JP3111881U - 樹木の根元保護盤と縁石 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹木の根元の周囲の縁石に載置した保護盤がずり落ちないようにする。
【解決手段】下方周縁に、段部5の壁面と突部6との間隔に挿入しうる厚みの突縁9を設け、全ての縁石の段部の棚面に突縁9を載置し、段部の棚面に突部を設けた縁石においては、段部5の壁面と突部6との間に挿入し、その間の棚面5に突縁9を載置して支持される保護盤7。
【選択図】図3

Description

この考案は、歩道の側方部や広場の周縁部に植えた樹木の根元を囲む縁石に載置した樹木の根元保護盤(以下単に保護盤と言う)が縁石からズレて外れないようにしたズレ防止構造の保護盤と縁石に関するものである。
一般に歩道の側方部や広場の周縁部に植樹しているが、樹木の根元の周囲は、通水、通気のために舗装しないで地面を露出させている。そして、露出地面の周囲を縁石で囲み、露出地面が歩行者や自転車等で踏み固められないように保護盤で覆っている。
保護盤は、通常複数枚よりなり、特許文献1では、2枚の根元保護盤を相接して並べ、双方の相接する縁部に切り欠き湾入部を設け、2枚の根元保護盤を相接して並べたときに切り欠きの湾入部でU字状または半円状の湾入部を形成している。
意匠登録第558102号公報 (平面図、正面図、使用状態を示す参考図)
この2枚の保護盤は、樹木の根元の周囲に舗装していない地面と舗装部との境界の縁石に段部を設け、その段部の棚面に、保護盤の縁部を載置して保護盤の裏面と地面との間に空間を設けて、通気、通水を可能にしている。
ところが、経費を節約するために、露出した地面の全面を保護盤で覆わないで、露出地面の内、歩行者等が踏み入りやすい歩道や広場の中心方向の部分を覆い、車道との境界や広場の側方の縁石に沿った部分を覆うのを省略することがよく行われている。
従来の保護盤は、その縁部を縁石の段部棚面に載置してあるだけであり、歩行者等が保護盤の上に載ることが度重なると、保護盤が縁石の段部棚面でズレて動き、遂には保護盤の縁部が段部棚面から外れ、保護盤がズレ落ちてしまう。
保護盤がズレ落ちると、保護盤の裏面が樹木の根元周囲の地面に接し、通気、通水が悪くなり、保護盤の上を子供等が歩くと地面が固まり樹木の生育を悪くする。
また、保護盤が傾き、歩行者等に危険である。
歩道の側部または広場の周縁部に植えた樹木の根元周囲の地面と、前記歩道または広場との境界に配列配設する縁石であって、それら縁石の全部またはいずれかの縁石の、前記樹木の根元に対向する上端縁に、段部を設け、それら段部を設けた縁石の全部またはいずれかの縁石の段部の棚面の先端縁に沿って、かつ、前記段部の壁面と間隔をおいて突部を立設し、
多数の孔を設け、下面の外周縁部に該外周縁に沿って、かつ、前記段部と棚面の突部との間に挿入しうる厚みの突縁を設けた樹木の根元保護盤を、
前記突縁を前記配列配設した縁石の段部に載置し、前記段部に突部を立設した縁石においては、前記保護盤の突縁を前記段部と棚面の突部との間に挿入してその間の棚面に載置し、前記樹木の根元および前記歩道の側方または広場の周縁と間隔を置いて、前記地面を前記保護盤で覆う。
保護盤を縁石の段部の棚面に載置したときに、保護盤の外周縁部下面の突縁が、縁石の段部の壁面と棚面の突部との間に挿入し、保護盤に外力がかかっても、その壁面と突部が保護盤の突縁に当接して、保護盤が段部よりズレ落ちるのを防止する。
また、歩行者に安全である。
図1は配列配設した縁石の平面図である。
歩道1の側方や広場の周辺部に植えた樹木の根元2の周囲に露出した地面3を残して、歩道1や広場と地面3との境界に縁石4を配列配設する。
図中10は歩道1と車道との境界の縁石である。
縁石の配設の平面形状は、一般に歩道や広場の中央側から見てU字状、図1においては、歩道側方からみて逆U字状、のものが多い。そのU字状も、図1に示すものは角張っているが、角のない湾曲したU字状のものがある。
図1に示す縁石は、歩道1や広場と地面3の境界の直線部に配設する直状の縁石4と、角部に配設する平面視略扇面状の角(カド)用の縁石4aとよりなる。この略扇面状は角張っているが、弧状に形成してもよい。
縁石4、4aを配列配設する場合に樹木の根元に対向する上縁、すなわち、上面と側面との角に段部5を設け、その棚面の、先端縁部上面にその先端縁に平行に突部6を立設する。段部5の壁面と突部6との間に間隔を設ける。
突部6は図に示すように平面視直状のものでも、または直線状で断続する複数のものでもよい。
図1においては、U字状の底辺部に配設する縁石4にだけ突部6を設けたが、全ての縁石4、4aに設けてもよい。
図2は配設した縁石4、4aの段部に2枚の保護盤7、7の外周部下端を載置した状態を示す平面図である。
保護盤7には多数の孔(図示省略)が設けられている。
2枚の保護盤7、7に隣接する樹木2側の角に四分円の切り欠きを設けて円弧状周縁部8を設け、2つの円弧状周縁部8で半円状の湾入周縁を形成している。
そして、円弧状周縁部8と樹木2との間には間隔を設け、その間隔の地面を保護盤7、7で覆わないようにする。
切り欠きは四分円の切り欠きに限定するものではなく、2枚の保護盤を並べたときに、隣接縁部に湾入部が形成される形状であればよい。
保護盤7、7は、図3に示すように、下方周縁に、段部5の壁面と突部6との間隔に挿入しうる厚みの突縁9を設け、全ての縁石の段部の棚面に突縁9を載置し、段部の棚面に突部を設けた縁石においては、段部5の壁面と突部6との間に挿入し、その間の棚面5に突縁9を載置して支持されることを可能とする。
2枚の保護盤7、7は隣接縁部で係止するのが好ましい。
この保護盤7、7の上に歩行者や自転車、荷車等が通過して、保護盤7、7を縁石配列のU字状開口方向に押す力が加わっても、保護盤7の下方周縁の突縁9が、縁石4の段部5の突部6で阻げられて、保護盤7の周縁が段部5から脱落するのを防ぐ。
図4は、角用の縁石4aのU字内方向の縁部の段部5の棚面の先端縁に突部6を突設し、図3に示す状態と同様に、保護盤7の突縁9を縁石の段部5の棚面に載置し、かつ、段部の棚面に突部6を設けた縁石においては、段部5の棚面の壁面と突部6の間に保護盤7の突縁9を挿入し、突縁9を段部5の棚面に当接させて保護盤7を縁石で支持した状態を示したものである。
この場合も、保護盤7にU字状の開口方向への外力が加わっても、保護盤7の突縁9が縁石4aの段部の突部に阻止されて、保護盤がU字状の開口方向へズレて縁石4および4aから外れるのを防止する。
図5は、平面視円弧状の縁石4bを並べて平面視半円状に配設したもので、縁石4bは、円弧状の内方向の縁部に段部5を設け、更に、段部5の棚面の先端部に先端縁に沿って突部6を設ける。
突部6は円弧状の縁石4bの全てに設けてもよいが、円弧の中心部に配設する1または複数の縁石4bに設ければよい。
図5においては2個の縁石4bに突部6を設けている。
この状態に配設した縁石4bの段部5の棚面のカーブに対応する周縁部を持つ保護盤7aの下面周縁に設けた突縁9を段部5の棚面に載置すると、段部5の棚面に設けた突部6と段部5の壁面との間に突縁9が入った状態で、保護盤7aは段部5の棚面で支持される。図6は保護盤7aの底面図である。孔は図示省略した。
保護盤7aに円弧中心方向への外力が加わっても、突縁9が突部6で阻止されて、保護盤7bが円弧中心方向へズレるのを防止する。また、保護盤7aに縁石の円弧に沿って回転させようとする力が加わっても、保護盤7aの下面周縁の突縁9が縁石の突部6の端面に当接して回転が阻止される。
樹木の根元の周囲に縁石を配列配設した状態の説明図である。 前記配設した縁石に保護盤を載置した状態の説明図である。 A−A断面の拡大端面図である。 他の縁石を配設し、保護盤を載置した状態の説明図である。 他の縁石を配設し、保護盤を載置した状態の説明図である。 保護盤の底面図である。
符号の説明
1 歩道
2 樹木の根元
3 地面
4、 4a、4b 縁石
5 段部
6 突部
7、7a、 保護盤
8 円弧状周縁部
9 突縁
10 縁石

Claims (1)

  1. 歩道の側部または広場の周縁部に植えた樹木の根元周囲の地面と、前記歩道または広場との境界に配列配設する縁石であって、それら縁石の全部またはいずれかの縁石の、前記樹木の根元に対向する上端縁に、段部を設け、それら段部を設けた縁石の全部またはいずれかの縁石の段部の棚面の先端縁に沿って、かつ、前記段部の壁面と間隔をおいて突部を立設し、
    多数の孔を設け、下面の外周縁部に該外周縁に沿って、かつ、前記段部と棚面の突部との間に挿入しうる厚みの突縁を設けた樹木の根元保護盤を、
    前記突縁を前記配列配設した縁石の段部に載置し、前記段部に突部を立設した縁石においては、前記保護盤の突縁を前記段部と棚面の突部との間に挿入してその間の棚面に載置し、前記樹木の根元および前記歩道の側方または広場の周縁と間隔を置いて、前記地面を前記保護盤で覆ってなる、縁石と樹木の根元保護盤。
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