JP3095230B2 - 仮撚紡績方法と該方法を実施するための装置 - Google Patents

仮撚紡績方法と該方法を実施するための装置

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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はドラフト装置、少なくとも1個の機械的仮撚
装置および引出しローラ対を用いて、1本のスライバと
して供給された紡績原料を仮撚加工する方法と該方法を
実施するための装置に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
前述の方法においては外側の繊維とコアーの繊維とを
少くとも幾分かは分離させることが必須であり、これに
より外側繊維は、加撚中のコアーの周囲にコアーの加撚
ピッチ角と異なるピッチ角で撚掛けすることができる。
Hans W Krause博士によるMelliand Textilberichte 198
7年1月号7〜11頁から知られる従来の紡績方法におい
ては、コアー繊維からの外側繊維の分離は撚挿入域にお
ける条件に少くともある程度はいつも影響を受ける。こ
の状況は仮撚紡績方法の各種態様に関連して添付図面に
参照して後で説明する。
本発明はより良い均一な品質を有する糸を製造する方
法と装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 本発明の目的は従来の技術に関する下記の説明との関
連で明らかにされよう。すなわち従来の技術の有する問
題点は、ドラフト装置、繊維案内要素、少なくとも1個
の機械的仮撚装置および一対の引出しローラを用いて、
1本のスライバとして供給された紡績原料を仮撚加工す
る方法において、ドラフト装置と仮撚装置間の第1ドラ
フト比、およびドラフト装置と一対の引出しローラ間の
第2ドラフト比を、第1ドラフト比が第2ドラフト比よ
りも大きいように設定し、前記ドラフト装置のフロント
ローラのニップラインと仮撚装置間に高い紡糸張力が生
成されて、仮撚されたスライバが少なくとも仮撚装置の
上流に配置された繊維案内要素と前記ニップラインとの
間の区間でらせん形状をとることが妨げられるようにし
たことを特徴とする紡績原料を仮撚加工する方法によっ
て解決される。本発明により安定した紡出用三角形が作
られる。すなわち紡出用三角形はフロントローラ対のニ
ップ線に沿って殆ど移動することがないので、外層量
は、撚付与に伴う影響を僅かでも受けることなしに、供
給繊維によって決定することができる。
このような方法における重要な事柄は、その後に生ず
る仮撚の解撚中に、外層繊維が少なくともある範囲で実
撚を有するように、外層繊維が仮撚されたコアー繊維の
周囲に巻付けられることである。この目的を達成するた
めに知られる全ての方法は単一な原理に基づいている。
それぞれの外側繊維は回転する糸に連結された一端を
有すると共に、それぞれの外側繊維の他の部分がブレー
キ作用を受けて、糸の回転が外側繊維を仮撚されたコア
ー繊維の周囲に巻き付けさせる。この方法の全ての変形
例が新規な紡績方法に利用するのに適している。
最初に、公知の従来の紡績方法を添付図面を参照して
詳述する。
第4図は米国特許第4 124972号によるエアージェット
紡績方法を示す。必要あればこの公報の記載を参照され
たい。
第4図において、参照番号10は紡績装置14へ繊維材料
12を供給するドラフト装置(図示せず)の一対のフロン
トローラのニップラインを示す。紡績装置14は案内部分
16、抑制部分18および撚挿入部分20から成る。撚挿入部
分20は加撚室22とその中に回転空気流を形成するための
複数の空気ノズルを有し、それによって繊維構造体24は
案内部分16内でそれ自身の長手軸線の周りに回転する。
加撚室22を出ると、繊維の回転は仮撚の原理に基づいて
大部分消去されて、実質的に無撚のコアー部分を形成す
る。コアーにかかった撚は、部分16,20における仮撚構
造体24の周囲に巻き付く外層繊維にコアー繊維のピッチ
と異なるピッチ角度で伝わる。引出しローラ28を出た後
も外側繊維はコアー繊維の周囲への巻付状態を維持し、
この外周繊維が引出ローラ28から引出される完成紡績糸
26の強度を決定する。
ドラフト装置によって供給される繊維材料12はニップ
ライン10において実質的に構成繊維が平行に並べられて
弱く凝集したスライバーである。紡出用三角形30の領域
において仮撚コアー部分の撚の伝播によって繊維は凝集
され密実な繊維構造体の形成が行われる。この繊維構造
体は紡出張力に耐えるのに充分な強度を有しなければな
らない。紡出用三角形30の条件を第6A図〜第6E図を参照
して以下より詳細に説明する。それらの説明の前にエア
ージェット紡績方法の他の変形例における紡出条件を第
5図を参照して説明する。第5図において第4図の例と
実質的に同様に作動する部分に対しては第4図と同じ参
照番号が付されている。
第5図に示した方法は米国再出願特許第31 705号の第
5図の説明に対応する。ドラフト装置(図示せず)のニ
ップライン10上の繊維材料12は、仮撚された糸の撚の伝
播によって、一体化されて繊維構造体24Aを形成する。
コアー部分の撚の形成は空気ノズルと加撚室34から成る
第1仮撚装置32により行われる。第5図に示した装置の
第1図に示した装置に対する相異は、空気ノズル(図示
せず)と加撚室38を有する第2仮撚装置36が第1仮撚装
置32とドラフト装置との間に配置されている点である。
第2仮撚装置36は第1仮撚装置32によって形成されるも
のと反対方向の撚を形成し、米国再出願特許第31 705号
公報に開示されているように、コアー部分の撚の全てが
紡出用三角形に伝播するのを抑制するよう働き、繊維構
造体を緩めることにより、外側繊維の形成を行う効果を
奏する。前記特許の説明によれば、第1仮撚装置32のこ
の作用は加撚室38内でバルーニングさせることによって
発生され、この目的のために、加撚室38の入口40と出口
42はバルーニングの節(ノード)を形成するように狭く
しなければならない。第2仮撚装置36の作用についての
この説明が完全に正確なものであるか否かをこゝで議論
する必要はない。
加撚室22および加撚室32における条件を最初に詳述す
る。米国特許第4 124972号の加撚室と米国再出願特許第
31 705号の加撚室は互いに同じではない。したがってこ
ゝでは同じ参照番号を用いていない。しかしながら、加
撚室と引出しローラ28間で糸26,26Aがスパイラル状を呈
するという作用については同一でなければならない。こ
のスパイラル運動がなければ糸のコアー部分の回転は生
ずることはなく、したがって紡出用三角形30までのコア
ー部分の撚の伝播は生ずることはない。
スパイラル運動を可能にするために、ニップライン10
と引出しローラ28間での繊維構造体中の張力を制限する
ことが必要である。この事実は例えばドイツ特許第2 04
2387号に開示されているように、比較的早くから認識さ
れている。仮撚紡績を用いるより新しい紡績方法におい
て、エアージェット撚挿入装置に代えて、例えばドイツ
特許第3437 343号およびドイツ特許第3639 031号に開示
されているように、機械的装置が用いられている。
このような方法において、コアー部分の撚の形成のた
めに繊維構造体における張力、すなわちトータルドラフ
トを制限する必要はない。しかしながら両方の方法にお
いて、紡出方向における主撚発生装置によるバルーニン
グの形成は依然必要である。バルーニングの形成は繊維
構造体中における張力の減少させることによってのみ可
能となり、そのためには後述のようにドラフト装置の下
流に配置される仮撚装置の入口を狭くしてバルーニング
により確実な節の形成が行われるような構成としなけれ
ばならない。
以上の作動に関連して、第6A〜6E図は第4図の装置に
おけるコアー部分上への外層繊維の付着がどのように行
われるかを示し、第7A及び7B図は第5図の装置において
繊維の付着がどのように行われるかを示す。第6A図にお
いて紡績装置の案内部材16、ニップライン10、繊維材料
12および紡出用三角形30が示される。案内部材16は第6B
図〜第6E図において省略されているが、第6A図〜第6E図
は同じ紡績装置における異なる時点の状況を示す。ドラ
フト装置がニップライン10で所定の幅で複数の繊維を供
給していると仮定する。複数の繊維12中の大部分の繊維
が紡出用三角形30内で仮撚が加えられたコアー部分中に
取り込まれる。後述の説明では、紡出部三角形からのエ
ッジ部繊維Fの離間は繊維の供給幅Sの右端で生ずると
仮定する。エッジ部繊維Fは吸引空気流Lによって、ス
パイラル状態で案内部材16の入口に入る。エッジ部繊維
Fの前端(又は頭部)Kが紡出部三角形の紡出方向にお
いて仮撚コアー部分を越えて案内されるように、案内部
材16は作られている。それから第6B図に示すように、エ
ッジ部繊維Fの前端Kは回転する繊維構造体に係合され
繊維構造体への巻付きが開始される。その際に米国特許
第4 124972号により詳細に開示されているように、この
エッジ部繊維(外側繊維)の他端はニップライン上に暫
定的に把持されている。その結果端繊維Fの未だコアー
部分に係合していない部分は、第6C図に示すように紡出
方向と反対方向に紡出部三角形に向けて移動する。この
挙動によってコアー部分の繊維のピッチ角と巻付き繊維
のピッチ角との間に必要とされる差が惹起せしめられ
る。巻付け挙動を詳細に説明するために、コアー部分の
回転は意図的に第6A図〜第6E図から省略されている。
最後にエッジ部繊維Fの尾端の部分は紡出用三角形中
に引き込まれコアー中に取り込まれるか(第6D図)、あ
るいは単にニップライン10から解放される。
もしエッジ部繊維Fが短かすぎることがなくて、ニッ
プラインから早すぎる時期に解放されることがない場合
には、エンジ部繊維Fに加えられた張力が、繊維構造体
24を第6A図に示す当初の供給幅Sにおける中央位置から
第6C図および第6D図に示すエッジ部繊維Fの依然把持中
の端部に向けた方向にずらす。その結果第6D図に示すよ
うに、紡出用三角形が非対称になる。この非対称が第6D
図に示すように、供給幅Sの左側端部にエッジ部繊維R
を形成するのに適した条件を紡出用三角形に与えるのに
役立つ。したがって、米国特許第4 124972号による方法
においては、繊維構造体24には第6E図に示すように、そ
の供給幅S両側方向への振動が与えられる。この振動、
すなわち左右動が、この種の方法においてエッジ部繊維
の生成のためにきわめて重要である。なおこのような紡
出用三角形の左右動は繊維構造体24の張力が小さいこと
に依存性がある。引出ローラ28より糸26に加わる張力
は、紡出用三角形又はその近傍での条件が損われること
がないように所定値を越えてはならない。
第5図に示した方法における条件は第4図に示した条
件とは明らかに異なり、第5図に示した方法では、第2
仮撚装置36の入口における絞り部40が紡出用三角形30の
頂点の振動を防止する。また、第5図で示されるタイプ
の装置において、回転するコアー部分まで移動されるエ
ッジ部繊維の自由端は又頭部は存在しない。第5図の装
置においては、第7A図で示すように、エッジ部繊維RFの
尾部は前もって紡出用三角形30の中に係合されている必
要があり、さもないと、この繊維はニップライン10を離
れる際に風綿として紡出中に失われることになる。第7B
図に示すように、エッジ部繊維RFの頭端部Kは繊維構造
体24Aの移動運動によって仮撚装置36の中へ引き込まれ
るようになっている必要がある。この仮撚装置36におい
て、フリーな繊維は通路壁面との摩擦によってドラフト
を受ける。圧縮空気を用いて渦巻空気流が仮撚装置の複
数の孔38を経て形成され、端繊維RF′の自由端を糸の進
行方向に偏向せしめる。そしてエッジ部繊維RF′は回転
するコアー部分の周りにコアー部分の回転方向と逆方向
で巻き付く。この場合では紡出用三角形30は安定してお
り、対称形に保たれる。このような条件は狭い入口40と
紡出用三角形30頂点に近い方の入口40の狭い近傍によっ
て作られる。
〔実施例〕
本発明による仮撚紡績方法およびその装置を、該装置
の一例を示す添付図面を参照して以下詳述する。
第1図に新規な紡績方法を実施するための装置の第1
実施例を示し、第2図にその第2実施例を示す。
実質的に同じ参照番号が第1図および第2図に示すそ
れぞれの装置の同一の要素に対して用いられる。紡績装
置50は主としてドラフト装置51、案内要素55、機械的加
撚要素58および一対の引出しローラ59から成る。ドラフ
ト装置51は一対のバックローラ52、エプロンタイプドラ
フト装置53および一対のフロントローラ54から構成され
る。第1図に示す装置において、案内要素55はファンネ
ル形状の入口とノズル通路56を具備したノズル55Aを有
する。横向きの複数の孔57Aがファンネル形状の入口の
終了点の直下に配置され、吸引用の負圧源(図示せず)
に連結されている。複数の傾斜孔57Bがノズル通路56の
絞り部56Aの下流に配置される。機械的加撚要素58は2
枚のディスク58Aから成り、この2枚のディスク58Aは平
行な平面で互いに重なり合う区域を有するように配置さ
れて互いに反対方向に回転可能である。その結果、2枚
のディスク58Aの間を通過するスライバーは第1図中で
斜線区域で摩擦によって回転して紡出されて糸61にな
る。第2図に示す装置50の案内要素55は連続した一方向
のノズル通路56を具備したノズル55Bを有し、このノズ
ル通路56に向けて傾斜して複数の孔57Bが設けられ、こ
の孔57Bは糸の移動方向に対して鈍角で交叉している。
第2図に示す装置の機械的加撚要素58は互いに反対方
向に走行する2枚のエプロン58Bから成り、このエプロ
ン58Bはエンドレスであって、2個のローラ(図示せ
ず)上で駆動される。2枚のエプロンの表面間を通過す
るスライバーは、第2図中で斜線を付した摩擦区域で回
転して張力が加えられる。実際の紡績区域における2つ
の主ドラフトはスライバ60がドラフト装置51の一対のフ
ロントローラ54を通過する時の速度VLに対する機械的加
撚要素58における速度VDの比であるドラフト比d1と、前
記速度VLに対する一対の引出しローラ59における糸速度
VAの比であるドラフト比d2である。2個のドラフト比に
ついてのd1:d2の比は一定のフロントローラ54のニップ
ラインと機械的加撚要素58間に高い紡糸張力が発生され
るように定められる。高い紡糸張力を与えることによ
り、スライバ60の紡出用三角形30(第3図)が一対のフ
ロントローラ54のニップラインに沿ってたとえあったと
しても極く僅かな範囲だけ振動するのにとゞまることを
確実にする。局所的に安定な紡出用三角形を形成させる
ことの利点は紡出条件の安定性への効果が明らかに期待
できることにある。ニップライン10中の長さSDを越えて
供給繊維の実質的に全が加撚されることになるコアー部
分に到達する。長さSDの外側に供給される繊維F1,F2
エッジ繊維、すなわち外側の巻付け繊維として用いられ
る。紡出用三角形30の近くに巻付け繊維が堆積するよう
に最適な条件が提供される。これらの最適な条件は、用
いられる特定な繊維材料の繊維長と、紡績装置における
ドラフト比d1とドラフト比d2間の比によって左右され
る。又案内要素55の通路56の入口とニップライン10間の
距離が、紡績されることになる原料繊維の平均繊維長の
60%から75%、より好ましくは68%から72%であると満
足される結果が得られることがわかっている。少なくと
も1.5CN/texの紡糸張力が発生するように、ドラフト比d
1が1より大きく且つドラフト比d2がほゞ1であると有
利である。紡出用三角形(第3図)の大きさ及び形状は
紡糸張力(糸張力)によって決定される。しかしエッジ
部繊維の数は、ドラフト装置から送出されるスライバの
全供給幅Bとは独立に決定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による新規な紡績方法を実施するための
装置の第1実施例を示す側面図であり、第2図は本発明
による新規な紡績方法を実施するための装置の第2実施
例を示す側面図であり、第3図は第1図および第2図に
示す新規な紡績方法における紡出用三角形の条件を説明
する正面図であり、第4図〜第7図は従来公知の仮撚紡
績方法を説明する図面であって、第4図は第1の仮撚紡
績方法における紡績条件を説明する図であり、第5図は
第2の仮撚紡績方法における紡績条件を説明する図であ
り、第6A図〜第6E図は第4図に示した第1の仮撚紡績方
法を用いる際の繊維の挙動を順を追ってそれぞれ説明す
る図であり、第7A図および第7B図は第5図に示した第2
の仮撚紡績方法を用いる際の複数の繊維の挙動を説明す
る図である。 10……ニップライン、30……紡出用三角形、 50……紡績装置(本発明)、51……ドラフト装置、 54……フロントローラ、55……案内要素、 58……機械的加撚要素、59……引出しローラ、 60……スライバ、61……糸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロルフ ビンデル スイス国,ツェーハー‐8352 レーテル シェン,シャウエンベルクシュトラーセ 710 (56)参考文献 特開 昭60−209026(JP,A) 特開 昭60−65123(JP,A) 特開 平1−168922(JP,A) 特公 昭61−8161(JP,B2)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラフト装置(51)、繊維案内要素(5
    5)、少なくとも1個の機械的仮撚装置(58)および一
    対の引出しローラ(59)を用いて、1本のスライバ(6
    0)として供給された紡績原料を仮撚加工する方法にお
    いて、 ドラフト装置(51)と仮撚装置(58)間の第1ドラフト
    比(d1)、およびドラフト装置(51)と一対の引出しロ
    ーラ(59)間の第2ドラフト比(d2)を、第1ドラフト
    比が第2ドラフト比よりも大きいように設定し、前記ド
    ラフト装置のフロントローラ(54)のニップライン(1
    0)と仮撚装置(58)間に高い紡糸張力が生成されて、
    仮撚されたスライバ(60)が少なくとも仮撚装置(58)
    の上流に配置された繊維案内要素(55)と前記ニップラ
    イン(10)との間の区間でらせん形状をとることが妨げ
    られるようにしたことを特徴とする紡績原料を仮撚加工
    する方法。
  2. 【請求項2】紡糸張力が少なくとも1.5CN/texであるよ
    うに、前記第1ドラフト比(d1)が1より大きく且つ第
    2ドラフト比(d2)がほゞ1であることを特徴とする請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記繊維案内要素(55)が撚生成ノズル
    (55A,55B)を有することを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  4. 【請求項4】前記撚生成ノズル(55A,55B)がファンネ
    ル形状の入口を有することを特徴とする請求項3記載の
    方法。
  5. 【請求項5】前記ファンネル形状の入口の下流側端部に
    絞り部(56A)が設けられ、絞り部(56A)がノズルの長
    手方向通路(56)の直径よりも実質的に小さい直径を有
    することを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】負圧源に連通する複数の横断孔(57A)が
    ファンネル形状の入口において前記絞り部の上流に配置
    されていることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】前記撚生成ノズル(55B)が円筒形貫通孔
    である一方向連続通路(56)を有し、該通路(56)内
    に、糸の進行方向に対して傾斜した角度で配置された複
    数の孔が設けられていることを特徴とする請求項3記載
    の方法。
  8. 【請求項8】前記撚生成ノズル(55A,55B)の通路(5
    6)の入口とトラフト装置の一対のフロントローラ(5
    4)のニップライン(10)間の距離が、紡績されること
    になるスライバ(60)の平均繊維長の60%から70%、よ
    り好ましくは68%から72%であることを特徴とする請求
    項3から7迄の何れか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】機械的仮撚装置(58)が2枚の互いに反対
    方向に回転するディスク(58A)を含んで成り、該2枚
    のディスク(58A)は糸の移動の方向に実質的に平行な
    平面に配置されて、摩擦域において互いにすれ合ってい
    ることを特徴とする請求項3から8迄の何れか1項に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】前記ディスク(58A)が弾性材料、好ま
    しくはポリウレタンで作られていることを特徴とする請
    求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】機械的仮撚装置(58)が2枚の交叉し且
    つ反対方向に駆動されたエプロン(58B)であり、該エ
    プロン(58B)は糸の走行方向に傾斜して配置され、紡
    績されることになるスライバ(60)が前記2本のエプロ
    ンの交叉する平面の間を通過することを特徴とする請求
    項3から8迄の何れか1項に記載の方法。
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