JP3110886B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

Info

Publication number
JP3110886B2
JP3110886B2 JP04220478A JP22047892A JP3110886B2 JP 3110886 B2 JP3110886 B2 JP 3110886B2 JP 04220478 A JP04220478 A JP 04220478A JP 22047892 A JP22047892 A JP 22047892A JP 3110886 B2 JP3110886 B2 JP 3110886B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
state imaging
imaging device
chip
glass substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04220478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0670242A (ja
Inventor
久雄 矢部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP04220478A priority Critical patent/JP3110886B2/ja
Publication of JPH0670242A publication Critical patent/JPH0670242A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3110886B2 publication Critical patent/JP3110886B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡等に用いられる
固体撮像装置に係り、特に小型化を図れるようパッケー
ジ技術を改良した固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置は、撮像感度を上げるため
にはイメージエリアの面積を大きくする必要があるが、
内視鏡等に組み込むものにあってはかなりの小型化が要
求され、イメージエリアを小さくすると感度が下がるの
で、その対策として固体撮像装置の各画素毎にマイクロ
レンズを設けたものが提案されている。このマイクロレ
ンズは、オンチップマイクロレンズと呼ばれてゼラチン
からなり湿気に弱いので、厳重に封止する必要がある。
さらに、このマイクロレンズは、レンズ効果を出すため
にはマイクロレンズの光入射面側には空気層を設ける必
要がある。このようにオンチップマイクロレンズを設け
た固体撮像装置にあっては、空気層を持たせた状態でオ
ンチップマイクロレンズを封止している。
【0003】前記構成の固体撮像装置としては、特開平
3−155671号公報に記載のものが知られている。
この先行技術列としての固体撮像装置は、固体撮像素子
チップをガラス基板にフェイスボンディングすると共
に、イメージエリアを囲橈する樹脂製の枠体を設けて、
封止樹脂がイメージエリアに流れ込むことを防止してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術例では、
バンプ電極とは全く別に専用の枠体を設けているので、
固体撮像装置が大型化してしまっている。また、この先
行技術例では、主として固体撮像素子チップの側面とガ
ラス基板表面との間で樹脂封止しているが、固体撮像素
子チップの側面はダイシング時に粗面となっており、密
封性が悪いという不都合がある。
【0005】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、固体撮像素子チップのイメージエリアに封止樹
脂が流入しないよう及びイメージエリアと基板との間に
空気層を設けるべくイメージエリアを囲橈する専用の枠
体を不要とし、その結果小型化を可能にすると共に、ガ
ラス基板と固体撮像素子チップとの間の密封性を良好と
した固体撮像装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明による固体撮像装置は、ガラス基板と固体撮像素
子チップとをフェイスボンディングしてなる固体撮像装
置において、固体撮像素子チップのイメージエリアの周
囲をバンプを含む柱状体で密に囲橈して前記イメージエ
リアとガラス基板との間にギャップを形成すると共に、
前記柱状体間に毛細管現象を利用して封止剤を充填し、
前記イメージエリアとガラス基板との間に空気層を形成
している。
【0007】
【作 用】この構成で、専用の枠体等を用いることなく
固体撮像装置の構成体自体により、固体撮像素子チップ
のイメージエリアの光入射面側に、空気層が形成され
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照し本発明の実施例を説明す
る。
【0009】図1ないし図4は本発明固体撮像装置の第
1実施例に係り、図1はフェイスボンディングする前の
固体撮像素子チップとガラス基板とを示す説明図、図2
はガラス基板の底面を示す説明図、図3は固体撮像装置
を示す説明図、図4は図3のA−A線端面断面図であ
る。
【0010】固体撮像装置1は、固体撮像素子チップ2
とガラス基板3とをフェイスボンディングして構成され
ている。そして、前記固体撮像素子チップ2のイメージ
エリア上には撮像感度を上げるべくオンチップマイクロ
レンズ及びオンチップカラーフィルタ4が配設されてい
る。また、このオンチップマイクロレンズ及びオンチッ
プカラーフィルタ4の周囲にはパッドが設けてあり、こ
れらのパッドのうち少なくとも一部は電極となっている
一方、一部は電気的に意味のないものでもよい。一方、
図2に示すように、前記ガラス基板3にはアルミ配線等
の配線パターン5が形成されており、この配線パターン
5は固体撮像素子チップ2のオンチップマイクロレンズ
及びオンチップカラーフィルタ4に相当するエリア6を
包囲するよう設けてある。図示例ではこのエリア6の右
側に7ラインの配線パターン5が形成され、さらにその
うちの外側1ライン(GNDライン)の配線パターンが
前記エリア6の残りの上下左側を包囲している。尚、ガ
ラス基板3と配線パターン5との間、ガラス基板3及び
配線パターン5は気密になっている。
【0011】前記ガラス基板3の配線パターン5上に
は、柱状のバンプ7がオンチップマイクロレンズ及びオ
ンチップカラーフィルタ4相当エリア6を囲橈するよう
多数設けてあり、このバンプ7により固体撮像素子チッ
プ2とガラス基板3とをフェイスボンディングしたと
き、両者の間にギャップを形成している。尚、この配線
パターン5とバンプ7との間は気密になっている。前記
バンプ7、7同士の間隔は十分に狭く、固体撮像素子チ
ップ2とガラス基板3とをギャングボンディングした後
の両者の前記ギャップよりも狭く形成されている。図示
例では前記柱状バンプ7は、GNDライン上に20ヶ、
他のライン上に6ヶ、計26ヶ設けられている。尚、G
NDラインはシールド効果をもはたすようになってい
る。
【0012】前記したように固体撮像素子チップ2とガ
ラス基板3とは多数の柱状バンプ7により両者間にギャ
ップを設けた状態でギャングボンディングされており、
さらに前記多数の柱状バンプ7、7間には液体状の封止
樹脂8が流し込まれ、この封止樹脂8は毛細管現象によ
ってバンプ7間の隙間に入り込み、硬化し封止してい
る。前記液体状の封止樹脂8をバンプ7、7間に流し込
むとき、この樹脂は固体撮像素子チップ2及びガラス基
板3の表面にも密着するが、この固体撮像素子チップ2
とガラス基板3とのギャップは、柱状バンプ7、7間の
隙間より広いので、イメージエリア(オンチップマイク
ロレンズ及びオンチップカラーフィルタ6)側に流れ込
むことはない。尚、バンプ7と固体撮像素子チップ2と
の間は気密になっている。
【0013】このように本実施例の固体撮像装置1は、
固体撮像素子チップ2、ガラス基板3、柱状バンプ7、
封止樹脂8で囲橈された空気層を設けている。
【0014】図5及び図6は本発明の第2実施例に係
り、図5は固体撮像装置を示す説明図、図6は図5のB
−B線概略断面図である。
【0015】図5に示すようにガラス基板3には配線パ
ターン5が形成されていると共に、固体撮像素子チップ
2のオンチップマイクロレンズ及びオンチップカラーフ
ィルタに相当するエリア6を囲橈するよう絶縁層11を
介してハンダ層12が形成されている。このハンダ層1
2は金属性で表面にハンダメッキが施されている。そし
て、前記ガラス基板3、配線パターン5、絶縁層11、
ハンダ層12は気密になっている。また、前記配線パタ
ーン5にはバンプ13とボンディングワイヤ14のパッ
ド部が接続されている。
【0016】一方、固体撮像素子チップ2の表面には、
イメージエリア上のオンチップマイクロレンズ及びオン
チップカラーフィルタ4を囲橈するよう、前記ガラス基
板3のハンダ層12に対峙した形状のハンダ層15が設
けられている。尚、固体撮像素子チップ2とハンダ層1
5は気密になっている。また、前記ハンダ層15上に
は、全外周をハンダメッキした金属性の柱状体16…が
オンチップマイクロレンズ及びオンチップカラーフィル
タ4を囲橈するよう多数設けてあり、この多数の柱状体
16…により固体撮像素子チップ2とガラス基板3とを
フェイスボンディングしたとき、両者の間にギャップを
形成している。
【0017】この固体撮像装置1は、ガラス基板3の配
線パターン5にバンプ13を接続し、ハンダ層12に柱
状体16…を接続した後、バンプ13に固体撮像素子チ
ップ2を接続して、固体撮像素子チップ2とガラス基板
3とがフェイスボンディングされる。尚、前記ハンダ層
12と柱状体16、柱状体16とハンダ層15の電気的
な接続は必然的になされるものの、必須ではない。
【0018】そして、ボンディングワイヤ14のパッド
部を樹脂テープ等でカバーして、前記ハンダ層12と1
5との間、柱状体16、16間にクリームハンダを塗布
するか、或はハンダ層12と15との間、柱状体16、
16…の周囲にテープ状のハンダ、糸状のハンダを巻
き、リフローすることにより、固体撮像素子チップ2と
ガラス基板3との間に空気層を形成するようハンダ17
はハンダ層12、柱状体16…、ハンダ層15間を密閉
して固化する。
【0019】前記固体撮像素子チップ2にはセラミック
ス基板18が接着固定されている一方、このセラミック
ス基板18は配線パターン19を有し、この配線パター
ン19には外部リード20がロー付けされている。ま
た、この配線パターン19には前記ガラス基板3の配線
パターン5に接続したボンディングワイヤ16が接続さ
れ、さらに図5に示す如く、ボンディングワイヤ16な
いしガラス基板3の配線パターン5、セラミックス基板
18の配線パターン19は封止樹脂21で封止されてい
る。
【0020】尚、この第2実施例において、前記柱状体
16、16間を封止する封止剤としては、低融点ガラス
等であってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明しましたように、本発明によれ
ば、固体撮像素子チップのイメージエリアに封止樹脂が
流入しないよう及びイメージエリアと基板との間に空気
層を設けるべくイメージエリアを囲橈する専用の枠体を
不要とし、その結果小型化を可能にすると共に、ガラス
基板と固体撮像素子チップとの間の密封性を良好にでき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は本発明固体撮像装置の第1実
施例に係り、図1はフェイスボンディングする前の固体
撮像素子チップとガラス基板とを示す説明図
【図2】ガラス基板の底面を示す説明図
【図3】固体撮像装置を示す説明図
【図4】図3のA−A線端面断面図
【図5】図5及び図6は本発明の第2実施例に係り、図
5は固体撮像装置を示す説明図
【図6】図5のB−B線概略断面図
【符号の説明】
1…固体撮像装置 2…固体撮像素子チップ 3…ガラス基板 4…オンチップマイクロレンズ及びオンチップカラーフ
ィルタ 5…配線パターン 6…エリア 7…柱状バンプ 8…封止樹脂 16…柱状体 17…ハンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板と固体撮像素子チップとをフ
    ェイスボンディングしてなる固体撮像装置において、固
    体撮像素子チップのイメージエリアの周囲をバンプ等の
    柱状体で密に囲橈して前記イメージエリアとガラス基板
    との間にギャップを形成すると共に、前記柱状体間に毛
    細管現象を利用して封止剤を充填し、前記イメージエリ
    アとガラス基板との間に空気層を形成したことを特徴と
    する固体撮像装置。
JP04220478A 1992-08-19 1992-08-19 固体撮像装置 Expired - Fee Related JP3110886B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04220478A JP3110886B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 固体撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04220478A JP3110886B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 固体撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0670242A JPH0670242A (ja) 1994-03-11
JP3110886B2 true JP3110886B2 (ja) 2000-11-20

Family

ID=16751728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04220478A Expired - Fee Related JP3110886B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 固体撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3110886B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4729825B2 (ja) * 2001-08-17 2011-07-20 ソニー株式会社 撮像素子
JP4934935B2 (ja) * 2001-09-19 2012-05-23 ソニー株式会社 固体撮像装置
US7279782B2 (en) * 2005-01-05 2007-10-09 Advanced Chip Engineering Technology Inc. FBGA and COB package structure for image sensor
TWI546910B (zh) * 2010-02-26 2016-08-21 精材科技股份有限公司 晶片封裝體及其製造方法
JP5732238B2 (ja) * 2010-11-29 2015-06-10 シャープ株式会社 固体撮像装置および電子情報機器
JP2013225705A (ja) * 2013-07-22 2013-10-31 Canon Inc 固体撮像装置の製造方法及び固体撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0670242A (ja) 1994-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7745897B2 (en) Methods for packaging an image sensor and a packaged image sensor
US6885107B2 (en) Flip-chip image sensor packages and methods of fabrication
US8012776B2 (en) Methods of manufacturing imaging device packages
US6800943B2 (en) Solid image pickup device
TWI540315B (zh) 壓力感測器及其組裝方法
JP2011243612A (ja) 半導体装置及びその製造方法並びに電子機器
US11393859B2 (en) Image sensor package
JP3110886B2 (ja) 固体撮像装置
US11881494B2 (en) Semiconductor package with dams
JPH09232551A (ja) 光電変換装置
TWI652808B (zh) 多晶片塑膠球狀陣列封裝結構
US6137170A (en) Mount for semiconductor device
JPS62273768A (ja) 固体撮像装置
JP5123575B2 (ja) 配線基板及びその製造方法
JP2769255B2 (ja) 撮像装置およびその製造方法
JP2003078121A (ja) 固体撮像装置
JP2009158873A (ja) 光学デバイスおよび光学デバイスの製造方法
JP3078010B2 (ja) 固体撮像装置
JP2538556B2 (ja) 固体撮像装置
JPS61289772A (ja) 固体撮像素子
JP2014036091A (ja) パッケージ構造
US12021096B2 (en) Reliable semiconductor packages
WO2022259684A1 (ja) 固体撮像装置および電子機器
JP2001308301A (ja) 固体撮像装置とその製造方法
KR100324633B1 (ko) 반도체장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000829

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees