JP3112201U - ウェットシート用袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウェットワイパーを常時携帯して、包装体を平らな台等に置かずに取り出し口を開封し、ウェットワイパーを取り出し、口を封止できるウェットシート用袋を提供する。
【解決手段】直方体状に複数枚が積層されたウェットワイパー1を収納する包装体2であって、内面がアルミ蒸着された不通気性のフィルムにより構成され、直方体状の短辺11に対応する包装体の稜線21に跨り、ウェットワイパーを取り出すための取り出し口22を備え、取り出し口は、繰り返して剥離・密着可能な封止材3に囲繞されて封止材と一体化され、封止材の剥離部31と共に取り出し口が繰り返し開閉自在であり、取り出し口を露出して包装体の大半を収納し、携帯用の吊り下げ部を有する携帯ポケットを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】直方体状に複数枚が積層されたウェットワイパー1を収納する包装体2であって、内面がアルミ蒸着された不通気性のフィルムにより構成され、直方体状の短辺11に対応する包装体の稜線21に跨り、ウェットワイパーを取り出すための取り出し口22を備え、取り出し口は、繰り返して剥離・密着可能な封止材3に囲繞されて封止材と一体化され、封止材の剥離部31と共に取り出し口が繰り返し開閉自在であり、取り出し口を露出して包装体の大半を収納し、携帯用の吊り下げ部を有する携帯ポケットを備えている。
【選択図】図1
Description
本考案はウェットシート用袋に関わり、特に、携帯に適し置き台が不要な業務用のウェットシート用袋に関するものである。
従来、ウェットシートは、街角で配布されているポケットティッシュと同様のポケットタイプの一般消費者が使用するウェットティッシュから、小さなプラスチィックケース入り、切断線の入ったロール状の筒入りタイプ、飲食品関連業者が業務用の拭き取りに使用する大型のウェットワイパー等、さまざまな大きさ、形態の製品が市場に出回っている。
そのうちの飲食品関連業者が使用する大型シートパックは、小型のポケットタイプを相似形に拡大したものであり、直方体状に複数枚が積層されたウェットワイパーを収納して、直方体状の上面長方形の中央部にウェットワイパーを取り出すための取り出し口が設けられ、取り出し口は、繰り返して剥離・密着可能な封止材に囲繞されて封止材と一体化され、封止材の剥離部と共に繰り返し開閉自在である。
このようなウェットシートの包装体における取り出し口の再密封性能の向上、使い勝手の向上を図った特許が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。
ところで、上述の発明を含め従来のウェットシートの包装体は、平らな台に包装体を置いてウェットシートを取り出し、開口部を封じることを前提に作られている。
近年、飲食品店のドリンクバーのドリンクタンクに所望のドリンクを補充する業者は、補充前後に口の清拭を必ず行うが、その際ウェットシートとしてのウェットワイパーが使用される。業者は、直方体状に複数枚が積層された大判のウェットワイパーが収納されたウェットシートケースを持ち歩くが、清拭時にいちいち平らな台に包装体を置いて、上面長方形の中央部にある取り出し口を封止材の剥離部と共に開けてウェットワイパーを取り出し、取り出し口を閉め、ウェットシートケースをバック等に入れて持ち歩く必要があった。
一日に多数件の飲食品店を訪れて、同様な動作を繰り返すことになり、ウェットシートケースを平らな台に置く、バック等にしまうという動作が無駄であるという難点があった。
ドリンクタンクにドリンクを補充する業者の他、弁当や給食等を調理する現場でも什器、調理台等の拭き取りにウェットシートとしてのウェットワイパーが使用されるが、その際もすばやい拭き取り動作が求められていた。
飲食品店関係者のみでなく、介護にたずさわる人々も、清潔さを維持するために、ウェットワイパーを頻繁に使う。ウェットワイパーをハンドフリーで持ち歩くことができ、ウェットシートケースの開閉が手元で自由にできることが望まれていた。
本考案は、このような従来の難点を解消し、ウェットシートを常時携帯して、包装体を平らな台等に置かずに取り出し口を開封し、ウェットシートを取り出し、取り出し口を封止することができるウェットシート用袋を提供することを目的としている。
本考案の第1の態様であるウェットシート用袋は、直方体状に複数枚が積層されたウェットシートを収納する包装体であって、直方体状の短辺に対応する包装体の稜線に跨り、ウェットシートを取り出すための取り出し口を備え、取り出し口は、繰り返して剥離・密着可能な封止材に囲繞されて封止材と一体化され、封止材の剥離部と共に繰り返し開閉自在であり、取り出し口を露出して包装体の大半を収納し、携帯用の吊り下げ部を有する携帯ポケットを備えたものである。
本考案の第2の態様であるウェットシート用袋では、包装体は、内面がアルミ蒸着された不通気性のフィルムにより構成される。
本考案のウェットシート用袋の第1の態様から第2の態様によれば、直方体状の短辺に対応する包装体の稜線に跨りウェットシートを取り出すための取り出し口を備え、取り出し口は、繰り返して剥離・密着可能な封止材に囲繞されて封止材と一体化され、封止材の剥離部と共に繰り返し開閉自在であり、取り出し口を露出して包装体の大半を収納し、携帯用の吊り下げ部を有する携帯ポケットを備えているので、腰のベルトに携帯ポケットを吊るし、携帯ポケットの口に位置する取り出し口を開けて中のウェットシートを容易に、迅速に取り出し、また取り出し口を閉めることができ、動作に無駄がなく作業効率が向上する。
また、取り出し口は、繰り返して剥離・密着可能な封止材に囲繞されて封止材と一体化されており、包装体は、内面がアルミ蒸着された不通気性のフィルムにより構成されているので、取り出し口を繰り返して剥離・密着しても、ウェットシートの性能に変化は生じない。
以下、本考案によるウェットシート用袋の好ましい実施例を、図面を参照して詳述する。
本考案によるウェットシート用袋は、折りたたまれて複数枚が直方体状に積層されたウェットシート1を収納する包装体2である。
本考案によるウェットシート用袋の包装体2自体は、密封性を保ち、遮光性も備えた内面がアルミ蒸着された不通気性の公知のフィルムにより構成され、背面、上部および下部がシールされている。
なお、本考案によるウェットシート用袋に収納されるウェットシートとしては、飲料補充業者、調理をする人、介護者等に使用される業務用のウェットワイパーおよび一般消費者が使用するウェットティッシュがあげられるが、以下、ウェットワイパーを例に詳述する。
図1、図2に示すように、本考案によるウェットシート用袋は、ウェットワイパー1を取り出すための取り出し口22を包装体2の平面中央部ではなく角部に、すなわち、直方体状の短辺11に対応する包装体2の稜線21に跨った位置に備えている。
この取り出し口22は、包装体2を構成する部材に楕円形状の切り込み線を入れて開口部としたもので、繰り返して剥離・密着可能となるよう公知の接着剤がコートされた封止材3に囲繞されて封止材3に一体化され、封止材3の剥離部31と共に取り出し口22が繰り返し開閉自在である。
封止材3は、不通気性であって包装体2との剥離・密着が可能な、公知の包装材から適宜選択される。
また、本考案によるウェットシート用袋は、図3(a)、(b)、(c)に示すように、携帯ポケット4を備えている。この携帯ポケット4は、包装体2の大半を収納し、包装体2の取り出し口22の部分を露出するような深さに作られ、腰のベルトに吊るすことができるよう、携帯用の吊り下げ部41を有している。
吊り下げ部41は携帯ポケット4本体と同じ部材を折りたたみ縫い付けてベルト通しとすると好適である。あるいは携帯ポケット4本体に別素材のフック(図示せず)を縫い付けても同様に好適である。
携帯ポケット4の素材は特に限定されず、衣服を通して体に触れても痛くない程度の丈夫な天然繊維または合成繊維が好適である。
以下に、本考案によるウェットシート用袋の作用を具体的に説明する。
飲料補充業者、調理をする人、介護者等、本考案によるウェットシート用袋を使用する人は、図3に示す携帯ポケット4に取り出し口22を上方にして包装体2を収納し、携帯ポケット4の吊り下げ部41を腰のベルトに通し、腰まわりの使いやすい位置に移動させる。
ウェットワイパー1を使用する際、携帯ポケット4の上部開口部にある包装体2を片手で押えながら、包装体2の取り出し口22を覆っている封止材3の剥離部31を下方に剥離し、剥離部31と一緒に開口した取り出し口22からウェットワイパー1を1枚取り出し、すぐに取り出し口22を剥離部31と一緒に閉止し、ウェットワイパー1を使って拭き取り作業を行い、移動して次の拭き取り作業時にも同様の動作を行う。
飲食品店のドリンクバーのドリンク補充を行う業者も、調理をする人も、介護に携わる人もいずれもすばやい動作を求められているので、ウェットワイパー1のケースを台に置いて開閉する手間が省ける本考案によるウェットシート用袋は作用効率向上に適うものである。
また、本考案によるウェットシート用袋は、ウェットワイパー1を常時携帯できるので、必要なときにいつでも清拭可能で、衛生的な環境の維持に適している。
取り出し口22は、包装体2の稜線21に跨った位置に設けられているので、折りたたまれて複数枚が直方体状に積層されたウェットワイパー1を上から順に取り出すことができる。ウェットワイパー1が残り少なくなったときには、剥離部31とともに取り出し口22を大きく開放すれば取り出しやすい。
本考案によるウェットシート用袋に収納されるウェットワイパー1は、紙および不織布で製造され、エタノールを主成分とし、パラオキシ安息香酸ブチル、安息香酸、安息香酸ナトリウム、クエン酸、乳酸ナトリウム、緑茶エキス等を含有し、精製水が加えられてウエット状態が保持されている。包装体2自体は、内面がアルミ蒸着された不通気性の公知のフィルムにより構成され、取り出し口22と一体化された封止材3も不通気性であって包装体2との剥離・密着が可能の包装材であるから、使い切るまでウェットワイパー1の湿潤状態が維持可能である。
1・・・ウェットシート
11・・・短辺
2・・・包装体
21・・・稜線
22・・・取り出し口
3・・・封止材
31・・・封止材の剥離部
4・・・携帯ポケット
41・・・吊り下げ部
11・・・短辺
2・・・包装体
21・・・稜線
22・・・取り出し口
3・・・封止材
31・・・封止材の剥離部
4・・・携帯ポケット
41・・・吊り下げ部
Claims (2)
- 直方体状に複数枚が積層されたウェットシート(1)を収納する包装体(2)であって、
前記直方体状の短辺(11)に対応する前記包装体の稜線(21)に跨り、前記ウェットシートを取り出すための取り出し口(22)を備え、
前記取り出し口は、繰り返して剥離・密着可能な封止材(3)に囲繞されて前記封止材と一体化され、前記封止材の剥離部(31)と共に繰り返し開閉自在であり、
前記取り出し口を露出して前記包装体の大半を収納し、携帯用の吊り下げ部(41)を有する携帯ポケット(4)を備えることを特徴とするウェットシート用袋。 - 前記包装体は、内面がアルミ蒸着された不通気性のフィルムにより構成されることを特徴とする請求項1に記載のウェットシート用袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002532U JP3112201U (ja) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | ウェットシート用袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002532U JP3112201U (ja) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | ウェットシート用袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3112201U true JP3112201U (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=43274636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005002532U Expired - Fee Related JP3112201U (ja) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | ウェットシート用袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3112201U (ja) |
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2005
- 2005-04-22 JP JP2005002532U patent/JP3112201U/ja not_active Expired - Fee Related
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