JP3107568U - テニス用スコアーボードおよびスコアーボード用シート - Google Patents

テニス用スコアーボードおよびスコアーボード用シート Download PDF

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Abstract


【課題】持ち運び可能な安価で、タイブレークのポイント等を表示し得るテニス用スコアーボードを提供する。
【解決手段】持運び可能な強磁性体の板材12に文字等を表示可能なシート13を貼付し、該シート上には対戦者のプレヤー名表示部14、16を上下左端側の区画内に設け、かつ各プレヤー名表示部14、16の下方には0,15,30,40,A,D の文字列を含むゲームポイント表示部22、24を設け、さらに前記シートの上下右端側の区画内には獲得したゲーム数を表示するゲームカウント表示部18、20を設け、さらにまた各ゲームポイント表示部と各ゲームカウント表示部の下方にはタイブレークの文字と、ポイントを示す1,2,3,4,5,6,7,8,9,10の数字の文字列を含むタイブレークポイント表示部28、30を設けてなり、磁石付きポインタ26を前記各文字列の数字、英文字上に吸着保持させてゲームの状態を示し得るようにした。
【選択図】 図1

Description

本考案は、持ち運び可能な簡易型のテニス用スコアーボード関するものであり、特にタイブレークのポイントを表示可能としたテニス用スコアーボードに関するものである。本考案のテニス用スコアーボードは初心者用スコアーボードとして好適に使用可能である。
従来よりテニス用スコアーボードはコートの近傍に固定して設置され、移動はできず、また大型で価格も高くその設置数は限られているので、残りの大半のコートはスコアーボードを備えていないのが通常である。
スコアーボードがなければ記憶にたよることになるので、スコアーに思い違いがあったり、スコアーをめぐって言い争っている様子などもまま見受けられるところである。
そこで、移動用車輪を有する基台上に立設された支持部材上に、スコアーボード本体を−設けた移動型スコアーボードが提案されている。(実公平7−6923号公報参照。)ところが、このようなスコアーボードは移動は可能ではあるが、やはり大型であるので、移動がそれほど簡単ではなく、また大型で価格が高い上に、広い保管場所を必要とするので、各コートに見合うだけの台数を用意することは困難である。従って、スコアーボードがないかあるいは不足することによる前記欠点を解消することができないという問題点があった。また、スコアーボードには、記録面部をめくる形式のものも使用されているが、風の強い日には記録面がめくられて正しく表示できないという問題点があった。また、従来のスコアーボードはタイブレークのポイント表示がわかり難いという問題点があった。
実公平7−6923号公報
解決しようとする問題点は、タイブレークのポイント表示がわかり難い点、スコアーボードを容易に移動できない点、広い保管場所を必要とする点、価格が高い点、各コートごとあるいは各プレーごとにスコアーボードを用意することが困難な点および風で記録面部がめくられる点である。
本考案は次のように構成される。
A 持ち運び可能な強磁性体の板材に文字等の表示可能なシートを貼付してなるテニス用スコアーボードであって、該シート上には互いに対戦するプレヤー名をそれぞれ表示するプレヤー名表示部を上下位置の一端側に設け、かつ各プレヤー名表示部の下方には0,15,30,40,A,D の文字列を含むゲームポイント表示部をそれぞれ設け、さらに前記シートの上下位置の他端側には獲得したゲーム数を表示するゲームカウント表示部をそれぞれ設け、さらにまた各ゲームポイント表示部と各ゲームカウント表示部の下方にはタイブレークの文字またはタイブレークを意味する他の文字、略号、図形、記号等と、ポイントを示す1,2,3,4,5,6,7,8,9,10の数字の文字列を含むタイブレークポイント表示部を設けてなり、指で挟持し得ると共に基端部側が少なくとも磁石を有するポインタをそれぞれ前記各文字列の数字もしくは英文字上に吸着保持させることによってゲームポイント、獲得したゲーム等を示し得るようにしたテニス用スコアーボード。
B A項記載のテニス用スコアーボードにおいて、シートはステッカー用シート、樹脂シート、アルミニウムラミネート樹脂シート、紙製シート、ゴムシート、ゴム磁石シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされたホワイトボード用シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされた磁石を有するホワイトボード用シートから選ばれた1つであるテニス用スコアーボード。
C A項もしくはB項記載のテニス用スコアーボードにおいて、ゲームポイント表示部とタイブレークポイント表示部とをプレヤー名表示部またはゲームカウント表示部の上方に設けるようにしたテニス用スコアーボード。
D A項〜C項のいずれか1項に記載のテニス用スコアーボードにおいて、各プレヤー名表示部を左右に配置すると共に各プレヤー名表示部の下方に各ゲームカウント表示部を配置し、さらに各プレヤー名表示部の左右いずれかの側方に縦方向にゲームポイント表示部を設け、さらにまたゲームポイント表示部とゲームカウント表示部との側方に縦方向にタイブレークポイント表示部を配置するようにし、あるいは各プレヤー名表示部を左右に配置すると共に各プレヤー名表示部の下方に各ゲームカウント表示部を配置し、各プレヤー名表示部の上下いずれか一方にゲームポイント表示部を設け、さらに各プレヤー名表示部とゲームポイント表示部との左右いずれかの側方に縦方向にタイブレークポイント表示部を配置するようにしたテニス用スコアーボード。
E A項〜D項のいずれか1項に記載のテニス用スコアーボードにおいて、板材を非磁性体とし、かつ前記板材には請求項2記載のゴム磁石シートもしくは磁石を有するスコアーボード用シートが貼着されてなるテニス用スコアーボード。
F A項〜E項のいずれか1項に記載のテニス用スコアーボードにおいて、ポインタは透明の合成樹脂もしくはガラスで構成されると共にその基端部側には磁石が吸着時文字等の認識を損なわない状態に設けられ、文字上に吸着させたとき該文字を外部から認識し得るようにしたテニス用スコアーボード。
G 板材に貼着してテニス用スコアーボードを構成するための少なくともA項記載のプレヤー名表示部、ゲームポイント表示部、タイブレークポイント表示部およびゲームカウント表示部が表示されたスコアーボード用シートであって、ステッカー用シート、樹脂シート、アルミニウムラミネート樹脂シート、紙製シート、ゴム磁石シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされたホワイトボード用シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされた磁石を有するホワイトボード用シートから選ばれた1つのシートからなるスコアーボード用シート。


H A項〜F項のいずれか1項に記載のテニス用スコアーボードに折り畳み可能に連結された第2のスコアーボードを有する3セットマッチ用スコアーボードであって、
第2のスコアーボードは持ち運び可能な強磁性体の板材に文字等の表示可能なシートが貼付され、あるいは非磁性体の板材にゴム磁石シートもしくは磁石を有するスコアーボード用シートが貼付されると共に第2のスコアーボードのシートには上下位置の一端部側に第2セットで各プレヤーが獲得したゲーム数を表示するゲームカウント表示部を設け、上下位置の他端部側に第3セットで各プレヤーが獲得したゲーム数を表示するゲームカウント表示部を設けると共にの両ゲームカウント表示部の下方にはタイブレークの文字またはタイブレークを意味する他の文字、略号、図形、記号等と、タイブレークのポイントを示す1,2,3,4,5,6,7,8,9,10の数字の文字列を含むタイブレークポイント表示部を設けてなる3セットマッチ用スコアーボード。
I H項記載の第2のスコアーボードを構成するためのシートであって、該シートは少なくともH項記載のタイブレークポイント表示部およびゲームカウント表示部が表示されると共にシートはステッカー用シート、樹脂シート、アルミニウムラミネート樹脂シート、紙製シート、ゴム磁石シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされたホワイトボード用シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされた磁石を有するホワイトボード用シートから選ばれた1つのシートからなるスコアーボード用シート。
J A項〜F項、H項のいずれか1項に記載のテニス用スコアーボードにおいて、強磁性体の板材に貼付したシートに表示した各表示部の内容を、シートを使用しないで前記板材に直接表示するようにしたテニス用スコアーボード。
本考案は、スコアーボードを、容易に持ち運びできる携帯可能な強磁性体の板材にシートを貼付し(あるいはシートを貼付しないで)、シート(あるいはシートを貼付しない板材)上にプレヤー名、ゲームポイント、ゲームカウント等の表示を可能とし、さらにタイブレークのポイントの表示を可能とし、しかも前記ポイント等の表示は板材に貼付したシート(あるいは板材)上にあらかじめ表示されている数字等の文字列に磁石を有するポインターを吸着させて行い得るように構成したことを最も主要な特徴とする。
本考案のテニス用スコアーボードは、タイブレークポイント表示部を設け、磁石を有するポインターを吸着保持させることによりポイントの表示を可能としているので、初心者にとって視覚的にタイブレーク制の理解が容易であるという利点がある。また、携帯可能で各プレヤーが用意できるので、固定的なスコアーボードが設けられていないコートにおいてもスコアーを表示することができる利点がある。また、例えばネット等につり下げる等することによって、スコアーボードの設置が容易に行い得る利点がある。さらに、スコアーボードは板材にスコアー等の表示可能なシートを貼付して構成されるので、構造が簡単でコストが安く、かつ小形にできるので持ち運びや保管が容易であるという利点がある。さらにまた、スコアーボードにはプレヤー名表示部が設けられているので、そこに表示された対戦者を確かめることができ、スコアーボードを使用しない場合初心者に起こり勝ちな対戦相手を間違えるというミスを防止できる利点がある。
また、前記板材上もしくはスコアーボード用シート上には0,15,30,40等の文字列が記載されており、1ポイントとれば磁石の力で15の上に吸着させ、2ポイントとれば30の上に、3ポイントとれば40の上にそれぞれポインターを吸着させるようにすることによって、初心者にとって観念的に理解し難い15,30,40とポイント数1,2,3との関係を、目視により具体的に把握できて、理解し易いという利点がある。
また、テニス用スコアーボードにはタイブレークポイント表示部が設けられているので、タイブレーク制の説明がし易く、初心者にも理解し易いという利点がある。すなわち、相手に2ポイントの差をつけて7ポイントを先取した方がそのゲームを獲得できるが、ゲームカウントが6オールになったとき、先に2ポイントを連取した方がそのセットを獲得できるシステムであることを、上記ゲームを示す数字上にポインターを吸着保持させることによって説明することができるので、初心者にとっても視覚的に理解が容易である。
また、ゲームカウント表示部が設けられているので、スコアーボードを使用しない場合のようにゲームカウントがあいまいになることを回避できる。
さらに、スコアーボードは板材を使用しているので少々の風では裏返るようなことがなく、従来の記録面部をめくる形式のように風によりめくられて表示が不正確になることがないという利点がある。
タイブレークのポイント表示をわかり易くすると共に、スコアーボードの移動を容易にし、かつ広い保管場所を不要とすると共に、価格を安くし各コートごとあるいは各プレヤーごとにスコアーボードを所持することが容易になるようにし、かつスコアーボードは少々の風では裏返らないようにするという目的を、持ち運び可能なシート貼付の板材上にプレヤー名表示部、ゲームポイント表示部、ゲームカウント表示部を設けると共に、タイブレークポイント表示部を設けて目視的にポイント表示を理解し易くし、表示部内の数字や記号等を含む文字列上に、磁石を有するポインターを吸着保持させたり等してテニスのゲム内容を表示するという簡単な構成により実現した。
図1において、10はテニス用スコアーボードであり、強磁性体の板材上にシートを貼付し、シート上にプレヤー名表示部、ゲームポイント表示部、ゲームカウント表示部、タイブレークポイント表示部等を設けたものである。本実施例では、強磁性体の板材として鉄板12を使用し、鉄板12上にはシートとしてのステッカ用シート(地色は白色)13が貼付されている。ステッカ用シート13には図1に示すように、左側の上下の区画内にはそれぞれプレヤー名表示部14、16が設けられ、その両表示部内にNAMEの英文字が記載されている。この表示部14、16へのプレヤー名の表示は、磁石を有するプレートやシート状磁石にプレヤー名を表示したものを吸着させるか、あるいは紙等のような非磁性のシートにプレヤー名を表示したものを例えば、テープ等で貼付して行う。消去可能なマーカーであれば、直接書き入れてもよい。なお、図1(ロ)においてステッカ用シート13は、厚さを誇張して図示されている。
前記ステッカ用シート13の右側の上下の区画内には、図1に示すようにゲームカウント表示部18、20が設けられ、獲得したゲームの数が表示される。この表示部18、20への数字の表示は、表示部18、20に点線で8の字状に描いた部分に、裏面が白色で表面が着色(本実施例では紺色)された長手状のシート状磁石で両端が尖った頂角をなす形状の数字用素片の複数を、あらかじめ吸着保持させておき、ある位置の数字用素片を裏返すことにより数字を形成して行う。例えば、真ん中の横方向の数字素片を裏返せば0となり、左側の縦向きの2つの数字用素片を裏返すと3となる。なお、ステッカ用シート13は地色が白色であるから、数字用素片を裏返すとその存在が目立たない。数字用素片とその使用方法については、よく知られているので詳しい説明は省略する。
数字素片の使用に代えて、数字を書き入れた磁石付き表示部材等を吸着保持させてもよい。消去可能なマーカーであれば、直接書き入れてもよい。。
プレヤー名表示部14、16下方の横長の区画内には0,15,30,40,A,Dの文字列が表示されたゲームポイント表示部22、24が設けられている。この表示部22、24へのポイントの表示は、図2に示す磁石付きのポインター26を対応する数字の上に吸着保持させて行う。(ポインター26については、後述する。)すなわち、ゲームポイントが0ポイントのときは0(ラブ)、1ポイントのときは15(フィフティーン)、2ポイントのときは30(サーティ)、3ポイントのときは40(フォーティ)の上に吸着保持させる。
テニスでは、古くからの慣わしで、1ポイントとれば15(フィフティーン)、2ポイントとれば30(サーティ)、3ポイントとれば40(フォーティ)と称呼しているが、初心者にとって、称呼とポイントとの関係を直ちに理解することは困難である。本実施例ではこの関係が視覚的に感得できるので理解が容易であるという利点がある。また、アドバンテージの状態ではA、その後のデュースの状態ではDの文字上にポインター26を吸着保持させる。従って、ゲームのポイント、進行状態が分かりやすいという利点がある。また、ポイントが明確になるのでポイントに関するトラブルが起きにくいという利点がある。
すなわち、テニスは4ポイントを先取した方が1ゲームを獲得するが、お互いに3ポイントずつ得点するとデュース(フォーティオール)となり、そこから2ポイントを連取した方が1ゲームを獲得する。デュースの後、先にポイントをとった方がアドバンテージとなり、つぎのポイントをとれば、1ゲーム獲得となる。前記Aはこのデュースの後、先にポイントをとった状態にあることを示す。しかし、その次のポイントを相手プレヤーがとった場合は、再度デュースとなり、デュース後は連続で2ポイントをとらなければ、ゲームを獲得できない。前記Dはこの再度デュースの状態にあることを示す。従って、このような表示は初心者に分かり易い利点がある。
ポインタ26は、図2に示すように、下端部は短い柱状で、上端部はやや太くなり指で把持し易くされている。また下端部には磁石27が配置され、テニス用スコアーボード10に吸着保持できるようにされている。また、ポインター26は透明の材料で構成し、端部にリング状のシート磁石を取り付けるようにしてもよい。文字上に吸着保持されたとき、文字が上から見えるので便利である。
ゲームポイント表示部22とゲームカウント表示部18の下方の細長い区画内にはタイブレークの文字と、タイブレークのポイントを表示する円で囲んだ1、2、3、4、5、6、7、8、9、10の数字の文字列を含むタイブレークポイント表示部28が設けられている。また、ゲームポイント表示部24とゲームカウント表示部20の下方の細長い区画内にはタイブレークの文字と、タイブレークのポイントを表示する円で囲んだ1、2、3、4、5、6、7、8、9、10の数字の文字列を含むタイブレークポイント表示部30が設けられている。なお、上記数字のうち7は赤色、6は緑色で、数字を囲む円もそれぞれ赤色と緑色で表示されている。勿論他の色彩を付することも可能である。
取得したポイントを示すには、ポイントに対応する数字上に前記ポインター26を吸着保持させて行う。これによれば、スコアが明確になるので、スコアのことでもめごとが生じたり、気まずくなったりすることが回避できる利点がある。(スコアーボードを備えず、記憶のみに頼っているときは、スコア等を思い違いをして気まずい思いをするというトラブルを生じやすいが、本実施例ではこのようなトラブルは起こり難い。)
なお、上記ゲーム数を示す文字列の左端側にはタイブレークの文字が表示されているが、これはタイブレーク制を採用することを示す。(なお、タイブレークを採用しないときは、これを無視し、通常の採点(ポイントの計算)を行う。)タイブレークはゲームカウントが6−6になったとき使われる。通常「12ポイントマッチ」と呼ばれているが、相手に2ポイントの差をつけて7ポイント先取した方が、そのセットを獲得するシステムである。けれども、ポイントが6−6になったときそこから連続2ポイントを取らなければ、そのゲームを獲得できない。実際に8−6や9−7のように得点差が2点差になるまでゲーム続く。タイブレークが終了したときは、そのセットのスコアが7−6と表記される。なお、ポイントが10を越えた場合には、前記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10の数字の文字列の最初に戻って表示する。この場合(2回目)の1、2、3、……、8、9、10は、それぞれ11、12、13、……、18、19、20を意味する。20ポイントになっても得点差が2点差にならなければ、再び前記1、2、3、4、5、6、7、8、9、10の数字の文字列の最初に戻って表示する。この場合(3回目)の1、2、3、……、10は、それぞれ21、22、23、……、30を意味する。
また、タイブレークになるとサーブの仕方も変わるので、ポイントを示す数字の6とこれを囲む円の部分は他と異なる色彩(本実施例では緑色)が付され、目立つようにされている。このようにタイブレークポイント表示部によれば、タイブレークのポイントの付け方やサーブの仕方が変わる位置等が目視的に判断できるので、初心者にとっても理解が容易である。
図3は本発明の他の実施例を示す。以下変更を要しない部分は同一の番号を付して詳しい説明は省略する。
図3において32はスコアーボードであり、ヒンジ31を介してスコアーボード10に開閉可能に連結されて3セットマッチ用のスコアーボードが構成される。スコアーボード32はスコアーボード10と同様に鉄板34に、地色が白色のステッカ用シート36を貼付し、シート36上に第2セット用、第3セット用の各種表示部を設けたものである。なお、後述する各ゲームカウント表示部には、スコアーボード10の場合と同様に点線で8の字状に描いた部分が設けられ、数字用素片によりゲームカウントを表示可能とされている。
シート36の上下位置の左端側にそれぞれ第2セット用のゲームカウント表示部38、40が設けられると共に、上下位置の右端側にそれぞれ第3セット用のゲームカウント表示部42、44が設けられ、さらにゲームカウント表示部38、42の下方の区画内と、ゲームカウント表示部40、44の下方の区画内には、タイブレークの文字と、タイブレークのポイントを表示する円で囲んだ1、2、3、4、5、6、7、8、9、10の数字の文字列を含むタイブレークポイント表示部46、48がそれぞれ設けられている。数字6、7とこれを囲む円は、スコアーボード10の場合と同様着色されている。
第2セットにおいてポイントが6−6になると、第1セットの場合同様にタイブレークが使われ、連続2ポイントを先取すればそのゲームを獲得できる。ポイントの表示はスコアーボード10の場合と同様に行われる。第3セットにおいては、タイブレークは使われないので、通常のゲーム差に基づく計算でゲームの勝利が決められる。
前記各実施例では鉄板に貼付するシートとして、ステッカ用シートを使用したが、これに代えて樹脂シート、アルミニウムラミネート樹脂シート、紙製シート、ゴムシート、ゴム磁石シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされたホワイトボード用シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされた磁石を有するホワイトボード用シート等を使用することも可能である。
さらに他の実施例として、図1、図3に示すステッカ用シート13、36に代えてシート状磁石に同様な表示部を印刷して他のスコアーボード用シートを構成し、これを鉄板12に代えてアルミニウム板または木等の非磁性体の板材に貼付してテニス用スコアーボードを構成することも可能である。鉄板を使用したスコアーボードに比し軽いという利点がある。また、他の実施例として、スコアーボード用シートとして磁石付きホワイトボード用シートを使用し、これをアルミニウム板または木等の非磁性体の板材に貼付してもよい。この場合消去可能なマーカー(インク)で直接書き入れてもよいので、プレヤー名やゲームカウント等の記入(表示)が簡単である。また、鉄板を使用しないので軽量にできるという利点がある。さらに、シートを使用せず、鉄板に前記シートに表示した各表示部と同様な内容の表示部を直接表示するようにしてもよい。
以上本考案のいくつかの実施例を説明したが、本考案はこのような実施例に何ら限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲において種々なる実施をし得ることはもちろんである。
本発明のテニス用スコアーボードは、サイズを適当にすれば、鞄や下げ袋等に入り得る携帯用スコアーボードとして利用できる。また、一部の表示部を変えれば、バトミントン用スコアーボードとして適用できる。
(イ)、(ロ)は本考案の一実施例をシートの一部を剥がして示す正面図と側面図である。 (イ)、(ロ)は同実施例に使用する一部品の正面図と平面図である。 (イ)、(ロ)は本考案の他の実施例を一部を省略すると共に、シートの一部を剥がして示す正面図である。
符号の説明
10 テニス用スコアーボード
12 鉄板(板材)
13 ステッカ用シート
14 プレヤー名表示部
16 プレヤー名表示部
18 ゲームカウント表示部
20 ゲームカウント表示部
22 ゲームポイント表示部
24 ゲームポイント表示部
26 ポインター
27 磁石
28 タイブレークポイント表示部
30 タイブレークポイント表示部
32 スコアーボード
34 鉄板
36 ステッカ用シート
38 ゲームカウント表示部
40 ゲームカウント表示部
42 ゲームカウント表示部
44 ゲームカウント表示部
46 タイブレークポイント表示部
48 タイブレークポイント表示部

Claims (10)

  1. 持ち運び可能な強磁性体の板材に文字等の表示可能なシートを貼付してなるテニス用スコアーボードであって、該シート上には互いに対戦するプレヤー名をそれぞれ表示するプレヤー名表示部を上下位置の一端側に設け、かつ各プレヤー名表示部の下方には0,15,30,40,A,D の文字列を含むゲームポイント表示部をそれぞれ設け、さらに前記シートの上下位置の他端側には獲得したゲーム数を表示するゲームカウント表示部をそれぞれ設け、さらにまた各ゲームポイント表示部と各ゲームカウント表示部の下方にはタイブレークの文字またはタイブレークを意味する他の文字、略号、図形、記号等と、ポイントを示す1,2,3,4,5,6,7,8,9,10の数字の文字列を含むタイブレークポイント表示部を設けてなり、指で挟持し得ると共に基端部側が少なくとも磁石を有するポインタをそれぞれ前記各文字列の数字もしくは英文字上に吸着保持させることによってゲームポイント、獲得したゲーム等を示し得るようにしたテニス用スコアーボード。
  2. 請求項1記載のテニス用スコアーボードにおいて、シートはステッカー用シート、樹脂シート、アルミニウムラミネート樹脂シート、紙製シート、ゴムシート、ゴム磁石シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされたホワイトボード用シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされた磁石を有するホワイトボード用シートから選ばれた1つであるテニス用スコアーボード。
  3. 請求項1もしくは2記載のテニス用スコアーボードにおいて、ゲームポイント表示部とタイブレークポイント表示部とをプレヤー名表示部またはゲームカウント表示部の上方に設けるようにしたテニス用スコアーボード。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のテニス用スコアーボードにおいて、各プレヤー名表示部を左右に配置すると共に各プレヤー名表示部の下方に各ゲームカウント表示部を配置し、さらに各プレヤー名表示部の左右いずれかの側方に縦方向にゲームポイント表示部を設け、さらにまたゲームポイント表示部とゲームカウント表示部との側方に縦方向にタイブレークポイント表示部を配置するようにし、あるいは各プレヤー名表示部を左右に配置すると共に各プレヤー名表示部の下方に各ゲームカウント表示部を配置し、各プレヤー名表示部の上下いずれか一方にゲームポイント表示部を設け、さらに各プレヤー名表示部とゲームポイント表示部との左右いずれかの側方に縦方向にタイブレークポイント表示部を配置するようにしたテニス用スコアーボード。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のテニス用スコアーボードにおいて、板材を非磁性体とし、かつ前記板材には請求項2記載のゴム磁石シートもしくは磁石を有するスコアーボード用シートが貼着されてなるテニス用スコアーボード。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のテニス用スコアーボードにおいて、ポインタは透明の合成樹脂もしくはガラスで構成されると共にその基端部側には磁石が吸着時文字等の認識を損なわない状態に設けられ、文字上に吸着させたとき該文字を外部から認識し得るようにしたテニス用スコアーボード。
  7. 板材に貼着してテニス用スコアーボードを構成するための少なくとも請求項1記載のプレヤー名表示部、ゲームポイント表示部、タイブレークポイント表示部およびゲームカウント表示部が表示されたスコアーボード用シートであって、ステッカー用シート、樹脂シート、アルミニウムラミネート樹脂シート、紙製シート、ゴム磁石シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされたホワイトボード用シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされた磁石を有するホワイトボード用シートから選ばれた1つのシートからなるスコアーボード用シート。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のテニス用スコアーボードに折り畳み可能に連結された第2のスコアーボードを有する3セットマッチ用スコアーボードであって、
    第2のスコアーボードは持ち運び可能な強磁性体の板材に文字等の表示可能なシートが貼付され、あるいは非磁性体の板材にゴム磁石シートもしくは磁石を有するスコアーボード用シートが貼付されると共に第2のスコアーボードのシートには上下位置の一端部側に第2セットで各プレヤーが獲得したゲーム数を表示するゲームカウント表示部を設け、上下位置の他端部側に第3セットで各プレヤーが獲得したゲーム数を表示するゲームカウント表示部を設けると共にの両ゲームカウント表示部の下方にはタイブレークの文字またはタイブレークを意味する他の文字、略号、図形、記号等と、タイブレークのポイントを示す1,2,3,4,5,6,7,8,9,10の数字の文字列を含むタイブレークポイント表示部を設けてなる3セットマッチ用スコアーボード。
  9. 請求項8記載の第2のスコアーボードを構成するためのシートであって、該シートは少なくとも請求項8記載のタイブレークポイント表示部およびゲームカウント表示部が表示されると共にシートはステッカー用シート、樹脂シート、アルミニウムラミネート樹脂シート、紙製シート、ゴム磁石シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされたホワイトボード用シート、ホワイトボード用筆記具により消去可能に筆記できるようにされた磁石を有するホワイトボード用シートから選ばれた1つのシートからなるスコアーボード用シート。
  10. 請求項1〜6、請求項8のいずれか1項に記載のテニス用スコアーボードにおいて、強磁性体の板材に貼付したシートに表示した各表示部の内容を、シートを使用しないで前記板材に直接表示するようにしたテニス用スコアーボード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0442964U (ja) * 1990-08-10 1992-04-13
JPH0558895U (ja) * 1992-01-13 1993-08-03 古河機械金属株式会社 ポンプの軸封装置

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