JP3117623U - 鍼灸用鍼体 - Google Patents

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Abstract

【課題】人体治療に使用する鍼灸用鍼体に係り、神経の敏感な部分に特に適した極細の鍼で、しかも折れにくい特徴を具備した鍼の提供にある。
【解決手段】鍼灸治療に用いる鍼体であって、極細の長尺鍼体1を第一屈曲部3で折り返し、更に鍼H−1の略中間位置となる第二屈曲部4で折り返し、これを二往復させて中間点から屈曲させた鍼柄2となる部分をコイル状6に鍼後端部まで巻き付けてその鍼のループに挿通して鍼後端末部5とし、鍼体1は全体的に接合固定されること無く自由端として外力に基づく歪みを分散せしめ、折損を防止可能な構造としたことを特徴とする鍼灸用鍼体にある。
【選択図】図1

Description

本考案は、鍼灸治療に用いる鍼体の改良に係る考案である。
従来、当該鍼灸鍼として知られているものは、鍼自体の太さとして0.3mmから細いもので0.14mmがあり、材料として主流はステンレス鋼線で造られている。チタニウム、その他を合金成分として用いた金属を使用した例も聞くが、人体への悪影響を考慮すれば専らステンレス鋼線が使用されており、細いもので鍼の直径が国産品で0.1mmのものが使用された例はあるが、その鍼体はカシメ部で折損してしまうため実質上は製品化されなかった。
治療を要する人体のつぼ(経穴、経路)は、各所に存在し、ホルモンの調整やバランスを整えるつぼ、食欲の抑制や内蔵機能を活発化させたり新陳代謝を亢進させるためのつぼがある。部位として顔、手のひら、足の裏等は特に神経が敏感なところで、鍼として特に細身のものが望まれる。
しかしながら、市場をみても本考案に係る極細の鍼体で製作されているものはなく、例えば実用新案登録第3092500号の装飾体付鍼及び同第3104559号に鍼灸用ニードル装置等が記載されているが、それらは何れも鍼の太さに関して僅かに前者に0.3mmと示されているに過ぎない。ましてや、鍼を細くすればするほど何れかの部分で折れ易くなり、これを解決するために考案された本件鍼灸鍼について教示する技術手段は何ら記載されていない。
本考案は、人体の至る所に存在する所謂、治療すべく全てのつぼは元より、とりわけ、特に神経の敏感な顔、手のひら、足のうらに鍼を通して治療するに際して、出来る限り細い鍼の使用が望まれるところ、その鍼体の折損や屈曲を防げる鍼の構造とすることを課題として研究を重ねた結果、本考案のとおり完成されたものである。
本考案は、鍼灸治療に用いる鍼体に係り、極細の長尺鍼体1を第一屈曲部3で折り返し、更に鍼H−1の略中間位置となる第二屈曲部4で折り返し、これを二往復させて中間点から屈曲させた鍼柄2となる部分をコイル状6に鍼後端部まで巻き付けてその鍼のループに挿通して鍼後端末部5とし、鍼体1は全体的に接合固定されること無く自由端として外力に基づく歪みを分散せしめ、折損を防止可能な構造としたことを特徴とする鍼灸用鍼体であって、鍼体1の太さは0.04mmから0.08mmである。
本考案に係る鍼は、従来品にはない極細の鍼体1から製作されており、しかも、折損に対する抵抗性の高い鍼H−1で、治療すべき人体のつぼとして特に神経の敏感な顔や、手のひら、足のうらの治療に使用する鍼H−1として適している等痛みを最小限に抑えることが出来、かつ、折れにくい優れた機能を発揮できる鍼H−1である。
即ち、鍼体1は直径が0.04mmから0.08mmと細く、しかも、鍼H−1の構造が、略中央で二往復するように3と4の部分で屈曲させて鍼体1を鍼柄2となるように、ぐるぐるコイル状6に巻いて形成し、部分的に歪みが懸からないように鍼柄2の部分が固定されず自由端となっている。
鍼H−1全体の長さは、20mmから50mmで、鍼体1の長さは5mmから20mmの4種類あり、鍼柄2の長さは15mmから25mm、殆ど20mmで、コイル状6に巻いた太さは1.0mm前後に製作されている。
鍼H−1の第一屈曲部3は前記のとおり25mmから50mmの位置で行い、第二屈曲部4は略中間点の、鍼先から5mmから20mmの位置となる。鍼H−1の材質としては、人体に悪影響をもたらさない金属が採択されるが、主流は低炭素の含有量の少ないオーステナイト系のステンレス鋼に属するが、Crが18.0%から20.0%、Ni10.0%から10.5%で、Mn2.0%以下、Mo、Cu、Siなどは0.7%以下に抑えたステンレス鋼で、品名SUS304の極細線の硬質のものが使用される。
図1の図面との対比において、実施の形態を説明すると、極細線の長尺鍼体1直径0.04mmのステンレス鋼を鍼先から35mmの第一屈曲部3で折り返し、更に鍼H−1の略中間位置となる第一屈曲部から20mmの第二屈曲部4で折り返し、これを二往復させて中間点から屈曲させた鍼柄2となる部分をコイル状6に鍼後端部まで巻き付けてその鍼のループに挿通して鍼後端末部5として製作した。
鍼体1は全体的に接合固定されること無く自由端として外力に基づく歪みを分散可能で、折損を防止できる構造とした。この鍼をもって、患者の治療を行ったが、例えば、従来の0.3mmの鍼H−2と、本考案に係る0.04mmの鍼H−1で足のうらのつぼを治療したが、敏感な神経に対する刺激は明らかに本考案の鍼H−1が軽減できることに確信を得ることが出来た。
近代医術と平行して現代も依然として実施されている鍼灸治療法、なかんずく鍼治療における技術にあって、鍼の種類によっては人体へ与える苦痛度は相当の差が出るもので、鍼が細ければ細いほど神経に与える影響は少ない。しかしながら、鍼が細くなれば、当然の帰結として折損問題が生ずるが、本考案は、その折損問題に取りくみ、一本の鍼を屈曲させ、コイル状に鍼柄とした構造により、鍼の折損を最少限に抑える事が出来るという特別顕著な作用効果を奏したものであり、当業界においてその利用度は、今後、幅広く拡大実施されてゆくことは推測に難くない。
本考案に係る鍼H−1の正面図 従来品の鍼H−2の正面図
符号の説明
1鍼体
2鍼柄
3第一屈曲部
4第二屈曲部
5鍼後端末部
6コイル巻
7カシメ部
H−1本考案に係る鍼
H−2従来品の鍼

Claims (2)

  1. 鍼灸治療に用いる鍼体において、極細の長尺鍼体1を第一屈曲部3で折り返し、更に鍼H−1の略中間位置となる第二屈曲部4で折り返し、これを二往復させて中間点から屈曲させた鍼柄2となる部分をコイル状6に鍼後端部まで巻き付けてその鍼のループに挿通して鍼後端末部5とし、鍼体1は全体的に接合固定されること無く自由端として外力に基づく歪みを分散せしめ、折損を防止可能な構造としたことを特徴とする鍼灸用鍼体。
  2. 極細の長尺鍼体1は、直径0.04mmから0.08mmである事を特徴とする請求項1に記載の鍼灸用鍼体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016503702A (ja) * 2013-01-16 2016-02-08 アキュリージェン リミテッド 皮内針

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