JP3099238B2 - 表面処置用の複合フィルム - Google Patents

表面処置用の複合フィルム

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表面とくに皮膚の領域の局部的処置(トリ
ートメント)用の複合フイルムと前記フィルムの製法と
に関する。
皮膚透過効果によりとくに水溶液又は水性溶液状の医
薬品又は化粧トリートメント品を皮膚にしみ込ませるこ
とができるようにするフィルムを皮膚に当てがうことは
よく知られている。
とくに欧州特許願EP−A−0,285,563号明細書ではこ
の目的に、若干の逐次の層を次の順序で備える複合フィ
ルムを使うことは従来提案されている。第1のいわゆる
閉鎖層は一般に、トリートメント品に対し不透過性でそ
の蒸発を防ぎ又皮膚透過効果を容易に生じさせるように
した物質のシートから成っている。第2の層いわゆる保
持層はトリートメント品から成っている。この層は一般
に皮膚に接触させる。この複合フィルムを皮膚に当てが
いやすくするように保持層にトリートメント品を透過で
きる接着剤層を被覆する。最後にこれ等の複合フィルム
は貯蔵中には除去自在の表面フィルムにより保護するこ
とが多い。この表面フィルムは、使用時には引きはがす
ことにより除くことができ、又閉鎖層の位置する側とは
反対の側に配置する。
これ等の複合フィルムでは、保持層として、水性相と
くに水の相の微小滴を分散状に含むシリコーンの層を使
うことが提案されている。この複合フィルムを皮膚に当
てがうと、閉鎖層により水が保持層で集合する。水と水
性相内に存在するその他の活性物質との皮膚を通る移動
はこのようにして容易になる。しかし水はこのような保
持層から迅速に蒸発し数時間後には実際上消滅する。従
ってこれ等のフィルムを保持し貯蔵することはできな
い。水性相とこの水性相に対する少なくとも1種類のゲ
ル化剤とをシリコーン層内に導入することにより水の蒸
発を著しく減らすことが従来提案されている(このこと
についてはEP−A−0,117,278号明細書参照)。しかし
このようなフィルムの場合には、保持層に重合体マトリ
クス内に分散したゲル化水性相を満たすときは、皮膚透
過効果を使い処置のために皮膚にフィルムを確実に固着
するには接着剤層を使うことが従来つねに必要であっ
た。実際上ゲル化水性相の量が保持層内で約10重量%を
越えるとすぐに、シリコーンマトリクスの重合の部分的
性質によって自動接着性を持ちしかも使用中に破砕する
のを防ぐのに十分な機械的強さを持つシリコーン重合体
マトリクスを製造することが実用上不可能となる。この
場合保持層に接着剤層を使用すると、接着剤が水を透過
させるものであっても皮膚への透過効果が低下してしま
い、また製法で付加的段階を必要とし、この場合製品の
原価が増す。
本発明者は、前記した欠点を除くことができるように
する複合フィルムを提供するものである。このフィルム
ではシリコーン重合体マトリクスは、保持層の全重量に
対して50重量%までのゲル化水性相を含む。このマトリ
クスは、これに自動接着性を与えるのに部分的に重合す
るだけである。このマトリクスの機械的強さは、このマ
トリクス内に設けられ保持層の補強を形成するウエブに
よって確実に得られる。このウエブのメッシュ穴はトリ
ートメントを実施するようにした水性相の流れに干渉し
ないだけ十分であるが、しかも処置表面と含有ゲルとの
間に障壁を形成して処置表面へのマトリクスの自動接着
性を生じさせるのに十分なだけ拘束される。ウエブ保持
層及び含有ゲルの各寸法は、本発明複合フィルムの良好
なトリートメント効果、容易な取扱い及び自動接着性が
同時に得られるように定める。
従って本発明は、閉鎖層と、内部に活性水性相を閉じ
込めておりそして前記閉鎖層に結合している保持層と、
この保持層に結合している除去自在の保護層とを備え、
この保持層を、少なくとも1種類のゲル化剤によりゲル
化した活性水性相から成る介在物を内部に配置したシリ
コーン重合体から成るマトリクスにより構成した、表面
の局部的処置用の複合フィルムにおいて、 (a)前記シリコーン重合体マトリクスは処置しようと
する表面に対して接着性であり、 (b)前記ゲル化活性水性相は前記保持層の全重量の10
ないし50重量%であり、 (c)前記保持層は0.2ないし4mmの厚さであり、 (d)前記ゲル化活性水性相介在物の平均寸法は0.05な
いし3mmであって、この平均寸法は大きくても前記保持
層の厚さに等しいものとし、 (e)前記閉鎖層とは反対側の前記保持層の面の内側に
この保持層を機械的に補強するウエブを埋込み、このウ
エブ厚さは0.01ないし1.5mmであってこの厚さは前記保
持層の厚さに含まれる従って大きくても前記保持層の厚
さに等しいものにした、 ことを特徴とする複合フィルムにある。
水性相内のゲル化剤の存在は保持層からの水の蒸発を
著しく遅くし、又この保持層により作った複合フィルム
は普通の使用条件で十分な時間にわたり貯蔵することが
できる。さらにゲル化剤の存在のもとで一層多量の水を
保持層内に導入することができる。たとえばポリビニル
アルコールの存在のもとで60重量%の水を保持層のマト
リクス内に導入することができるが、ゲル化剤が存在し
ないと水は30重量%を越えることはできない。この説明
は何等限定しようとするものではないが、この場合フィ
ルムを取扱っている間に介在物のセルが破れ又はこのセ
ルが保持層の縁部に位置することにより開いてしまって
も、水性相は介在物がゲル化しているのでこの水性相の
存在するセルから流れ出ることがないために、貯蔵水性
相の量が増大するものと考えられる。この場合損耗が減
り閉鎖層の縁部に始まる乾燥を防ぐ。
本願ではシリコーン重合体は、C1−C6アルキル基アリ
ール基はar(C1−C2アルキル基から成る群から選定した
基によりSi原子を置換した線形有機ポリシロキサンのこ
とである。終端けい素原子は三置換される。この種の有
機ポリシロキサンはとくに米国特許第2,541,137号、同
第2,723,966号、同第2,863,846号、同第2,890,188号、
同第2,927,907号、同第3,002,951号、及び同第3,035,01
6号の各明細書に記載してある。
本発明による複合フィルムの好適な実施例ではこのフ
ィルムを使い処置した表面は皮膚の1領域であり、活性
水性相は少なくとも1種類の化粧品又は医薬品或はこれ
等の両方を含む。
水性相は水又は水/プロピレングリコール混合物から
成っている。水性相は又少なくとも1種類の化粧用又は
医薬用或はこれ等の両用の活性物質の水溶液でもよい。
水性相は又非水溶性の物質たとえば脂溶性の活性物質を
含む油の乳濁液又は分散液から成る。水性相に導入でき
る水溶性又は脂溶性の化粧品用又は医薬品用或はこれ等
の両用の活性物質のうちには限定するわけではないが次
のものがある。
Dパンテノール、脾臓抽出物、グアシノン、胸腺ペプ
チド、オリゴ要素のような細胞酸化因子。
ヒドロキシプロリン、酵母の抽出物、胎盤の抽出物、
生長因子、アジアセンテラ(Centella asiatica)、胎
兒抽出物又はその他の生物学的抽出物及びセレブロシ
ド、スフインゴセリル又はセラミド(Ceramide)形のそ
の他のリピドのような再生の、栄養のある又は治癒性或
はこれ等の各性質を持つ活性剤。
モノメチルシラノールラクテート、マンヌロネート、
トリメチルシラノール及びアルケミーユ(alchemille)
のような健康増進剤。
アムニオチック液、アルブミン血清及び馬の血清のよ
うなフィルム形成剤又は張力剤或はこれ等の両方。
グリセリン、尿素、ナトリウムラクテート、ムコ多糖
類、アミノ酸、ヒアルウロン酸、フイラグリノール、キ
チン質及びキトサン誘導体、ペプチド、DNA、コラーゲ
ン、エラスチンのような水和剤。
ビタミンC、B2、H、パンテノール、B6、PP、葉酸、
マグネシウム2−アスコルビルホスフエートのような水
溶性ビタミン。
脂溶性ビタミン又はその誘導体たとえばビタミンA、
E、F、ビタミンAパルミテート、レチノール。
グリシルレチン酸、α−ビサボロール、アラントイ
ン、パルミチルコラーゲン酸又はアセチルサルチル酸の
ような抗炎症剤。
たとえばきづた、藻類、白樺、ルスカス又はなぎいか
だ、二裂いちよう、ちょうせんにんじん、とくさ又はア
ロエのような植物の抽出物。
ヒドロキノン又はこうじ酸のような漂白剤。
カフェインのようなキサンチン酸塩基、α−トコフエ
ロールニコチネート、メチルニコチネート、メントー
ル、しょうのう、アジア酸(asiatic acid)、エスチ
ン、脂環式酸又はチオキソロンのような他の種類の特殊
剤。
ゲル化剤は、水で膨潤するゲル化剤がよい。本発明に
より使うことのできるゲル化剤のうちではでんぷん、天
然樹脂(グアルゴム、アラビアゴム、トラガカントゴ
ム)、カゼイン、植物コロイド(カラギネート、アルギ
ネート、寒天)及びなるべくはゼラチンのような天然物
質、 カルボキシメチルセルロースのような半合成セルロー
ス誘導体、 ポリビニルアルコール水溶性ビニル重合体たとえば商
品名カーボポール(Carbopol)としてグッドリッチ(Go
odrich)社から市販されている製品となるべくは水中で
高い膨潤率を持つ超吸収剤の交差結合ポリアクリレート
たとえば商品名AQUAKEEPとしてノーソラー(NORSOLOR)
社から市販されている製品とのような合成重合体、 がある。
シリコーンマトリクスは、分散状の水性相介在物を含
む。この介在物の寸法は、保持層の製造中に成分を混合
するのに使うかきまぜを調節することにより制御する。
この介在物の平均寸法は大きくとも保持層の厚さと等し
いものとする。保持層の厚さは0.2ないし4mmとし、介在
物の平均寸法は0.05ないし3mmとするのが好ましい。
保持層は又よく知られているようにシリコーンを交差
結合する触媒を含む。
さらに保持層は、植物性又は鉱物性の分散親水性粒子
を含む。これ等の粒子は繊維又は粉末でよい。保持層は
シリコーン重合体の重量に対して50重量%までの親水性
を含む。保持層のマトリクス内への親水性粒子の導入の
利点は、この場合、本発明フィルムを当てがった表面の
処置に応答できる水性相の流出が毛管作用により促進さ
れることがある。
本発明によれば、保持層は、この層を機械的に補強す
る非腐敗性ウエブを含む。このウエブは穴あきプラスチ
ック材、穴あき不織布又は織網のシートから成ってい
る。この不織布又は網は天然又は合成の繊維から成って
いる。これはたとえば仏国特許第2,620,914号明細書に
記載してあるようなポリアミド網である。このウエブの
厚さは大きくても保持層の厚さに等しいものとし、好ま
しくは0.01ないし1.5mmである。
保持層は、かきまぜ作用により前もってゲル化した活
性水性相を非交差結合のシリコーン重合体に混合するこ
とにより作ることができる。この保持層は又混合作用に
より、非交差結合シリコーン、活性水性相及びゲル化剤
を混合することによって作ることができる。かきまぜに
よる混合は、シリコーン重合体の交差結合の開始を防ぐ
ように1ないし3℃で又は室温で或は又ゲル化剤が液状
にある温度で実施する。保持層を形成するようにした混
合物は交差結合触媒を含む。この混合物は、1ないし12
0minの時限にわたり25ないし150℃の温度に加熱する。
交差結合触媒の量と加熱とは、保持層のシリコーンの不
完全な交差結合が得られるように選定して満足の得られ
る自動接着性を利用できるようにする。
前記した保持層のほかに本発明による複合フィルムは
閉鎖層を備えている。この閉鎖層は、エラストマーを含
む又は含まない熱可塑性材から成るシート、とくにポリ
塩化ビニル、エチレン及びビニルアセテートの共重合
体、ポリエチレン、ポリエステル又はポリウレタンから
成るシートが好適である。このシートは型押しし又は微
細孔を形成する。閉鎖層及び保持層の間の接着性を高め
るには非滑動性の処置を行うのがよい。ポリエチレンシ
ートにより閉鎖層を作るように選定するのはとくに有利
であり、シリコーン重合体マトリクスを自動接着性であ
るように十分なだけ交差結合させることにより可能であ
る。この材料が良好な水不透過性を持つことによってポ
リエチレンの使用の利点が得られ、貯蔵時に本発明複合
フィルムは、保持層を閉鎖層の反対側で適当に保護すれ
ば保持層の乾燥しないことを示す。
第1の実施例によれば本発明複合フィルムの除去自在
の保護体は、閉鎖層の反対側の面の保持層面を覆う取り
はずし自在の保護面フィルムである。別の実施例によれ
ば、本発明による複合フィルムを結合した除去自在の保
護体は活性水性相を含む収容体である。閉鎖層及び保持
層から成るサブアセンブリは、前記収容体内に浸し処置
に使うことのできるフィルムが得られるようにする。こ
のサブアセンブリの保持層は、収容体内への導入に先だ
っては活性水性相を含まないゲル化剤から成る介在物だ
けしか含まない。
保持層を除去自在の又は引きはがしできる保護表面フ
ィルムにより保護する場合には、この表面フィルムは製
品の貯蔵中又は種種の取扱い動作中に保持層を保護す
る。このフィルムは使用時に取りのぞく。この保護表面
フィルムは、シリコーン処理紙のシート又はたとえばワ
ニスにより非接着性になるように処理した熱可塑性材の
シートから構成することができる。とくに好適な実施例
によれば保護表面フィルムは閉鎖層と同様にポリエチレ
ンから作る。このような場合には保護表面フィルムは閉
鎖層より厚い厚さを持ち、製品を使用するときに一層容
易に分離できるように一層高い剛性を持つようにしてあ
る。この分離は、保護表面フィルムが保持層のウエブを
位置させた側で保持層に当てがわれ又この場合自動接着
性シリコーン重合体マトリクスへの保護表面フィルムの
接着区域が減少するから、それだけ容易になる。閉鎖層
が0.01ないし0.1mmの厚さを持ち保護表面フィルムが0.0
5ないし0.3mmの厚さを持つときにとくに満足できる成績
の得られることが分った。保護表面フィルムの厚さは閉
鎖層の厚さの1.5倍ないし3倍である。
よく知られているように本発明複合フィルムは、処理
しようとする表面領域に対応する適当な輪郭に沿って切
断することができる。次いでこの輪郭の周縁部は、保持
層の大部分を除き閉鎖層及び保護表面フィルムを実質的
に接触させるように圧縮するのがよい。閉鎖層が保護表
面フィルムより薄い厚さを持つ場合に前記したように、
保護表面フィルムに一層高い剛性を与えると圧縮により
閉鎖層の優先的なゆがみを生ずる。この場合製品は一層
平らな当てがい面を持ちすなわち閉鎖層の縁部が皮膚に
接触するようになる保持層の面とほぼ同じ平面に位置す
るようになる。
この場合当てがう際の快適感と処理領域の外部しゃだ
んの向上とが得られ皮膚透過効果の生成を促進する。
人体に適用する場合には本発明による複合フィルムは
よく知られているように顔面に当てがうマスクの形、胸
部に当てがう半環状、又人体の特定の領域に当てがうの
に必要な円板形又はその他の任意の形状に切出すことが
できる。
有利な実施例によれば介在物、交差結合触媒及び適宜
には他の添加物を含むシリコーン重合体は、ホッパ内で
50ないし60℃の温度で連続的にかきまぜる状態に保つ。
この混合物はポンプ又はコックによってそれぞれたとえ
ばロールから出る取りはずし自在な保護表面フィルム及
びウエブが下側を通るドクターブレードの前方に送出さ
れる。同様にロールから出る閉鎖層シートはカレンダ掛
けに先だって上部になるようにする。上流側のドクター
ブレードにより予備成形された保持層の厚さは、カレン
ダーの下側を通すことにより制御する。この場合得られ
る複合フィルムは、この複合フィルムの温度及び通過速
度を調整する熱風トンネルを適当な重合時間が得られる
ように通す。
本発明複合フィルムを構成する製品を得るには、たと
えば保持層のウエブを保護表面フィルムに配置する第1
の処理を使う。ゲル化水性相介在物を含むシリコーン重
合体から成る混合物はこのアセンブリに被覆する。閉鎖
層を構成するシートはこのようにして形成した層に当て
がう。複合フィルムはその縁部が処置しようとする表面
領域に対応する輪郭を持つように切断する。切断したフ
ィルムの周縁部は、圧縮領域で保持層を構成する混合物
の大部分を押出すように圧縮する。この製品は加熱して
保持層のシリコーン重合体の部分交差結合を生じさせ
る。
しかし他の方法によれば非水和状態の超吸収性交差結
合ポリアクリレートから成るゲル化剤は保持層のシリコ
ーン重合体内に導入し分散させる。この混合物は閉鎖層
を構成するシートに被覆する。複合フィルムから成るウ
エブを当てがう。保持層のシリコーン重合体の部分交差
結合を生じさせ、このようにして得られるフィルムを収
容体内に含まれる活性水性相内に浸す。この収容体は複
合フィルムの保護体を構成する。
例 10重量%のD−パンテノールを含む40gの水性溶液を2
gのポリアクリレート粉末(ノアソラー社から商品名AQU
A−KEEP10SHNPとして市販されている製品)に加える。
穴あきブレードを持つかきまぜ機により遅い混合を行
う。100gの有機ポリシロキサン[ダウコーニング(Dow
Corning)社から商品名シラステイック(Silastic)MDX
4−4210医学的等級として市販されている]を次いで加
える。ダウコーニング社から市販されているシランステ
イックMDX4−4210医学的等級硬化剤6gを1000rpmでかき
まぜながら加え、このかきまぜ作用を10minにわたり継
続する。
このようにして均質化した製品を、厚さ0.2mmのポリ
エチレンシートに厚さ0.5mmの層に広げる。この保護表
面フィルムの表面はシリコーン油で前処理しその粘着性
を減らしてある。被覆に先だって、0.4mmの平均メッシ
ュ寸法と0.1mmの厚さとを持つ約20メッシュ/cm2のポリ
アミド網から構成したウエブを保護表面フィルムに当て
がう。
この被覆の上側に、閉鎖層を構成する厚さ0.04mmのポ
リエチレンフィルム(滑り処理を行ってない)を当てが
う。この組合わせは通気がま内で3minにわたり90℃に加
熱する。
冷却後に閉鎖層と部分重合したシリコーン重合体のマ
トリクスから成る保持層とを備えた複合フィルムが得ら
れる。この全体には、除いたときにシリコーン重合体マ
トリクスを皮膚に接着できる保護表面フィルムを設けて
ある。この保護表面フィルムは容易に除くことができ
る。使用後にこのフィルムは、これを当てがった皮膚か
ら容易に分離できる。これ等の2つの結果は、保持層の
ウエブにより形成した補強に基づくものである。このこ
とはシリコーン重合体マトリクスの重合度が低くても得
られる。
複合フィルムは所望の寸法の単体片に切断し皮膚の冒
された領域にたとえば皮膚炎部に又はやけど部に軽い押
圧力で当てがう。この複合フィルムは夕方に当てがうの
がよい。薬剤は夜の間に解放され、消費されたマトリク
スは朝方に除く。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジァン・クロード、コンタマン フランス国モランジ91420、リュー・デ ュ・シャトー 14番 (56)参考文献 特開 平1−186823(JP,A) 特開 昭63−17822(JP,A) 特開 昭61−158920(JP,A) 特表 昭63−502986(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 9/70 WPIDS(STN)

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閉鎖層と、内部に活性水性相を閉じ込めて
    おりそして前記閉鎖層に結合している保持層と、この保
    持層に結合している除去自在の保護層とを備え、この保
    持層を、少なくとも1種類のゲル化剤によりゲル化した
    活性水性相から成る介在物を内部に配置したシリコーン
    重合体から成るマトリクスにより構成した、表面の局部
    的処置用の複合フィルムにおいて、 (a)前記シリコーン重合体マトリクスは処置しようと
    する表面に対して接着性であり、 (b)前記ゲル化活性水性相は前記保持層の全重量の10
    ないし50重量%であり、 (c)前記保持層は0.2ないし4mmの厚さであり、 (d)前記ゲル化活性水性相介在物の平均寸法は0.05な
    いし3mmであって、この平均寸法は大きくても前記保持
    層の厚さに等しいものとし、 (e)前記閉鎖層とは反対側の前記保持層の面の内側
    に、この保持層を機械的に補強するウエブを埋込み、こ
    のウエブの厚さは0.01ないし1.5mmであって、この厚さ
    は前記保持層の厚さに含まれる従って大きくても前記保
    持層の厚さに等しいものにした、 ことを特徴とする複合フィルム。
  2. 【請求項2】フィルム使用により処置する表面を皮膚の
    1領域とし、又前記活性水性相が少なくとも1種類の化
    粧剤又は医薬剤或はこれ等の両方を含むようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載のフィルム。
  3. 【請求項3】ゲル化水性相を水、水/プロピレングリコ
    ール混合物、少なくとも1種類の化粧用又は医薬用或は
    これ等の両用の活性水溶性物質の水溶液及び水溶性の化
    粧用又は医薬用或はこれ等の両用の活性物質の水の乳濁
    液又は分散液から成る群から選んだ製品により構成した
    ことを特徴とする請求項2に記載のフィルム。
  4. 【請求項4】ゲル化水性相として、非水溶性活性物質の
    水内の乳濁液又は分散液を使ったフィルムにおいて、非
    水溶性活性物質として脂溶性剤を含む油を使ったことを
    特徴とする請求項3に記載のフィルム。
  5. 【請求項5】ゲル化剤として水の存在で膨潤する薬剤を
    使ったことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
    記載のフィルム。
  6. 【請求項6】ゲル化剤として、天然物質、合成セルロー
    ス誘導体又は合成重合体を使ったことを特徴とする請求
    項5に記載のフィルム。
  7. 【請求項7】ゲル化剤としてゼラチンを使ったことを特
    徴とする請求項6に記載のフィルム。
  8. 【請求項8】ゲル化剤として超吸収性交差結合ポリアク
    リレートを使ったことを特徴とする請求項6に記載のフ
    ィルム。
  9. 【請求項9】シリコーン重合体から成るマトリクスが植
    物性又は鉱物性の分散親水性粒子を含むようにしたこと
    を特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のフィ
    ルム。
  10. 【請求項10】親水性粒子として繊維又は粉末を使った
    ことを特徴とする請求項9に記載のフィルム。
  11. 【請求項11】シリコーン重合体から成るマトリクス
    に、前記シリコーン重合体の重量に対して50重量%まで
    の親水性粒子を含めたことを特徴とする請求項9または
    10のに記載のフィルム。
  12. 【請求項12】除去自在の保護層として、除去自在な保
    護表面フィルムを使ったことを特徴とする請求項1ない
    し11のいずれかに記載のフィルム。
  13. 【請求項13】前記の閉鎖層及び保護表面フィルムを、
    エラストマーを含む又は含まない熱可塑性重合体のシー
    トから構成したことを特徴とする請求項12に記載のフィ
    ルム。
  14. 【請求項14】前記熱可塑性重合体を、ポリ塩化ビニ
    ル、エチレン及びビニルアセテートの供重合体、ポリエ
    チレン、ポリエステル、及びポリウレタンから成る群か
    ら選定したことを特徴とする請求項13に記載のフィル
    ム。
  15. 【請求項15】前記の閉鎖層及び保護表面フィルムを共
    にポリエチレンシートにより構成したことを特徴とする
    請求項14に記載のフィルム。
  16. 【請求項16】前記閉鎖層が0.01ないし0.1mmの厚さを
    持ち、前記保護表面フィルムが0.05ないし0.3mmの厚さ
    を持ち、前記保護表面フィルムの厚さを前記閉鎖層の厚
    さの1.5倍ないし3倍にしたことを特徴とする請求項14
    に記載のフィルム。
  17. 【請求項17】処置しようとする表面領域に対応する適
    当な輪郭に従ってフィルム切断を行い、この輪郭の周縁
    部において前記保持層の大部分を圧縮により排出するこ
    とにより前記の閉鎖層と保護表面フィルムとを実質的に
    接触させたことを特徴とする請求項15に記載のフィル
    ム。
  18. 【請求項18】前記保持層のウエブを、穴あきのプラス
    チック材シート、穴あき不織布シート又は織り網シート
    により構成し、前記の不織布又は網を天然又は合成の繊
    維により構成したことを特徴とする請求項1ないし10の
    いずれかに記載のフィルム。
  19. 【請求項19】前記保持層を、かきまぜ作用により前も
    ってゲル化した活性水性相を非交差結合のシリコーン重
    合体内に混合することにより作ることを特徴とする請求
    項ないし18のいずれかに記載のフィルムの製法。
  20. 【請求項20】前記保持層を、かきまぜ作用により非交
    差結合のシリコーン重合体、活性水性相及びゲル化剤を
    混合することにより作ることを特徴とする請求項1ない
    し18のいずれかに記載のフィルムの製法。
  21. 【請求項21】混合をかきまぜ作用により室温で実施す
    ることを特徴とする請求項19または20に記載の製法。
  22. 【請求項22】混合をかきまぜ作用により、ゲル化剤が
    液状になっている温度で実施することを特徴とする請求
    項19または20に記載の製法。
  23. 【請求項23】交差結合触媒を、前記保持層を形成する
    混合物中に導入し、この混合物を1ないし120minの時限
    にわたり25ないし150℃の温度に加熱することを特徴と
    する請求項19ないし22のいずれかに記載の製法。
  24. 【請求項24】前記保持層を形成する混合物を1ないし
    5℃の温度でシリコーン重合体の交差結合の開始を防ぐ
    ようにかきまぜて作ることを特徴とする請求項23に記載
    の製法。
  25. 【請求項25】交差結合触媒の量と加熱を、前記保持層
    のシリコーンの不十分な交差結合が得られるように選定
    することを特徴とする請求項23または24に記載の製法。
  26. 【請求項26】前記保持層のウエブを前記保護表面フィ
    ルム上に配置し、ゲル化水性相介在物を含むシリコーン
    重合体から成る混合物をこの組合せの上に被覆し、前記
    閉鎖層を構成するシートをこのようにして形成した層に
    当てがい、こうして得られた複合フィルムを、処置しよ
    うとする表面領域に対応する適当な輪郭に従って切断
    し、この輪郭の周縁部において前記混合物の大部分を圧
    縮により排出することにより前記の閉鎖層を構成するシ
    ートと前記保護表面フィルムとを実質的に接触させ、こ
    の製品を加熱して前記シリコーン重合体の部分的交差結
    合を生じさせることを特徴とする請求項19ないし25のい
    ずれかに記載の製法。
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