JP3108712B2 - 単独式感震ドアロック装置 - Google Patents

単独式感震ドアロック装置

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JP3108712B2
JP3108712B2 JP09142980A JP14298097A JP3108712B2 JP 3108712 B2 JP3108712 B2 JP 3108712B2 JP 09142980 A JP09142980 A JP 09142980A JP 14298097 A JP14298097 A JP 14298097A JP 3108712 B2 JP3108712 B2 JP 3108712B2
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早田康徳
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地震などの激しい振
動の際に、振動を感知して食器戸棚など各種戸棚の扉を
ロックし、その開放を止めるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地震の際には、激しい振動により瞬時に
食器戸棚等の扉が開放し、戸棚の中の食器等が落下して
損壊し、周辺の床に割れたガラスや割れた陶器が散在す
る。従って地震の際に食器戸棚等の近くに人がいた場合
には、地震が収まった後も、床に散在するガラス等の破
片により裸足で歩くことができなくなる。頭上に大量の
食器類が落下して大怪我をする場合もある。
【0003】これを避けるためには、地震などの激しい
振動の際に、各種戸棚の扉が開放しないようにする必要
がある。このための対策として従来、ばね等を用いたロ
ック機構であって、常時施錠状態とし、扉を開けるとき
にのみロックを解除するという方法によるものがあっ
た。すなわち、常時施錠状態にするロック機構を扉に取
付けると共に、取っ手付近に解除ボタンを取付け、取っ
手を掴んで扉を開ける際に、解除ボタンを押しながら開
けるという方法である。しかし、開閉頻度の高い扉に使
用する際には、この動作が煩わしく、問題となってい
た。
【0004】又、出願人が先に開示した特願平7−75
166号に、感震手段と、感震手段から送出させる駆動
信号により駆動されるロック機構と、ロック状態を解除
する解錠手段とを有する感震ドアロック装置がある(図
18)。該装置は図18に示す通り、感震手段および解
錠手段を備えた一台のいわゆる親機53と、ロック機構
を備えた複数台のいわゆる子機51とがケーブル52に
よって連結されているものである。この装置は、振動が
あった際に瞬時のドアロックが可能である点、親機53
を操作するだけで全ての子機の解錠ができる点、および
常時施錠状態でない点で極めて優れているが、在来品に
取付ける際に工事の手間と費用がかかるので問題となっ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、地震等の激しい振動があった際に食器戸
棚等各種戸棚の扉が開放し中の食器等が放出され落下す
ることを防止するための装置であって、振動を感知して
瞬時に扉をロックすることができ、かつ既存の各種戸棚
に容易に取り付けることができ、さらに個々の扉に取り
付けた装置が単独で機能を果たすことができるものを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願にあっては、戸棚の
扉に設けられたロック受け手段と協働して戸棚の扉をロ
ックする装置であって、本体容器と、取付手段と、ロッ
ク手段と、感震手段と、電子回路と電源とからなる単独
式感震ドアロック装置を提供する。この装置は、平常時
はドアをロックしているものではなく、振動が設定値を
超えたときに駆動しドアをロックするものである。この
設定値は、約120ガルとする。
【0007】本体容器は直方体あるいは正方形であり、
本体容器の向かい合う二つの側面にそれぞれひとつずつ
ロックシャフト用孔が設けられており、本体容器のロッ
クシャフト用孔が設けられていない側面にスリットが設
けられている。
【0008】取付手段は容器蓋及び取付用壁が構成する
平らな面及びねじであり、片開き用扉および両開き用扉
に使用するものにあっては戸棚の天井内壁に当該装置を
取付け、跳ね上げ式扉に使用するものにあっては戸棚の
側面内壁に取付ける。
【0009】取付手段として、単独式感震ドアロック装
置と別の部材(取付用部材)を設けることもできる。こ
の場合、単独式ドアロック装置ではなく、取付用部材
を、直接戸棚に取付ける。単独式感震ドアロック装置
は、その一部が、戸棚に取付けられた取付用部材のスラ
イド用壁に係合するよう、取付用部材に挿入する。取付
用部材には、ストッパーが設けてあり、単独式ドアロッ
ク装置と取付用部材とに設けてあるストッパー孔と、ス
トッパーとの協働により、単独式ドアロック装置は、取
付用部材と容易に離脱することのないようにされる。
【0010】このように、取付手段を単独式感震ドアロ
ック装置と別の部材とすることにより、電池の交換や故
障時の修理の際に、ストッパーの解除によって単独式感
震ドアロック装置を取付け手段から取り外すことができ
て便利である。
【0011】ロック手段はロック機構ソレノイド部とロ
ック機構シャフト部とリセットレバーとからなる。
【0012】ロック機構ソレノイド部は、ソレノイド、
ソレノイドシャフト、ソレノイドシャフトピン、ソレノ
イドシャフトばね、ソレノイドトッププレートを有す
る。
【0013】ソレノイドは、本体容器の底壁内面に固着
されており、ソレノイドシャフトは、先端にソレノイド
シャフト切り欠を有しソレノイド内方向に摺動自在であ
る。ソレノイドシャフトは円柱型である。ソレノイドシ
ャフトの側面には一本のソレノイドシャフトピンが、ソ
レノイドシャフトと直行する方向に設けられている。
【0014】ソレノイドシャフトばねは、ソレノイドシ
ャフトの、ソレノイドシャフトピンと前記ソレノイドと
の間部分に設けられており、このばねは、ソレノイドシ
ャフトのソレノイド内方向への摺動を抑制している。
【0015】ソレノイドトッププレートにはソレノイド
シャフトピンが貫通するソレノイドトッププレート穴が
設けられており、ソレノイドの上部に固着されている。
【0016】ロック機構シャフト部は、ロックシャフ
ト、ロックシャフトピン、およびロックシャフトばねを
有する。
【0017】ロックシャフトは、本体容器の向かい合う
側面に一つずつ設けられた合計二つのロックシャフト用
孔を貫通する。
【0018】ロックシャフトの側面には、ロックシャフ
トピンがロックシャフトと直行する方向に設けられてい
る。ロックシャフトばねは、ロックシャフトのロックシ
ャフトピンと前記本体容器の内壁との間部分に設けられ
ており、ロックシャフトを前記本体容器から突出する方
向に押圧している。
【0019】リセットレバーは、レバーつまみ、レバー
・シャフト取付体およびレバースタンドからなる。リセ
ットレバーは、レバー・シャフト取付体の基部におい
て、本体容器に設けられたスリットに嵌合している。レ
バー・シャフト取付体の端部には、レバー・シャフト取
付体切り欠が設けられており、レバー・シャフト取付体
の端部はソレノイドシャフト切り欠に摺動自在に嵌合し
ている。
【0020】リセットレバーつまみはレバースタンドと
垂直な方向に折れ曲がっており、装置を戸棚天板に取付
ける際、扉を閉じた場合に扉と戸棚天板との隙間からそ
の先端がはみだすようになっている。後述の、跳ね上げ
式扉に使用する際には、リセットレバーつまみは、扉を
閉じた場合に扉と扉側板との隙間からその先端がはみ出
すようになる。
【0021】レバーシャフト取付体には、ロック機構シ
ャフト部のロックシャフトがねじ止めされている。
【0022】本体容器の外部に、バッテリーケース・蓋
を嵌合せしめ、バッテリーケース・蓋と本体容器の外壁
の一面とによって構成されるバッテリースペースにバッ
テリーを収納する。バッテリーと、感震手段と、ロック
手段の三者の、電気の出入力の調整のため、バッテリー
と、感震手段・ロック手段の間に電子回路基板を設け
る。電子回路基板は、抵抗、トランジスタ、ダイオード
を搭載した、ごく一般的な構造のものを用いる。
【0023】電子回路基板には、電池の残量や作動の良
否を取付けた後に確認するためのスイッチが設けられて
いる(図3)。スイッチは、電子回路基板を本体容器に
取付た際に、本体容器の低壁に設けられた小孔のちょう
ど真上に来るような位置に設けられている。スイッチ
は、押すと電流が流れ(装置がONの状態)、押すのを
やめると電流が流れなくなるようになっており、本体容
器を戸棚に取付た後で、本体容器の低壁側から小孔にた
とえばつまようじを挿入してスイッチを押すことによ
り、装置が良好に作動するかどうかを確認することがで
きる。これにより電池の残量、作動の良否をも容易に確
認することができる。
【0024】バッテリースペースに、バッテリーと接続
させるための電極以外に、もう一つの電極(偽作動用電
極)を引き出しておいてもよい。この偽作動用電極は、
この電極にスイッチを接続してスイッチをONにした場
合にロック機構シャフト部がソレノイドシャフトピント
ンの係合からはずれる方向に駆動するような回路で構成
されている。この、偽作動は、単独式感震ドアロック装
置を戸棚に取付ける際に、取付け位置を確認するのに便
利である。すなわち、単独式感震ドアロック装置を戸棚
に仮止めした後に、偽作動によってロックシャフトがロ
ック受け金具と確かに係合するか否か確認することがで
きる。確認後は、リセットレバーつまみにより装置をリ
セットしておく。
【0025】本願に係る装置を、片開き用扉および両開
き用扉に使用する場合には、感震手段を、本体容器の底
壁に固着する。この際、感震手段は、当該装置が重力方
向と直行する方向の平面に取付けられた際に機能するよ
うな向きに取付ける。
【0026】跳ね上げ式扉に使用する場合には、感震手
段を本体容器の底壁ではなくソレノイドに固着されたL
字型のセンサープレートに固着する。この際、感震手段
は、当該装置が重力方向と平行な方向の平面に取付けら
れた際に機能するような向きに取付ける。
【0027】平常時は、レバーシャフト取付体の端部に
設けられたレバー・シャフト取付体切り欠が前記ソレノ
イドシャフトピンと係合しており、感震手段が設定値を
超えた振動を感知し装置が駆動した際に、ソレノイドシ
ャフトがソレノイド内方向に摺動しレバー・シャフト取
付体切り欠とソレノイドシャフトピントとの係合が解か
れる。レバー・シャフト取付体切り欠とソレノイドシャ
フトピントとの係合が解かれることにより、ロックシャ
フトばねの力によりロックシャフトが本体容器から突出
する方向に移動する。
【0028】感震手段が設定値を超えた振動を感知し装
置が駆動してからロックシャフトが本体容器から突出す
るまでの動作は、瞬時に完了する。
【0029】再度平常時の状態(ドアが開閉自在な状
態)に戻すには、扉と、戸棚天板又は扉側板との隙間か
らはみ出したリセットレバーつまみをつまんで、ロック
シャフトが収納される状態に戻す。
【0030】片開き用扉に使用する場合には、当該装置
を戸棚の天井内壁に一つ取付け、扉の内側にロック受け
手段を一つ取付けるものとし、ロックシャフトの長さは
当該装置が振動を感知してロックシャフトが本体容器か
ら突出した際に扉の内側に取付けてある一つのロック受
け手段を貫通することのできる程のものとする。
【0031】両開き用扉に使用する場合には、当該装置
を戸棚の天井内壁に一つ取付け、扉の内側にロック受け
手段を二枚の扉のそれぞれに一つずつ合計二つ取付け
る。ロックシャフトの長さは当該装置が振動を感知して
ロックシャフトが本体容器から突出した際、ロック受け
手段を二つとも貫通することのできる程のものである。
【0032】本体容器の材料は、軽量化のため、硬質の
樹脂製とすることが望ましい。
【0033】
【実施例1】実施例1は、片開き用扉に取付ける際の装
置である。
【0034】図1、図2を参照して、単独式感震ドアロ
ック装置1は、食器戸棚3の内部上壁に取付ける。この
際、リセットレバー32のレバーつまみ33が扉と天板
の隙間からはみだすような位置に、単独式感震ドアロッ
ク装置を取り付ける(図示せず)。図1は、流し台上の
食器戸棚に取り付ける場合を示している。
【0035】図2、図12を参照して、片開き用扉4の
内側の、片開き用扉4が閉じた際に単独式感震ドアロッ
ク装置1と隣接する場所にロック受け金具2を取付け
る。
【0036】図3を参照して、単独式感震ドアロック装
置1は、本体容器8を有する。本体容器8によって構成
される本体スペース13には、本体スペース13の底壁
に固着されたロック機構ソレノイド部19、本体容器8
の向かい合う二つの壁面に設けられたロックシャフト用
孔37、38(図示せず)を貫通するロック機構シャフ
ト部27、ロック機構シャフト部27にねじ止めされた
リセットレバー32、および本体スペース13の低壁に
固着された感震装置17が配されている。本体スペース
13には容器蓋39がねじ止めされる。
【0037】本体スペース13に容器蓋39をねじ止め
すると、取付用壁9と容器蓋39とが平らな一平面を構
成する。この取付用壁9と容器蓋39によって構成され
る一平面を食器戸棚3の内部上壁に密着させ、食器戸棚
3の内部上壁にねじ穴15を介してねじ16で止めるこ
とにより、本体容器8が食器戸棚3の内部上壁に取付け
られる。
【0038】図3、図4を参照して、本体容器8の外部
には、バッテリーケース・蓋12が嵌合している。バッ
テリーケース・蓋12と本体容器8の外壁の一面によ
り、バッテリースペース14が構成されている。バッテ
リースペース14には、バッテリー10が収納される。
バッテリーケース・蓋12は取り外し自在であり、バッ
テリー10が消耗した際に、バッテリーケース・蓋12
を取り外してバッテリー10を交換することができる。
バッテリー10は、バッテリー端子11と接続され、単
独式感震ドアロック装置1の電源として機能する。
【0039】図3を参照して、本体容器8の内壁に、向
かい合う二つの基板取付体43を設け、基板取付体43
に設けられたスリットに板状の電子回路44を挟む(図
4、図5、図6、図7参照)。電子回路44は、抵抗4
4a、トランジスタ44b、ダイオード44c、を有す
るごく一般的な構造のものを用いる。
【0040】図4、図6、図8及び図10は、感震装置
17が作動しておらず、扉がロックされていない状態を
示す。
【0041】図5、図7、図9及び図11は、感震装置
17が作動しており、扉がロックされる状態を示す。
【0042】図3を参照して、ロック機構ソレノイド部
19はソレノイド20および円柱形のソレノイドシャフ
ト21を有する。ソレノイドは、電気錠用の既存のもの
を用いる。ソレノイドシャフト21は、ソレノイド20
内の電磁石の作用によりソレノイド20内に摺動自在で
ある。円柱形のソレノイド21の側面には、ソレノイド
シャフトピン22が設けてある。
【0043】図3、図4、図5、図10、図11を参照
して、ソレノイド20には、ソレノイドトッププレート
24が固着されている。ソレノイドシャフトピン22
は、ソレノイドトッププレート24に設けられたソレノ
イドトッププレート穴25を貫通している。図3、図
6、図7、図10、図11を参照して、ソレノイドシャ
フトピン22とソレノイド20の間には、ソレノイドシ
ャフトばね26が設けられている。ソレノイドシャフト
ばね26は、ソレノイドシャフト21のソレノイド20
内方向への摺動を抑制している。
【0044】ロック機構シャフト部27は、円柱形のロ
ックシャフト28およびその側面に設けられたロックシ
ャフトピン30を有する。ロック機構シャフト部27に
は、さらにリセットレバー32がロックシャフトピン2
9によってねじ止めされている。リセットレバー32
は、図3に示す通り、かぎの手状に折れ曲がった形状で
あり、レバーつまみ33、レバースタンド36、レバー
・シャフト取付体34からなる。レバー・シャフト取付
体34とロック機構シャフト部27とは互いに係合すべ
くねじ穴があけてあり、ロックシャフトねじ29によっ
てねじ止めされている。
【0045】図3、図8、図9を参照して、本体容器8
の一側面には、スリット18が設けられている。
【0046】図8、図9、図10、図11を参照して、
リセットレバー32は本体容器8の外部からスリット1
8を介してレバー・シャフト取付体34が本体容器8の
内部に入り込むように取付けられる。この結果、リセッ
トレバー32は、本体容器8の壁面の内スリット18を
有する壁面を鋏んで本体容器8の内部と外部の両方に渡
る。
【0047】レバー・シャフト取付体34の一端にはレ
バー・シャフト取付体切り欠35が設けられており、レ
バー・シャフト取付体34の一端の欠けていない部分は
ソレノイドシャフト21に設けられたソレノイドシャフ
ト切り欠23に摺動自在に嵌合している。
【0048】図6、図7、図8、図9を参照して、本体
容器8の、スリットが設けられていない向い合う二側面
には、ロックシャフト28よりも一回り直径の大きなロ
ックシャフト用孔37、38がそれぞれの側面に一つず
つ設けられている。
【0049】ロック機構シャフト部27は、その両端が
ロックシャフト用孔37、38を貫通するように本体容
器8内に配置される。ロックシャフト28の、リセット
レバー32が取付けられていない側と本体容器8の壁と
の間には、ロックシャフトばね31が設けられている。
ロックシャフトばね31は、常時ロック機構シャフト部
27を矢印A(図5参照)の方向に押圧している。
【0050】図6に示す通り、ソレノイドシャフトピン
22は、常時、レバーシャフト取付体切り欠35に係合
している。ソレノイドシャフトピン22とレバーシャフ
ト取付体切り欠35とが係合することによりロック機構
シャフト部27が矢印A(図7)方向に移動することが
止められている。
【0051】感震装置17は、既存の燃焼機器消火装置
用のものを用いる。当該感震装置は、地震等の揺れを、
内部の鋼球が揺れ動くことによりキャッチする構造とな
っており、120ガルの振動があった際に作動するよう
になっている。揺れをキャッチし作動することにより、
装置がON状態になる。装置がON状態になると、ソレ
ノイドシャフト21が矢印B(図5、図7、図11)の
方向に摺動する。この摺動は、ソレノイドシャフトピン
22がソレノイドトッププレート24に設けられたソレ
ノイドトッププレート穴25内を移動できる範囲に限ら
れている。
【0052】ソレノイドシャフト21が矢印B方向に摺
動することにより、ソレノイドシャフトピン22とレバ
ー・シャフト取付体切り欠35との係合が解かれ、リセ
ットレバー32とこれにねじ止めされたロック機構シャ
フト部27が矢印A(図5、図7、図9)の方向に移動
する。この移動は、レバー・シャフト取付体34が本体
容器8の内壁に衝突することにより止まる。感震装置1
7が地震の揺れをキャッチしてからロックシャフト28
がロック受け金具2に貫通するまでの一連の作用は、2
6及び31によって瞬時に完了する。
【0053】ロック機構シャフト部27が矢印A方向に
移動すると、ロック機構シャフト部27はロック受け金
具2aを貫通し、片開き用扉4のロックが完了する。
【0054】電子回路基板には、スイッチ44eが設け
られている(図3)。スイッチ44eは、本体容器8の
基板取付体43に電子回路基板を取付た際に、本体容器
8の低壁に設けられた小孔eのちょうど真上に来るよう
な位置に設けられている。スイッチ44eは、スイッチ
を押すと電流が流れ(装置がONの状態)、押すのをや
めると電流が流れなくなるよう配電されている。小孔e
の直径は、一般的なつまようじの直径よりも少し大き
い。本体容器を戸棚に取付た後に、本体容器の低壁側か
ら小孔eにつまようじを挿入してつまようじでスイッチ
44eを押すことにより、ロックが作動するかどうかを
確認することができる。これにより電池の残量、作動の
良否をも容易に確認することができる。
【0055】扉の外部にはみ出したリセットレバー32
のレバーつまみ33を矢印C(図9)方向に押し戻すこ
とにより、再びロックを解除することができる。
【0056】
【実施例2】実施例2は、観音開き用扉に取付ける際の
装置を示す。
【0057】図1、図13を参照して、単独式感震ドア
ロック装置1’を観音開き用扉5,6に取付ける際に
は、実施例1におけるロック機構シャフト部27よりも
長さの長いシャフト(ロック機構シャフト部27’)を
用い、実施例1の際と同様のロック受け受け金具2を、
二枚の観音開き用扉5、6双方に取付ける(ロック受け
受け金具2b、2c)。
【0058】地震などの激しい振動があった際、単独式
感震ドアロック装置1’は実施例1の装置と同様に作用
し、ロック機構シャフト部27’が瞬時に矢印A’方向
に移動し、ロック受け受け金具2b、2cの双方を貫通
する。
【0059】従って、観音開き用扉にあっても、一つの
単独式感震ドアロック装置1’と二つのロック受け金具
さえ取付ければ扉の開放を止めることができ、従来のよ
うに二つの装置を取付ける必要がない。
【0060】
【実施例3】実施例1、実施例2は、どちらも天板等、
床と平行な方向に該装置を取り付ける場合の装置に関す
るものであったが、図14から図17に示すとおり、部
品の配置、リセットレバーの向き等を変更することによ
り、跳ね上げ式の扉等、床と垂直な方向に取り付けるこ
とのできるものとすることもできる。
【0061】図14、図15、図16を参照して、単独
式感震ドアロック装置1’’を、床と垂直な方向に取付
ける場合には、実施例1、実施例2に示す装置の、本体
容器、センサーおよびバッテリー以外の部分を90度回
転して本体スペースに備え付ける。ロック機構ソレノイ
ド部の側面にL字型のセンサープレート40を配置し、
感震装置17’’を、床面と平行に配置されるような向
きに、L字型のセンサープレート40に搭載する。
【0062】図17を参照して、棚に取付ける際には、
天板42と垂直な側面に、単独式感震ドアロック装置
1’’を、ロック機構シャフト部27’’が矢印H方向
に移動するような向きに取付ける。跳ね上げ式扉41の
これに対応する位置には、ロック受け金具2’’を取付
ける。
【0063】地震などの激しい振動があった際、単独式
感震ドアロック装置1’は実施例1の装置と同様に作用
する。すなわち、震動を感震装置17’’が感知し、ソ
レノイドシャフト21’’と一体となったソレノイドシ
ャフトピン22’’がソレノイドトッププレート穴2
5’’内を矢印G方向に移動する。これにより、ロック
機構シャフト部27’’が矢印H方向に移動し、ロック
受け金具を貫通する。感震装置17’’が振動をキャッ
チしてからロック機構シャフト部27’’が矢印H方向
に移動するまでの一連の作用は瞬時に完了する。
【0064】
【実施例4】実施例4は、取付手段についての改良であ
る。実施例1、実施例2および実施例3は、いずれも、
単独式感震ドアロック装置1(1’、1’’)を食器戸
棚に取付ける際、取付用壁9と容器蓋39とによって構
成される平らな一平面を、食器戸棚に直接ねじ止めする
ことによりこれを行っているが、実施例4では、単独式
感震ドアロック装置1以外に、戸棚取付け手段として取
付用部材45が設けてある。
【0065】実施例4に示す取付手段の構成は、実施例
1から実施例3に示す取付手段のいずれにも応用するこ
とができる。
【0066】図18及び図19を参照して、実施例4に
おいては食器戸棚に直接ねじ止めされるのは、取付用部
材45である。取付用部材45には、ねじ止めのために
ねじ穴47a、47b、47c、47dが設けられてい
る。取付用部材45は、コの字形状の部材であり、内側
に、単独式感震ドアロック装置1を挿入するための空所
46が構成されている。取付用部材45の、向かい合う
二つの腕様部分の内側には、単独式感震ドアロック装置
1と係合するスライド用壁48a、48bが設けられて
いる。
【0067】取付用部材45には、ストッパー孔50及
びストッパー49が設けられている。ストッパー孔50
は、取付用部材45の、スライド用壁48b以外の部分
とスライド用壁48bとに跨って穿ってある単一の孔で
ある。
【0068】単独式感震ドアロック装置1にもストッパ
ー孔(図示せず)が設けられている。この、単独式感震
ドアロック装置1に設けられたストッパー孔は、取付用
部材50に設けられたストッパー孔50の内、スライド
用壁48に及んでいる部分と同じ大きさ・形状であり、
かつ、単独式感震ドアロック装置1の、単独式感震ドア
ロック装置1を取付用部材45にはめ込んだ際に48b
と重なる位置に穿ってある。
【0069】ストッパー孔50には、ストッパー49
が、係合されている。ストッパー49は、矢印I及び矢
印Jの方向につまんで動かすことができる。
【0070】単独式感震ドアロック装置1を取付用部材
45に挿入する際には、ストッパー49を矢印I方向に
置き、単独式感震ドアロック装置1を取付用部材45に
完全に挿入して、取付用部材45に設けられたストッパ
ー孔50と、単独式感震ドアロック装置1に設けられた
ストッパー孔とが重なって単一の孔となった後に、スト
ッパー49を矢印J方向に摺動させる。これにより、単
独式感震ドアロック装置1は、取付用部材45からはず
れることないように、仮止めされる。ストッパー49を
矢印I方向に摺動させることにより、容易に単独式感震
ドアロック装置1を取付用部材45からはずすことがで
きる。
【0071】
【実施例5】実施例5は、電極部分の構成に関する。図
示しないが、実施例5にあっては、バッテリースペース
に、バッテリーと接続させるための電極以外に、もう一
つの電極すなわち偽作動用電極を引き出しておく。この
偽作動用電極は、この電極にスイッチを接続してスイッ
チをONにした場合にロック機構シャフト部がソレノイ
ドシャフトピンとの係合からはずれる方向に駆動するよ
うな回路で構成されている。この偽作動は、単独式感震
ドアロック装置を戸棚に取付ける際に、取付け位置を確
認するのに用いる。
【0072】すなわち、単独式感震ドアロック装置を戸
棚に仮止めした後に、偽作動用電極にスイッチを接続
し、スイッチをONにして、ロック機構シャフト部をソ
レノイドシャフトピンとの係合からはずれる方向に作動
させる。すなわち偽作動用電極によって、震動が起こっ
た場合と同様の作用を生ぜしめる。これにより、実際に
作動した際に、ロックシャフトがロック受け金具と確か
に係合するか否か確認することができる。確認後は、リ
セットレバーつまみにより装置をリセットしておく。
【0073】実施例5は、実施例1から実施例4に示す
電極部分のいずれにも応用することができる。
【0074】
【発明の効果】本発明に係る装置によれば、地震等の振
動に際して、瞬時に食器棚等の扉をロックすることがで
き、戸棚の開放を止め、中の食器等の落下、損壊を完全
に防ぐことができる。これにより、地震の際に食器棚等
の付近にいた者が大怪我をしたり、床に散在するガラス
の破片により逃げることができなくなることを防ぐこと
ができる。
【0075】本発明に係る装置によれば、従来の装置の
如く常時施錠状態にしておく必要がなく、平常は、ドア
ロック装置を取り付けていなかったときと全く同様に戸
棚の扉を開閉できる。
【0076】本発明に係る装置によれば、木製、スチー
ル製等、各種材質の棚に取り付けることができる。ま
た、片開き扉、両開き扉、跳ね上げ式扉等床と垂直な面
に取り付ける必要のある扉等、様々な形態の棚にに取り
付けることができる。
【0077】特に、両開き扉に取り付ける場合にあって
は、扉が二枚あるにもかかわらず、二個の当該装置と二
個のロック受け金具を取り付ける必要がなく、一個の当
該装置と二個のロック受け金具を取り付ければ済むので
費用及び手間が省ける。
【0078】本発明に係る装置によれば、出願人が先に
開示した特願平7−75166号の如く、親機と子機と
が一体となって初めて機能するのではなく、該装置単独
で機能し得るので、親機と子機を連結する配線工事等が
不要であり、取り付け作業が極めて容易である。
【0079】本装置とは別に取付用部材を設け、この取
付用部材を直接戸棚に個着し、本装置はこの取付用部材
にスライド挿入できるようにし、本装置と取付用部材と
がストッパーによって容易に着脱できるような構成とす
ることにより、本装置の電池交換や、故障時の修理の際
の取り外しが用意となる。
【0080】バッテリースペースに、バッテリーと接続
させるための電極以外に偽作動用電極を設けることによ
り、装置取付の際、装置とロック受け金具との位置が、
扉の開放を止めるのに好ましい位置であるかどうかを確
認しながらすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置を流し台上食器戸棚に取付た
状態を示す説明図である。
【図2】本発明に係る装置を片開き用扉に取付た状態
(実施例1)を示す図である
【図3】本発明に係る装置を構成する部品を示す説明図
である。
【図4】実施例1に係る装置の平面図である。
【図5】実施例1に係る装置の平面図である。
【図6】実施例1に係る装置のソレノイドトッププレー
トを外した状態を示す平面図である。
【図7】実施例1に係る装置のソレノイドトッププレー
トを外した状態を示す平面図である。
【図8】実施例1に係る装置の正面図である。
【図9】実施例1に係る装置の正面図である。
【図10】図4のD−D’断面図である。
【図11】図5のE−E’断面図である。
【図12】実施例1の取付状態を示す説明図である。
【図13】実施例2の取付状態を示す説明図である。
【図14】実施例3に係る装置の一部分を示す斜視図で
ある。
【図15】実施例3に係る装置の平面図である。
【図16】図15のF−F’断面図である。
【図17】実施例3の取付状態を示す説明図である。
【図18】実施例4に係る装置を示す平面図である。
【図19】実施例4に係る装置を示す平面図である。
【図20】従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1’・・・単独式感震ドアロック装置 2,2a,2b,2c・・・ロック受け金具 3・・・食器戸棚 4・・・片開き用扉 5,6・・・観音開き用扉 7・・・流し台 8・・・本体容器 9・・・取付用壁 10・・・バッテリー 11・・・バッテリー端子 12・・・バッテリーケース・蓋 13・・・本体スペース 14・・・バッテリースペース 15・・・ねじ穴 16・・・ねじ 17・・・感震装置 18・・・スリット 19・・・ロック機構ソレノイド部 20・・・ソレノイド 21・・・ソレノイドシャフト 22・・・ソレノイドシャフトピン 23・・・ソレノイドシャフト切り欠 24・・・ソレノイドトッププレート 25・・・ソレノイドトッププレート穴 26・・・ソレノイドシャフトばね 27,27’・・・ロック機構シャフト部 28・・・ロックシャフト 29・・・ロックシャフトねじ 30・・・ロックシャフトピン 31・・・ロックシャフトばね 32・・・リセットレバー 33・・・レバーつまみ 34・・・レバー・シャフト取付体 35・・・レバー・シャフト取付体切り欠 36・・・レバースタンド 37,38・・・ロックシャフト用孔 39・・・容器蓋 40・・・センサープレート 41・・・跳ね上げ式扉 42・・・天板 43・・・基板取付体 44・・・電子回路 44a・・・抵抗 44b・・・トランジスタ 44c・・・ダイオード 44d・・・基板 44e・・・スイッチ e・・・小孔 45・・・取付用部材 46・・・空所 47a,47b,47c,47d・・・ねじ孔 48・・・スライド用壁 49・・・ストッパー 50・・・ストッパー孔 51・・・子機 52・・・ケーブル 53・・・親機

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動が設定値を超えたときに駆動し、戸棚
    の扉に設けられたロック受け手段と協働して戸棚の扉を
    ロックする装置であって、本体容器と、取付手段と、ロ
    ック手段と、感震手段と、電子回路と、電源とから
    り、前記取付手段が、直接戸棚に取り付ける取付部材と
    前記本体容器のスライド用壁とからなることを特徴とす
    る単独式感震ドアロック装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の装置であって、 前記本体容器の向かい合う二つの側面にそれぞれひとつ
    ずつロックシャフト用孔が設けられており、前記本体容
    器の前記ロックシャフト用孔が設けられていない側面に
    スリットが設けられており、 記ロック手段がロック機構ソレノイド部とロック機構
    シャフト部とリセットレバーとからなり、 前記ロック機構ソレノイド部が前記本体容器の底壁に固
    着されたソレノイド、先端にソレノイドシャフト切り欠
    を有し前記ソレノイド内方向に摺動する円柱型のソレノ
    イドシャフト、前記ソレノイドシャフトの側面に設けら
    れたソレノイドシャフトピン、前記ソレノイドシャフト
    のソレノイドシャフト内方向への摺動を抑制すべく前記
    ソレノイドシャフトの前記ソレノイドシャフトピンと前
    記ソレノイドとの間に設けられたソレノイドシャフトば
    ねおよび前記ソレノイドシャフトピンが貫通するソレノ
    イドトッププレート穴を有し前記ソレノイドの上部に固
    着されているソレノイドトッププレートからなり、 前記ロック機構シャフト部が二つの前記ロックシャフト
    用孔を貫通するロックシャフト、前記ロックシャフトの
    側面に設けられたロックシャフトピンおよび前記ロック
    シャフトを前記本体容器から突出する方向へ移動させる
    べく前記ロックシャフトの前記ロックシャフトピンと前
    記本体容器の内壁との間に設けられたロックシャフトば
    ねからなり、 前記リセットレバーがレバーつまみ、レバー・シャフト
    取付体およびレバースタンドからなり、かつ前記レバー
    ・シャフト取付体の基部において前記スリットに嵌合し
    ており、前記レバー・シャフト取付体の端部にレバー・
    シャフト取付体切り欠が設けられており、前記レバー・
    シャフト取付体の端部が前記ソレノイドシャフト切り欠
    に摺動自在に嵌合しており、前記レバーシャフト取付体
    に前記ロックシャフトがねじ止めされていることを特徴
    とする単独式感震ドアロック装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の装置であって、 前記感震手段が前記本体容器の底壁内側に前記装置が重
    力方向と直行する平面に取付られた際に機能するような
    向きに固着されていることを特徴とする単独式感震ドア
    ロック装置。
  4. 【請求項4】 、請求項2に記載の装置で
    あって、平常時は前記レバー・シャフト取付体切り欠が
    前記ソレノイドシャフトピンと係合しており、前記感震
    手段が設定値を超えた振動を感知し装置が駆動した際に
    前記ソレノイドシャフトが前記ソレノイド内方向に摺動
    し前記レバー・シャフト取付体切り欠と前記ソレノイド
    シャフトピンとの係合が解かれ前記ロックシャフトが前
    記本体容器から突出することを特徴とする単独式感震ド
    アロック装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の装置であって、 前記本体容器と前記取付用部材とを一時離脱不能とする
    ためのストッパーが設けられていることを特徴とする単
    独式感震ドアロック装置。
  6. 【請求項6】請求項4 に記載の装置であって、前記扉が
    片開き用扉であり、 記ロックシャフトが前記本体容器から突出した際に、
    前記ロックシャフトが、前記扉の内側に取付けてある一
    つの前記ロック受け手段を貫通することのできる長さで
    あることを特徴とする単独式感震ドアロック装置。
  7. 【請求項7】請求項4 に記載の装置であって、前記扉が
    両開き用扉であり、 記ロックシャフトが前記本体容器から突出した際に、
    前記ロックシャフトが、二つの前記扉の内側にそれぞれ
    一つずつ取付けてある前記ロック受け手段を二つとも貫
    通することのできる長さであることを特徴とする単独式
    感震ドアロック装置。
  8. 【請求項8】請求項2 に記載の装置であって、 記感震手段が前記ソレノイドに固着されたL字型のセ
    ンサープレートに前記装置が重力方向と平行な平面に取
    付られた際に機能するような向きに固着されていること
    を特徴とする単独式感震ドアロック装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載の
    装置であって、前記電源に偽作動用電極が設けられてい
    ることを特徴とする単独式感震ドアロック装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記載
    の装置であって、前記電子回路にスイッチが設けられて
    おり、容器に設けられた小孔を介して外部からスイッチ
    を操作することができることを特徴とする単独式感震ド
    アロック装置。
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