JP3089720U - 耳垢吸引器 - Google Patents

耳垢吸引器

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JP3089720U JP2002002533U JP2002002533U JP3089720U JP 3089720 U JP3089720 U JP 3089720U JP 2002002533 U JP2002002533 U JP 2002002533U JP 2002002533 U JP2002002533 U JP 2002002533U JP 3089720 U JP3089720 U JP 3089720U
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正 本岡
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株式会社サンファミリー
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 集塵ケース自体の取外しが可能で洗浄が簡単
容易であり、且つ使用状態における安全性が高く、ノズ
ル吸引力の強弱を適宜調整し得る使用便宜な耳垢吸引器
を提供する。 【解決手段】 吸引器本体1と、ノズル24を備えた集
塵ケース2とから成り、集塵ケース2は吸引器本体1に
対し回動可能で且つ脱着可能に配備され、集塵ケース2
を使用状態へ回動させるときファン駆動電源が自動的に
オンすると共に、集塵ケース2に設けた吸引オンオフ用
窓孔4を塞ぐときノズル24の吸引動作がオンすること
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、外耳道にノズルを挿入して耳垢、汚れなどの塵芥を吸い取るのに 使用される耳垢吸引器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来の耳垢吸引器を示す断面図である。 この耳垢吸引器は、吸引器本体(中空ケース体)61と、ノズル66aを備えた 椀状キャップ66とから成る。キャップ66は、吸引器本体61の上部正面部6 1aに対し脱着可能に取付られている。
【0003】 前記吸引器本体61の内部には、電源電池62、モータ63とファン64が内 装され、電源スイッチ67は外部に露出配備してある。また、吸引器本体61の 上部正面部61aには、ノズル66aと連通する窓孔61bが開設され、この窓 孔61b枠にメッシュシート65の枠体65aが嵌脱可能に嵌着配備してある。
【0004】 使用に際しては、ノズル66aの先端部を耳穴(外耳道)に挿入し、電源スイ ッチ67をオンする。これにより、モータ63が駆動、ファン64が回転するこ とで、ノズル66aにより耳垢が吸引される。
【0005】 そして、吸引された耳垢(塵芥)はキャップ66と、本体上部正面部61a( 窓孔61bの周囲外壁面)と、メッシュシート65とで構成されるゴミチャンバ ー(集塵空間部)に集められる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の耳垢吸引器は、キャップ66を取り外すと、本体61の連通窓孔61b が露出する。この窓孔61bの内側(本体61内)には、水に弱い電気機器が配 備してある。このため、ゴミチャンバーを清掃する際に、チャンバーの一方を構 成する本体正面部61aが水洗いできず非衛生的である等の不利がある。
【0007】 また、ゴミチャンバーの他方を構成するキャップ66、メッシュシート65は 、本体61から取外して洗浄したのち、再び本体61に取付ける必要があり、こ の作業が極めて煩瑣であり、清掃効率が悪い不利があった。
【0008】 更に、従来の耳垢吸引器では、キャップのノズルが吸引器本体より大きく外方 へ水平状に突出した状態にある。この固定構造のために、商品包装形態が大きく なる許かりでなく、不使用時においてノズルにものが当たって毀損する等の不利 があった。
【0009】 また、従来の耳垢吸引器では電源スイッチ69が吸引器本体61の外面に付設 され、電源スイッチをオンすることで、直ちに吸引動作が開始する構造となって いる。従って、仮に吸引作業中に誤ってノズル61a先端が外耳道の奥の鼓膜に 吸着する等の事故が発生するとき、使用者が慌てると電源スイッチのオフに手間 取り(吸引動作が停止せず)、極めて危険である等の不利があった。
【0010】 この考案は、以上のような課題を解消させ、集塵ケース自体の取外しが可能で 洗浄が簡単容易であり、且つ使用状態における安全性が高く使用便宜な耳垢吸引 器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成させるために、この考案の耳垢吸引器では、次のような構成と している。 耳垢吸引器は、吸引器本体と、ノズルを備えた集塵ケースとから成り、集塵ケ ースは吸引器本体に対し脱着可能に配備されていることを特徴としている。
【0012】 このような構成を有する耳垢吸引器では、ゴミチャンバーである集塵ケースが 、吸引器本体とは別体であり、脱着可能に取付け配備されている。 従って、吸引器本体にはゴミ(耳垢などの塵)は付着しないから清掃が不要で あると共に、集塵ケースは水洗いが可能であり洗浄が簡単容易に実行し得る。
【0013】 また、集塵ケースは吸引器本体に対し回動可能である。従って、ノズルが大き く外方へ突出する使用状態から、集塵ケースを回動させることで、不使用時にノ ズルを吸引器本体に対し平行状に変位させ得、コンパクトに収納できる。
【0014】 更に、この耳垢吸引器には外部に露出する電源スイッチが存在しない。 つまり、不使用時(ノズルが垂下状態時)には、電源がオフで、使用時(ノズル が所定角度上向き状態となるとき)に、自動的に電源がオンするように設定して ある。
【0015】 また、集塵ケースの適所には、外部と連通する吸引オンオフ用の窓孔が開設さ れている。従って、「電源がオン・窓孔閉成状態」においてのみノズルの吸引動 作が実現される。
【0016】 従って、仮に吸引作業中にノズル先端が鼓膜を吸着する等の事故が発生した状 態において、窓孔を塞いでいた指腹をその窓孔から離すだけで、ノズル先端が鼓 膜から容易に離れる。従って、電源がオン状態であっても使用時の安全性が確保 される。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案に係る耳垢吸引器の具体的な実施の形態を説明する 。 図1は、実施の形態の耳垢吸引器を示す斜視図である。 耳垢吸引器は、吸引器本体1と、吸引器本体1の上面に対し脱着可能で且つ回動 可能に配備された集塵ケース2とから構成される。そして、この吸引器本体1と 集塵ケース2との間には、電源オンオフ手段3が配備されると共に、集塵ケース 2の適所には吸引オフオフ用窓孔4が配備されている。
【0018】 吸引器本体1は、所定厚みを有する中空平板状の筺体で、内部に電源電池14 と、モータ16とファン17とが電気的に配備してある。この吸引器本体1の上 面11は、内方向へ凹む弯曲面に形成され、面内に連通用窓孔(メッシュ13を 備えた)11aが開口してある。また、この弯曲上面11には、後述する電源オ ンオフ手段3の接点操作棒31の上端部が臨出している。
【0019】 更に、弯曲上面11には、本体1の両側面から連続状に起立する立上がり壁1 2a、12aが突設され、この立上がり壁12aと、その面内に設けられた係合 受け部(凹部)12bとで後述する集塵ケース取付け手段12を構成している。
【0020】 上記集塵ケース2は、一定長さのノズル24を突設した中空円板状のケース体 (ゴミチャンバー)である。図5で示すように、このゴミチャンバー2は一対の 半体21a、21bがヒンジ21cを介して連続され、突き合わせ面21dで分 離可能となっている。
【0021】 図1及び図4で示すように、集塵ケース2の両側板23、23には、係合突部 (凸部)23a、23aが設けられ、この係合凸部23aが前記係合受け部(凹 部)12bに内嵌することで、集塵ケース2が本体1の弯曲上面11に脱着可能 、且つ回転可能に取付られる。
【0022】 また、集塵ケース2は図2及び図3で示すように、一方の半体21aにノズル 24が連続状に突設され、他方の半体21bにはノズル24の基部寄りに吸引オ フオフ用窓孔4と、不使用時に本体1の連通用窓孔11aに連通する連通孔25 とが設けてある。そして、この連通孔25及び吸引オンオフ用窓孔4には、メッ シュシート26、41がそれぞれ取付けられている。
【0023】 前記電源オフオフ用手段3は、図2及び図3で示すように、接点操作棒31と 、この操作棒31を上方へ付勢するバネ(固定板35に一端が止着されたコイル バネ)32と、操作棒31の上方移動を規制するストッパ板36と、電源電池1 4に電気的に接続する固定端子15a、可動端子15bとから成る。
【0024】 この固定端子15aと可動端子15bとは、常態において(不使用時において )一定距離開いて上下方向に配置されている。そして、一定長さを有する接点操 作棒31の下端部は、僅かな隙間を開いて可動端子15b上に位置し、上端部は 弯曲上面11上に臨出し、且つ半体21aの周壁面22に設けられた溝条33に 嵌まっている。
【0025】 一方、半体21bの連通孔部25寄りの突き合わせ面21d側には、押え膨出 部34が設けられている。この押え膨出部34は、図3で示すようにノズル24 が一定角度上向く使用状態となったとき、接点操作棒31の上端部31aをバネ 32に抗して下方へ押圧して電気導通状態とする。
【0026】 このような構成を有する耳垢吸引器では、図2で示すように、常態(不使用時 )においては、ノズル24が垂下状で吸引器本体1と平行状となるように集塵ケ ース2が回動変位させてある。従って、ノズル24は本体1より外方へ突出せず 、コンパクトに収納、且つ搬送し得、ノズル24が毀損する虞れがない。
【0027】 この不使用状態において、連通用窓孔11aと連通孔25は連通せず、本体1 と集塵ケース2は連通しない。また、バネ付勢される操作棒31の上端は、溝条 33に嵌合吸収され、可動端子15bは不動、つまり電源はオフ状態にある。
【0028】 耳垢を吸引する際は、図3で示すように集塵ケース2を仰角、つまりノズル2 4が所定角度上向きとなるように回動させる。これにより、連通用窓孔11aと 連通孔25が連通すると共に、操作棒31の上端31aが押え膨出部34により 下方へ押圧される。
【0029】 この結果、操作棒31がバネ32に抗して押し下げられ、可動端子15bが下 降変位して固定端子15aと接触し電気導通する。これにより、モータ16、フ ァン17が駆動する。
【0030】 しかし、この時点においては、いまだ吸引オフオフ用窓孔4は開放されている 。従って、ファン17の吸引動作により、外気がオンオフ用窓孔4から本体1側 へ流入するため、ノズル24の吸引作用は殆どない。つまり、ファン駆動電源は オンであっても吸引動作はオフとなっている。
【0031】 従って、ノズル(取り換え用軟質チューブ24aを嵌着したノズル)24を、 耳穴Yに挿入する操作も極めて安全に実行できる許かりでなく、耳穴Yへのノズ ルの挿入に不安がなく落ち着いて実施できる(図6参照)。
【0032】 ここにおいて、吸引器本体1を把持する手指の腹で、吸引オフオフ用窓孔4を 塞ぐとき、この窓孔4からの外気の流入がなくなると同時に、ノズル24先端か らの吸引が開始する。つまり指の腹で窓孔4を塞ぐことで吸引動作がオンする。
【0033】 従って、窓孔4の塞ぎ度合いを適宜加減することで、ノズル吸引動作の強弱を 選択し得る作用効果がある。仮に、外耳道の奥の鼓膜にノズル24先端が吸着す る事故が発生した場合においても、窓孔4から指をずらし完全開放するだけでノ ズル吸引力は「0」に近くなり、容易に鼓膜の吸着が開放される。
【0034】 耳垢の吸引操作が完全に終了した時点において、図4で示すように、集塵ケー ス2を吸引器本体1から取り外すことで、集塵ケース2は図5で示すように、二 つの半体21a、21bに分離させ得、完全な水洗いが容易に実行できる。
【0035】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、吸引器本体に対し集塵ケースを回動可能且つ脱 着可能に配備することとしたから、耳垢は集塵ケースにのみ収容され吸引器本体 は清掃の必要がない許かりでなく、集塵ケースは水洗いが可能であり洗浄の容易 性と衛生性が向上する。
【0036】 また、吸引器本体に対し集塵ケースを回動させることで、ノズルが外方向へ突 出せず、コンパクトに収納し得ると共に、従来のように不使用時に突出するノズ ルが毀損する等の不利が解消される。
【0037】 更に、集塵ケースを使用状態に回動させるだけで、電源オンオフ手段がオンし 、且つ吸引オンオフ用窓孔を塞ぐことで吸引動作がオンすることとしたから、耳 垢の吸引操作が極めて安全である許かりでなく、窓孔の塞ぎ状態を加減すること で、吸引力の強弱を選択し得る等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の耳垢吸引器を示す斜視図であ
る。
【図2】 耳垢吸引器の不使用状態を示す断面図であ
る。
【図3】 耳垢吸引器の使用状態を示す断面図である。
【図4】 耳垢吸引器の側面状態を示す断面図である。
【図5】 集塵ケースの二つの半体に分離させた状態を
示す参考図である。
【図6】 耳垢吸引器を耳穴に挿入する状態を示す参考
図である。
【図7】 従来の耳垢吸引器を示す断面図である。
【符号の説明】
1 吸引器本体 2 集塵ケース 3 電源オンオフ手段 4 吸引オンオフ用窓孔 11 弯曲上面 11a 連通用窓孔 12 取付手段 12a 立上がり壁 12b 係合凹み部 15a 固定端子 15b 可動端子 23a 係合凸部 24 ノズル 25 連通孔 31 接点操作棒 32 バネ 33 溝条 34 押え膨出部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引器本体と、ノズルを備えた集塵ケー
    スとから成り、集塵ケースは吸引器本体に対し回動可能
    で且つ脱着可能に配備され、集塵ケースを使用状態に回
    動させるとき吸引器本体内のファン駆動電源がオンする
    一方、上記集塵ケースの適所に吸引オンオフ用窓孔を開
    設し、この吸引オンオフ用窓孔を閉成するときノズルの
    吸引動作がオンするように設定したことを特徴とする耳
    垢吸引器。
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