JP3116504B2 - 固体電解質型燃料電池 - Google Patents

固体電解質型燃料電池

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JP3116504B2 JP04001392A JP139292A JP3116504B2 JP 3116504 B2 JP3116504 B2 JP 3116504B2 JP 04001392 A JP04001392 A JP 04001392A JP 139292 A JP139292 A JP 139292A JP 3116504 B2 JP3116504 B2 JP 3116504B2
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安隆 杉本
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    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
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    • H01M8/0204Non-porous and characterised by the material
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体電解質型燃料電池
に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】固体電解質型燃料電池の一種類と
して平板タイプのものが知られている。このタイプの燃
料電池は、燃料極及び空気極を表裏面に設けた固体電解
質膜と、燃料極及び空気極に燃料ガス及び空気(酸素)
を均等に供給すると共に電極に発生した電荷の経路とな
るディストリビュータと、インターコネクタとで構成さ
れた積層体構造を有している。そして、この平板タイプ
の燃料電池の製造方法として、電池を構成するそれぞれ
の部品をグリーンシート状にして組み立てた後、共焼結
(同時に焼成すること)する方法がある。この製造方法
によって得られる電池は、使用するガス(燃料ガス、空
気)に対する気密性や稼動時の昇降温に対する信頼性・
耐久性に優れている。また、別の方法として、電池を構
成するそれぞれの部品を単独で焼結した後、組み立てる
方法もある。
【0003】ところで、ディストリビュータには優れた
導電性が要求されると共に、共焼結時や稼動時の昇降温
に対して固体電解質膜との間に剥がれやそり等が発生し
ないように充分な接合強度が要求される。しかし、従来
の固体電解質型燃料電池には、両方の要求に対して充分
満足が得られるものがなかった。そこで、本発明の課題
は、優れた導電性を有し、かつ、固体電解質膜との間に
強い接合強度を有するディストリビュータを備えた固体
電解質型燃料電池を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明に係る固体電解質型燃料電池は、ディストリ
ビュータが、固体電解質膜と同一の組成の材料からなる
基体部と該基体部表面に設けた導電性材料からなる導電
部とで構成され、基体部を介して前記固体電解質膜とイ
ンターコネクタが接合し、かつ、前記導電部を介して前
記空気極及び燃料極と前記インターコネクタが電気的に
接続したことを特徴とする。
【0005】
【作用】以上の構成において、ディストリビュータの主
たる構成部分である基体部が固体電解質膜と同一の組成
の材料からなるため、ディストリビュータは固体電解質
膜と等しい収縮率を呈し、稼動時の昇降温に対しても固
体電解質膜との間に剥がれやそり等が発生しない。ま
た、固体電解質膜の材料にはジルコニアを主成分とする
材料が用いられるため、この材料と同一の組成からなる
基体部は絶縁体となる。そこで、ディストリビュータの
表裏の導通は、基体部の表面に設けた導電部を介して行
われる。
【0006】さらに、固体電解質型燃料電池を共焼結し
て作製する場合には、ディストリビュータの基体部が固
体電解質膜と同一の組成の材料からなるため、ディスト
リビュータは固体電解質膜と等しい収縮率を呈し、固体
電解質膜との間に剥がれやそり等を発生させることなく
共焼結される。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る固体電解質型燃料電池の
一実施例を添付図面を参照して説明する。図1は燃料電
池の分解斜視図、図2は燃料電池の正面図、図3は右側
面図である。固体電解質膜1の材料としては、Y23
8モル%添加したZrO2の粉末と有機バインダー、溶
剤(エタノール)を混合してスラリーとし、ドクターブ
レード法によりグリーンシート状にしたものを用いる。
このグリーンシートを1300℃の温度で2時間焼成
し、固体電解質膜1の焼結体を作製する。後述するよう
に、この上下面にそれぞれ空気極2及び燃料極3が形成
されることになる。
【0008】空気極側ディストリビュータ5、燃料極側
ディストリビュータ6は、それぞれ固体電解質膜1の上
面及び下面に配設されている。このディストリビュータ
5,6は、それぞれ基体部5a,6aと導電部5b,6
bとで構成されている。基体部6aには固体電解質膜1
の材料と同一の組成からなる材料が使用される。この基
体部6aが直接電解質膜1とインターコネクタ11に接
合している。基体部6aの表面には導電部6bが設けら
れている。本実施例では、導電部6bは燃料極3の材料
と同一の組成の材料を使用し、燃料極3の形成時と同時
期に形成される。すなわち、燃料極3及び導電部6b
は、材料であるPtペースト等を電解質膜1の下面及び
基体部6aの表面に同時期に塗布して形成される。この
導電部6bは燃料極3とインターコネクタ11に電気的
に接続している。同様にして、ディストリビュータ5の
基体部5aにも電解質膜1の材料と同一の組成からなる
材料が使用される。基体部5aは直接電解質膜1とイン
ターコネクタ10に接合している。空気極2及び導電部
5bは、材料であるランタンマンガネイトペースト等を
固体電解質1の上面及び基体部5aの表面に同時期に塗
布して形成される。この導電部5bは空気極2とインタ
ーコネクタ10に電気的に接続している。
【0009】ディストリビュータ5,6は空気極2や燃
料極3に均等に空気や燃料ガスをゆきわたらせる機能及
び電極2,3とインターコネクタ10,11をそれぞれ
電気的に接続する機能を有する。整列されたディストリ
ビュータ5,6の両側に配置されているスペーサ7,8
は、それぞれ空気や燃料ガスを外気から遮断する機能を
有する。スペーサ7,8の材料としてはイットリウム安
定化ジルコニア等が用いられる。なお、本実施例では、
スペーサ7,8の内側面にもそれぞれランタンマンガネ
イトペースト及びPtペーストが塗布されている。イン
ターコネクタ10,11は発電した電力を外に取り出す
ための電極機能の他に、使用される空気と燃料ガスを分
離する機能等も有する。インターコネクタ10,11の
材料としてはランタンクロマイト等が用いられる。
【0010】こうして得られた燃料電池を高温(600
〜1200℃)に保持した状態で図1中に示された矢印
a方向から空気を供給し、かつ、矢印b方向から燃料ガ
スを供給することにより、発電させることができる。こ
の燃料電池は、ディストリビュータ5,6の基体部5
a,6aが電解質膜1の材料と同一の組成からなるた
め、ディストリビュータ5,6は電解質膜1と等しい収
縮挙動をし、稼動時の昇降温に対しても電解質膜1とデ
ィストリビュータ5,6の接合は充分な強度が確保でき
る。また、電解質膜1の材料にはジルコニアを主成分と
する材料が用いられるため、この材料と同一の組成から
なる基体部5a,6aは絶縁体となるが、基体部5a,
6aの表面に形成した導電部5b,6bにより、ディス
トリビュータ5,6に要求される導電性が確保される。
すなわち、空気極2は導電部5bを介してインターコネ
クタ10に電気的に接続され、燃料極3は導電部6bを
介してインターコネクタ11に電気的に接続される。
【0011】また、前記実施例と異なる別の方法とし
て、各種部品をグリーンシート状にして組み立てた後、
共焼結して燃料電池を作製する方法がある。この方法を
採用した場合は、ディストリビュータ5,6の基体部5
a,6aが電解質膜1と同一の組成からなる材料である
ため、焼成の際にディストリビュータ5,6と電解質膜
1が略等しい収縮挙動をし、ディストリビュータ5,6
は剥がれやそり等を発生させることなく電解質膜1と共
焼結できる。この結果、共焼結により一体焼成でき、か
つ、優れた導電性と接合強度を有するディストリビュー
タを備えた固体電解質型燃料電池が得られる。
【0012】なお、本発明に係る固体電解質型燃料電池
は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲
内で種々に変形することができる。特に燃料電池の形状
は矩形状に限定されるものではなく、円板状のものであ
ってもよい。
【0013】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、ディストリビュータを固体電解質膜と同一の組
成の材料からなる基体部と導電性材料からなる導電部と
で構成したので、ディストリビュータは固体電解質膜と
等しい収縮挙動をし、共焼結時や稼動時の昇降温に対し
て固体電解質膜とディストリビュータを強い強度で接合
させることができる。また、基体部の表面に設けた導電
部によってディストリビュータの表裏の導通が充分確保
できる。従って、優れた導電性を有し、かつ、固体電解
質膜との間に強い接合強度を有するディストリビュータ
を備えた固体電解質型燃料電池が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体電解質型燃料電池の一実施例
を示す分解斜視図。
【図2】図1に示した固体電解質型燃料電池の正面図。
【図3】図1に示した固体電解質型燃料電池の右側面
図。
【符号の説明】
1…固体電解質 2…空気極 3…燃料極 5,6…ディストリビュータ 5a,6a…基体部 5b,6b…導電部 10,11…インターコネクタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/00 - 8/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体電解質膜と、該固体電解質膜の表裏
    面に設けた燃料極及び空気極と、ディストリビュータ
    と、インターコネクタとを備えた固体電解質型燃料電池
    において、 前記ディストリビュータが、前記固体電解質膜と同一の
    組成の材料からなる基体部と該基体部表面に設けた導電
    性材料からなる導電部とで構成され、前記基体部を介し
    て前記固体電解質膜と前記インターコネクタが接合し、
    かつ、前記導電部を介して前記空気極及び燃料極と前記
    インターコネクタが電気的に接続したことを特徴とする
    固体電解質型燃料電池。
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