JP3114269U - レンジフードのない新しい換気設備 - Google Patents

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喜治 石田
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サンアイ冷熱株式会社
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Abstract

【課題】従来のレンジフードファンは、コンロの上部にあるためファンモーターの騒音が使用者や周りの人の耳に入りやすく、調理室内を静粛に保つことが困難であった。又、レンジフードの占めるスペースが大きくその部分が有効に利用出来ず、無駄なスペースを割いていた。更に掃除に非常に手間がかかった。
【解決手段】排気シロッコファンモーターは非常に回転音の小さいモーターである。更にチャンバーボックスに内蔵され屋外に設置されるため室内では、ほとんど無音に近い状態まで静粛が保たれる.又、従来レンジフードが設置されていたスペースも有効利用できる。上下風向調整付がらりは簡単に脱着出来、小型にて軽量のため掃除も簡単である。吸込口からの風速が従来のものより非常に高いため、ダクト内の汚れは少なく、チャンバーボックス内(負圧室)の油取りフィルターによりボックス外の油汚れは防ぐことが出来る.【選択図】図3

Description

本考案は、主に一般住宅における排気、換気設備に関するものである。
従来のレンジフードファンはコンロの上部に設置されている。また、掃除を簡略化するため、フィルターを取り付けたものもある。
考案が解決しようとする課題
以上述べた従来のレンジフードは、頭上のレンジフードファンモーターの騒音により、会話が聞き取りにくかったり、高い位置に設置されているため掃除がしづらく、手間がかかり、さらに掃除を怠ると油が落下してコンロやその周辺を汚し、外壁も汚れる等の欠点がある。また、コンロの上部に設置されるために有効にスペースが利用できなかった。
本考案は、このような従来の構成が有していた問題を解決し、安全かつ機能的で、掃除が楽な、静かな換気を実現することを目的とするものである
課題を解決するための手段
上記目的を達成する第一の手段として、煙、油煙が広がる前に排気するように、レンジに向かって正面奥の壁と外壁の間に用途に合せた大きさの吸込み口ボックスを取付け、正面奥の壁側より上下風向調整付がらりを吸込み口ボックスにはめ込む。上下風向調整付がらりは吸込み口ボックスから簡単に脱着できる。
第二の手段として正面壁と外壁の間に設置した吸込み口ボックスの下部にダクト接続口を取付けダクトをつなぎ戸外に設置したチャンバーボックスに接続する。
第三の手段として戸外に設置した排気用チャンバーボックスは、負圧室と排気シロッコファンとに分かれ、負圧室には油取りフィルターを取付け、排気シロッコファンはダクト延長分等の圧力損失を考慮して尚且つ、吸込み口面風速13(m/s)、排気量1300(m/h)を確保できるものを使用し、さらに排気シロッコファンの吹出し口には防火ダンパーシャッター付のウェザーカバーを取付ける、チャンバーボックスは蓋の取り外しが可能でフィルター、モーター等の点検、交換が容易である。
第四の手段として、風量調整を行うファンスピードコントローラーをシロッコファンモーターに取付ける。
第五の手段として、吸込み口がらりの上部の壁に、引き出し式折りたたみ遮熱偏風板を取り付ける。引き出し式折りたたみ遮熱偏風板は、偏風母板と引出し板とに分かれており両側に折りたたみ軸を取付ける。
上記第一の課題解決手段による作用は次の通りである。吸込み口ボックスを室内の壁と外壁の間に設置することによりレンジ上のスペースが有効利用できる。また、上下吸込み口がらりは吸込み口ボックスから簡単に取り外しでき、掃除が簡単である。上下吸込み口ガラリを構成する数枚の上下風向調整羽根は火力に応じて手動にて風向を変更できる。
第二の課題解決手段による作用は次の通りである。チャンバーボックスが戸外に設置されていることと、チャンバーボックスにシロッコファンモーターが内蔵されていることにより室内は無音に近い状態まで静穏が保たれる。更にシロッコファンモーターがチャンバーボックスに納められているので、戸外も静かである。
第三の課題解決手段による作用は次の通りである。抵抗、長さに応じた能力のシロッコファンモーターを選定、使用することにより、吸込み口ボックスと接続しているダクトを延長することが可能になり、家の外観等の条件に応じてチャンバーボックスの設置場所を選択できる。排気が高速のためダクト内の油汚れは非常に少なく、多くは油取りフィルターに付着する。
又防火ダンパー付(ヒューズ付)ウェザーカバーを取り付ける事により万が一チャンバーボックス内に炎が浸入しても戸外への延焼を防止し、チャンバーボックス内部も風雨より保護される。チャンバーボックスの蓋が取外しできることにより内部のモーターの点検、油取りフィルターの交換(2〜3年に一度)も容易にできる。
第四の課題解決手段による作用は次の通りである。ファンスピードコントローラーを作動させることにより風量調整が可能。24時間換気にも対応できる。24時間換気をしない場合には第三の課題解決手段に挙げたウェザーカバー内の電動シャッターが閉じることにより外気、鳥、虫等の侵入を防ぐ。
第五の課題解決手段による作用は次の通りである。引き出し式折りたたみ遮熱偏風板は二枚の金属板からなり、折りたたみ軸を使うことにより、火力等の条件に応じて重ねるかスライドさせて広い面で使用するか使い分けができる。例えば天ぷら火災やコンロがハイカロリーバーナーである場合に起こる恐れのある延焼を防ぐため、遮熱偏風板が炎を遮断し吸込み口がらりに誘導、ダクト内では気流が高速(13m/s)のためチャンバーボックスに入るまでに酸素が欠乏して消火にいたるものである。又引き出し式折りたたみ遮熱偏風板を使用したうえで、上下風向調整付がらりにて吸込み口面風速13(m/s)、排気量1300(m/h)を確保した状態でIHコンロ使用のケースでは排気捕収率98%を実現。
使用しない時は、折りたたみ軸を閉じることにより、壁に密着して収納でき、更にその状態で上下風向調整付がらりまで引き出し板を下ろし、遮蔽して外気の侵入を防ぐ。壁面と一体感を持たせ、突起物がない空間を実現するため心の安定につながる。
考案の効果
上述したように、本考案のレンジフードのいらない新しい換気設備は、従来レンジを使用する人の頭上にあったレンジフードをなくし、あいたスペースを有効に利用でき更に、戸外に設置したチャンバーボックスにシロッコファン等を収めることにより室内を非常に静音に保つ。
排気能力が高いため上下風向調整付がらりや、ダクト内の汚れも少なく、更にがらりは吸込み口より脱着できるため掃除が非常に簡単である。又、吸込み口ボックス、上下風向調整付がらり、吸込み口ダクト、チャンバーボックス、ウェザーカバー、引き出し式折りたたみ遮熱偏風板等はすべてステンレス(sus304、板厚1.0mm以上)として、錆びや外圧等から腐食を防止し、手入れも簡単にて美しい外観を保つことができる。
上下風向調整付吸込がらりの上部壁面に取付けた引き出し式折りたたみ遮熱偏風板により、天ぷら火災等で上がった炎を吸込み口に誘導し、高速な気流によりダクト内にて消火、万が一炎がチャンバーボックス内に侵入しても防火ダンパーが閉じ延焼を防ぐ。火災に対して安全性の高い換気設備である。
スピードコントローラーにて風量を調整し、24時間換気にも対応できる。又、最大で1300(m/h)の排気があるため、ボリュームを調整する事によりキッチン、ダイニングキッチンクラスの換気には十分対応出来る。
考案の実施するための最良の形態
以下、本考案の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図において、ファンスピードコントローラーでシロッコファン6が作動し、煙類が広がる前に床上高さ1250mm(コンロの上面から400mmの高さ)に設置された上下風向調整付がらり1より、風面速(13m/s)の速さにて吸い込み口ボックス2、ダクト3に送られる。
煙類を下方に高速で排気するためダクト3内に着く油は微少で、煙類は、ダクト3を通過し戸外に設置されたチャンバーボックス4に入り冷やされ油は油取りフィルター7に付着する。最終的にシロッコファン6の吹出し口より戸外に排気される。万が一ダクト3より炎が侵入した場合には、防火ダンパー付(フューズ付)ウェザーカバー8が閉じ延焼を防ぐ。
チャンバーボックス4は負圧室5とシロッコファン6に分かれており、油取りフィルター7は負圧室5に取付けられチャンバーボックス4の蓋は開閉可能のためフィルター7の交換や内部のモーター等の点検は楽に行える。
上下風向調整付がらり1の直上の壁に取付けた引き出し式折りたたみ遮熱偏風板9は母板10と引き出し板11と折りたたみ軸12からなり調理の際の火力に応じ折りたたみ軸12にて自由な角度で使い分けることが出来る。火力が強い場合や煙が多く発生する場合は母板10から引き出し板11を引き出して広く使うことにより火災防止や煙類の捕収率を高める。又、コンロを使用しない時外気の侵入を防ぐ必要のある場合はファンスピードコントローラーを切ってウェザーカバー内の電動シャッターを閉じて、がらり1まで下げて置く。完全に使用しない時は壁に密着して収納できる。
ファンスピードコントローラーにより風量の調整を行い、一般の調理から24時間排気まで対応する。
屋内側の全体の斜視図 本考案の平面図 本考案の立面(断面)図 引き出し式遮熱偏風板9内の母板10と引き出し板11の動作説明図並び吸込み口がらり1の動作説明図
符号の説明
1 上下風向調整付がらり
2 吸込み口ボックス
3 吸込みダクト
4 チャンバーボックス
5 負圧室(チャンバーボックス内)
6 排気シロッコファン(チャンバーボックス内)
7 油取りフィルター(チャンバーボックス内)
8 ウェザーカバー(防火ダンパー、シャッター付)
9 引き出し式折りたたみ遮熱偏風板
10 引き出し式折りたたみ遮熱偏風板9の母板
11 引き出し式折りたたみ遮熱偏風板9の引き出し板引き出し式折りたたみ遮熱偏風板9は母板10と引き出し板11から成り立っている。
12 折りたたみ軸

Claims (1)

  1. 1.レンジの奥の壁に吸込み口(2)を取り付け、油煙を排気ダクト(3)で屋外のチャンバーボックス(4)に送り、油煙の油を取り除き排気する。
    2.排気ファン(6)は、ダクト(3)で邪魔にならない屋外のチャンバーボックス(4)内に、据付けるので、静音がはかられる。外も静音である。
    3.レンジフードが無い為、レンジ上の有効スペースが活かされる。
    4.引き出し式折りたたみ遮熱偏風板(9)は上下風向調整付がらり(1)の上部壁に、取り付ける。
    天ぷら等火災防止と排気補収率98%を実現。
    (イ).引き出し式折りたたみ遮熱偏風板(9)は必要に応じて使い分けが出来る。
    邪魔にならない様に壁に密着して収納できる。
    (ロ)レンジ又は24時間換気をしない場合は、上下風向調整付がらり(1)まで引き出し板(11)を下ろし遮蔽して、外気の進入を防ぐ。
    5.排気ファン(6)には、風量可変用スピードコントローラーをつけて、火力に応じる排煙量並び24時間換気に対応する。
    以上の如く構成された、排気換気設備である.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2906271B2 (ja) 1990-03-30 1999-06-14 能美防災株式会社 消火用閉鎖型スプリンクラヘッド
CN108469042A (zh) * 2018-05-09 2018-08-31 张金宝 一种自吸自焚自排油烟灶
CN108954397A (zh) * 2017-05-17 2018-12-07 浙江库卡电器有限公司 可调拢烟功能固定进风口集成灶
CN113028467A (zh) * 2019-12-24 2021-06-25 九阳股份有限公司 一种吸油烟机及其油量检测方法

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