JP3099140B2 - 遠方監視制御装置 - Google Patents

遠方監視制御装置

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JP3099140B2
JP3099140B2 JP04062423A JP6242392A JP3099140B2 JP 3099140 B2 JP3099140 B2 JP 3099140B2 JP 04062423 A JP04062423 A JP 04062423A JP 6242392 A JP6242392 A JP 6242392A JP 3099140 B2 JP3099140 B2 JP 3099140B2
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但義 鈴木
保男 鈴木
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株式会社日立情報制御システム
株式会社日立製作所
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Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【産業上の利用分野】本発明は、遠方監視制御装置に係
り、特に、その制御所装置において、各機器の状態から
の故障等の兆候を検出し、それにより、制御所装置を故
障等から予防し、保全するのに好適な遠方監視制御装置
に関する。

【0002】

【従来の技術】一般に、遠方監視制御装置は、中央制御
所装置(以下、親局という)と制御所装置(以下、子局
という)とを有し、子局から親局へ異常情報等のデータ
を報告し、または親局から子局へ制御指令等を発信する
システムとされている。

【0003】図4に、マイクロプロセッサ等の演算処理
回路を用いた遠方監視制御装置の全体構成を示す。同図
において、親局1は、入出力系に、カソードレイチュー
ブ(以下、CRTと略する)2、通信制御装置3、変復
調装置4等を備え、また、記憶系として外部記憶装置5
および主記憶装置6を有している。さらに、中央処理装
置7が、バス8を介して、前記の入出力系および記憶系
に接続されてなる。変復調装置4は、伝送路9を介して
子局10の入出力系に接続される。

【0004】子局10は、入出力系として、変復調装置
4に接続した変復調装置11と、通信制御装置12およ
び状態信号入力装置13と、他の入力系としてアナログ
信号入力装置14とを有し、記憶系にはリードオンリメ
モリ(以下、ROMと略する)15およびランダムアク
セスメモリ(以下、RAMと略する)16とがある。さ
らに、前記の入出力系および記憶系に演算処理装置17
が、バス18を介して接続されている。

【0005】このような遠方監視制御装置は、従来、子
局10において、故障等の異常状態が発生した場合、異
常発生の事実およびその内容等を、事後的に、親局1に
報告するシステムとされている。すなわち、例えば、特
公平1−168196号公報等に示されるように、エラ
ー情報伝送方式が採用されている。子局10の異常状態
としては、回線断の発生、変復調装置のエラー、制御の
DO回路の不良、表示入力のDI,AI回路の不良等が
あげられる。

【0006】図5に、従来の、子局10における異常情
報処理のデータフローを示す。同図に示すように、子局
10にて故障が発生した場合、子局10において、接点
情報の入力については、状態信号入力装置13を介して
実行され、演算処理装置17内で検出された異常内容に
ついては、その内容を故障情報として編集する異常情報
処理が実行されてRAM16に格納される。同時に故障
情報は、通信制御装置12、変復調装置11によって親
局1の変復調装置4、通信制御装置3へ伝達されて中央
処理装置7に到達する。このようにして、子局10から
親局1へ、異常状態が報告されることになる。

【0007】このような子局の保守のため、従来では、
例えば、3カ月、6カ月、1年毎等の一定周期での、保
守員による定期点検が実施され、点検および部品の定期
交換等の保守管理が行なわれていた。

【0008】

【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
技術では、子局の異常状態を事後的に報告する点のみに
終始されていた。その事後的報告とは、その異常状態を
示す情報の発生そのものが子局のシステムダウンを意味
するものであり、すなわち、子局から親局への異常情報
の報告があった時点では、子局は既に機能を停止してい
ることになる。

【0009】このように、従来の異常情報は子局の正常
な作動の継続のためには有効とはいえず、換言すれば、
子局の異常発生に対する予防保全は目的とされていなか
った。そのため、事前に子局の故障の傾向を把握し、子
局がシステムダウンにいたる前に、有効な対策を講じる
ことはできない状況にあり、さらに、子局の保守管理の
ためには多大な労力を要する等、能率が低くならざるを
得なかった。

【0010】本発明の目的は、遠方監視制御装置におい
て、子局の故障情報のみならず故障の前兆を把握するの
に有効な情報を特定するとともに効率よく収集可能であ
り、それに基づき、親局における統計処理等によって、
故障の可能性を事前に把握し、もって子局の予防保全措
置を可能にすることにある。

【0011】

【課題を解決するための手段】上記課題の解決のための
知見として、伝送装置の状態と電源の品質状態とアナロ
グデジタル変換器の作動状態の変化が、上記の故障の発
生またはその可能性と強い相関関係にあり、上記の状態
の異常により故障の可能性が示唆され、従って、制御対
象機器に関し、保守管理項目を特定してその状態変化を
把握すれば、それにより故障の可能性を推定することが
でき、もって上記課題の解決に有効である、との結論が
得られた。

【0012】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
ので、すなわち本発明は、制御対象機器の監視制御を実
行する制御所装置(以下、子局という)と、子局から入
力されたデータを処理し、制御指令を出力する中央制御
所装置(以下、親局という)とを有する遠方監視制御装
置において、前記子局に、自己に係る、伝送装置の状態
と電源の品質状態とアナログデジタル変換器の作動状態
とからなる項目の保守管理データの、全ておよび/また
はそのいずれかをそれぞれ検出、収集する手段を設け、
前記親局に、前記子局から送られた前記保守管理データ
の全ておよび/またはそのいずれかを記憶させる手段
と、該記憶手段から前記保守管理データ全ておよび/ま
たはそのいずれかを読み出してデータ処理し、前記制御
対象機器の予防保全データを算出する中央処理手段とを
備えたことを特徴とする。

【0013】前記保守管理データの検出収集手段に、前
記制御所装置に係る前記伝送装置の状態における、一時
的な品質低下を示すデータを収集する手段を含めてもよ
い。

【0014】また、好適には、前記中央制御所装置に、
前記保守管理項目のそれぞれに関する、上下限および/
または変化率についての基準データを記憶させてなり、
前記制御所装置に前記中央制御所装置から出力された前
記基準データをローディングするメモリと、前記メモリ
から前記基準データを読み出すとともに、前記基準デー
タと前記保守管理項目の状態とを照合し、前記保守管理
項目の状態が前記基準データの前記上下限および/また
は変化率から逸脱した場合に、保守管理データを収集す
るとともに前回の前記保守管理データの最大値または最
小値を、収集された保守管理データに更新して記憶する
手段と、該更新値を前記中央制御所装置へ出力するデー
タに編集する処理手段とを備え、さらに、前記制御所装
置の処理手段に、前記保守管理データの更新値を、前記
基準データからの前記保守管理項目の逸脱時期を示す時
間データとともに記憶する手段と、前記保守管理データ
および前記時間データを前記中央制御所装置に出力する
手段とを含めることが望ましい。

【0015】さらに、前記保守管理データの検出収集手
段に、伝送回線の送出レベルおよび受信レベルのデータ
を検出収集する手段と、伝送回線の回線雑音のデータを
検出収集する手段と、子局での電源装置の電圧波形およ
び電圧のデータを検出収集する手段と、アナログデジタ
ル変換装置精度の測定のデータを検出収集する手段と、
を含めることが、好適とされる。

【0016】本発明においては、子局の予防保全に必要
な保守管理データの項目を概して、(1)伝送回線の送
出レベル、及び受信レベルの測定、(2)伝送回線の回
線雑音の測定、(3)子局での電源装置の電圧波形およ
び電圧の測定、(4)アナログデジタル変換装置精度の
測定、とする。

【0017】ここで、上記の各保守管理データについて
詳述すると、まず、上記(1)、(2)について、従来
では、親局と子局との回線をいったん切り離して実施す
る必要があり、人手を介さず行うことが困難であると認
識されていた。しかし、親局および子局のオンライン運
用中にあっては、伝送回線の送出、受信レベルが低下す
ると、a.送信および受信の回数が予定数より少なくな
る、b.キャリアディテクト断が発生する、c.受信デ
ータのCRC検定(巡回冗長検査)が異常になる、d.
送信のリトライが頻繁に発生する現象がみられる、等の
現象を伴うことが判明した。そこで、上記各項目を保守
管理データとして子局自身で検出、編集し、親局に送信
してデータ処理すれば、本項目に関する異常の発見、故
障の可能性を把握するのに有効であるとの結論に到達し
た。

【0018】なお、上記各項目の発生について、一時的
な発生は、通常、リトライにより復旧するため、1回の
検出では随時異常と扱うことはできず、故障にはいたら
ない一時的な発生と、故障の発生とを区別することはで
きない。そのため、各項目について発生回数をカウント
アップし、記憶、集計して総合的に判断する必要があ
る。

【0019】上記(3)について、一般に電圧は容易に
監視できるが、波形の場合、人手を介さずに監視するこ
とは困難とされる。しかしながら、発明者等の検討によ
ると、一般に波形変化は電源装置のリップル検出により
可能であり、従って電源電圧と強い相関関係にあること
が判明した。そのため、電源電圧を一定周期で監視し、
その結果を分析し、規定電圧より上下に逸脱する測定結
果が検出されれば、その場合に波形の異常があることに
なり、このようにして異常の傾向を発見することが可能
である。上記知見に基づき、本発明においては、子局で
周期的に電圧を監視し、その最大値あるいは最小値等を
検出して更新記憶させている。

【0020】上記(4)について、アナログ/デジタル
変換器精度の測定は、子局の変換器に規定電圧を印加
し、その出力結果を電圧計等で検出して、判断するのが
一般である。本発明は、該測定方式を応用して、本発明
は、子局にて周期的に規定電圧を印加して変換器出力
を、その最大値、最小値を検出、更新記憶させるように
している。

【0021】このように、本発明は、上記の各保守管理
データを収集する入力装置を子局に備え、子局において
保守管理のためのデータ処理を実行し、親局から呼出し
時等、所要に応じて親局へ保守管理データを送信して統
計処理するものであり、もって上記の目的が達成され
る。

【0022】

【作用】上記構成による作用を、親局および子局におけ
る処理過程に即して説明する。

【0023】子局において、各保守管理項目に関する元
データは、状態信号入力装置、アナログ信号入力装置を
介して入力され、あらかじめROMに格納されている情
報収集処理ルーチンに従って演算処理されて保守管理デ
ータが作成される。保守管理データはRAMに格納され
る。

【0024】一方、親局においては、あらかじめ、外部
記憶装置に子局からの保守管理データ呼出指示のルーチ
ンが記憶されており、そのルーチンによって、中央処理
装置は、周期的あるいは所要に応じて随時、呼出指示を
指令し、親局の通信制御装置に伝達する。この呼出指示
は、親局の変復調装置を介して子局側に伝達され、すな
わち子局の変復調装置を介して子局の通信制御装置に入
力される。

【0025】呼出指示は、子局の通信制御装置からRO
Mに格納されている処理手順に従って演算処理装置に取
込まれる。それから演算処理装置は、RAMから、上記
のようにして格納された保守管理データを読み出し、子
局の通信制御装置および変復調装置を介して親局側へ伝
達され、すなわち親局の変復調装置および通信制御装置
を経由して、中央処理装置に取り込まれる。

【0026】外部記憶処理装置には、あらかじめ保守管
理データの統計処理ルーチンが格納されており、該統計
処理ルーチンに従って、中央処理装置が保守管理データ
を演算処理し、その演算結果は外部記憶装置に格納され
る。

【0027】保守管理データの演算処理の過程で、故障
の兆候を示す内容が検出された場合、予想される故障が
演繹されるとともに対応措置が特定され、その結果はC
RTに表示される。

【0028】

【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。なお、上記説明と同一の構成、構成要件には
同一の符号を付すこととし、その説明において、上記説
明と重複する内容は、適宜、説明を省略する。

【0029】本実施例の全体構成は、概して図4に示す
とおりである。すなわち、本実施例は、大別して、中央
制御所装置(以下、親局という)1と被制御所装置(以
下、子局という)2とからなる。子局2を、異なる地点
に複数設けて、それぞれ親局1に連絡させてもよい。

【0030】親局1は保守管理データの中央処理手段と
しての中央処理装置7を有し、そのバス8により、カソ
ードレイチューブ(以下、CRTと略する)2と、変復
調回路4に接続した通信制御装置3と、保守管理データ
の記憶手段としての外部記憶装置5および主記憶装置6
とが接続されてなる。外部記憶装置5には、後述する統
計処理ルーチン、保守管理データの呼出指示のためのル
ーチンが格納される。

【0031】子局10は、演算処理装置17を有し、そ
のバス18により、変復調装置11に接続した通信制御
装置12、保守管理データの記憶手段としての状態信号
入力装置13およびアナログ信号入力装置14、さらに
リードオンリメモリ(以下、ROMと略する)15およ
びランダムアクセスメモリ(以下、RAMと略する)1
6とが接続されてなる。ROM15には、後述する保守
管理データの収集処理ルーチンが格納され、RAM16
には、やはり後述する、子局10において収集された元
データをデータ処理して作成された保守管理データが格
納される。

【0032】以下、図1および図2を参照して、本実施
例のデータ処理、伝達系を、処理経過に即して説明す
る。

【0033】図1は、子局10での保守管理に必要な情
報収集および処理のフローを示し、同フローはあらかじ
め、ROM15に格納されたルーチンに従って実行され
る。図1において、保守管理項目19の各項目に応じた
元データ20は、状態信号入力装置13、アナログ信号
入力装置14を介して入力される。元データ20は、ル
ーチンに従って、演算処理装置17により演算処理さ
れ、かようにして保守管理項目19の各項目に応じた保
守管理データ21が作成される。作成された保守管理デ
ータ21はRAM16に格納される。

【0034】前記ルーチンは、異常発生時のカウントア
ップステップ、最大値および最小値の更新処理ステッ
プ、読み出し開始時のデータの初期化ステップ、重要故
障発生時における親局1への報告要求ステップ、等から
なる。また、データ処理の実行におけるカウント処理等
の付随的なデータは、処理の過程で随時、作成される。

【0035】次に、子局10にて収集、作成される保守
管理項目19について説明する。

【0036】本実施例においては、子局10の故障の前
兆を認定するため、子局10において以下に示す項目を
保守管理項目として特定し、各項目における異常現象の
有無により、子局10の故障の可能性を推定する。すな
わち、子局10において通常発生し得る故障の形態は、
きわめて例外的な場合を除き、以下の各項目のいずれか
に分類されるとの知見が得られた。

【0037】また、各保守管理項目に関する機器の品質
の劣化等、状態変化は、以下詳述するような出力異常の
原因となり、異常の発生を故障の前兆としてみなして、
故障の可能性を認定することができる。すなわち、各保
守管理項目について出力の状態変化を追跡すれば、出力
異常の有無を検出でき、さらに異常の検出に応じてその
内容を分析すれば、子局10の故障の推定、程度等を予
測することができることになる。

【0038】本実施例は、このような、保守管理項目の
特定、故障の原因およびその結果としての異常状態との
対応関係についての知見に基づき構成されたものであ
り、以下、保守管理項目19において、検出方式、有効
性等の詳細について具体的に説明する。なお、各項目に
おけるデータは、それぞれ個別に収集管理され、演算処
理される。

【0039】(1)キャリアディテクト(以下、CDと
略する)断のカウント:変復調装置11にCD断が発生
した場合、カウントする。一般に、伝送中にCD断とな
った場合は、応答が返信されないため、通常、再送処理
が実行される。それにより、CD断が、故障にはいたら
ない、一時的な回線のレベルダウン等の原因よるもので
あればその解消とともに復旧し、再送で送信良好とな
る。本カウント値が増える原因は、変復調装置11また
は伝送路9の品質において異常の可能性が認められ、す
なわち、通常時のカウント値を基準値としてあらかじめ
把握し、基準値と実際の検出値を比較する等、検出結果
を分析することにより、異常の有無、傾向を判断するこ
とができる。

【0040】(2)リトライカウント:子局10から送
信できなかった場合、リトライを実行した回数をカウン
トする。一般に、送信要求時、busy、回線異常等が
発生すると送信不能となり、その際、送信が実行される
まで再送要求が行われる。一時的な原因によるものであ
ればその解消とともに復旧し、すなわち、何回かの再送
要求で送信良好となる。本カウント値が増加する原因と
して、中央処理装置7のbusy発生、一時的な回線の
異常等が考えられるが、中央処理装置7の状況、回線の
混雑の状況は把握可能であり、それ等と照らして、検出
結果を分析、検討することにより、回線の異常の有無等
について判断することができる。

【0041】(3)冗長チェックカウント:子局10に
おいて、親局1からのデータを受信する場合に、パリテ
ィチェック、CRC(巡回冗長検査)を実行し、エラー
の回数をカウントする。一般に、CRCエラーとなった
場合、再送要求が行なわれ、一時的な原因によるもので
あればその解消とともに復旧し、再送で送信良好とな
る。本カウント値が増加する原因として、伝送回線のS
/N比低下等が考えられる。それで、通常時のカウント
値を基準値としてあらかじめ把握し、基準値と実際の検
出値を比較、分析すること等により、伝送回線の品質低
下等、異常の可能性を判断することができる。

【0042】(4)無応答カウント:子局10に、親局
1から一定時間以上、データが送信しない場合にカウン
トする。本カウント値が増加する原因として、伝送路9
の回線レベル低下、S/N比低下、中央処理装置7の一
時的なbusy発生等が考えられる。従って中央処理装
置7の状況等を把握し、それ等を参照して検出結果を比
較、分析すること等により、伝送路9の品質低下、異常
の可能性を判断することができる。

【0043】(5)電源データ:子局10における電源
装置22の電圧値を計測し、その最大値および最小値を
記憶する。電源装置22に異常がある場合、検出結果の
分析によって、異常の可能性、その傾向を判断すること
ができる。特に、平滑コンデンサ等の異常がある場合、
リップルが発生するため、その最大値および最小値、変
化率を監視することは有効である。

【0044】(6)アナログデジタル(以下、A/Dと
略する)変換器データ:A/D変換器23に基準電圧を
印加して、その出力の最大値および最小値を記憶する。
その検出結果により、A/D変換器23の精度がチェッ
クされ、また、A/D変換器または基準電圧を作る電源
装置の異常等を判断することができる。上記の各保守管
理項目におけるデータは、子局10のRAM16に格納
される。 次に、親局1におけるデータのフローを、親
局1および子局10間の通信系とともに説明する。

【0045】図2を参照して、親局1は、子局10で、
逐次、収集管理する保守管理データ21を、周期的に例
えば1日1回等、呼出し収集する。親局1において、中
央処理装置7等によって、保守管理データ21の上下限
値、変化率について逸脱の有無等がチェック、分析さ
れ、それにより、上記のようにして、子局10における
故障の前兆を判断するとともに、故障の可能性が認めら
れる場合には、推定故障をCRT2に表示する等して、
保守指令が発令される(データ処理の詳細については後
述する)。なお、子局10において、親局1へのデータ
転送完了時、各データの初期化を行い、次回に向けてデ
ータ収集を開始する。

【0046】中央処理装置7は、外部記憶装置5に記憶
された保守管理データ21の呼出処理ルーチンに基づい
て、周期的、あるいは所要に応じて随時、呼出要求を通
信制御装置3に出力する。この呼出要求は、変復調装置
4、伝送路9を介して子局10の変復調装置11に送ら
れ、通信制御装置12に入力される。

【0047】通信制御装置12に入力された呼出要求
は、ROM15に格納された処理ルーチンに従って演算
処理装置17に取込まれる。それにより、保守管理デー
タの送信処理ルーチンが起動され、RAM16から保守
管理データ21が読み出される。RAM16からの保守
管理データ21は、通信制御装置12、変復調装置11
から出力され、親局1側の変復調装置2、通信制御装置
3に伝達されて中央処理装置7に取り込まれる。

【0048】次に、保守管理データ21の作成、統計処
理の過程について説明し、親局1からの指令、情報に基
づく、子局10による保守管理データ21の作成、親局
1との通信、親局1における統計処理について詳述す
る。

【0049】親局1において、CRT2から入力され
た、子局10に向けの保守管理項目19に関する上下限
の基準となるデータ、変化率の基準となるデータは、外
部記憶装置5に格納され、通信制御装置3、変復調装置
4に出力され、伝送路9を介して、子局10側の変復調
装置11、通信制御装置12に伝達される。それから各
基準データは、ROM15に記憶された処理ルーチンに
従って演算処理装置17に取り込まれるとともに、RA
M16に格納される。なお、格納された基準データは、
中央処理装置7に返送されて照合され、確認が行われ
る。

【0050】演算処理装置17は、親局1からの保守管
理データ呼出要求に応じて、各保守管理項目毎に、基準
データと元データとを比較し、元データの上下限、変化
率について、逸脱の有無等をチェックする。逸脱が発見
されれば、発生時間と更新値をRAM16に記憶させ
る。このようにして、保守管理データ21が作成され、
RAM16に格納されることになる。

【0051】親局1から読み出し要求があると、演算処
理装置17は、データの現在値と更新値および更新時間
とを通信制御装置12に出力させる。この保守管理デー
タ21は、変復調装置11から出力され、伝送路9を介
して、親局1側の変復調装置4、通信制御装置3に入力
される。

【0052】子局10から送られた保守管理データ21
に対する親局1の対応について説明する。親局1では、
保守管理データ21に対し、以下詳述する統計処理を施
す。

【0053】すなわち、中央処理装置7は、変復調装置
4、通信制御装置3を経た保守管理データ21を、あら
かじめ記憶してある保守管理データの受信処理ルーチン
によって、データ内容に受信時間を示すデータを付加す
る等して、主記憶装置6における受信ファイルに一担、
格納させる。受信処理ルーチンは、統計処理ルーチンを
起動させて処理を終了する。統計処理ルーチンは、受信
処理ルーチンによる起動指示を受けると、主記憶装置6
の受信ファイルを読出しする。それから、一次処理、二
次処理、その他の処理等のデータ処理が実行される。

【0054】まず、保守管理データの一次処理について
説明すると、同処理は、子局10から送られてきた保守
管理データ21のみを分析し、それに基づき異常の有無
等を判断する処理であり、すなわち、主記憶装置6にお
ける保守管理データ21は、短期ファイルに記憶され、
また、上下限、変化率の逸脱の有無等が分析される。逸
脱が認められれば、推定される原因、対処方法等がCR
T2に表示される。

【0055】次に、保守管理データの二次処理につい
て、同処理は、子局10から送られてきた保守管理デー
タ21と、あらかじめ親局1側に蓄積されているデータ
とを分析し、総合的に判断する処理である。

【0056】図3は二次処理のルーチンを示し、同図に
おいて、iは各保守管理項目に付与された順序数を示
し、ステップ24においてルーチン内のiが初期化さ
れ、ステップ25において各保守管理項目が所定の順序
で特定される。次にステップ26において、定義データ
に従って、項目iについての、長周期(例えば過去1か
月)の上下限チェックの要否が検討される。チェックが
不要と判断されるとステップ28に、直接、進行する。
チェックが必要と判断されると、ステップ27におい
て、項目iのデータ内容が項目i毎に設定された、上
限、下限の基準データと比較され、逸脱の有無がチェッ
クされてからステップ28に進行する。

【0057】変化率(ここで、変化率とは、各項目毎に
選択される、例えば1か月間等の一定時間での変化量)
についても同様に処理される。すなわち、ステップ28
において、定義データに従って長周期の変化率チェック
の要否が検討され、チェックが不要と判断されるとステ
ップ30に、直接、進行する。チェックが必要と判断さ
れると、ステップ29において、項目iのデータ内容が
項目i毎に定義された変化率基準データと比較され、基
準データの範囲内にあるか、がチェックされる。基準デ
ータの範囲から逸脱する等、異常が発見されると、推定
される原因、対処方法等がCRT2に表示されてからス
テップ30に進行する。

【0058】上記の統計処理ルーチンに、ファイル管理
のためのデータ処理を含めてもよい。すなわち、例えば
1回/日の割合等で起動される処理において、短期およ
び/または長期ファイルの更新を実行可能としてもよ
い。また、保守員等による総合的判断を容易にするた
め、上記の統計処理ルーチン内にてマンマシン処理を行
わせてもよい。すなわち、CRT2によって起動され、
データが一定期間毎、各データ毎等の形式で短期または
長期ファイルから読み出されるとともに編集され、表、
グラフ等の形式に表現されてCRT2等に表示させるこ
とも可能である。

【0059】それ等の処理は、その他のチェック処理と
して、その要否がステップ30によって検討される。チ
ェックが不要と判断されるとステップ32に、直接、進
行する。チェックが必要と判断されると、ステップ31
において、その他のチェック処理が実行されてから、ス
テップ32に進行する。

【0060】このようにして、項目iに関し、各ステッ
プが実行されると、ステップ32において、iを検討
し、全項目について各ステップが実行されたか、が判断
される。全項目について各ステップが実行されていれ
ば、処理は終了し、未実行の項目があれば、ステップ2
5にバックされて、他の項目について、上記と同様に処
理が実行される。

【0061】

【発明の効果】以上のように、本発明によれば、遠方監
視制御装置の子局の保全のため、必要な保守管理項目を
特定できるとともに、それに基づき、子局において、必
要なデータを収集し、データ処理して記憶させることが
でき、さらに、親局において、子局から保守管理データ
を読み出して統計処理することが可能になる。それによ
り、子局の故障の推定を、システムダウンにいたる前
に、的確に行うことができるとともに、事前に故障の予
防保全を行うことができ、もって遠方監視制御装置の稼
働率を向上できる等の効果が奏される。

【図面の簡単な説明】

【図1】子局におけるデータ処理、伝達系を示すデータ
フロー図である。

【図2】親局におけるデータ処理、伝達系を示すデータ
フロー図である。

【図3】保守管理データ作成のための統計処理を示すフ
ローチャートである。

【図4】遠方監視制御装置の全体構成を示すブロック図
である。

【図5】従来の技術における子局のデータ処理、伝達系
を示すデータフロー図である。

【符号の説明】

1 親局 2 CRT 3 親局の通信制御装置 4 親局の変復調装置 5 外部記憶装置 6 主記憶装置 7 中央処理装置 8 バス 9 伝送路 10 子局 11 子局の変復調装置 12 子局の通信制御装置 13 状態信号入力装置 14 アナログ信号入力装置 15 ROM 16 RAM 17 演算処理装置 18 バス 19 保守管理項目 20 元データ 21 保守管理データ 22 子局の電源装置 23 子局のA/D変換器

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−201700(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04Q 9/00 - 9/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象機器の監視制御を実行する制御
    所装置と、該制御所装置から入力されたデータを処理
    し、制御指令を出力する中央制御所装置とを有する遠方
    監視制御装置において、前記制御所装置に、自己に係る
    伝送装置の状態と電源の品質状態とアナログデジタル変
    換器の作動状態とからなる項目の保守管理データの、全
    ておよび/またはそのいずれかをそれぞれ検出、収集す
    る手段を設け、前記中央制御所装置に、前記制御所装置
    から送られた前記保守管理データの全ておよび/または
    そのいずれかを記憶させる手段と、該記憶手段から前記
    保守管理データの全ておよび/またはそのいずれかを読
    み出してデータ処理し、前記制御対象機器の予防保全デ
    ータを算出する中央処理手段とを備えたことを特徴とす
    る遠方監視制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遠方監視制御装置にお
    いて、前記保守管理データの検出収集手段に、前記制御
    所装置に係る前記伝送装置の状態における、一時的な品
    質低下を示すデータを収集する手段を含めてなることを
    特徴とする遠方監視制御装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項のいずれか1項に記載の遠方
    監視制御装置において、前記中央制御所装置に、前記保
    守管理項目のそれぞれに関する、上下限および/または
    変化率についての基準データを記憶させてなり、前記制
    御所装置に前記中央制御所装置から出力された前記基準
    データをローディングするメモリと、前記メモリから前
    記基準データを読み出すとともに、前記基準データと前
    記保守管理項目の状態とを照合し、前記保守管理項目の
    状態が前記基準データの前記上下限および/または変化
    率から逸脱した場合に、保守管理データを収集するとと
    もに前回の前記保守管理データの最大値または最小値
    を、収集された保守管理データに更新して記憶する手段
    と、該更新値を前記中央制御所装置へ出力するデータに
    編集する処理手段とを備え、さらに、前記制御所装置の
    処理手段に、前記保守管理データの更新値を、前記基準
    データからの前記保守管理項目の逸脱時期を示す時間デ
    ータとともに記憶する手段と、前記保守管理データおよ
    び前記時間データを前記中央制御所装置に出力する手段
    とを含めたことを特徴とする遠方監視制御装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項のいずれか1項に記載の遠方
    監視制御装置において、前記保守管理データの検出収集
    手段は、伝送回線の送出レベルおよび受信レベルのデー
    タを検出収集する手段と、伝送回線の回線雑音のデータ
    を検出収集する手段と、子局での電源装置の電圧波形お
    よび電圧のデータを検出収集する手段と、アナログデジ
    タル変換装置精度の測定のデータを検出収集する手段
    と、を有することを特徴とする遠方監視制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618537U (ja) * 1992-08-14 1994-03-11 株式会社酒井機材製作所 二重床用パネル
JPH0618539U (ja) * 1992-08-14 1994-03-11 株式会社酒井機材製作所 二重床用高さレベル調整装置
US7531940B2 (en) 2004-08-26 2009-05-12 Shiseido Co., Ltd. Ion introducer employing piezoelectric bimorph element
KR101734612B1 (ko) * 2010-10-17 2017-05-11 시네론 메디컬 리미티드 개인용 피부 미용 치료를 위한 일회용 패치

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