JP3116876U - 眼鏡の蝶番構造 - Google Patents

眼鏡の蝶番構造

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Abstract

【課題】部品点数の少ない簡単な構成で、テンプルを智に対して普通に開いた状態からさらに外方へ弾性的に開くことができ、当該テンプルを使用者の側頭部に適宜な圧力でフィットさせることができる、眼鏡の蝶番構造を提供する。
【解決手段】眼鏡の蝶番構造10は、智14と連接される智側こま部18と、その一端部が智側こま部18に回動自在に支持され、その他端部がテンプル16に接続される中継部材20と、その一端側が中継部材20に係止され、その他端側が自由端となって智側こま部18の周端の一部に当接されるように中継部材20に組み込まれる弾性部材22とを含む。枢軸部18を支点とし、智14に対してテンプル16を普通に開いた位置からさらに外方に開いた位置に回動させたときに、弾性部材22の一端側が智側こま部18により外方に押圧され、テンプル16は、弾性部材22の弾性反発力によって、テンプル16が閉じられる方向へ付勢される。
【選択図】図5

Description

本願考案は、眼鏡の蝶番構造に関し、眼鏡の智およびテンプル間に配設され、智に対してテンプルを回動自在(開閉自在)に連結する眼鏡の蝶番構造に関する。
本願考案の背景となる従来の先行技術には、眼鏡の智に対してテンプルを回動自在に連結する蝶番構造として、たとえば蝶番のひま部品の中にコイルばね、捩りばね、板ばね等のばね機構が組み込まれた、所謂、ばね蝶番が知られている。この従来のばね蝶番では、テンプルを普通に開いた状態からばね機構による弾性力に抗してテンプルをさらに外方へ広げてから眼鏡を掛けることができる。また、眼鏡を掛けたときには、該弾性力による適度な締付力によってテンプルを側頭部にフィットさせることができる。
ところが、この従来のばね蝶番は、その構成部品が微小で部品点数も多く、組込構造が複雑化しているので、組み立て作業および構成部品の交換作業等のメンテナンス作業が非常に面倒で高度な技術を要するものとなり、コストも高くついていた。
一方では、上述した問題点を解決するために、ばね機構がコマ部品の外部に配設された眼鏡フレーム用バネ丁が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この眼鏡フレーム用バネ丁番は、テンプルの基端側に円筒状のスライダーとコイルバネとが各々進退可能に被嵌されていて、テンプルの所定の位置に形成した雄ねじ部分に、内周に雌ねじを有する円筒状のストッパーが螺合されている。さらに、ストッパーによりコイルバネの一端を支持しながらコイルバネを圧縮付勢させて、圧縮状態のコイルバネの付勢力を用いることにより、ヨロイの端部に取り付けられたコマ部品の先端部に形成されたカム面に対し、スライダーを付勢状態で接触させる構成となっている。そのため、この眼鏡フレーム用バネ丁番では、スライダーとコマ部品のカム面とが協働し、ヨロイに対してテンプルを所要の開閉位置で弾性的に保持可能としている。
この眼鏡フレーム用バネ丁番によれば、コマ部品の外部にコイルバネ等のばね機構が配設されているため、コマ部品の内部にばね機構が配設されているものに比べて、構成が簡素化されている。
登録実用新案第3022944号公報(第2頁、図1−図3)
しかしながら、この眼鏡フレーム用バネ丁番では、コマ部品の先端部にカム面が形成する必要があり、部品点数も多いため、組み立て作業および構成部品の交換作業等のメンテナンス作業が非常に面倒で手間が掛かるという問題点は未だ十分には解消されていないものとなっている。
それゆえに、本願考案の主たる目的は、部品点数の少ない簡単な構成で、テンプルを智に対して普通に開いた状態からさらに外方へ弾性的に開くことができ、当該テンプルを使用者の側頭部に適宜な圧力でフィットさせることができる、眼鏡の蝶番構造を提供することである。
請求項1にかかる本願考案は、眼鏡の智とテンプルとの間に配設され、智に対してテンプルを開閉自在に連結するための眼鏡の蝶番構造であって、智の基端部と連接される智側こま部と、長さ方向を有し、その一端部が智側こま部に回動自在に支持され、その他端部がテンプルの基端部に接続される中継部材と、その一端側が中継部材の長さ方向の中間部に係止され、その他端側が自由端となって智側こま部の周端の一部に当接されるように中継部材に組み込まれる弾性部材とを含み、中継部材は、中継部材の長さ方向の一端部で智側こま部を上下から挟持し、枢軸部により智側こま部と軸支される対向こま部と、中継部材の長さ方向の他端部に配設され、テンプルの基端部に固定される固定部と、中継部材の長さ方向の中間部に配設され、弾性部材が中継部材から外れないように保持する保持部とを含み、智に対してテンプルを普通に開いた位置ないしテンプルを折り畳んで閉じた位置では、弾性部材の弾性力によって、テンプルが弾性的に保持されるとともに、枢軸部を支点とし、智に対してテンプルを普通に開いた位置からさらに外方に開いた位置に回動させたときに、弾性部材の一端側が智側こま部により外方に押圧され、テンプルは、弾性部材の弾性反発力によって、テンプルが閉じられる方向へ付勢されることを特徴とする、眼鏡の蝶番構造である。
請求項1にかかる本願考案では、枢軸部を支点に智に対してテンプルを回動させ、テンプルを普通に開いた位置からさらに外方に開くと、中継部材も枢軸部を支点にしてテンプルと連動して外方に回動する。このとき、弾性部材の一端側は、智側こま部により外方に押圧され、該弾性部材がテンプルの開き方向に弾性変形し、その弾性反発力によって中継部材がテンプルの閉じる方向に付勢されて弾性部材のばね性が発揮される。そのため、テンプルは、中継部材とともに元の普通に開いた状態の位置に復帰する。
請求項2にかかる本願考案は、請求項1にかかる考案に従属する考案であって、弾性部材は、長さ方向を有する直線状部を含み、智側こま部は、智側こま部の周端に2つの直線状部で形成された角部を含み、智に対してテンプルを普通に開いた位置ないしテンプルを折り畳んで閉じた位置では、弾性部材の直線状部が、角部の頂端に当接しない位置で、智側こま部の2つの直線状部の一方ないし他方の直線状部に略沿うように配置されることを特徴とする、眼鏡の蝶番構造である。
請求項2にかかる本願考案では、智に対してテンプルを普通に開いた状態ないしテンプルを折り畳んで閉じた状態のとき、弾性部材の直線状部が、角部の頂端に当接しない位置で且つ智側こま部の2つの直線状部の一方ないし他方の直線状部に略沿うように位置している。この場合、弾性部材は、智側こま部の角部で外方に押圧付勢されることがない状態に位置している。すなわち、テンプルは、弾性部材の弾性力によって、智に対してテンプルを普通に開いた位置ないしテンプルを折り畳んで閉じた位置に弾性的に保持される。
請求項3にかかる本願考案は、請求項1または請求項2にかかる考案に従属する考案であって、智の基端部には、枢軸部を支点とし、智に対してテンプルを普通に開いた位置からさらに外方に開いた位置に回動させて弾性部材の一端側を智側こま部で外方に押圧させたときに、弾性部材の一端側を衝止させるストッパ部が配設されていることを特徴とする、眼鏡の蝶番構造である。
請求項3にかかる本願考案では、枢軸部を支点とし、智に対してテンプルを普通に開いた位置からさらに外方に開いた位置に回動させたときに、弾性部材の一端側が智側こま部で外方に押圧され、智の基端側に押しやられて変位するが、この場合、弾性部材の一端側がストッパ部に衝止されるため、テンプルの無理な拡開が制止されるものとなる。
請求項4にかかる本願考案は、請求項1〜請求項3のいずれかにかかる考案に従属する考案であって、弾性部材は、その一端側に中継部材の長さ方向の中間部に係合される係合凸部を含み、中継部材は、係合凸部と係合される係合凹部を含むことを特徴とする、眼鏡の蝶番構造である。
請求項4にかかる本願考案では、弾性部材の係合凸部と中継部材の係合凹部とが係合されるため、弾性部材の一端側を中継部材に安定して係止させることが可能となる。
請求項5にかかる本願考案は、請求項1〜請求項4のいずれかにかかる考案に従属する考案であって、弾性部材は、棒状ないし板状の弾性部材を含み、中継部材は、上下方向に間隔を隔てて対向配置された一対の細長プレートを含み、中継部材の保持部は、一対の細長プレートの幅方向の一方の側端部間を少なくとも部分的に連接する連接片を含み、連接片は、一対の細長プレートの幅方向の一方の側端部よりも外方へ膨らむように配設されるとともに、弾性部材の一端側が中継部材に係止され、弾性部材の自由端側が連接片の内面側に配置されるように、弾性部材が中継部材に組み込まれた構造を有することを特徴とする、眼鏡の蝶番構造である。
請求項5にかかる本願考案では、一対の細長プレートの幅方向の一方の側端部間が連接片で連接され、弾性部材の一端側が中継部材に係止され、弾性部材の自由端側が連接片の内面側に配置されているので、弾性部材を中継部材により一層安定した状態で組み込むことが可能となる。
本願考案にかかる眼鏡の蝶番構造では、部品点数の少ない簡単な構成で、テンプルを智に対して普通に開いた状態からさらに外方へ弾性的に開くことができ、当該テンプルを使用者の側頭部に適宜な圧力でフィットさせることができる、眼鏡の蝶番構造が得られる。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の考案を実施するための最良の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1は、本願考案にかかる実施形態の一例を示す要部分解斜視図である。図2は、図1の実施形態例に係る眼鏡の蝶番構造の開閉動作を説明するための説明図であって、テンプルを普通に開いた状態を示す説明図である。図3は、図2の要部をテンプルの外方側から見た側面図であり、図4は、図2の要部をテンプルの内方側から見た側面図である。本実施形態例では、本願考案にかかる眼鏡の蝶番構造が適用された眼鏡の一例について説明する。
すなわち、眼鏡10は、図1および図2等に示すように、蝶番構造12を含む。蝶番構造12は、眼鏡10の智14とテンプル16との間に配置され、智14に対してテンプル16を回動自在(開閉自在)に連結するものである。この眼鏡の蝶番構造12は、智14の基端部14Aと連接される智側こま部18と、長さ方向を有し、その一端部が智側こま部18に回動自在に支持され、その他端部がテンプル16の基端部16Aに接続される中継部材20と、その一端側が中継部材20の長さ方向の中間部に係止され、その他端側が自由端となって智側こま部18の周端の一部に当接されるように中継部材20に組み込まれる弾性部材22とを含む。
智側こま部18は、その内周面に雌ねじが形成されたねじ孔18aを有するとともに、該智側こま部18の周端面に、2つの直線状部24,26と1つの弧状部28とを有する。一方の直線状部24は、智14の基端部14Aと連接され、他方の直線状部26は、弧状部28と連接されている。一方の直線状部24は、他方の直線状部26よりも長く形成され、2つの直線状部24,26により、智側こま部18の周端面には、略直角の角部29が設けられる。また、智14の基端部14Aには、智側こま部18の直線状部24との間に、ストッパ部としてのたとえば段差部30が配設されている。
中継部材20は、中継部材本体20Aを含む。中継部材本体20Aは、上下方向に間隔を隔てて対向配置された一対の細長プレート31a,31bを備え、一対の細長プレート31a,31bは、連接片34によって連接される。連接片34は、中継部材本体20Aの長さ方向の中間部に配設され、一対の細長プレート31a,31bの幅方向の一方の側端部間を少なくとも部分的に連接するものである。また、連接片34は、一対の細長プレート31a,31bの幅方向の一方の側端部よりも外方へ膨らむように配設されている。
この連接片34は、一対の細長プレート31a,31bを連接する機能とともに、弾性部材22が中継部材20から外れないように保持する保持部材としての機能をも有するものである。
また、中継部材本体20Aの長さ方向の一端には、智側こま部18を上下から挟持する対向こま部32が配設される。この対向こま部32は、上下一対の対向こま片32a,32bを含み、対向こま片32a,32bは、それぞれ、たとえば円形の貫通孔36a,36bを有する。対向こま片32a,32bは、それぞれ、細長プレート31a,31bに連接されている。
さらに、中継部材本体20Aの長さ方向の他端には、テンプル16の基端部16Aに固定される固定部38が配設されている。この固定部38は、上下一対の固定片38a,38bを含み、固定片38a,38bは、それぞれ、ロウ付けおよび接着剤等の固着手段によって、テンプル16の基端部16Aに固着される。
中継部材本体20Aの長さ方向の一端側では、対向こま部32がたとえば雄ねじ40aを備えた蝶番ねじ40によって、智側こま部18と軸支されている。この場合、先ず、智側こま部18が一対の対向こま片32a,32b間に配置される。次に、蝶番ねじ40が、対向こま片32aの貫通孔34a,智側こま部18のねじ孔18aおよび対向こま片32bの貫通孔34bに挿通される。そして、蝶番ねじ40の雄ねじ40aと智側こま部18のねじ孔18aとが螺合される。つまり、蝶番ねじ40は、中継部材20を介して、智14およびテンプル16を回動自在に支持する枢軸部としての機能を有するものである。
弾性部材22は、直線状部を有するたとえば棒状ないし板状の弾性部材を含むものであるが、本実施形態例では、例えば、チタン合金,βチタン等のばね性を有する金属線材が、弾性部材22として用いられている。この場合、弾性部材22は、たとえば断面円形の金属線材からなる弾性部材本体22Aを含む。弾性部材本体22Aは、直線状部22aを有し、弾性部材本体22Aの長手方向の一端側には、係合凸部42が配設される。係合凸部42は、上下方向に延びるたとえば断面円形の棒状片42aと、この棒状片42aを抱き込むように配置されるたとえば鉤状片42bとを有する。弾性部材本体22A、棒状片42aおよび鉤状片42bは、一体的に形成されている。
一方、中継部材20の長さ方向の中間部には、連接片34の近傍に、上記した係合凸部42と係合させるための係合凹部44が配設される。係合凹部44は、上下方向に間隔を隔てて並列された2つの切欠き部44a,44bを含む。2つの切欠き部44a,44bは、それぞれ、中継部材本体20Aの2つの細長プレート31a,31bに設けられている。そして、弾性部材22の係合凸部42が中継部材20の係合凹部44に係合されることにより、弾性部材22の長手方向の一端側が中継部材20の長さ方向の中間部に係止される。
本実施形態例では、弾性部材22の長手方向の他端側(すなわち、弾性部材22の自由端側)が連接片34の開口部34aに挿通され、連接片34の内面側に配置され、さらに、係合凸部42の棒状片42aが係合凹部44の上側の切欠き部44aに係止され、係合凸部42の鉤状片42bが係合凹部44の下側の切欠き部44bに係止されるようにして、弾性部材22が中継部材20に組み込まれる。
本実施形態例では、図5に示すように、枢軸部となる蝶番ねじ40を支点とし、智14に対してテンプル16を普通に開いた位置からさらに外方に開いた位置に回動させたときに、弾性部材22の一端側が智側こま部18により外方に押圧され、テンプル16は、弾性部材22の弾性反発力によって、テンプル16が閉じられる方向へ付勢される。すなわち、蝶番ねじ40を支点に智14に対してテンプル16を回動させ、テンプル16を普通に開いた位置からさらに外方に開くと、中継部材20も蝶番ねじ40を支点にしてテンプル16と連動して外方に回動する。この場合、弾性部材22の長手方向の一端側は、智側こま部18により外方に押圧され、弾性部材22がテンプル16の開き方向に弾性変形し、その弾性反発力によって中継部材20がテンプル16の閉じる方向に付勢されて弾性部材22のばね性が発揮されるので、テンプル16は、中継部材20とともに元の普通に開いた状態の位置に復帰することができる。
なお、智14に対してテンプル16を普通に開いた位置からさらに外方に開いた位置に回動させたときに、弾性部材22の長手方向の一端側が智側こま部18で外方に押圧され、智14の基端14A側に押しやられて変位するが、この場合、弾性部材22の長手方向の一端側がストッパ部30に衝止されるため、テンプル16の無理な拡開が制止される。
したがって、本実施形態例では、テンプル16を智14に対して普通に開いた状態からさらに外方へ弾性的に開くことができ、当該テンプル16を使用者の側頭部に適宜な圧力でフィットさせることができるものとなる。しかも、本実施形態例では、蝶番構造12の部品構成が、智側こま部18、中継部材20および弾性部材22と、少なく、且つ、簡単な構成となっているため、組み立て作業および構成部品の交換作業等のメンテナンス作業が極めて簡便なものとなる。
本実施形態例では、図2ないし図7に示すように、智14に対してテンプル16を普通に開いた位置ないしテンプル16を折り畳んで閉じた位置では、弾性部材22の直線状部22aが、智側こま部18の角部29の頂端29aに当接しない位置で、且つ、智側こま部18の2つの直線状部24ないし26に略沿うように配置される。この場合、弾性部材22の直線状部22aが智側こま部18の角部29に当接しながら回動し、当該角部29の頂端29aに当接しない位置で且つ智側こま部18の2つの直線状部24ないし26に略沿う位置で、中継部材20とともにテンプル16が停止される。つまり、図2,図5,図6および図7等に示すように、智側こま部18の角部29の頂端29aの周りを当接しながら回動する弾性部材22の回動角度位置によって弾性部材の弾性反発力を異ならしめるものであり、テンプル16を折り畳んで閉じた位置(図7参照)、および、普通に開いた位置(図2参照)で、それぞれ、弾性的に保持することができる。
本願考案にかかる実施形態の一例を示す要部分解斜視図である。 図1の実施形態例に係る眼鏡の蝶番構造の開閉動作を説明するための説明図であって、テンプルを普通に開いた状態を示す説明図である。 図2の要部をテンプルの外方側から見た側面図である。 図2の要部をテンプルの内方側から見た側面図である。 図1の実施形態例に係る眼鏡の蝶番構造の開閉動作を説明するための説明図であって、テンプルを普通に開いた状態からさらに外方に開いた状態を示す説明図である。 図1の実施形態例に係る眼鏡の蝶番構造の開閉動作を説明するための説明図であって、テンプルを普通に開いた状態から内方に閉じる途中の状態を示す説明図である。 図1の実施形態例に係る眼鏡の蝶番構造の開閉動作を説明するための説明図であって、テンプルを内方に閉じた状態を示す説明図である。
符号の説明
10 眼鏡
12 蝶番構造
14 智
14A 智の基端
16 テンプル
16A テンプルの基端
18 智側こま部
18a ねじ孔
20 中継部材
22 弾性部材
24,26 直線状部
28 弧状部
29 角部
29a 頂端
30 段差部
31a,31b 一対の細長プレート
32 対向こま部
32a,32b 一対の対向こま片
34 連接片
36a,36b 貫通孔
38 固定部
38a,38b 一対の固定片
40 蝶番ねじ
40a 雄ねじ
42 係合凸部
42a 棒状片
42b 鉤状片
44 係合凹部
44a,44b 切欠き部

Claims (5)

  1. 眼鏡の智とテンプルとの間に配設され、前記智に対して前記テンプルを開閉自在に連結するための眼鏡の蝶番構造であって、
    前記智の基端部と連接される智側こま部、
    長さ方向を有し、その一端部が前記智側こま部に回動自在に支持され、その他端部が前記テンプルの基端部に接続される中継部材、および
    その一端側が前記中継部材の長さ方向の中間部に係止され、その他端側が自由端となって前記智側こま部の周端の一部に当接されるように前記中継部材に組み込まれる弾性部材を含み、
    前記中継部材は、
    前記中継部材の長さ方向の一端部で前記智側こま部を上下から挟持し、枢軸部により前記智側こま部と軸支される対向こま部、
    前記中継部材の長さ方向の他端部に配設され、前記テンプルの基端部に固定される固定部、および
    前記中継部材の長さ方向の中間部に配設され、前記弾性部材が前記中継部材から外れないように保持する保持部を含み、
    前記智に対して前記テンプルを普通に開いた位置ないし前記テンプルを折り畳んで閉じた位置では、前記弾性部材の弾性力によって、前記テンプルが弾性的に保持されるとともに、
    前記枢軸部を支点とし、前記智に対して前記テンプルを普通に開いた位置からさらに外方に開いた位置に回動させたときに、前記弾性部材の一端側が前記智側こま部により外方に押圧され、前記テンプルは、前記弾性部材の弾性反発力によって、前記テンプルが閉じられる方向へ付勢されることを特徴とする、眼鏡の蝶番構造。
  2. 前記弾性部材は、長さ方向を有する直線状部を含み、
    前記智側こま部は、前記智側こま部の周端に2つの直線状部で形成された角部を含み、
    前記智に対して前記テンプルを普通に開いた位置ないし前記テンプルを折り畳んで閉じた位置では、前記弾性部材の直線状部が、前記角部の頂端に当接しない位置で、前記智側こま部の2つの直線状部の一方ないし他方の前記直線状部に略沿うように配置されることを特徴とする、請求項1に記載の眼鏡の蝶番構造。
  3. 前記智の基端部には、前記枢軸部を支点とし、前記智に対して前記テンプルを普通に開いた位置からさらに外方に開いた位置に回動させて前記弾性部材の一端側を前記智側こま部で外方に押圧させたときに、前記弾性部材の一端側を衝止させるストッパ部が配設されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の眼鏡の蝶番構造。
  4. 前記弾性部材は、その一端側に前記中継部材の長さ方向の中間部に係合される係合凸部を含み、
    前記中継部材は、前記係合凸部と係合される係合凹部を含むことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の眼鏡の蝶番構造。
  5. 前記弾性部材は、棒状ないし板状の弾性部材を含み、
    前記中継部材は、上下方向に間隔を隔てて対向配置された一対の細長プレートを含み、
    前記中継部材の保持部は、前記一対の細長プレートの幅方向の一方の側端部間を少なくとも部分的に連接する連接片を含み、前記連接片は、前記一対の細長プレートの幅方向の一方の側端部よりも外方へ膨らむように配設されるとともに、
    前記弾性部材の一端側が前記中継部材に係止され、前記弾性部材の自由端側が前記連接片の内面側に配置されるように、前記弾性部材が前記中継部材に組み込まれた構造を有することを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の眼鏡の蝶番構造。
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