JP3090943B2 - 音声合成装置 - Google Patents

音声合成装置

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JP3090943B2 JP02309474A JP30947490A JP3090943B2 JP 3090943 B2 JP3090943 B2 JP 3090943B2 JP 02309474 A JP02309474 A JP 02309474A JP 30947490 A JP30947490 A JP 30947490A JP 3090943 B2 JP3090943 B2 JP 3090943B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音声合成装置に関するものである。
従来の技術 この種の音声合成装置は、文章を入力して音声を合成
するものであるが、例えば、第3図の処理構成で実現さ
れる。
音声合成すべき原文は、キーボード等の入力部1によ
って入力される。そして、略号・記号・数字処理部2
で、その原文中の略号・記号・数字が文字に変換され
る。
次に、形態素分解処理部3で、単語を構成する意味の
ある最小単位である形態素の辞書とのマッチングによ
り、前記文中の文字列を形態素に分解する。
そして、構文解析部4により、前記文を句・単語に分
解し、発音記号生成部5で、前記文字列を分解した形態
素と前記辞書にあるその発音記号を用い、前記単語の発
音記号を生成する。この時、形態素と形態素の繋ぎ合わ
せが不自然にならないように調整する。また、形態素に
分解できない前記単語は、1文字づつ発音記号を生成す
る。
次に、この発音記号の文は、音響効果パラメータ付与
部6で、前記文に単語間の休止時間であるポーズ、各音
素の発声継続時間、発声音の高さを決定する基本周波数
を付与される。
さらに、音声合成パラメータ生成部7で、前記発音記
号と前記ポーズ・発声継続時間・基本周波数により音声
合成パラメータを生成し、音声合成部8で、前記音声合
成パラメータにより音声を合成する。
発明が解決しようとする課題 ところで、近年、コンピュータ利用技術の発展によ
り、このような音声合成装置が多くの電子機器で利用さ
れるようになってきている。
しかしながら、例えば、コンピュータディスプレイ上
に表示された複数画面のテキストを、その表示画面切り
替えタイミングに応じて音声合成する等、他のデバイス
の動作に同期して音声を合成出力したい場合があるが、
このような利用形態では、従来の音声合成装置ではその
原理上適切な合成ができなかった。
すなわち、従来の音声合成装置は文の解析を行なった
結果だけで音声合成を行なう装置であるため、他のデバ
イスの動作に同期して音声合成させることを目指すと、
文の途中で分断した文を入力しなければならず、その文
を音声合成すると解析誤りを生じ、合成が不完全となる
という課題がある。
このように、各種デバイスの動作に同期して運用され
る音声合成装置が必要とされる機能は、マウス・キーポ
ード等による利用者の入力などの外部入力に対し同期を
とって音声を合成する機能であり、そのためには、外部
入力により音声合成する文の任意の位置で合成音声の音
響効果を制御する装置が必要である。
以上のような状況に鑑み、本発明は、外部入力により
文の任意の位置で合成音声の音響効果を制御できる音声
合成装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、音声合成する文に、マウス入力などの外部
入力に同期させる点に対応して、合成音の制御を行なう
ための制御パラメータが付与された文を、合成のための
原文として入力する原文入力手段と、原文を前記制御パ
ラメータ及び制御パラメータを含まない文に分解する分
解手段と、制御パラメータを含まない文を言語処理し
て、その文に対応する発音記号を生成する発音記号生成
手段と、その生成された発音記号に音響効果パラメータ
を付与するとともに、制御パラメータを同期点に対応し
て付与するパラメータ付与手段と、外部入力を入力する
外部入力手段と、外部入力、制御パラメータ、音響効果
パラメータ及び発音記号により音声合成パラメータを生
成する音声合成パラメータ生成手段と、音声合成パラメ
ータにより音声合成する音声合成手段とを備えた音声合
成装置である。
作用 本発明によれば、外部入力により音響効果パラメータ
を制御する制御パラメータを任意の位置に記述した文を
原文とすることにより、原文の任意の位置で音響パラメ
ータを制御することができる。このことにより、文の任
意の位置で合成音声の音響効果を制御でき、各種デバイ
スの動作に同期して音声合成できる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第2図は本発明の音声合成装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
原文入力手段21は、音声合成する文に、マウスなどの
外部入力に同期させる点に対応して合成音の制御を行な
うための制御パラメータが付与された原文を入力する手
段である。
次に、分解手段22は、前記原文を前記制御パラメータ
と前記制御パラメータを含まない文に分解する手段であ
る。
発音記号生成手段23は、前記制御パラメータを含まな
い文を言語処理して、その文に対応する発音記号を生成
する手段である。
パラメータ付与手段24は、前記発音記号に音響効果パ
ラメータと、前記制御パラメータを前記同期点に対応し
て、付与するパラメータ付与手段である。
外部入力手段25は、キーボードからのキー信号を入力
する手段である。
このようにして得られた、発音記号、音響効果パラメ
ータと制御パラメータ及び外部入力信号に基づき、音響
効果パラメータ制御部26において、前記外部入力と前記
制御パラメータにより前記音響効果パラメータを制御
し、音声合成パラメータ生成部27において、前記発音記
号とその制御された音響効果パラメータにより音声合成
パラメータを生成するようになっている。なお、音響効
果パラメータ制御部26と、音声合成パラメータ生成部27
とで、音声合成パラメータ生成手段を構成している。
音声合成手段28は、前記音声合成パラメータにより音
声合成する手段である。
次に、第1図の音声合成装置の具体的な一実施例とし
て、コンピュータ利用者のマウス・キーボード入力に同
期して音声合成を行う場合を例に取って、上記実施例の
動作を説明する。
まず、第2図の31で示す文([Mouse Click]This is
a pen.[Key Press]This is a desk)を原文入力手段
21で、入力する。ここで、[マウスクリック(Mouse Cl
ick)]はマウスの入力に対する制御パラメータ、また
[キープレス(Key Press)]はキー入力に対する制御
パラメータを表わす。
次に、この31の文を、分解手段22で32の文と制御パラ
メータに分解する。
そして、この32の文を発音記号生成手段23で、33の発
音記号に変換する。
そして、パラメータ付与手段24で、33の発音記号にポ
ーズ・発声継続時間・基本周波数の音響結果パラメータ
と、前記制御パラメータを付与した、34の文を生成す
る。
そこで、外部から入力信号があると、外部入力がマウ
ス入力の場合は、例えば、マウス入力に対する制御パラ
メータ[マウスクリック(MouseClick)]の位置から音
声合成を開始し、次の制御パラメータが記述されている
ところまでの文を、音声合成する。また、外部入力がキ
ー入力の場合は、例えば、キー入力に対する制御パラメ
ータ[キープレス(Key Press)]が記述されていると
ころから、音声合成を開始し、最後まで音声を合成す
る。このように、外部入力に同期して、音声を合成させ
ることが出来る。
なお、本発明の外部入力は、上記実施例ではマウスや
キーボードからの信号であったが、ディスプレイ装置の
画面切り替わり信号など、任意の外部入力信号であって
よいことはいうまでもない。
また、本発明の各手段は、通常コンピュータを利用し
て、ソフトウェア的に実現されるが、各々の機能を有す
る専用のハード回路を利用して実現してもよい。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、入力文の任意
の位置に含まれる制御パラメータにより、任意の位置で
音響パラメータを制御することができる。すなわち、入
力文の任意の位置で合成音声の音響効果を制御すること
により利用者の意図に沿った音声を合成することが可能
であり、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の音声合成装置の概略を示すブロック
図、第2図は同音声合成装置の一実施例の動作を示すフ
ローチャート、第3図は従来の音声合成装置の概略を示
すブロック図である。 21……原文入力手段、22……分解手段、23……発音記号
生成手段、24……パラメータ付与手段、25……外部入力
手段、26……音響効果パラメータ制御部、27……音声合
成パラメータ生成部、28……音声合成手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−290014(JP,A) 特開 平1−119822(JP,A) 特開 平1−194024(JP,A) 特公 平3−13598(JP,B2) 特公 平4−20995(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 13/00 G10L 13/08 G06F 3/16 330 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声合成する文に、マウス入力などの外部
    入力に同期させる点に対応して、合成音の制御を行なう
    ための制御パラメータが付与された文を、合成のための
    原文として入力する原文入力手段と、前記原文を前記制
    御パラメータ及び前記制御パラメータを含まない文に分
    解する分解手段と、前記制御パラメータを含まない文を
    言語処理して、その文に対応する発音記号を生成する発
    音記号生成手段と、その生成された発音記号に音響効果
    パラメータを付与するとともに、前記制御パラメータを
    前記同期点に対応して付与するパラメータ付与手段と、
    前記外部入力を入力する外部入力手段と、前記外部入
    力、前記制御パラメータ、前記音響効果パラメータ及び
    前記発音記号により音声合成パラメータを生成する音声
    合成パラメータ生成手段と、前記音声合成パラメータに
    より音声合成する音声合成手段とを備えたことを特徴と
    する音声合成装置。
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