JP3088981U - 組立ハンガー用薄板及びハンガー - Google Patents

組立ハンガー用薄板及びハンガー

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英典 水本
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株式会社ナガイパッケージ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 この考案は、構造簡単、組立容易で型取り良
好な組立ハンガー用薄板及びハンガーに関する。 【解決手段】 この考案は、ベース板1の左縁に折目2
を介して掛止溝付の掛止片3を連設し、ベース板の右縁
に折目5を介してカバー板6を連設し、該カバー板にバ
ンド片16を片持状に切り出すと共に、カバー板の自由
端に前記掛止片と掛止する止片6dを連設し、前記ベー
ス板の上縁に折目13を介してフック片14を連設し、
その折目部にフック15の基部を固定したことを特徴と
する組立ハンガー用薄板により目的を達成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、薄板の型取りが経済的であり、かつ組立により、堅固な衣服掛け を得ることを目的とした組立ハンガー用薄板及びハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来簡易ハンガーとしては、合成樹脂成型物、組立式紙ハンガーなどが多数提 案され、使用されている。
【0003】
【考案により解決しようとする課題】
前記において、組立ハンガーは、組立に手間が掛かったり、強度上問題を生じ たり、又は型取りが不経済になる問題点があり、苦心するところである。
【0004】 従来、組立容易ならば強度上問題があり、強度を十分にすると、材料が多く必 要となって型取りが不経済になるなどの問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ベース板の一側に比較的長いカバー板を設けると共に、該カバー 板から掛止片を切り出し、前記ベース板の上部にフック片を連設することにより 前記従来の問題点を解決したのである。
【0006】 即ち、この考案は、ベース板の左縁に折目を介して掛止溝付の掛止片を連設し 、ベース板の右縁に折目を介してカバー板を連設し、該カバー板にバンド片を片 持状に切り出すと共に、カバー板の自由端に、前記掛止片と掛止する止片を連設 し、前記ベース板の上縁に折目を介してフック片を連設し、その折目部にフック の基部を固定したことを特徴とする組立ハンガー用薄板であり、ベース板の左縁 に折目を介して掛止溝付の掛止片を連設し、ベース板の右縁に折目を介してカバ ー板を連設し、該カバー板にバンド片を片持状に切り出すと共に、カバー板の自 由端に、前記掛止片と掛止する止片を連設し、前記ベース板の上縁に折目を介し てフック片を連設し、その折目部にフックを設けたことを特徴とする組立ハンガ ー用薄板である。また、他の考案は、ベース板の右縁に折目を介してカバー板を 連設し、該カバー板は、前記折目に直角に上下部分に切断し、下部カバー板には 取付け側へ折目を設けると共に、自由端側へ2本の折目を平行に設けて、側片と 、掛止片とし、前記下部カバー板と平行な上部カバー板には、基部側に2本の折 目を設けると共に、自由端側へ2本の折目を設けて側片と掛止片を設ける。前記 ベース板の上縁に2本の折目を介し側片挿入片を連設したことを特徴とする組立 ハンガー用薄板である。
【0007】 また、他の考案は、背板となるベース板の上部にフックを設けたフック片を突 設し、中間部に前記ベース板を背面とする矩形筒を設け、該矩形筒の前板たるカ バー板から、衣服などを挟着掛止するバンド片を片持状に切り出し形成し、該バ ンド片の自由端を前記矩形筒の一側壁に掛止したことを特徴とする組立ハンガー であり、ベース板に連設したカバー板をコ字状に屈曲して矩形筒とし、該矩形筒 のカバー板に一側を連結した掛止片を切り出し、前記ベース板の上部にフック付 のフック片を連設したことを特徴とする組立ハンガーである。
【0008】 前記薄板の材質は、紙板、加工紙又は合成樹脂板であって、衣服の重量に耐え 、吊下げ中に衣服の重量で掛止がとけたり、フックが破損したりすることのない 材質ならば使用することができる。
【0009】 前記におけるフックは、フック片から切り出すか、別製のフックを固定する。 また、カバー片及びフック片には商標その他の表示をすると共に、掛止片の切り 出した孔から、衣服を見ることができるので、衣服の展示効果を向上させること ができる。
【0010】 この考案は展示(又は吊下げ)時に衣服を一定の形状に保持すること、及び十 分の観察スペースを有することが条件であって、敢えて露出部を設ける必要はな い。
【0011】 前記におけるフック片は、フックを連設するために二重にして補強すると共に 、フックを固定し易くしてあるが、敢えて二重にする必要はない。
【0012】 また、ベース板とカバー板とによって、矩形筒を形成しているが、図4のよう にカバー板を弧状に形成することもできる。
【0013】
【考案の実施の形態】
この考案は、ベース板の一側に掛止片を連設し、他側にカバー板を連設し、上 部にフック片を連設すると共に、カバー板からバンド片を切り出した組立ハンガ ー用薄板である。
【0014】 また、ベース板の上部にフック付フック片を突設し、中間部にベース板を背面 とする矩形筒を設け、該矩形筒の前板たるカバー板からバンド片を片持状に切り 出し、バンド片の自由端を矩形筒の一側壁に掛止した組立ハンガーである。
【0015】 前記ハンガーの材質は、紙板、合成樹脂板又は加工紙などが考えられるが、強 靱な薄板ならば採用することができる。
【0016】
【実施例1】 この考案の実施例を図1に基づいて説明する。べース板1の左縁に折目2を介 して掛止片3を連設し、掛止片3は折目4によって側片3aと屈曲片3bとに分 かれ、屈曲片3bと、側片3dに掛止溝11、12が夫々設けてある。
【0017】 前記ベース板1の右縁に折目5を介してカバー板6を連設し、カバー板6は折 目7、8、9により側板6a、6b、前板6c、舌片6dに分割されている。
【0018】 前記ベース板1の上縁には、折目13を介してフック片14が連設され、フッ ク片14の折目13の中央部にフック片15の基部15aが貫通固着してある。 また、前記カバー板6から片持状の掛止片16を切り出して(折目5側連結)、 組立ハンガー用薄板10を構成した。前記ベース板1は合成樹脂薄板であって、 強靱であるからハンガーとして複数回再使用することができる。
【0019】 この考案の組立ハンガー用薄板10は、大型板に必要な文字・図形などを印刷 後、図1のように打板成形して成形し、これを多数枚梱包して、衣服業者に渡さ れ(又は販売業者に渡され)、衣服業者(又は販売業者)が衣服と共に組み立て て陳列(展示)する。
【0020】
【実施例2】 この考案の組立ハンガー用薄板10を用いてハンガーを組み立てるには、図2 中バンド片16の掛止端16aを掛止溝11へ挿入掛止し、衣服17の一側17 aを折り曲げてバンド片16に掛け、ついで衣服17の他側17bをバンド片1 6上へ折り曲げてから、カバー板6を前記衣服17上へ被せ、カバー板6の舌片 6dを掛止溝12へ挿入掛止すれば、衣服17を緊密に保持することができる。
【0021】 前記実施例において、図3はカバー板6を矩形筒状に屈折形成したが、各折目 で曲げることなく、図4のように弧状に被着することもできる。要は、内包する 衣服17へカバー板を密に被着し、カバー板の掛止により衣服を保定すればよい ことになる。
【0022】 前記実施例においては、フック15を別製とし、フック片の折目部を挿通して 固定したが、フック片から片持状に切り出してフック15を形成することもでき る(図4中鎖線図示15a)。
【0023】
【実施例3】 この考案の他の実施例を図5に基づいて説明する。ベース板20の右側に、折 目18を介してカバー板19a、19bを上下に連設し、上部のカバー板19a の基部に2本の折目21、22を小間隔で設けると共に、先端部に2本の折目2 3、24を小間隔で設け、側片25、26、27と掛止片28を設ける。
【0024】 下部のカバー板19bは、基部に1本の折目29を設け、自由端に2本の折目 30、31を設けて、側片32、33と掛止片34とを連設する。
【0025】 前記ベース板20の上縁に、折目35、36を所定間隔で設け、側片37と挿 入片38を連設し、前記ベース板20の左側部の上下に、前記掛止片28、34 の突片28a、34aと掛止する切り込み41、42を設けて、この考案の組立 ハンガー用薄板40を構成した。図中39は、側片37に設けたフック孔、43 は下部のカバー板19bのカット部である。
【0026】 前記実施例の組立ハンガー用薄板40は、例えばシャツ44の首部内にベース 板20を挿入し、シャツを1/3に折り曲げて、中間部を上部のカバー板19a で押さえ(図7)、下を下部のカバー板19bで押さえて全体を保定すれば、図 8(a)のように包装掛止することができる。
【0027】
【考案の効果】
この考案の組立ハンガー用薄板によれば、各折目に沿って屈曲し、掛止片と掛 止溝との掛止によって、衣服の包装吊下用ハンガーを組み立てることができる効 果がある。また、ベース板の一方へカバー板を連設すると共に、バンド片を切り 出すようにしたので、型取りよく、経済的組立ハンガーを得ることができる。
【0028】 また、衣服を矩形筒状に保持すると共に、カバー板を被着したので、衣服の露 出度を大きく取り、かつ十分の強度を持って保持展示・吊下げできる効果がある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の平面図。
【図2】同じく組立中途の斜視図。
【図3】同じく使用状態の斜視図。
【図4】同じく実施例の斜視図。
【図5】同じく他の実施例の平面図。
【図6】同じく使用状態においてシャツを畳む前の斜視
図。
【図7】同じくシャツを畳みカバー板を一部被着した斜
視図。
【図8】(a) 同じく包装完成の斜視図。 (b) 同じくシャツの折畳を示す側面の説明図。
【符号の説明】
1 ベース板 2、4、5、7、8、9、13 折目 3 掛止片 6 カバー片 10 組立ハンガー用薄板 14 フック片 15 フック 16 バンド片 19a、19b カバー板 20 ベース板 21、22、23、24、29、36、31 折目 28、34 掛止片 38 挿入片 40 組立ハンガー用薄板

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース板の左縁に折目を介して掛止溝付
    の掛止片を連設し、ベース板の右縁に折目を介してカバ
    ー板を連設し、該カバー板にバンド片を片持状に切り出
    すと共に、カバー板の自由端に、前記掛止片と掛止する
    止片を連設し、前記ベース板の上縁に折目を介してフッ
    ク片を連設し、その折目部にフックの基部を固定したこ
    とを特徴とする組立ハンガー用薄板。
  2. 【請求項2】 ベース板の左縁に折目を介して掛止溝付
    の掛止片を連設し、ベース板の右縁に折目を介してカバ
    ー板を連設し、該カバー板にバンド片を片持状に切り出
    すと共に、カバー板の自由端に、前記掛止片と掛止する
    止片を連設し、前記ベース板の上縁に折目を介してフッ
    ク片を連設し、その折目部にフックを設けたことを特徴
    とする組立ハンガー用薄板。
  3. 【請求項3】 ベース板の右縁に折目を介してカバー板
    を連設し、該カバー板は、前記折目に直角に上下部分に
    切断し、下部カバー板には取付け側へ折目を設けると共
    に、自由端側へ2本の折目を平行に設けて、側片と、掛
    止片とし、前記下部カバー板と平行な上部カバー板に
    は、基部側に2本の折目を設けると共に、自由端側へ2
    本の折目を設けて側片と掛止片を設ける。前記ベース板
    の上縁に2本の折目を介し側片挿入片を連設したことを
    特徴とする組立ハンガー用薄板。
  4. 【請求項4】 背板となるベース板の上部にフックを設
    けたフック片を突設し、中間部に前記ベース板を背面と
    する矩形筒を設け、該矩形筒の前板たるカバー板から、
    衣服などを挟着掛止するバンド片を片持状に切り出し形
    成し、該バンド片の自由端を前記矩形筒の一側壁に掛止
    したことを特徴とする組立ハンガー。
  5. 【請求項5】 ベース板に連設したカバー板をコ字状に
    屈曲して矩形筒とし、該矩形筒のカバー板に一側を連結
    した掛止片を切り出し、前記ベース板の上部にフック付
    のフック片を連設したことを特徴とする組立ハンガー。
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