JP3117962B2 - 天井等の壁板の開口装置 - Google Patents
天井等の壁板の開口装置Info
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- Milling Processes (AREA)
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Description
明器具等を取り付るための開口部を形成するための天井
等の壁板の開口装置に関するものである。
ボード等の開口装置として、トリマとエンドミルにより
構成された切削部を上下方向に伸縮可能なジャッキ体上
に設け、該ジャッキ体上において上記切削部を天井ボー
ドに平行なX方向及びY方向に移動可能に構成し、エン
ドミルにより天井ボードを切削しながら該切削部を上記
X方向及びY方向に移動させることにより、上記天井ボ
ードを長方形状等に開口する装置がある。また、上下方
向に伸縮可能なジャッキ体上にジャッキ体の中心軸を支
点として回転可能なアーム状基台を設け、該基台上に切
削部を設けて該切削部をアーム状基台に沿って手動によ
り移動可能に構成し、該切削部を基台上の所定位置で固
定した状態で上記基台を回転させることにより、上記天
井ボードを円形に開口する装置がある(例えば特開平7
−144302号公報)。
開口装置では、天井ボードの開口部の形状が長方形であ
れば長方形専用の開口装置、円形であれば円形専用の開
口装置を用いなければならないため、同一部屋内で長方
形及び円形の開口部を形成する必要のある場合等は、長
方形用及び円形用の2台の開口装置を用意する必要があ
り、不便であるとの問題がある。また、上記従来の装置
は、装置の中心位置決め作業が容易ではなく、また開口
寸法に合わせるための切削部の位置決め、ジャッキ体の
所定高さへの上昇等を手動で行っていたため、各種位置
決め作業に長時間を要し、開口作業を円滑に行うには相
当の経験を要し、作業効率が悪いとの問題があった。本
発明は上記従来装置の欠点に鑑みて為されたものであ
り、切削部支持アーム上に該アームに沿って摺動可能な
一対の切削部を設け、上記アームの回転運動と上記切削
部の摺動運動により、長方形、正方形等の四角形のみな
らず、円形等の開口部を形成することができ、しかも開
口作業を容易に行うことができる天井等の壁板の開口装
置を提供することを目的とする。
するために、第1に、基台上に上下方向に昇降可能な昇
降フレーム体を設けると共に該フレーム体上端部に上記
昇降方向と平行に回転軸を設け、該回転軸に切削部支持
アームを設けると共に、該アームを上記昇降方向と直交
する平面内において回転可能とし、該切削部支持アーム
に上記直交平面に平行となるようにガイドレールを設
け、先端部に切削刃を有する一対の切削部を上記案内レ
ールに沿って摺動可能に設けると共に、これら一対の切
削部を上記アームの回転軸を挟んで互いに対向又は離間
する方向に摺動可能とし、かつ上記回転軸を以って上記
アームを回転駆動するアーム駆動手段及び上記切削部を
上記レールに沿って摺動させる切削部駆動手段を設け、
上記アーム駆動手段及び切削部駆動手段を制御すること
により、上記アームを回転させながら上記切削部を上記
対向又は離間する方向に駆動可能とする駆動制御手段を
設け、該駆動制御手段に、開口部を形成する壁板までの
距離、開口形状、開口寸法及び開口開始指令を入力し得
る入力手段を設け、上記駆動制御手段は、入力された上
記距離に基づいて上記昇降フレーム体を所定位置まで上
昇させると共に、入力された上記開口形状及び開口寸法
に基づいて上記切削部支持アーム及び上記切削刃を開口
開始起点に位置させるものであり、かつ上記開口開始指
令に基づいて上記開口開始起点より開口動作を行うもの
であり、上記距離、開口形状、開口寸法及び開口開始指
令の入力操作をタッチパネルに表示された釦により可能
としたことを特徴とする天井等の壁板の開口装置により
構成されるものである。
合は、開口部の下方に本装置を移動し、開口中心にアー
ムの回転中心軸が来るように本装置を設置する。上記駆
動制御手段はアーム駆動手段を以ってアームを所定角度
回転させると共に切削部駆動手段を以って切削部をアー
ムに沿って摺動させることにより長方形開口形状の対角
線上の頂点位置に両切削刃を位置させる。そして、両切
削刃が天井面に突き刺さるまで昇降フレーム体を上昇さ
せ、次にアーム駆動手段によりアームを回転させながら
アームの回転位置に応じて、両切削部を上記アームに沿
って駆動することにより、壁板を直線的に切削してい
く。即ち、一対の切削部を回転軸を挟んで対向又は離間
する方向に駆動して、開口する長方形状の各辺に沿って
切削刃を直線的に移動させることにより、各切削刃によ
り対向する長方形の直交する2辺を切削する。これによ
り、壁板に長方形状の開口部を形成することができる。
また、例えば円形に開口する場合は、上記アームの所定
位置に一対の切削部を固定した状態で該アームを回転さ
せることにより円形の開口部を形成することができる。
又、天井等の壁板を開口する場合は、天井面までの高さ
を入力すると、駆動制御手段が該高さに基づいて天井面
下の所定位置まで上記昇降フレーム体を上昇させる。ま
た、操作者が開口形状等を入力すると、駆動制御手段が
入力されたデータに基づいて切削刃を開口形状の開口開
始起点に移動させる。操作者はこの状態で、開口位置の
中心位置決めを行うことができる。次に操作者が開口開
始指令を行うと駆動制御手段が上記アーム駆動手段、切
削部駆動手段を制御して上記開口開始起点より開口動作
を開始して壁板を開口し、さらに操作者はタッチパネル
により容易に各種条件の入力を行うことができる。
手段により上記アームを回転させながら上記切削部駆動
手段により上記切削部を互いに対向又は離間する方向に
駆動して上記切削刃に四角形開口形状に沿う直線的な軌
道を描かせることにより、壁板に四角形開口部を形成可
能としたものであることを特徴とする上記第1の発明記
載の天井等の壁板の開口装置により構成されるものであ
る。
がらアームの回転位置に応じて一対の切削部を対向又は
離間する方向に駆動して、開口する四角形の各辺に沿っ
て両切削部を直線的に移動させ、長方形等の四角形の各
辺を切削する。これにより天井面に四角形状の開口部を
形成することができる。
を所定位置で固定した状態で上記アーム駆動手段により
上記アームを回転させることにより、壁板に円形開口部
を形成可能としたものであることを特徴とする上記第1
又は2の発明記載の天井等の壁板の開口装置により構成
されるものである。従って、アームの所定位置に一対の
切削部を固定した状態で該アームを回転させることによ
り円形の開口部を形成することができる。
器及びテレビカメラを設け、該レーザ光発生器からのレ
ーザビームを上記回転軸に沿う軸上の転に向かわせて開
口中心をレーザビームにより表示可能とすると共に、該
開口中心近傍の映像を上記テレビカメラで撮影し、該カ
メラの撮影映像をモニタ手段により確認可能としたもの
であることを特徴とする上記第1乃至3の何れかの発明
に記載の天井等の壁板の開口装置により構成されるもの
である。
井面の開口形状の中心位置に予め十字状のセンタークロ
ス線を描いておく。操作者は、レーザ光発生器により天
井等の壁板に向けてレーザビームを照射して該レーザビ
ームにより開口中心を表示する。そして開口中心位置近
傍をテレビカメラで撮影し、該カメラの映像をモニタ手
段に映し出す。従って、操作者は該モニタ手段を見なが
らレーザ光発生器から放射されるレーザビームが上記セ
ンタークロス線に一致するように本装置を移動すること
により、開口中心の位置合わせを行うことができる。
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る壁
板の開口装置の全体構成の側面図、図2は同装置の全体
構成の正面図を示すものであり、これらの図において、
2はキャスター3により移動可能に設けられた基台、4
は該基台上に固定金具5,6により固設された外部固定
フレームであり、この外部固定フレーム4内には該フレ
ーム4内を上下方向に摺動自在に昇降し得る昇降フレー
ム7が設けられ、さらに該昇降フレーム7には該フレー
ム7に沿って上下方向に摺動自在に昇降し得るアングル
取付部8が設けられている(図5参照)。尚、本実施の
形態では、上記外部固定フレーム4、昇降フレーム7及
びアングル取付部8により昇降フレーム体を構成してい
る。
4の上部フレーム側に設けられた滑車、10b,10c
は上記昇降フレーム7の下部フレーム側及び上部フレー
ム側に各々設けられた滑車、10dは上記アングル取付
部8の上部フレーム側に設けられた滑車であり、これら
の滑車に10a乃至10dの順にワイヤー9が張設され
ており、該ワイヤー9の一端は上記滑車10dに固定さ
れ、他端はワイヤー巻取軸11に巻き取り可能に固定さ
れている。尚、図5は説明の便宜上外部フレーム4の前
方に昇降フレーム7を記載しているが、実際は外部フレ
ーム4の内部に昇降フレーム7が位置している(図3,
4参照)。
うに上記外部フレーム4に固定されたモータ取付部12
に回転自在に設けられており、該取付部12に固定され
た昇降フレーム駆動モータ14によりギア部15を介し
て矢印a,b方向に回転駆動され、これにより上記昇降
フレーム7及びアングル取付部8を上下方向に昇降駆動
可能となっている。即ち、図5に示すように上記モータ
14により上記巻取り軸11を矢印a方向に駆動する
と、アングル取付部8が昇降フレーム7に沿って上昇し
(図5(イ)(ロ))、最上位置にて停止すると(同図
(ロ))、次に昇降フレーム7が外部固定フレーム4に
沿って上昇し(同図(ハ))、同図(ニ)に示す最上位
置まで上昇する。下降時は上記モータ14により巻取り
軸11を逆方向(矢印b方向)に駆動することにより上
記とは逆の順序(同図(ハ)から(イ)の順序)で図5
(イ)の位置まで下降することができる。また、上記昇
降フレーム7及びアングル取付部8を任意の位置で停止
可能となっている。尚、図5に示す昇降機構はフォーク
リフト等に用いられている公知の技術であり、かかる技
術を利用することもできるが、これに限定されるもので
はなく他の昇降機構を用いても良い。16(図1参照)
は上記アングル取付部8に固定されたヘッド取付アング
ルであり、該アングル16上面に切削部30,31、切
削部支持アーム23等からなる天井ボード開口用のヘッ
ド部17が設けられている。
び平面図を示している。かかるヘッド部17において、
19は上記ヘッド取付アングル16の上面に取付具20
により固定されたアーム駆動モータであり、その水平回
転軸19aの先端部は上記ヘッド取付アングル16上面
に固定されたギアケース21内において垂直回転軸18
の下端部とウォームギア等を以って噛合しており、該モ
ータ19の水平回転軸19aの矢印c,d方向の回転を
上記垂直回転軸18の矢印e,f方向の回転に方向変換
するように構成されている。上記垂直回転軸18上端部
にはアーム取付部22が上記回転軸18と共に回転し得
るように嵌合固定されており、該取付部22の上記回転
軸18の位置から水平方向に延出した端部上面22aに
上記切削部支持アーム23が上記回転軸18と直交する
ように固定されている。
動することにより回転軸18を中心として上記昇降フレ
ーム7の昇降方向と直交する平面内において上記矢印
e,f方向に回転駆動されるものである。尚、本実施の
形態では、アーム駆動モータ19、上記ギヤ、回転軸1
8等でアーム駆動手段を構成している。上記アーム23
は断面略「コ」字状をなしており、その内側垂直面23
aには該アーム23の長手方向に沿って切削部ガイドレ
ール24,24’が該アーム23の略全域に亙って一直
線状に設けられている。さらに該垂直面23aにはその
中央位置に水平駆動軸25を共通にして駆動ローラ26
a,26bが前後方向に並設されている(図9参照)。
また該駆動軸25は上記アーム中央位置前面側に設けら
れたベルト駆動モータ27のプーリに直結されており、
該モータ27により矢印g又はh方向に回転駆動される
ようになっている。さらに、後方の上記駆動ローラ26
aの取付位置に対応するように該アームの一端部にロー
ラ26a’が設けられ、前方の駆動ローラ26bの取付
位置に対応するように該アーム23の他端部にローラ2
6b’が設けられ、後方位置の駆動ローラ26aと一端
部のローラ26a’に切削部駆動タイミングベルト28
が、前方位置の駆動ローラ26bと他端部のローラ26
b’に切削部駆動タイミングベルト29が張設されてい
る(図10,図12参照)。従って、上記ベルト駆動モ
ータ27を矢印g方向又はh方向に駆動すると、上記ベ
ルト28及び29を各々矢印i,i’方向又は矢印j,
j’方向に同時に駆動し得るようになっている。30,
31は切削部であり、内蔵するモータ50a,50bに
よって垂直上方に突出した回転切削刃(超硬エンドミ
ル)30a,31aを回転させることにより天井ボード
を切削するものである。各切削部30,31は、取付ア
ングル32,33に固定され、該アングル32,33の
前部側に設けられたレール係合部32a,33aが上記
ガイドレール24,24’に摺動可能に係合することに
より、上記回転軸18を挟んで各々ガイドレール24,
24’に沿って摺動可能となっている(図11,図13
参照)。
32aはその下部に上ベルト固定部32bが設けられて
おり、該上ベルト固定部32bにより上記ベルト28の
上側28aに挟着固定されている。また、上記切削部3
1の上記ガイド係合部33aはその下部に下ベルト固定
部33bが設けられており、該下ベルト固定部33bに
より上記ベルト29の下側29aに挟着固定されてい
る。またこれら切削部30,31は、回転軸18の中心
軸(回転中心軸)18’から切削刃30aまでの距離
と、回転中心軸18’から切削刃31aまでの距離が同
一となるような位置に固定されている。従って、上記ベ
ルト駆動モータ27を駆動して駆動ローラ26a,26
bを矢印h方向に駆動すると、切削部30は上記レール
24に沿って矢印m方向に、切削部31は上記レール2
4’に沿って矢印n方向に、即ち互いに対向する方向に
同時に駆動され、上記駆動ローラ26a,26bを矢印
g方向に駆動すると、切削部30は上記レール24に沿
って矢印n方向に、切削部31は上記レール24’に沿
って矢印m方向に、即ち互いに離間する方向に同時に駆
動することができ、また、両切削部30,31の任意の
位置において、上記切削刃30aと回転中心軸18’ま
での距離、及び切削刃31aと上記回転中心軸18’ま
での距離は常時同一に保たれる。尚、本実施の形態では
上記ベルト駆動モータ27、ローラ26a,26a’,
26b,26b’,タイミングベルト28,29等で切
削部駆動手段を形成している。
記アーム駆動モータ19を駆動して上記アーム23を矢
印e又はf方向に回転させながら、上記ベルト駆動モー
タ27を矢印g又は矢印h方向に駆動することにより、
いわゆる2軸モータの直線補完動作を利用して、四角形
開口形状の各辺に沿って上記切削刃30a,31aを直
線的に移動させ、これら切削刃30a,31aに直線状
の軌跡を描かせることができる(図22参照)。また、
上記切削刃30a,31aと上記回転中心軸18’とは
上記直交平面内において一直線上に位置しており、上記
切削部30、31を上記回転中心軸18’から一定距離
のところで固定して上記アーム23を回転させることに
より、回転中心軸18’から各切削刃30a,31aま
での距離を半径とする円軌道を描くことができる(図2
4参照)。
アーム23のレール24’の両端部位置に設けられたオ
ーバラン防止用の近接センサーであり、上記切削部31
が近接したことを検出して上記モータ27を停止して上
記切削部30,31のオーバランを防止するものであ
る。上記切削部30,31は同一の駆動モータ27によ
り駆動するので、レール24’側にのみセンサーを設け
ることで両切削部30,31のオーバーランの防止が可
能である。また、52bはスライド原点検出用センサー
であり、天井面の切削が終了した後、切削部31を当該
センサー52bの位置まで戻し、当該位置を切削部31
の収納位置としての原点位置とするものである。尚、上
記切削部30も上記切削部31と同時にスライドし、上
記センサー52bの位置に対応するレール24側の位置
を最終的にスライド原点位置として停止する。52cは
上記ギヤケース21前面側に上向きで設けられた回転原
点検出用センサーであり(図8参照)、天井面の切削が
終了した後、アーム23を図7に示す原点位置(アーム
23が後述する垂直二等分線N1に平行となる位置)に
復帰させる際に、該アーム23が当該原点位置にあるこ
とを検出するものである。即ち、切削動作の終了後、該
センサー52cの原点位置検出動作に基づいてアーム駆
動モータ19の回転を停止する。
ーム23の長軸方向に平行にかつ上記回転中心軸18’
上の開口中心Pに向けて所定角度を以って固定されたレ
ーザ光発生器、34bは同じく上記取付アングル16上
に上記アーム23の短軸方向に平行、即ち上記レーザ発
生器34aと直交するように上記開口中心Pに向けて所
定角度を以って固定されたレーザ発生器であり、これら
レーザ発生器34a,34bから平面状のレーザビーム
b1,b2を発生させ(図23参照)、天井面の開口中
心Pに図23に示すような交差線Kを表示することがで
きるようになっている。
たテレビカメラであり、該カメラ35で上記レーザビー
ムによる天井面の交差線Kを撮影し、後述のモニタテレ
ビ(モニタ手段)51に該交差線Kを映し出すことがで
きるようになっている。36(図1参照)は上記外部フ
レーム4に固定された移動用ハンドルであり、操作者が
該ハンドル36を持って該装置1を移動できるようにな
っている。
たタッチパネルであり、後述の動作手順に従って該タッ
チパネル38上の表示釦を押すことにより後述の天井ボ
ード開口作業を行うものである。37は手元操作の可能
な操作スイッチであり、アーム23の上昇、下降、開口
開始指令、緊急停止指令等、頻繁に使用する操作はこの
操作スイッチ37でも操作可能となっている。尚、これ
らの操作を操作スイッチ37で行う場合はタッチパネル
38の操作頻度が減少するので該タッチパネル38は制
御ボックス39上面に設けても良い。
が収納された上記制御ボックス、40は本装置の電源コ
ードを巻取るドラム、41は上記切削部30,31で生
じる切り屑等を集塵するための集塵機であり、該集塵機
41は集塵ホース41aの吸引開口端部を上記切削刃3
0a,31a近傍に設置し、切削時に生じる切り屑等を
吸引するものである。また、集塵ホース41aの先端部
に回転ブラシを設け該回転ブラシを天井面の切削部分に
接触させながら切削を行うことにより、切削により生ず
る塵等をより効果的に集塵することができる。尚、上記
制御ボックス39、ドラム40、集塵機41は何れも上
記基台2上に設置されているが、上記集塵機41及びド
ラム40は上記基台2の外に移動可能となっている。
尚、40aはドラム40の脚、41bは集塵機41のキ
ャスターである。
材受けであり、上記フレーム4の後面側に上方に向けて
所定角度を以って取り付けられており、天井面の開口後
に天井面から落下してくる残材を受けて、装置1の前方
側に落とし、タッチパネル38近傍に位置する操作者に
直接残材が当たるのを防止するものである。51はモニ
ターテレビであり、上記テレビカメラ35により撮影さ
れた天井開口中心近傍の映像を映し出すものである。
成について説明する。同図において、38は上記タッチ
パネル、43は上記ベルト駆動モータ27を駆動制御す
るための水平軸サーボアンプ、44は上記回転軸18の
アーム駆動モータ19を駆動制御するための回転軸サー
ボアンプ、45は上記タッチパネル38、各サーボアン
プ43,44等、昇降フレーム駆動モータ14及び切削
刃回転用の駆動モータ50a,50b等が接続されたシ
ーケンサーユニットであり、図15に示す一連の動作手
順を記憶しており、入力部45aに入力する各種信号に
基づいて、該動作手順に従って後述の開口動作を行うも
のである。46は上記タッチパネル38、シーケンサー
ユニット45、サーボアンプ43,44等に電源を供給
するための電源部である。
れる各種釦のタッチ操作に基づいて該釦に対応する各種
指示信号をラインL1”を介して上記シーケンサーユニ
ット45に送出するものである。該タッチパネル38に
表示される各種画面(図16乃至図19)は予めタッチ
パネル表示制御部38aに記憶されており、該制御部3
8aが図15に示す動作手順に従って図16乃至図19
に示す各種画面を表示するように制御するものである。
また、操作スイッチ37はアームの上昇、下降、開口開
始指令、緊急停止指令等を行うための釦が設けられてお
り、これらの釦を操作することで対応する操作指令信号
がラインL1’を介して上記ユニット45に送出され、
頻繁に操作する必要のあるこれらの操作はこの操作スイ
ッチ37でも操作可能となっている。
を介して上記シーケンサーユニット45から送出される
駆動指令信号に基づいてベルト駆動モータ27を駆動す
ると共に該モータ27の回転数等に基づいて各切削部3
0,31の現在位置情報をラインL2,L2’を介して
上記シーケンサーユニット45に送出するものである。
上記回転軸サーボアンプ44はラインL5を介して上記
シーケンサーユニット45から送出される駆動指令信号
に基づいて上記アーム駆動モータ19を駆動すると共に
モータの回転数等に基づいてアーム23の現在位置情報
をラインL4,L4’を介して上記シーケンサーユニッ
ト45に送出するものである。
45aは上記ラインL1’又はラインL1”からの指示
信号を受信して該信号を次段の演算部45bに送出する
入力部、45bは位置制御部45dに入力する各種指示
信号及び上記現在位置信号等に基づいて各種データを演
算処理し、上記アーム23、切削部30,31の位置計
算を行い、図15に示す動作手順に従って開口動作を実
現する演算部であり、演算結果としての各種指令信号を
出力部45cに送出するものである。45cは上記演算
部45bの演算結果に基づいて上記サーボアンプ43,
44及び上記モータ14,50a,50bにモータ駆動
制御信号を送出する出力部、45dはラインL3,L5
を介して上記水平軸サーボアンプ43及び回転軸サーボ
アンプ44に直線補完信号を送出する位置制御部であ
り、上記アーム23を回転させながら上記切削部30,
31を該アーム23に沿って摺動させることにより、図
22に示すように切削部30,31に直線移動を行わせ
るものである。尚、45eは電源制御部である。
記タッチパネル38の設定、演算部45bの基準値等を
変更するための装置であって、本装置の基本的設定を変
更する場合に用いられる。47は上記駆動モータ50
a,50b及び昇降フレーム駆動モータ14を駆動する
ためのリレーである。尚、本実施の形態では、シーケン
サーユニット45、水平軸サーボアンプ43及び回転軸
サーボアンプ44等で駆動制御手段を構成している。
であり、以下、図15のフローチャート及び図16乃至
図19のタッチパネル38の表示等を参照しながらその
動作を説明する。まず、天井面に開口する形状の開口中
心P、例えば開口が長方形であれば、該長方形の垂直2
等分線の交差点、円形であれば円の中心点に十字状のセ
ンタークロス線Sを天井面に描いておく(図20参
照)。
ら本装置各部に電源が供給され、タッチパネル制御部3
8aの制御に基づいてタッチパネル38上に図16
(1)の天井開口メニュー画面が表示される。操作者
が、該画面(1)上の「天井高さ入力」釦を押すと、図
16(2)の天井高さ入力画面となるので、操作者は天
井高さ(床面から開口壁板までの距離、例えば3m等)
をテンキーより入力する(図15のP1)。その後操作
者が「次へ」釦を押すと、図16(3)の形状選択画面
となるので、天井の開口形状を選択する(図15のP
2,P3)。ここでは、一例として操作者が「長方形」
を選択するものとする。「長方形」釦を押すと画面は次
の長方形寸法入力画面(図16(4))となるので操作
者はテンキーにより長方形の縦横寸法を入力する(図1
5のP4,P5)。
又は横の何れかの寸法を、「円形」を選択したときは直
径を入力する画面となる。寸法入力後、「次へ」釦を押
すと、次の1段目上昇画面になる(図17(5))。ま
た、上記選択した形状及び縦横寸法はラインL1”を介
してシーケンサーユニット45に送られ、該ユニット4
5内に記憶される。操作者は確認の後画面(5)の「O
K」釦を押すと(図15のP6,P7)、1段目上昇指
示信号がラインL1”を介してシーケンサユニット45
に送出され、該ユニット45の演算部45bは入力され
た高さから1段目上昇高さ(切削刃30a,31aの先
端部が天井面下数cmの高さ)を演算する。そして昇降
フレーム駆動モータ14を駆動し、巻取り軸11を矢印
a方向に回転駆動し、図5(イ)乃至(ニ)に示すよう
にヘッド部17及び昇降フレーム7を上昇させ、上記演
算結果に基づいて切削刃30a,31aの先端部が天井
面下数cmのところで上昇を停止する(図15のP
7)。尚、この1段目上昇操作は手元の操作スイッチ3
7の上昇釦を押すことでも可能である。
合わせ画面となるので、操作者はここで開口中心位置合
わせ動作を行う。即ち、操作者はレーザー34a,34
b、テレビカメラ35及びモニターテレビ51の電源を
オンにしてセンタークロス線Sを該モニタテレビ51に
映し出し、該モニターテレビ51を見ながら操作ハンド
ル36を持って本装置1を移動させ、モニターテレビ5
1上で天井面に描いたセンタークロス線Sとレーザ光発
生器34a,34bから放射される2つの十字状レーザ
ービームb1,b2の交差線Kを図23に示すように一
致させる。これにより、本装置の回転軸18の中心軸1
8’を上記開口形状の中心点Pに一致させることができ
る。尚、この位置合わせ動作はモニターテレビ51を使
用せず、センタークロス線Sと交差線Kを直接見ながら
行っても良い。
が完了していることを確認した後、画面(6)において
「OK」釦を押すと、上記シーケンサーユニット45の
演算部45bは入力された長方形の縦横寸法に基づいて
長方形の垂直2等分線N1から対角線までの角度R及び
対角線の長さTを演算により求め(図20参照)、回転
軸サーボアンプ44を介してアーム駆動モータ19を駆
動して、上記アーム23を図7に示す原点位置(上記ア
ーム23が垂直二等分線N1に平行な位置)から上記角
度Rだけ矢印e方向に回転させ、アーム23を対角線に
平行な位置に移動させると共に、水平軸サーボアンプ4
3を介してベルト駆動モータ27を矢印g又はh方向に
駆動して切削部30,31をレール24,24’に沿っ
て摺動させ、その切削刃30a,31aを長方形の頂点
A,Cの位置(開口開始起点)に一致させる。これで上
記切削刃30a,31aと開口中心Pとを結ぶ直線が上
記対角線に一致する開口開始位置となる(図20、図2
1及び図22(a)の位置)。
ト45はモータ50a,50bを駆動して切削刃30
a,31aを回転駆動する。尚、この間画面は図17
(7)の開口開始位置移動中画面が表示される(図15
のP8)。上記アーム23が上記開口開始位置に移動す
ると、2段目上昇確認画面(図17(8))となるの
で、操作者は確認の後「OK」釦を押すと、シーケンサ
ーユニット45から昇降フレーム駆動モータ14に駆動
信号が送出され、巻き取り軸11がさらに矢印a方向に
所定距離駆動され、切削刃30a,31aが天井面につ
き刺さるまでアーム23が上昇し、これら切削刃30
a,31aの先端部が天井面に突き刺ささった状態で、
自動的に上昇が停止する。その後、画面は図18(9)
の開口開始画面となり、操作者の「開口開始」釦の押圧
(開口開始指令)に基づいて以下の天井開口動作を開始
する(図15のP9,P10)。尚、この2段目上昇操
作は手元の操作スイッチ37の上昇釦を押すことによっ
ても可能である。
サーボアンプ44に駆動信号を送出しアーム駆動モータ
19を矢印e方向に駆動していくが(図20,図21及
び図22参照)、このときアーム23の現在位置情報を
回転軸サーボアンプ44からラインL4’を介して取得
し、アーム23の現在位置に対応する垂直2等分線N1
とのなす角度R’、該角度R’に対応する開口中心Pか
らの長方形の各辺までの距離T’を演算し、上記切削刃
30a,31aと上記開口中心Pとの距離が常に上記距
離T’となるようにベルト駆動モータ27を駆動して切
削部30,31をレール24,24’に沿って摺動させ
ることにより、その切削刃30a,31aが開口する長
方形の各辺に沿った直線的な軌跡を描くように制御を行
う。
ベルト駆動モータ27を矢印h方向に駆動し、アーム2
3が垂直2等分線N1から90度回転する位置(図22
(b)のN2の位置)までは上記切削部30,31を互
いに対向する方向に駆動し、これにより切削刃30aで
長方形の辺K1を,切削刃31aで辺K1’を直線的に
切削していく。それ以降は上記ベルト駆動モータ27を
逆転させて矢印g方向に駆動して上記切削刃30a,3
1aが頂点B,Dに達する位置まで切削部30,31を
互いに離間する方向に駆動しながら長方形の辺K2及び
K2’を各々切削刃30a,31aで直線的に切削して
いく(図23(c),(d))。これにより、入力した
寸法の横方向の辺(K1,K2及びK1’,K2’)を
切削することができる。
ベルト駆動モータ27を逆転させてアーム23が上記垂
直2等分線N1に平行となる位置までは、即ち切削刃3
0a,31aが上記垂直二等分線上N1上に位置するま
では該モータ27を矢印h方向に駆動して切削部30,
31を互いに対向する方向に駆動しながら長方形の辺K
3及びK3’を各々切削刃30a,31aで直線的に切
削し(図23(e))、それ以降は再びベルト駆動モー
タ27を逆転させて切削部30,31を互いに離間する
方向に駆動しながら長方形の辺K4,K4’を直線的に
切削し、最終的に180度回転して切削部30,31が
頂点C,Aに位置した時点で上記アーム駆動モータ19
及びベルト駆動モータ27を停止する。かかる動作によ
り入力した寸法の縦方向の辺(K3,K4及びK3’,
K4’)の切削が終了し、結局長方形の全部の辺K1乃
至K4及びK1’乃至K4’の切削が完了し、天井面を
長方形に開口することができる(図15のP10,P1
1)。
2辺(K1乃至K4)を、切削刃31aで長方形の対向
する他の直交2辺(K1’乃至K4’)を切削するもの
である。尚、上記各切削部30,31の直線移動はいわ
ゆる2軸モータの「直線補完」動作として公知の技術を
利用して行うことができる。また、開口動作中は図18
(10)の運転中画面が表示される。上記開口動作が終
了すると開口された長方形の残材が落下するが、該残材
は残材受け42により装置の前方に誘導されて落下する
ため、操作者に当たることはない。
口部の一辺の長さが同一となるだけで、上記と同様の動
作で正方形の開口部を形成することができる。また、長
方形、正方形等の矩形に限らず、平行四辺形等の他の四
角形も同様の動作で開口することができる。操作者が図
16(3)の画面で「円形」を選択した場合は、シーケ
ンサーユニット45は入力された直径に基づいてベルト
駆動モータ27を駆動して、回転中心軸18’から各切
削刃30a,31aまでの距離が上記直径に基づく半径
に一致するまで切削部30,31を駆動する。該距離が
上記半径と同一となった時点で上記切削部30,31の
駆動を停止し、該切削部30,31をかかる位置に固定
した状態で、アーム駆動モータ19を駆動してアーム2
3を180度回転させることにより円形の開口部を形成
することができる(図24)。
開口動作を一時停止する必要のある場合は、操作者は上
記開口動作中に上記運転中画面(図18(10))の
「一時停止」釦を押せば良い。すると開口動作が中止さ
れ、図18(11)の一時停止画面が表示される。開口
動作に支障がなければ、「続行」釦を押すことにより開
口動作が続行される。尚、かかる一時停止操作及び続行
操作は、手元の操作スイッチ37の一時停止釦により操
作することも可能である。
(図22(f))で開口動作が停止し、図18(12)
の開口終了画面が表示され、引き続き図19(13)の
2段目上昇開始位置下降画面となる。ここで、操作者は
「OK」釦を押すと、シーケンサーユニット45から昇
降リフト駆動モータ14に駆動信号が送出され、巻き取
り軸11が矢印b方向に駆動されてアーム22が上記2
段目上昇開始位置まで下降し、切削刃30a,31aの
回転が停止する(図15のP12)。また、同時にアー
ム23が矢印f方向に回転して回転原点検出用センサー
52cの検出動作に基づいて原点位置(アーム23と垂
直2等分線N1が平行な位置)に復帰する。アーム23
が原点に復帰すると、図19(14)の開口続行画面と
なり、開口を終了する場合は「No」釦を、開口を続行
する場合は「Yes」釦を押せば良い。即ち「No」釦
を押した場合は昇降リフトが1段目上昇開始位置まで下
降して作業が終了し(図19(15))、その後切削部
30,31がスライド原点検出センサー52bの検出動
作に基づいて上記スライド原点位置までスライドして当
該原点位置で停止する。「Yes」釦を押した場合は画
面図16(1)に戻り、次の開口動作の入力画面となる
(図15のP13乃至P15)。尚、上記2段目上昇開
始位置までの下降動作は手元操作スイッチ37の下降釦
を操作することにより行う事もできる。
a,31aの代わりに、インクジェット等のインク噴射
装置を取り付け、該インク噴射装置先端を天井面から少
許離間した位置で、上記開口動作と同様な動作を行わせ
ることで開口形状を天井面に描かせることができ、実際
の開口前の墨出しを行うことができる。
で長方形や正方形等の四角形開口形状と円形開口形状の
両方を開口することができるため、従来のように各開口
形状に応じて専用の開口装置を持ち込む必要はなく、極
めて実用的な開口装置を提供することができる。
の切削部30,31を設け、該アーム23を回転させな
がら上記切削部30,31を該アーム23に沿って摺動
させることにより、天井等を直線的に切削できるように
構成したので、切削部をXY方向に駆動する必要のある
従来の開口装置に比べて装置を小型軽量化することがで
きる。
略全域に亙ってガイドレール24,24’を設け、かか
るガイドレール24,24’に沿って切削部30,31
を摺動可能とする構成であるため、かかる切削部30,
31の摺動範囲内であれば自由に開口寸法を設定するこ
とができ、従来より開口寸法設定の自由度を拡大するこ
とができる。
一連の開口動作を自動的に行うように構成したので、簡
単な入力操作で容易に開口作業を行うことができる。即
ち、開口高さを入力するとヘッド部17を所定の開口開
始位置へ上昇させることができ、また開口形状及び開口
寸法を入力するだけで切削部30,31の開口開始起点
への移動を自動的に行うことができる。特に、切削部3
0,31をガイドレール24,24’に沿ってベルト駆
動モータ27により互いに対向又は離間する方向に摺動
可能とし、該モータ27の駆動をシーケンサーユニット
45により制御し得るようにしたので、開口形状、開口
寸法を入力するだけで、各切削刃30a,31aを開口
開始起点に正確かつスムーズに移動させることができ、
従来面倒であった切削部の位置決めを極めて容易かつ正
確に行うことができる。その後は、開口開始指令を与え
ることにより入力された開口寸法等のデータに基づいて
自動的に開口作業を実行することができ、極めて操作性
に優れた開口装置を提供することができる。
交差線Kとセンタークロス線Sをテレビカメラ35で撮
影しその映像をモニターテレビ51で確認できるように
したので、タッチパネル38近傍のテレビカメラ51を
見ながら容易に開口開始位置の位置出しを行うことがで
き、テレビカメラ51を使用した場合は、従来のように
天井ボードを見上げた姿勢で位置出しを行う必要はな
い。
置で長方形や正方形等の四角形開口形状と円形開口形状
の両方を開口することができるため、従来のように各開
口形状に応じて専用の開口装置を持ち込む必要はなく、
極めて実用的な開口装置を提供することができる。ま
た、切削部支持アームに一対の切削部を設け、該アーム
を回転させながら上記切削部を該アームに沿って摺動さ
せることにより、天井等を直線的に切削できるように構
成したので、従来の開口装置に比べて装置を小型軽量化
することができる。また上記アームに沿って切削部を摺
動可能とする構成であるため、かかる切削部の摺動範囲
内であれば自由に開口寸法を設定することができ、従来
より開口寸法設定の自由度を拡大することができる。
ームを所定の開口開始位置へ上昇させることができ、ま
た開口形状及び開口寸法を入力するだけで切削部の開口
開始起点への移動を自動的に行うことができ、その後は
開口開始指令を与えることにより入力された開口寸法等
のデータに基づいて自動的に開口作業を実行することが
でき、従来のように手動で各種位置決め作業を行う必要
がなく、極めて操作性に優れた開口装置を提供すること
ができる。
たので、操作性の極めて良好な開口装置を提供すること
ができる。
レビカメラで撮影しその映像をモニタ手段で確認できる
ようにしたので、モニタ手段を見ながら容易に開口中心
位置の位置出しを行うことができる。
である。
レーム駆動モータ近傍の背面図である。
昇降機構を説明するための説明図である。
的ブロック図である。
ある。
(1)乃至(4)はメニュー画面から寸法入力までの表
示画面である。
(5)乃至(8)は1段目上昇画面から2段目上昇画面
までの表示画面である。
(9)乃至(12)は開口開始から開口終了までの表示
画面である。
(13)乃至(15)は2段目開始位置下降画面から1
段目上昇位置下降画面までの表示画面である。
ームと開口形状との関係を示す図である。
を説明するためのアームと開口形状との関係を示す図で
ある。
開口する動作を説明するための説明図であり、開口開始
から開口終了までのアームと開口部との関係を示した図
である。
すレーザ光放射体と天井面との関係を示す斜視図であ
る。
アームの動作を説明するための説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 基台上に上下方向に昇降可能な昇降フレ
ーム体を設けると共に該フレーム体上端部に上記昇降方
向と平行に回転軸を設け、 該回転軸に切削部支持アームを設けると共に、該アーム
を上記昇降方向と直交する平面内において回転可能と
し、 該切削部支持アームに上記直交平面に平行となるように
ガイドレールを設け、 先端部に切削刃を有する一対の切削部を上記案内レール
に沿って摺動可能に設けると共に、これら一対の切削部
を上記アームの回転軸を挟んで互いに対向又は離間する
方向に摺動可能とし、 かつ上記回転軸を以って上記アームを回転駆動するアー
ム駆動手段及び上記切削部を上記レールに沿って摺動さ
せる切削部駆動手段を設け、 上記アーム駆動手段及び切削部駆動手段を制御すること
により、上記アームを回転させながら上記切削部を上記
対向又は離間する方向に駆動可能とする駆動制御手段を
設け、該駆動制御手段に、開口部を形成する壁板までの距離、
開口形状、開口寸法及び開口開始指令を入力し得る入力
手段を設け、 上記駆動制御手段は、入力された上記距離に基づいて上
記昇降フレーム体を所定位置まで上昇させると共に、入
力された上記開口形状及び開口寸法に基づいて上記切削
部支持アーム及び上記切削刃を開口開始起点に位置させ
るものであり、 かつ上記開口開始指令に基づいて上記開口開始起点より
開口動作を行うものであり、 上記距離、開口形状、開口寸法及び開口開始指令の入力
操作をタッチパネルに表示された釦により可能とし たこ
とを特徴とする天井等の壁板の開口装置。 - 【請求項2】 上記駆動制御手段は、アーム駆動手段に
より上記アームを回転させながら上記切削部駆動手段に
より上記切削部を互いに対向又は離間する方向に駆動し
て上記切削刃に四角形開口形状に沿う直線的な軌道を描
かせることにより、壁板に四角形開口部を形成可能とし
たものであることを特徴とする請求項1記載の天井等の
壁板の開口装置。 - 【請求項3】 上記駆動制御手段は、上記切削部を所定
位置で固定した状態で上記アーム駆動手段により上記ア
ームを回転させることにより、壁板に円形開口部を形成
可能としたものであることを特徴とする請求項1又は2
記載の天井等の壁板の開口装置。 - 【請求項4】 上記開口装置上部にレーザ光発生器及び
テレビカメラを設け、該レーザ光発生器からのレーザビ
ームを上記回転軸に沿う軸上の転に向かわせて開口中心
をレーザビームにより表示可能とすると共に、該開口中
心近傍の映像を上記テレビカメラで撮影し、該カメラの
撮影映像をモニタ手段により確認可能としたものである
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の天井
等の壁板の開口装置。
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