦壁と背壁とを連結する上壁とで筒状に形成され、前記手入れ部は、前記上壁から長手方向に延びる上延部と、背壁から長手方向に延びる下延部と、前記上延部と下延部とを連結する連結部と、前記背壁とで形成されていることが好ましい。前記柄部の手入れ部は、上下方向に長い長孔とされていることが好ましい。
これによれば、手が不自由で握ることができない者であっても、手入れ部に手を入れ、例えば、手入れ部に手を入れた状態でその手を長手方向に移動させえれば、手で環状部を押すことが可能となり、掬い部を長手方向に移動させて使用することができる。また、手入れ部に手を入れた状態でその手を上下方向に移動させえれば、掬い部を上下方向に移動させて使用することができる。
掬い部を、底壁、左右一対の縦壁、背壁及び上壁で筒状に形成しているため、掬い部で一度掬った土等を溢しにくく、使用し易い。さらに、環状部を、上延部、下延部、連結部と、背壁とによって、環状部、即ち、手入れ部を非常に簡単に形成することができる。
本考案によれば、手の不自由な者でも簡単に使用することができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜4は、本考案の移植ごてを示している。
この移植ごて1は、片手で使用することができるものであり、掬い部2と、この掬い部2の基部に設けられた柄部3とを備えている。
以下、説明の便宜上、移植ごて1の先端部側を前側と言い、移植ごて1の基部側を後側と言い、前後方向を長手方向と言い、移植ごて1の幅方向を左右方向と言い、左右方向及び前後方向に直行する方向を上下方向と言うことがある。
前記掬い部2は、土や砂などを掬うことができるもので、例えば、合成樹脂や金属等により先端側(前側)が開口された筒形に形成されている。
具体的には、掬い部2は、底壁5と、底壁5の左右両端から立ち上がる左右一対の縦壁6と、底壁5の後端側から立ち上がる背壁7と、左右各縦壁6の上側と背壁7の上側とを連結する上壁8とで筒状に形成されている。底壁5の上面が土や砂などを掬い上げる掬い面9となっている。
左右各縦壁6は、先端側から後端側にいくにしたがって、当該左右各縦壁6の高さが大きくなるように形成されている。言い換えれば、左右各縦壁6の前縁部が後側へ倒れる傾斜面となっている。
したがって、土や砂などを底壁5で掬い上げることによって、掬い部2内に入れることができるようになっており、掬い部2を後側に傾けたり、左右方向に傾けたとしても背壁7や左右各縦壁6によって、掬い部2内の土や砂などを保持することができる。
柄部3は把持することで掬い部2を動かしたり、又、把持しなくても掬い部2を動かすことができる形状となったもので、掬い部2の基部の左右方向中央部から後側に突出したものとされている。
詳しくは、柄部3は、掬い部2の基部側に設けられた環状部10と、この環状部10に連結された把持部15とを有している。環状部10内に手を入れる手入れ部11が形成されている。
環状部10は、前記上壁8から長手方向に延びる上延部12と、背壁7から長手方向に延びる下延部13と、上延部12と下延部13とを連結する連結部14と、背壁7とで形成されている。
上延部12は板状のもので、その一端(前側)は上壁8に連結されていて、後側へと延びたものとなっている。上延部12は、側面視で円弧形状となっている。下延部13は、上延部12と略同じ幅を有する板状のもので、その一端(前側)は底壁5又は背壁7に連結されていて、後側へと延びたものとなっている。
連結部14は、上延部12と略同じ幅を有する板状のもので、その一端(上側)は上延部12に連結され、他端(下側)は下延部13に連結されている。
したがって、上延部12の内側、下延部13の内側、連結部14の内側及び背壁7の後面によって、手入れ部11が形成されている。
手入れ部11は上下に長い長穴となっていて、例えば、手を開き、手のひらを背壁7側に向けた状態で、手を手入れ部11に差し込むことができるようになっている。
この実施の形態では、手入れ部11の長径L1は84mm程度となっており、手入れ部11の短径L2は40mm程度となっている。手入れ部11の奥行きL3は28mm程度となっている。
把持部15は棒状に形成されていて、その前側は上延部12又は連結部14に連結され、後側へと延びたものとなっている。
以下、移植ごて1を使用する態様を、代表的な例をあげて説明する。
図4に示すように、手のひらを背壁7側に向けた状態で、手のひらを手入れ部11に左右方向一方側から差し入れ、差し入れた手のひらを背壁7に当て、その手を長手方向に移動させることで掬い部2を移動させることができる。このように、手入れ部11に手を入れ、その手を長手方向に移動させることで移植ごて1を使用することができる。
なお、手入れ部11に差し入れた手のひらを背壁7に当てた際に、その手で軽く左右各縦壁6を掴むことによって、掬い部2をより安定した状態で動かすことができる。
また、手のひらを下側に向けた状態で、その手を把持部15の外面(上面)に当て、その手を手のひら側に折り曲げることで、把持部15を把持することができる。このように、把持部15を把持することで、移植ごて1を使用することができる。
本考案の移植ごての斜視図である。 移植ごての側面図ある。 移植ごての平面の概略図である。 移植ごてを把持せずに使用する使用状態を示す図である。
符号の説明
1 移植ごて
2 掬い部
3 柄部
5 底壁
6 縦壁
7 背壁
8 上壁
9 掬い面
10 環状部
11 手入れ部
15 把持部

Claims (3)

  1. 掬い部と、この掬い部の基部に設けられ且つ把持可能な柄部とを備え、前記柄部は、掬い部の基部側に設けられた環状部と、この環状部に連結された把持部とを有し、前記環状部内に手を入れる手入れ部を形成していることを特徴とする移植ごて。
  2. 前記掬い部は、掬い面を有する底壁と、この底壁の左右両端から立ち上がる左右一対の縦壁と、底壁の後端側から立ち上がる背壁と、左右各縦壁と背壁とを連結する上壁とで筒状に形成され、前記環状部は、前記上壁から長手方向に延びる上延部と、背壁から長手方向に延びる下延部と、前記上延部と下延部とを連結する連結部と、前記背壁とで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の移植ごて。
  3. 前記柄部の手入れ部は、上下方向に長い長孔とされていることを特徴とする請求項2に記載の移植ごて。
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