JP3090917U - 蓋付きチロリ - Google Patents

蓋付きチロリ

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JP3090917U
JP3090917U JP2002003808U JP2002003808U JP3090917U JP 3090917 U JP3090917 U JP 3090917U JP 2002003808 U JP2002003808 U JP 2002003808U JP 2002003808 U JP2002003808 U JP 2002003808U JP 3090917 U JP3090917 U JP 3090917U
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tilori
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清 根岸
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株式会社サンシン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 芳香を逃がさず、更に気密性を有した蓋付き
チロリにおいて、チロリ内が負圧となった時に簡単にチ
ロリ蓋が開けられるチロリを提供する。 【解決手段】チロリ蓋2の円周にゴムの弾性で固着させ
たシールリング4がチロリ本体1の注ぎ口Dの下部に設
けられた平坦面Cに全周にわたってチロリ蓋2の重みで
接触してなり、チロリ内の気密を保ち、おかん中に日本
酒本来の芳香が逃げるのを防ぐ。また、温度が下がりチ
ロリ内が負圧になりチロリ蓋2は開きにくくなった時で
も取っ手3を握った手の人差指でチロリ蓋2に設けた指
掛けEを取っ手3の方へ引くことによりチロリ本体1の
割り溝Aに固定されたヒンジピン5にチロリ蓋2のヒン
ジピン嵌合溝Bに設けられた傾斜面Fが当たりチロリ蓋
2は上方に持ち上がり気密が開放され負圧が解消しチロ
リ蓋を簡単に開けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本考案は日本酒等を湯鍋や湯槽等に浸しておかんする(温める)器(チロリ) に係わるものであり、詳しくはチロリ本体(1)の割り溝(A)に固定されたヒ ンジピン(5)にヒンジピン嵌合溝(B)を有したチロリ蓋(2)を嵌合したチ ロリに関するものである。 【0002】 【従来の技術】 従来、この種のチロリは図2に示すように蓋が容易にできる構造ではなく、且 つチロリに気密性を持たせる機能を有していないのが一般的である。 このようなチロリでは、日本酒本来の芳香、例えば吟醸香がついた日本酒等に おいて、これらをおかんすると香りが逃げ、その香りを充分に楽しむことは困難 であった。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 上述のように従来技術で日本酒本来の芳香を逃がさずにおかんすることは極め て困難であった。 更に、気密性を持たせた本考案の蓋付きチロリにおいて、おかん後にチロリ内 の温度が下がるとチロリ内は負圧となりチロリ蓋(2)が開けにくくなる。 本考案は、従来の技術の有する芳香が逃げるという問題点に鑑みるとともにチ ロリ蓋(2)を提案するものであり、その目的とするところは、チロリで日本酒 本来の芳香を逃がさずにおかんすることであり、更に気密性を有した蓋付きチロ リにおいて、何らかの事情でチロリ内が負圧となった時でも簡単にチロリ蓋(2 )が開くようにすることである。 【0004】 【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案におけるチロリは図1に示すようにチロリ 蓋(2)に固着させたシールリング(4)がチロリ本体(1)の注ぎ口(D)の 下部に設けられた平坦面(C)に全周にわたってチロリ蓋(2)の重さで接触し てなる。 また、図3に示すようにチロリ本体(1)の割り溝(A)に固定されたヒンジピ ン(5)にヒンジピン嵌合溝(B)で嵌合するチロリ蓋(2)を矢印方向に移動 することによりヒンジピン嵌合溝(B)に設けられた傾斜面(F)に沿ってチロ リ蓋(2)は上方に持ち上がり気密が開放されチロリ内の負圧は解消し図4のよ うにチロリ蓋(2)は容易に開けることの出来るものである。 【0005】 【作用】 考案したチロリはチロリ蓋(2)の円周に固着させたシールリング(4)がチ ロリ本体(1)に設けられた平坦面(C)に全周にわたってチロリ蓋(2)の重 さで接触してなり、チロリ内の気密を保ち、おかん中に日本酒本来の芳香が逃げ るのを防ぐものである。 また、チロリ蓋(2)をしたままの状態でおかん後チロリ内の温度が下がると チロリ内が負圧になりチロリ蓋(2)は開きにくくなる。その時でも図3に示す ように取っ手(3)を握った手の人差指でチロリ蓋(2)に設けた指掛け(E) を取っ手(3)の方へ引くことによりチロリ本体(1)の割り溝(A)に固定さ れたヒンジピン(5)にチロリ蓋(2)のヒンジピン嵌合溝(B)に設けられた 傾斜面(F)が当たりチロリ蓋(2)は上方に持ち上がりシール部が解放され負 圧が解消されチロリ蓋(2)は図4のように容易に開けることができる。 【0006】 【実施例】 実施例について図面を参照して説明する。 図1においてチロリ本体(1)は、錫や銅のような熱伝導率のよい材料を用い コップ状に形成されている。 更に詳しくは、チロリ本体(1)開口部の一部には、肉厚部(G)を形成し取 っ手(3)がサラ小ネジ(6)で取り付けられるとともにその肉厚部(G)の上 部にはヒンジピン(5)を固定するための割り溝(A)を設けてなり、更に肉厚 部(G)の反対側にはチロリ内の日本酒等を他の器に注ぐための注ぎ口(D)が 形成され、またチロリ本体(1)の開口部には全周にわたって気密性を良くする ために滑らかな平坦面(C)が設けられてなる。 【0007】 また、チロリ蓋(2)はチロリ本体(1)の平坦面(C)に全周で接触する位 置にシールリング(4)がゴムの弾性で固着されてなり、またチロリ蓋(2)を 開けるための指掛け(E)が突出して設けられるとともに、図3に示すようにチ ロリ本体(1)の割り溝(A)に固定されたヒンジピン(5)に嵌合する傾斜面 (F)を有するヒンジピン嵌合溝(B)有している。 更に図3、図4に示すようにチロリ内が負圧になった時チロリ蓋(2)を取っ 手(3)の方向へ移動すると傾斜面(F)は固定されたヒンジピン(5)に当た りチロリ蓋(2)は上方へ持ち上がりチロリの気密は解放され負圧は解消し、図 4のようにチロリ蓋(2)は開きチロリ内の日本酒を他の器に注ぐことが出来る 。 【0008】 【考案の効果】 本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 シールリング(4)を固着させたチロリ蓋(2)をチロリ本体(1)の平坦面 (C)にチロリ蓋(2)の重さで密着させることによりチロリ内の気密を保つこ とができるため本考案のチロリを使えば日本酒本来の芳香を逃がさずにおかんす ることができるようになった。 更に、何らかの事情(チロリ内の温度が下がる等)でチロリ内が負圧となった 時でも、図3に示すように取っ手(3)を握った手の人差指でチロリ蓋(2)の 指掛け(E)を引っかけ取っ手(3)側へ引けばチロリ蓋(2)のヒンジピン嵌 合溝(B)に設けられた傾斜面(F)はチロリ本体(1)の割り溝(A)に固定 されたヒンジピン(5)に当たりチロリ蓋(2)は上方へ持ち上がりチロリ内の 気密は解放され負圧は解消し、チロリ蓋(2)は簡単に図4のように開けること が出来るようになった。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の一実施例を示す断面構造図である 【図2】従来チロリの断面構造図である 【図3】本考案のヒンジピン(5)と嵌合する溝(B)
の詳細図である 【図4】本考案のチロリ蓋(2)を開けた状態図である 【符号の説明】 1 チロリ本体 2 チロリ蓋 3 取っ手 4 シールリング 5 ヒンジピン 6 サラ小ネジ A 割り溝 B ヒンジピン嵌合溝 C 平坦面 D 注ぎ口 E 指掛け F 傾斜面

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】コップ状のチロリ本体(1)に取っ手
    (3)を取り付け、更にチロリ本体(1)に設けられた
    割り溝(A)にヒンジピン(5)を固定し、そのヒンジ
    ピン(5)にチロリ蓋(2)のヒンジピン嵌合溝(B)
    を嵌合してなるチロリ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009014378A1 (en) * 2007-07-24 2009-01-29 Chan Woo Nam Airtight container easy to open or close

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