JP3104337U - 自動車およびオートバイレース用タイヤウォーマーにおける柔軟面状発熱体 - Google Patents

自動車およびオートバイレース用タイヤウォーマーにおける柔軟面状発熱体 Download PDF

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【課題】カーボンの発熱特性とシリコンの熱伝導性、柔軟性を利用し、より低価格で性能の良いものを開発することによって、タイヤ性能を効率良く発揮させ、一般ユーザーが安全に競技することができるようにした、自動車およびオートバイレース用タイヤウォーマーにおける柔軟面状発熱体を提供する。
【解決手段】耐熱ナイロン布１の上にシリコンシーラント２を添付する。次に、カーボンロービング３をその上に間隔狭く並べる。再びシリコンシーラントを添付し、更に、同様の耐熱ナイロンをその上に貼り合わせる。電極４を付け、電源コード５を付ける。以上の構成からなる発熱体であり、これによりカーボンから発せられた熱がシリコンを通過する際に分散化され、表面温度が均一化される。
【選択図】図１

Description

考案の詳細な説明
この考案はカーボンとシリコンを使用したタイヤウォーマーの柔軟面状発熱体に関するものである。
従来の発熱体は主にニクロム線を使用したものであるが、タイヤ表面に温度が均等に分散することができず、タイヤ本来の性能発揮させることが困難であった。生地そのものが発熱する発熱繊維を採用しているメーカーも存在するが、これは価格が非常に高く、一般ユーザーにはなかなか手の出にくいものであった。
 考案が解決しようとする課題
本案はカーボンの発熱特性とシリコンの熱伝導性、柔軟性を利用し、従来の欠点を除いてより低価格で性能の良いものを開発することによって、タイヤ性能を効率良く発揮させ、一般ユーザーが安全に競技することができるようにするものである。
課題を解決するための手段
その解決手段を図面に追いながら説明すると、
（イ）耐熱ナイロン布▲１▼の上にシリコンシーラント▲２▼を添付する。
（ロ）カーボンロービング▲３▼をその上に間隔狭く並べる。
（ハ）再び▲２▼のシリコンシーラントを添付する。
（ニ）▲１▼と同様の耐熱ナイロンをその上に貼り合わせる。
（ホ）電極▲４▼を付け、電源コード▲５▼を付ける。
以上の構成からなる発熱体である。
本案は以上の構造から電源コードから電源を取り入れる仕組みとなる。これによりカーボンから発せられた熱がシリコンを通過する際に分散化され、表面温度が均一化される。
 考案の効果
したがってタイヤ表面温度を均等に保つことが可能となり、タイヤ性能を効率よく発揮させることが可能となる。
本考案発熱体断層図 本考案断面図及び熱伝導図
符号の説明
１は耐熱ナイロン
２は耐熱シリコンシーラント
３はカーボンロービング
４は電極
５は電源コード

Claims (1)

  1. タイヤウォーマーにおけるシリコン、カーボンロービングを使用した柔軟面状発熱体。
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