JP3116590B2 - 自動利得制御回路 - Google Patents

自動利得制御回路

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JP3116590B2 JP04246993A JP24699392A JP3116590B2 JP 3116590 B2 JP3116590 B2 JP 3116590B2 JP 04246993 A JP04246993 A JP 04246993A JP 24699392 A JP24699392 A JP 24699392A JP 3116590 B2 JP3116590 B2 JP 3116590B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバを介する伝送
装置の偏波ダイバーシチ光へテロダイン受信器における
中間周波増幅器の自動利得制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の自動利得制御回路の一例の
ブロック図である。送信部301においてデジタル信号
に応じて周波数変調された光信号は、ファイバ302
で伝送され偏波分離カップラ303へと導かれる。偏波
分離カップラ303は光ファイバ302を伝送する光信
号の偏波比(以下、S波:P波の比で表す)に応じて光
信号を光検波回路305または306に導く。例えば、
伝送後の光信号の偏波比がO(P波)の場合は光検波回
路305に、偏波比1(S波)の場合は306に導かれ
る。また偏波比が0.5の時には、光検波回路305.
306にそれぞれ半分づつ導かれる。
【0003】中間周波信号の一部は可変利得増幅器30
7の後段にて分岐され、検波器312,313で包絡線
検波される。その出力は加算器314を通って可変利得
増幅器307に戻り利得制御信号となり、中間周波信号
の出力が常に一定となるような制御をおこなう。加算器
314の出力は他方の光受信器の可変利得増幅器308
にも加えられ、同様に利得制御をおこなう。
【0004】図4は図3の各部の動作特性の示す相関図
である。偏波比が変化するとその偏波比に応じて光検波
回路305,306の出力電力は(L),(m)の様に
変化する。可変利得増幅器307,308への制御信号
(p)は偏波の状態に関係なくV2 と一定であるため検
波器312,313の出力はそれぞれ(n),(o)の
ようになり加算器314の出力は(n)+(o)=V2
となりループが閉じている状態となる。以上のような動
作により中間周波増幅器の利得制御が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の自動利得制
御回路では、偏波比に関係なく可変利得増幅器への制御
電圧(p)はV2 と一定であるため、例えば偏波比が0
(縦波)で光検波回路306の出力(m)が0の場合で
も、可変利得増幅器308の利得は307と同等であ
る。この時、出力(m)は0であるが実際には光検波回
路306からの局部発振光によるショット雑音や熱雑音
等が可変利得増幅器308で増幅され、合成器311を
通って復調信号と共に出力される。これにより、符号誤
り率特性が劣化するという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動利得制御回
路は、偏波ダイバーシチ受信方式の光ヘテロダイン検波
受信器における直交するそれぞれの偏波成分に対する2
組の中間周波増幅器の利得制御回路において、第1およ
び第2の中間周波増幅器の出力をそれぞれ包絡線検波し
これらを加算して制御信号として出力する第1の手段
と、第1の中間周波増幅器の出力を包絡線検波した信号
の反転出力信号と第2の中間周波増幅器の出力を包絡線
検波した信号とを加算して制御信号として出力する第2
の手段と、第2の中間周波増幅器の出力を包絡線検波し
た信号の反転出力信号と第1の中間周波増幅器の出力を
包絡線検波した信号とを加算して制御信号として出力す
る第3の手段とを備え、前記第1及び第2の手段が出力
する制御信号を用いて第2の中間周波増幅器の利得制御
信号とし、前記第1及び第3の手段が出力する制御信号
を用いて第1の中間周波増幅器の利得制御信号とするこ
とを特徴とする。
【0007】
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図、図2は本実
施例の各部の動作特性を示す相関図である。
【0009】本実施例は、伝送された光信号が偏波分離
カップラ103により偏波比に応じて分けられ、各光検
波回路105,106へと導かれる。ここで中間周波信
号に変換され後段の可変利得増幅器107,108、復
調器109,110にて増幅、復調される。中間周波信
号の一部は検波器112,113に加えられ包絡線検波
される。偏波比により光信号が光検波回路105側に全
て導かれていたとすると、復調回路109からは復調信
号が出力されるが反対の復調回路110からは光検波回
路106からの雑音が出力され、符号誤り率特性が劣化
。そこで光信号が導かれている側の可変利得増幅器
107の制御電圧に検波器112の出力分の電圧を加算
器121に加え利得を上げ、逆に反対側の可変利得増幅
器108の制御電圧は変化させず利得を抑えて、光検波
回路106からの雑音が復調信号に混ざることを防ぐよ
うに構成される。
【0010】次に本実施例の動作について説明する。偏
波分離カッブラ103において分離された光信号は光検
波回路105または106へと導かれ局部発振光源10
4の出力光と合成、検波され中間周波信号となり偏波比
に応じて図2(a),(b)のように出力される。この
中間周波信号は、可変利得増幅器107,108を通っ
て復調回路109,110及び検波器112,113へ
と与えられる。検波器112,113の出力は図2
(f),(g)の様になり、加算器116,117,1
18そして反転増幅器114,115へと与えられる。
反転増幅器114,115は利得をマイナス1倍に選ん
であり、その出力は図2(f’),(g’)となる。
【0011】(f’)=−(f) (g’)=−(g) この出力(f’),(g’)と検波器112,113の
出力(f)(g)を加算器116,117で加算した
結果はそれぞれ(h)=(f)+(g’),(i)
(g)+(f’)となる。
【0012】この出力(h),(i)は同相増幅器11
9,120に与えられる。ここで同相増幅器119,1
20の利得は0.5倍に選んであり、その出力は
(j),(k)となる。
【0013】(j)=(h)×0.5 (k)=(i)×0.5 一方加算器118の出力(c)は検波器112,113
の出力(f),(g)の和となり(c)=(f)+
(g)となる。
【0014】なお、この(c)の値は偏波比に関係なく
1 一定である。同相増幅器119,120出力
(j),(k)はこ出力(c)と加算器121,122
にて足され、可変利得増幅器107,108への制御電
圧(d),(e)となる (d)=(c)+(j) (e)=(c)+(k) いまここで、光信号の偏波比が0(縦波)であったとす
ると、光検波回路105の出力電力(a)は1.0、逆
の光検波回路106の出力電力(b)は0となり、これ
に応じて光信号が導かれている図1、上半分側の光受信
器の自動利得制御回路(f),(g’),(h),
(j)の各値は次のようになる。
【0015】検波器112出力 (f)=1.0 反転増幅器114出力 (g’)=1.0 加算器116出力 (h)=2.0 同相増幅器119出力 (j)=1.0 ここで、加算器118の出力(c)は偏波に依存せずV
1 が一定であるので可変利得増幅器107への加算器1
21の制御電圧(d)は(d)=V1 +1.0になる。
【0016】一方、光信号が導かれていない下半分側の
光受信器の自動利得制御回路(g),(f’),
),(k)の各値は次のようになる。
【0017】検波器113出力 (g)=0 反転増幅器115出力 (f’)=0 加算器117出力 (i)=0 同相増幅器120出力 (k)=0 そして、可変利得増幅器108への加算器122の制御
電圧(e)は(e)=V1 +0になる。
【0018】以上のように偏波比が0(縦波)の場合、
光信号が導かれている光受信器側への利得制御電圧
(d)はV1 +1.0となり、可変利得増幅器107の
利得は大きくなる。また逆側の光受信器への利得制御電
圧(e)はV1 +0となり、可変利得増幅器108の利
得は抑えられている。光信号の偏波比が1(横波)とな
った場合は、図2に示すように(c)以外の(a)〜
(k)の各値はすべて反転する。従って各光ヘテロダイ
ン受信器の可変利得増幅器107,108への制御信号
も反転し、(d)=V1+0となり偏波比0(縦波)の
場合と同じ様に光信号が導かれている方側の光受信器の
利得は大きくなり、反対側の利得は抑えられる。
【0019】偏波比が0から1に少しずつ変化して入っ
たときは、図2(d),(e)のように偏波比の値に応
じて利得制御信号が変わるとから各可変利得増幅器の利
得も同様に変化し、偏波比が0.5とのなったとき2つ
の利得は同値となる。
【0020】このようにすると、偏波比に応じて、光検
波回路105,106からの局部発振光によるショット
雑音や熱雑音等が抑えられるので、符号誤り率特性の劣
化を防ぐことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動利得制
御回路は、偏波比に応じて光信号が導かれない側の光ヘ
テロダイン受信器の中間周波増幅器の利得を抑えること
により、復調信号に光検波回路からの局部発振光による
ショット雑音や熱雑音等が混ざることを防ぐことがで
き、符号誤り率特性の劣化を排除でるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例の各部の特性を示す相関図である。
【図3】従来の自動利得制御回路の一例のブロック図で
ある。
【図4】従来の自動利得制御回路の一例のウロック図で
ある。
【符号の説明】
101,301 送信部 102,302 光ファイバ 103,303 偏波分離カップラ 104,304 局部発振光源 105,106,305,306 光検波回路 107,108,307,308 可変利得増幅器 109,110,309,310 復調回路 111,311 合波器 112,113,312,313 検波器 114,115 反転増幅器 116,117,118,314 加算器 119,120 同相増幅器 121,122 加算器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏波ダイバーシチ受信方式の光ヘテロダ
    イン検波受信器における直交するそれぞれの偏波成分に
    対する2組の中間周波増幅器の利得制御回路において、
    第1および第2の中間周波増幅器の出力をそれぞれ包絡
    線検波しこれらを加算して制御信号として出力する第1
    の手段と、第1の中間周波増幅器の出力を包絡線検波し
    た信号の反転出力信号と第2の中間周波増幅器の出力を
    包絡線検波した信号とを加算して制御信号として出力す
    る第2の手段と、第2の中間周波増幅器の出力を包絡線
    検波した信号の反転出力信号と第1の中間周波増幅器の
    出力を包絡線検波した信号とを加算して制御信号として
    出力する第3の手段とを備え、前記第1及び第2の手段
    が出力する制御信号を用いて第2の中間周波増幅器の利
    得制御信号とし、前記第1及び第3の手段が出力する制
    御信号を用いて第1の中間周波増幅器の利得制御信号と
    することを特徴とする自動利得制御回路。
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