JP3092240U - 夜間或いは暗室照明機能を有する充電器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間或いは暗室照明機能を有する充電器の提
供。 【解決手段】 充電器本体の一側にプラグが設けられ、
内部に充電及び変圧整流機能を有する基板が設けられ、
本体のもう一側に透光のケースが設けられ、この部分の
内部に一つ或いは複数の発光ダイオードで組成された発
光装置及びホトセンシティブ抵抗が設けられ、本体末端
に分離可能な連接線が設けられ、該連接線末端にプラグ
が設けられて携帯電話に結合可能で、充電のプロセスを
行える。これにより、平常時に、直接本考案の充電器本
体を電源ソケットに挿入し、室内ライトが暗い時或いは
夜間に、ホトセンシティブ抵抗作用を透過し基板が発光
装置を制御して発光させ、ナイトランプとして使用さ
れ、携帯電話充電時に、直接連接線を本体末端に挿入し
並びに携帯電話と連結すれば、充電動作を行え、充電器
と照明の二重機能を具えている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の夜間或いは暗室照明機能を有する充電器に係り、特に、携帯電 話充電器及び夜間或いは暗室照明として使用されうる充電器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

図１に示されるのは、現在最も普及している携帯電話充電器であり、充電器本 体２１及び連接線２２を具え、該充電器本体２１の一側に電源プラグ２３が設け られ、内部に変圧整流及び充電機能を有する回路が設けられ、室内の１１０Ｖ或 いは２２０Ｖの交流電源を変圧整流して必要な電圧値の直流電源となし、さらに 連接線２２で携帯電話に連接され、充電作業を行う。携帯電話使用者は１日〜３ 日に一度は電池に充電する必要があり、使用率は頻繁であり、一般に消費者の多 くはこのような充電器を長時間室内電源コンセントに差し込んだままにしており 、使用する時に直接連接線を携帯電話に連接すれば充電できるようにし、充電完 了後に連接線部分を抜き取る。充電器本体は電源コンセントに差し込んだままと することで、重複して充電器を収納する煩わしさを減少するが、長時間電源コン セントに挿入された充電器はそのほかの用途を有していない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な目的は、夜間或いは暗室照明機能を有する充電器を提供するこ とにあり、それは充電器本体内部に一つ或いは複数の発光ダイオードで組成され た発光装置、及び一つのホトセンシティブ抵抗が設けられ、それが内部改良後の 基板により制御され、充電器が夜間或いは暗室照明機能を有するものとされ、す なわち、室内ライトが暗い時或いは夜間に、ホトセンシティブ抵抗作用を透過し て基板が該発光装置を制御して適時に発光させ、照明に供し、充電器本体が連接 線で携帯電話と連接される時、同時に充電及び夜間照明の動作を行え、充電器が 平常放置される時に夜間或いは暗室照明ランプとされ、製品が最大の機能を発揮 するものとされ、言い換えると、消費者が本考案の充電器を購入することにより 、別にナイトランプを購入するための支出を節約することができる充電器である 。

【０００４】 本考案の次の目的は、一種の、多種類の携帯電話に適用可能な充電器を提供す ることにある。伝統的な充電器は単一規格の携帯電話にのみ適用され、携帯電話 を交換する時、往々にして新たに充電器を購入しなければならない。科学技術の 進歩により、新型の携帯電話は消費者の購入意欲をかきたて、交換頻度も相当に 高くなっている。これはまた使用者が多くの充電器を所有することにつながり、 浪費を形成するだけでなく、置き場がないという問題も生じる。本考案の充電器 末端の連接線は分離式が採用され、使用者が不充電時にそれを抜き取ることがで き、すなわち使用者が携帯電話を交換する時、ただ新しい連接線に交換し、さら に本考案の充電器と組み合わせて使用すればよく、これにより、新たに充電器を 購入するための支出を減少でき、極めて市場での競争力を有するものとする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、夜間或いは暗室照明機能を有する充電器において、 充電器本体とされ、一側にプラグが設けられ、内部に充電及び変圧整流機能を 有する基板が設けられた、上記充電器本体と、 透光のケースとされ、充電器本体の一側に結合され、この部分の内部に一つ或 いは複数の発光ダイオードで組成された発光装置及び一つのホトセンシティブ抵 抗が設けられ、並びに該発光装置とホトセンシティブ抵抗が基板の制御を受ける 、上記透光のケースと、 連接線とされ、充電器本体の末端に結合され、もう一端に携帯電話に連接され るプラグが設けられた、上記連接線と、 を具えたことを特徴とする、夜間或いは暗室照明機能を有する充電器としてい るとしている。 請求項２の考案は、請求項１に記載の夜間或いは暗室照明機能を有する充電器 において、連接線と充電器本体が分離式とされ、並びに異なる規格の携帯電話に より適当するプラグの連接線が選択使用されることを特徴とする、夜間或いは暗 室照明機能を有する充電器としている。 請求項３の考案は、請求項１に記載の夜間或いは暗室照明機能を有する充電器 において、充電器本体のケース内に指示ランプが設けられ、携帯電話が充電時に 基板を透過して作動し発光し、充電作業が完成したか否かを表示することを特徴 とする、夜間或いは暗室照明機能を有する充電器としている。 請求項４の考案は、請求項３に記載の夜間或いは暗室照明機能を有する充電器 において、指示ランプが変色光を発生できる発光ダイオードとされたことを特徴 とする、夜間或いは暗室照明機能を有する充電器としている。 請求項５の考案は、請求項１に記載の夜間或いは暗室照明機能を有する充電器 において、発光装置の発光ダイオードが高輝度の発光ダイオードとされたことを 特徴とする、夜間或いは暗室照明機能を有する充電器としている。 請求項６の考案は、請求項１に記載の夜間或いは暗室照明機能を有する充電器 において、ケースに別に透光性が良好なレンズが設けられ、この部分の位置が充 電器本体内のホトセンシティブ抵抗の位置に対応し、該レンズが完全透明のレン ズとされるか、或いは円弧を有する凸レンズとされたことを特徴とする、夜間或 いは暗室照明機能を有する充電器としている。 請求項７の考案は、請求項１に記載の夜間或いは暗室照明機能を有する充電器 において、ホトセンシティブ抵抗外周が不透光の隔離カバーで被覆され、該ケー スのレンズの下方に円筒状のカバー体が設けられ、該カバー体が不透光或いは透 光性の低い材料で形成され、組立時にカバー体がホトセンシティブ抵抗の周囲に 設けられたことを特徴とする、夜間或いは暗室照明機能を有する充電器としてい る。

【０００６】

【考案の実施の形態】

図２、３は本考案の夜間或いは暗室照明機能を有する充電器の斜視図及び分解 斜視図である。該充電器本体１内部には、充電及び変圧整流機能を有する基板１ １（関係回路、電子装置構造は図３中の長方形体Ａを以て表示し、詳細には抵抗 或いはコンデンサ等を書き出していない）、該充電器本体１の底部には電源プラ グ１２が設けられ、末端に連接線１３が設けられて、室内の電源コンセントに挿 入でき、基板１１の変圧整流後に、充電時に必要な電圧を提供し、さらに連接線 １３と携帯電話が結合され、充電を行う。本考案の主要な改良の部分は、充電器 本体１の上面に透光のケース１４が設けられ、それに対応する充電器本体１内の 、基板１１の上面に一つ或いは複数の発光ダイオード１５１で組成された発光装 置１５、及びホトセンシティブ抵抗１６が設けられ、両者がいずれも基板１１の 制御を受け、該ホトセンシティブ抵抗１６が室内光線の強弱に感応し、室内光線 が比較的強い時、例えば日中或いはランプが点いている時は、その感応を透過し さらに基板１１の作動により発光装置１５の発光ダイオード１５１が動作停止し （発光停止）、反対に、夜間或いはランプが暗い時は、該発光ダイオード１５１ が発光し、本考案の充電器本体１が充電器とナイトランプの二重機能を具備する ものとされている。

【０００７】 ケース１４は透光の材料で製造され、それ自身は霧面とされるか、或いはケー ス内面がダイアモンド面の不規則状を呈し、投射する光線を柔和とするか或いは 比較的良好な輝度を有するものとする。このほか、ケース１４に別に透光性が良 好なレンズ１４１が設けられ、この部分の位置はホトセンシティブ抵抗１６の位 置に対応し、該レンズ１４１は完全に透明なレンズとされるか、或いは円弧を有 する凸レンズとされ、ホトセンシティブ抵抗１６に良好な敏感度を持たせる。こ のほか、発光ダイオード１５１の輝度がホトセンシティブ抵抗１６の作動と感応 に影響するのを防止するため、その外周は不透光の隔離カバー１６１で被覆され 、わずかに上方の開口が保留され、ケース１４のレンズ１４１の下方に略円筒状 のカバー体１４２が設けられ、該カバー体１４２も不透光或いは透光性が低い物 質で形成され、組立時に、該カバー体１４２がホトセンシティブ抵抗１６の周囲 に置かれ、これによりホトセンシティブ抵抗がわずかに外界環境の光線強度に反 応するものとされ、発光ダイオードの光線輝度の影響を受けないものとされてい る。

【０００８】 該充電器本体１内の基板１１上部の発光装置１５は複数の高輝度の発光ダイオ ード１５１で組成され、その数量は使用者が選択する発光ダイオードの等級によ り定められる。このほか、基板１１の上部に指示ランプ１７を増設してもよく、 この指示ランプは好ましくは異なる色を発生する変色発光ダイオードとされ、充 電器本体１が充電中は基板１１の制御により緑色を発生し、充電完成後に赤光を 発生し、使用者に充電の進行プロセスを了解させる。

【０００９】 本考案の充電器本体１の末端の連接線１３は分離式が採用され、充電器本体１ 末端にジャック１８が設けられ、該連接線１３の一端にプラグ１３１が設けられ 、両者がクイック結合及び分離可能とされるが、図中にはわずかに本考案のその うちの一つの実施例が示され、この結合方式は本考案の実施範囲を限定するもの ではない。該連接線１３の別端にプラグ１３２が設けられ、このプラグ１３２の 形状及び規格は使用者の使用する携帯電話により定められる。ゆえに、図中に示 される単一形状に限定されるわけではない。ゆえに使用者が携帯電話を交換する 時は、対応するプラグ１３２を具えた連接線１３に交換すればよく、全体の充電 器を淘汰するわけではないため、新たに購入するための支出を減少でき、また本 考案の充電器の適用範囲を広げることができる。

【００１０】

【考案の効果】

総合すると、本考案の夜間或いは暗室照明機能を有する充電器は、平常時には 直接充電器本体１が室内の電源コンセントに挿入され、室内光線が比較的強い時 、例えば日中或いはライトが点いている時は、そのホトセンシティブ抵抗１６の 感応を透過してさらに基板１１の作動により発光装置１５の発光ダイオード１５ １が発光を停止させられ、反対に、夜間或いは照明が暗い時は、該発光ダイオー ド１５１が駆動されて発光し、本考案の充電器本体１がナイトランプとして使用 され、携帯電話に充電が必要な時は、直接連接線１３を充電器本体１末端に挿入 し並びに携帯電話と連接すれば、充電器としての使用に変換でき、この時、なお も照明機能を有し、最大の機能を発揮し、極めて便利で実用的である。

【００１１】 以上の実施例は本考案の実施範囲を限定するものではなく、本考案に基づきな しうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする 。

【図面の簡単な説明】

【図１】周知の携帯型携帯電話充電器の斜視図である。

【図２】本考案の斜視図である。

【図３】本考案の分解斜視図である。

【符号の説明】

１ 充電器本体 １１ 基板 １２ プラグ １３ 連接線 １３１ プラグ １３２ プラグ １４ ケース １４１ レンズ １４２ カバー体 １５ 発光装置 １５１ 発光ダイオード １６ ホトセンシティブ抵抗 １６１ 隔離カバー １７ 指示ランプ １８ ジャック ２１ 充電器本体 ２２ 連接線 ２３ プラグ

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 夜間或いは暗室照明機能を有する充電器
   において、 充電器本体とされ、一側にプラグが設けられ、内部に充
   電及び変圧整流機能を有する基板が設けられた、上記充
   電器本体と、 透光のケースとされ、充電器本体の一側に結合され、こ
   の部分の内部に一つ或いは複数の発光ダイオードで組成
   された発光装置及び一つのホトセンシティブ抵抗が設け
   られ、並びに該発光装置とホトセンシティブ抵抗が基板
   の制御を受ける、上記透光のケースと、 連接線とされ、充電器本体の末端に結合され、もう一端
   に携帯電話に連接されるプラグが設けられた、上記連接
   線と、を具えたことを特徴とする、夜間或いは暗室照明
   機能を有する充電器。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の夜間或いは暗室照明機
   能を有する充電器において、連接線と充電器本体が分離
   式とされ、並びに異なる規格の携帯電話により適当する
   プラグの連接線が選択使用されることを特徴とする、夜
   間或いは暗室照明機能を有する充電器。
3. 【請求項３】 請求項１に記載の夜間或いは暗室照明機
   能を有する充電器において、充電器本体のケース内に指
   示ランプが設けられ、携帯電話が充電時に基板を透過し
   て作動し発光し、充電作業が完成したか否かを表示する
   ことを特徴とする、夜間或いは暗室照明機能を有する充
   電器。
4. 【請求項４】 請求項３に記載の夜間或いは暗室照明機
   能を有する充電器において、指示ランプが変色光を発生
   できる発光ダイオードとされたことを特徴とする、夜間
   或いは暗室照明機能を有する充電器。
5. 【請求項５】 請求項１に記載の夜間或いは暗室照明機
   能を有する充電器において、発光装置の発光ダイオード
   が高輝度の発光ダイオードとされたことを特徴とする、
   夜間或いは暗室照明機能を有する充電器。
6. 【請求項６】 請求項１に記載の夜間或いは暗室照明機
   能を有する充電器において、ケースに別に透光性が良好
   なレンズが設けられ、この部分の位置が充電器本体内の
   ホトセンシティブ抵抗の位置に対応し、該レンズが完全
   透明のレンズとされるか、或いは円弧を有する凸レンズ
   とされたことを特徴とする、夜間或いは暗室照明機能を
   有する充電器。
7. 【請求項７】 請求項１に記載の夜間或いは暗室照明機
   能を有する充電器において、ホトセンシティブ抵抗外周
   が不透光の隔離カバーで被覆され、該ケースのレンズの
   下方に円筒状のカバー体が設けられ、該カバー体が不透
   光或いは透光性の低い材料で形成され、組立時にカバー
   体がホトセンシティブ抵抗の周囲に設けられたことを特
   徴とする、夜間或いは暗室照明機能を有する充電器。