JP3095623U - ペット用給餌容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 ペット用給餌容器の提供。 【解決手段】 本体１０を具え、それは少なくとも一つ
の餌入れ空間を具え、該餌入れ空間に餌、飲用水を入れ
ることができるペット用給餌容器において、該本体が内
壁１１と外壁１２を具え、該内壁が該餌入れ空間を形成
し、外壁が底部まで延伸されて底面が設けられ、該内壁
と該外壁間が収容空間とされ、該収容空間に装飾物２１
と少なくとも一種類の液体を入れることができ、該外壁
が透明材質で形成され、これにより、該液体がペット用
給餌容器の重量を増加することにより本体を安定させ、
且つ該装飾物が各種造形に形成され、ペットの注意を引
き食欲を増進させてペットに餌入れ空間内の餌を食べさ
せることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はペット用品に係り、さらに詳しくは、自分で液体を充填でき、変化と 重量を増加でき、ペットに対する吸引力を高めた一種のペット用給餌容器に関す る。

【０００２】

【従来の技術】

周知のとおり、ペットの飼育には忍耐と愛情が必要であり、一般にペット用給 餌容器は図１に示されるように、碗状の容器１とされ、容器１に収容空間２があ り、餌を該収容空間２内に入れて犬猫等のペットに与える。犬猫等の四つ足の動 物は、口で直接容器１から食べるため、容器１が移動しやすく食べにくくなった り、容器１を倒して床を汚すことがある。

【０００３】 且つ単調な容器１は犬猫の注意を引きにくいため、ある業者はペットフードを 骨形にしてペットの食欲を増進するようにしている。しかし、ペットフードの味 は単調で、食欲を失わせやすい。ゆえに犬猫の注意を引き、給餌が行えるペット 用給餌容器の提供が待たれている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は一種のペット用給餌容器を提供することを目的とし、それは、液体を 充填できる収容空間を提供し、ペットが食事する時に容器を安定させて移動を防 止し、ペットが食事し易いペット用給餌容器であるものとする。

【０００５】 本考案は一種のペット用給餌容器を提供することをもう一つの目的とし、それ は、ペットの注意を引き、食欲を増し、食用の機会を増加し、並びにペットの玩 具効果も具備し、外観を増加したペット用給餌容器であるものとする。

【０００６】 本考案は一種のペット用給餌容器を提供することをさらにもう一つの目的とし 、それは、消費者が自分で液体、装飾品をペット用給餌容器の収容空間内に入れ ることができ、ペットの注意を引くことができるペット用給餌容器であるものと する。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、本体を具え、該本体が少なくとも一つの餌入れ空間を具え 、該餌入れ空間に餌、飲用水を入れることができるペット用給餌容器において、 該本体が内壁と外壁を具え、該内壁が該餌入れ空間を形成し、外壁が底部まで延 伸されて底面に連接され、該内壁と該外壁の間に収容空間が形成され、該収容空 間に装飾物と少なくとも一種類の液体が入れられ、該外壁が透明材質で形成され 、これにより、該液体がペット用給餌容器の重量を増加して本体を安定させ、且 つ該装飾物が各種造形に形成されて、ペットの注意を引き食欲を増進させてペッ トに餌入れ空間内の餌を食べさせることを特徴とする、ペット用給餌容器として いる。 請求項２の考案は、請求項１に記載のペット用給餌容器において、本体の外壁 が上部から底部に外向きにその外径が漸次拡張されて底部の外径が大きくされ、 底面と内壁の底部の間にも収容空間が形成されたことを特徴とする、ペット用給 餌容器としている。 請求項３の考案は、請求項１に記載のペット用給餌容器において、底面と外壁 の結合後に弾性リングが套設され、弾性リングがパッドとして使用され、該底面 の所定の位置に孔が設けられて該弾性リングと該孔を塞ぐことのできるプラグが バンドで連結されたことを特徴とする、ペット用給餌容器としている。

【０００８】

【考案の実施の形態】

本考案は、本体を具え、それは少なくとも一つの餌入れ空間を具え、該餌入れ 空間に餌、飲用水を入れることができるペット用給餌容器において、該本体が内 壁と外壁を具え、該内壁が該餌入れ空間を形成し、外壁が底部まで延伸されて底 面が設けられ、該内壁と該外壁間が収容空間とされ、該収容空間に装飾物と少な くとも一種類の液体を入れることができ、該外壁が透明材質で形成され、これに より、該液体がペット用給餌容器の重量を増加することにより本体を安定させ、 且つ該装飾物が各種造形に形成され得て、ペットの注意を引き食欲を増進させて ペットに餌入れ空間内の餌を食べさせることを特徴とする。

【０００９】

【実施例】

本考案のペット用給餌容器は、図２、３、４に示されるように、本体１０を具 え、該本体１０が内壁１１と外壁１２を具え、該内壁が縦断面においてＵ形状を 呈して餌入れ空間１１１を形成して餌を入れるのに供され、外壁１２は上部から 底部に漸次拡大され、その外径が底部より漸次拡大され、底部に底面１３が連接 され、外壁１２と底面１３が高周波接合され、該外壁１２は透明材料で形成され （内壁１１と底面１３も透明状に形成可能である）、外壁１２と内壁１１の間及 び底面１３と内壁１１底部が、収容空間１４とされ（図３参照）、該収容空間１ ４に液体２０と装飾物２１を入れることができる。該装飾物２１は骨形状、魚形 、星形状等とされ、寸法は本体１０の体積により決定され、揺れる時に該装飾物 ２１が液体２０に伴い流動し、静止時に装飾物２１が底部に沈み、該底面１３に 孔１３１が設けられ、該孔１３１が底部よりプラグ１５で塞がれ、該プラグ１５ はプラスチック材料とされ、該プラグ１５に弾性リング１６が連結され、該弾性 リング１６が底面１３周辺と外壁１２下端に套設されてパッドとして使用され、 プラグ１５が弾性リング１６と同じ材質で形成されバンド１５１で弾性リング１ ６に連結され、プラグ１５抜き取り時の紛失を防止する。

【００１０】 以上の構造の本考案のペット用給餌容器は、組立時に、まず装飾物２１が収容 空間１４内に入れられ、その後、底面１３が外壁１２の底部に固着され、別に弾 性リング１６が底面１３外周と外壁１２下端に套設され、さらに底面１３の孔１ ３１より液体２０が収容空間１４内に充填され、液体２０の注入完了後に、該孔 １３１がプラグ１５で塞がれ、組立が完成する。

【００１１】

【考案の効果】

使用時、該本体１０の餌入れ空間１１１が餌を入れるのに供され、液体２０と 装飾物２１が外壁１２より透視できる。該液体２０の作用は以下の四つである。 １．本体１０重量を増し（装飾物２１と液体２０の重量が増加する）、本体１ ０の餌入れ空間１１１に餌を入れる時、本体１０の重量が増加することにより、 ペットが食事する時、本体１０が移動しにくく、その安定度が増し、ペットが食 事しやすく、該底面１３の増大と外壁１２の漸次拡張により、その重心が下がり 、本体１０が更に安定する。 ２．液体２０により装飾物２１が流動し、ペットが装飾物２１を見る時（装飾 物２１は犬の好きな骨の形或いは猫の好きな魚の形に形成できる）、その注意を 引き、餌入れ空間１１１内の餌を食べさせることができ、特に一般にペットは白 米を好まないが、白米と飼料を混合した場合も、ペットの注意をひいて食べさせ ることができる。 ３．本体１０に餌を入れない時、本体１０内の装飾物２１が、ペットが本体１ ０を動かすことで流動するため、ペット用玩具として使用できる。 ４．消費者が自分で収容空間１４内の液体を交換することができ、自分で液体 ２０の色を変えたり足らない液体を注入でき、消費者による変更に便利である。

【００１２】 該液体２０は一般には透明無色の液体を使用できるが、色付きの透明液体を使 用し、餌に色を反映させて、餌或いは飲用水の色を変化させてペットの注意を引 き、食欲を増加させることができる。また、二種類以上の液体、例えば油と水を 使用し、二種類の異なる色を上下二層に組み合わせることもできる。本考案は簡 単に製造できるが、犬、猫等のペット用給餌容器には未だ応用されておらず、且 つ進歩性と実用性を有している。

【００１３】 もし該収容空間１４に液体２０だけを充填し、装飾物２１を入れなくても、本 考案は同一或いは類似の機能を有する。

【００１４】 総合すると、本考案のペット用給餌容器は、新規性、実用性を有し、実用新案 登録の要件を具備している。

【図面の簡単な説明】

【図１】周知のペット用給餌容器の断面図である。

【図２】本考案の立体分解図である。

【図３】本考案の断面組合せ図である。

【図４】本考案の立体外観図である。

【符号の説明】

１０ 本体 １３ 底面 １５１ バンド １１ 内壁 １３１ 孔 １６ 弾性リング １１１ 餌入れ空間 １４ 収容空間 ２０ 液
体 １２ 外壁 １５ プラグ ２１ 装
飾物

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本体を具え、該本体が少なくとも一つの
   餌入れ空間を具え、該餌入れ空間に餌、飲用水を入れる
   ことができるペット用給餌容器において、該本体が内壁
   と外壁を具え、該内壁が該餌入れ空間を形成し、外壁が
   底部まで延伸されて底面に連接され、該内壁と該外壁の
   間に収容空間が形成され、該収容空間に装飾物と少なく
   とも一種類の液体が入れられ、該外壁が透明材質で形成
   され、これにより、該液体がペット用給餌容器の重量を
   増加して本体を安定させ、且つ該装飾物が各種造形に形
   成されて、ペットの注意を引き食欲を増進させてペット
   に餌入れ空間内の餌を食べさせることを特徴とする、ペ
   ット用給餌容器。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のペット用給餌容器にお
   いて、本体の外壁が上部から底部に外向きにその外径が
   漸次拡張されて底部の外径が大きくされ、底面と内壁の
   底部の間にも収容空間が形成されたことを特徴とする、
   ペット用給餌容器。
3. 【請求項３】 請求項１に記載のペット用給餌容器にお
   いて、底面と外壁の結合後に弾性リングが套設され、弾
   性リングがパッドとして使用され、該底面の所定の位置
   に孔が設けられて該弾性リングと該孔を塞ぐことのでき
   るプラグがバンドで連結されたことを特徴とする、ペッ
   ト用給餌容器。