JP3105049B2 - まな板 - Google Patents

まな板

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JP3105049B2
JP3105049B2 JP03335587A JP33558791A JP3105049B2 JP 3105049 B2 JP3105049 B2 JP 3105049B2 JP 03335587 A JP03335587 A JP 03335587A JP 33558791 A JP33558791 A JP 33558791A JP 3105049 B2 JP3105049 B2 JP 3105049B2
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▲てい▼一 長谷川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調理用のまな板に関
し、給食所、保育所、外食産業、その他複数のまな板を
用途別に並行して使用する際のまな板の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来調理用まな板として、木製やポリエ
チレンなどの合成樹脂製のまな板が広く用いられてい
る。これらのまな板の多くは、無着色であるか、もしく
は全体を単純な色彩に着色したものであった。一方複数
のまな板を同時に用いる外食産業や、給食センター、保
育所などの業務用のまな板にあっては、例えば食肉用、
野菜用、魚類用など食品毎に異なったまな板を用い、匂
いや雑菌の付着等を防止する必要があり、そのためには
それぞれの用途のまな板を別々にして混用されないよう
に区別し管理する必要がある。また、業務用に限らず、
家庭にあっても、食物性アレルギー患者を抱えた家庭等
にあっては、業務用と同様食品別に異なったまな板を用
意し、それらが相互に混同されることを厳密に防止する
必要がある。
【0003】しかしながら前記従来のまな板は、全体が
同一色であり、異なった用途のまな板が容易に混同され
る問題がある。また、これらを区別するため、まな板表
面の色彩に違いをもたせても、立て掛けて保管したり、
消毒のため消毒液に浸漬した場合には主にその側端部し
か外から見えず、そのような場合側端部が同一色であっ
て区別できないなど、取り扱いや管理に支障を来す問題
があった。
【0004】本発明はこのような不具合を解消し、用途
別に区別が可能で管理が行い易く、容易に混同を生じる
ことのないまな板を得る事を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段は、前記特許請求の範囲に記載されたとおり、
請求項1記載の無着色の合成樹脂まな板体と、着色した
合成樹脂薄板とを有し、前記薄板は前記まな板体の側端
部に熱熔着し、かつその角を切り落としたまな板およ
び、請求項2記載の請求項1記載のまな板を複数個有
し、これらのまな板の薄板の色彩が異なるまな板であ
る。
【0006】
【作用】上記構造により、まな板側端部にある着色部に
より、容易にまな板の種類を識別でき、相互に混同を生
じることを防止できる。また、複数のまな板をたてかけ
たり、消毒液等に浸けてまな板表面が見えないときで
も、まな板の用途種類を容易に識別できるので、管理が
容易である。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の基本的な構成にかかる実施
例のまな板を示すもので、図1は完成したまな板を示す
部分切欠斜視図、図2は同じまな板の部分側断面図であ
る。図1に示すとおり、まな板1は無着色のポリエチレ
ン板である合成樹脂まな板材2から成っており、その短
辺側の側端部に着色したポリエチレンの薄板から成る着
色部3を熱熔着してある。この例では、図示しない反対
側の短辺側端部にも同一の着色部3が設けられている
が、必要に応じて一方の端にのみ設けるなどその設置場
所は任意であり、かつ用途に応じた任意の色彩を施すこ
とができる。また該着色部は、適当な厚みを有する合成
樹脂板であるので、長期間使用しても擦り減って識別で
きなくなるなどの問題が生ぜず、まな板の寿命が尽きる
まで識別が可能である。また立て掛けて保管したり、消
毒液に浸けてあっても、その側部の着色部によって識別
は可能であるから管理がし易いものである。
【0008】このようにして得られたまな板1につい
て、着色部3の色彩を異ならせたまな板1を複数用意す
れば、用途別の管理が可能であり、また相互に容易に識
別できるので、混同を生ずることがない。また着色部3
は、まな板1の側面に設けられているので、まな板1を
不使用時や消毒時に立てて管理する場合にも、容易に識
別できる利点がある。更に着色部は側面にのみ設けられ
ているため該着色部に含まれる有機・無機の顔料等が調
理品に混入することがなく、安全性も高い。
【0009】まな板材は、木材などでもよいが、衛生面
からはポリエチレンなどの合成樹脂材料が望ましい。ま
たこの発明に用いる合成樹脂としては、上記の例のポリ
エチレンなどの熱可塑性樹脂のほか各種の合成ゴムなど
も用いることができる。
【0010】図3、図4は、図1、図2と同様ポリエチ
レンのまな板材2の短辺側端部に着色したポリエチレン
からなる着色部5を熔着した例であり、図3はその部分
斜視図、図4は同じく中央部分の側断面図である。この
例の着色部5は、図3、図4に示すとおり、着色部5の
角部分を落とした構成となっている。着色部の角部分が
斜めになっているため、調理に際して包丁が当たること
がより少なく、調理品に着色部5に包含される顔料が混
入する可能性がより低いものである。更に、端部が斜め
になっているため、まな板1が平面上に置かれていると
きにも、該部分に手をさし入れて持ち上げ易く、取り扱
いが便利である利点もある。
【0011】図5および図6は前記同様の例であるが、
着色部7がまな板1の短辺側端部のそれぞれ一部に設け
られている例である。 またこのような構成を備え、着
色部7の色彩を異ならせたまな板を用意した場合、相互
の識別が容易で、混同を防ぐ効果のあることなどは前述
のとおりである。
【0012】図7、図8は、着色部9がポリエチレン製
のまな板材2の短辺側端部に設けられている例である
が、着色部9として同図に示すとおりまな板側端部より
小さい着色合成樹脂を取っ手状に設けた例である。図
3、図4の例と同様調理に際して包丁が当たる可能性が
少なく、また該部分を取っ手として用いることができる
ので、取り扱いがし易い利点がある。
【0013】図9〜図10は、まな板の側部全体に特定
の色彩を与えてより識別し易くなるよう構成した例であ
る。図9はまな板の部分斜視図、図10はその中央部断
面図である。この例では、図10に示すとおり、まな板
の中心部に木材など軽量で剛性のある芯材15が設けて
あり、その周囲に着色したポリエチレンの枠材である着
色部13が設けられ、その上下面に2層に形成されたま
な板材が貼り合わせてある。まな板材は、無着色のポリ
エチレン12と、着色したポリエチレン16の2層から
なっており、まな板の上下面からもポリエチレン16の
色彩が無着色ポリエチレン12を透して認識できる。ま
た着色ポリエチレン16は、まな板内部の芯材15を透
けて見えないようにし、まな板全体を美麗に見せて商品
価値を高める効果もある。また、着色部13はまな板表
面に達しない構造であるので、調理に際して顔料などが
調理品に混入することを防止できる。着色部13を図の
ように端部から突出させておくことで、取手として使用
することもできる。この突出部は図3に示す例のように
他の部材を一体に熔着して設けてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、上記実施例において詳
細に説明したとおり、着色部を設けることによって複数
のまな板の識別が容易で、用途の異なるまな板相互の混
同を防止することができる。また識別のための着色部を
設けてあっても、着色部はまな板の側面に設けられてい
るので、まな板を立てて保管したり消毒液に浸してあっ
ても容易に識別が可能である。また調理に際して、着色
部に含まれる顔料等が、調理品に混入することが防げる
ので、安心して使用できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のまな板の部分斜視図
【図2】本発明の実施例のまな板の中央部部分断面図
【図3】本発明の実施例のまな板の部分斜視図
【図4】本発明の実施例のまな板の中央部部分断面図
【図5】本発明の実施例のまな板の部分斜視図
【図6】本発明の実施例のまな板の中央部部分断面図
【図7】本発明の実施例のまな板の部分斜視図
【図8】本発明の実施例のまな板の中央部部分断面図
【図9】本発明の実施例のまな板の部分斜視図
【図10】本発明の実施例のまな板の中央部部分断面図
【符号の説明】
1 まな板 2 合成樹脂まな板材 3 着色部 5 着色部 7 着色部 9 着色部 11 まな板 12 無着色の合成樹脂まな板材 13 着色部 15 芯材 16 着色した合成樹脂まな板材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無着色の合成樹脂まな板体と、着色した合
    成樹脂薄板とを有し、前記薄板は前記まな板体の側端部
    に熱熔着し、かつその角が切り落としてあることを特徴
    とするまな板。
  2. 【請求項2】請求項1記載のまな板を複数個有し、これ
    らのまな板の薄板の色彩が異なるまな板。
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