JP3080595B2 - 基板検査装置および基板検査方法 - Google Patents

基板検査装置および基板検査方法

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JP3080595B2
JP3080595B2 JP09046114A JP4611497A JP3080595B2 JP 3080595 B2 JP3080595 B2 JP 3080595B2 JP 09046114 A JP09046114 A JP 09046114A JP 4611497 A JP4611497 A JP 4611497A JP 3080595 B2 JP3080595 B2 JP 3080595B2
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は基板検査装置およ
び基板検査方法に関し、特に、基板に形成された配線の
導通状態の検査に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】プリント基板に形成されたプ
リントパターンの導通/非導通等を検査する方法とし
て、プリントパターンの両端にそれぞれプローブ(検査
針)を当てる方法が知られている。両プローブ間に電圧
を与えたとき所定の電流が流れるか否かを調べることに
より、プリントパターンの導通状態を検査することがで
きる。
【0003】しかし、この方法は、隣接するプリントパ
ターンの端部相互が極めて近接して配置されているファ
インピッチのパッド部等に適用することが困難である。
すなわち、ファインピッチに対応するプローブは一般に
高価であるうえ、検査の際、基板とプローブとの高精度
の位置合わせ技術が要求される。また、パッドにプロー
ブを当てるため、パッドに傷を付けるおそれがある。
【0004】このような問題を解決する検査方法とし
て、プローブの替りに異方性導電ゴムを用いる方法があ
る(特開昭61−62877参照)。この方法によれ
ば、高価なファインピッチ対応のプローブを用いること
なく、また、パッドに傷を付けることなく、ファインピ
ッチのパッド部を有するプリントパターンの導通状態を
検査することができる。
【0005】しかし、異方性導電ゴム2を使用する方法
では、図14に示すように、パッド4の周りに、パッド
4の上面4aよりも高い上面6aを有するレジスト6が
あるような場合には、基板8に異方性導電ゴム2を押し
つけても、異方性導電ゴム2の下面2aとパッド4の上
面4aとが当接しないことがある。このため、検査に際
し接触不良を起こすおそれがある。
【0006】このような問題を解決する方法として、非
接触センサーを用いる方法がある(特開平4−2449
76、特開昭58−38874参照)。このような方法
によれば、パッドの周りにレジストがあるような場合で
あっても、パッドと当該センサーとの間で信号の授受が
可能となる。
【0007】たとえば、特開平4−244976に表わ
されている方法においては、図15Aに示すように、検
査対象である複数のプリントパターン10a、10bの
一方の側の各端部12a、12bを個別的に図示しない
プローブに接続するとともに、他方の側の端部14a、
14bをまとめて非接触センサー16と結合するよう構
成している。
【0008】しかし、プリントパターンが複雑な場合や
変則的な場合、たとえば図15Bに示すように、プリン
トパターンが非接触センサー16の側で分岐しているよ
うな場合には、分岐したプリントパターン10cまたは
10dの一方が断線していたとしても、他方が断線して
おらずかつプリントパターン10bが断線していないと
きは、端部12bに接続されたプローブと非接触センサ
ー16との間で検査電流が流れる。このため、上記分岐
部分における断線を正確に検出することはできない。
【0009】一方、特開昭58−38874に表わされ
ている方法においては、非接触センサーの構造上、プリ
ントパターンが当該非接触センサーの側で高密度に配置
されているような場合には適用が困難である。また、プ
リントパターンが非接触センサーと逆の側の端部で分岐
しているような場合には、上の場合同様に、分岐部分に
おける断線を正確に検出することはできない。すなわ
ち、いずれの非接触センサーを用いたとしても、検査の
信頼性が低い。
【0010】この発明は、このような問題を解決し、高
密度で配線された基板にも適用することができる安価で
信頼性の高い基板検査装置および基板検査方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基板上
の複数の配線に順次検査信号を入力して該検査信号の入
力部と出力部との間で配線の導通状態を検査する基板検
査装置であって、前記複数の配線が1つの入力部から2
つ以上の出力部に分岐する分岐配線を含む基板を検査し
得る装置において、前記配線上の前記入力部にそれぞれ
配置されるプローブと、前記検査信号を前記各プローブ
に選択的に印加する検査信号印加手段と、前記複数の配
線の各出力部に対し、それぞれが互いに分担して複数の
出力部に 対応するように電気的に結合される複数のセン
サーユニットと、該センサーユニットの出力により配線
の導通状態を判別する判別器とを備え、前記センサーユ
ニットは、前記分岐配線の出力部のそれぞれが別のセン
サユニットに対応するように配設され、それぞれの出力
部からの検査信号が異なるセンサーユニットによって検
出されるように構成されたことを特徴とする基板検査装
が提供される。好ましい態様では、前記センサ−ユニ
ットが、前記出力部との間で静電容量結合を達成する電
極板を備えている。
【0012】別の好ましい態様では、各センサ−ユニッ
トの電極板は、各配線群の複数の配線の出力部を覆う単
一の電極板によって構成されている。また、前記電極板
の周囲にはシールド面が設けられていることが好まし
い。さらに、好ましい態様では、前記判別器は、前記分
岐配線のそれぞれの出力部に対応した異なるセンサ−ユ
ニットからの出力に基づき、前記分岐配線の前記入力部
と出力部間の導通状態を判別するようになっている。別
の好ましい態様では、前記センサ−ユニットは、上面に
設けられた接続用導電部を備え、該導電部は、導体部を
介して前記電極板に接続されており、該電極板を覆うよ
うに絶縁膜が形成されており、複数の前記センサ−ユニ
ットが集合して単一かつ一体的なセンサモジュールが形
成されている。
【0013】本発明の別の特徴によれば、基板上の複数
の配線に順次検査信号を入力して該検査信号の入力部と
出力部との間で配線の導通状態を検査する基板検査方法
であって、前記複数の配線が1つの入力部から2つ以上
の出力部に分岐する分岐配線を含む基板を検査し得る方
法において、前記配線上の前記検査信号の信号入力部に
それぞれ配置されるプローブを介して、前記検査信号を
前記配線に選択的に印加し、前記複数の配線の各出力部
に対し、複数のセンサーユニットを、そのそれぞれ が互
いに分担して複数の出力部に対応すると共に、前記分岐
配線の出力部のそれぞれが別のセンサーユニットに対応
するように電気的に結合し、それらのセンサーユニット
を介して前記複数の配線のそれぞれの出力部からの検査
信号を検出し、該検査信号に基づいて、配線の導通状態
を判別することを特徴とする基板検査方法が提供され
る。
【0014】この発明において、「基板」とは、配線を
形成し得る基材、または現に配線を形成した基材をい
い、材質、構造、形状、寸法等を問わない。たとえば、
ガラスエポキシ基板、フィルム状の基板等の他、CPU
等の回路素子を搭載するためのパッケージ等も含む。さ
らに、ガラスエポキシ基板等にソケットなどを搭載した
複合基板や、回路素子を搭載した基板も含む。
【0015】「配線」とは、導電を目的とした導体をい
い、材質、構造、形状、寸法等を問わない。基板に形成
されたプリントパターンやスルーホール、ピン等の他、
基板に取り付けられた電気コード、ソケット、コネク
タ、ピンなどにおける導電部分等も含む概念である。
【0016】「配線の入力部」、「配線の出力部」と
は、配線のうち検査のための信号の入力点または出力点
となる箇所をいう。
【0017】「配線の導通状態の検出」とは、配線の断
線やショートの検出の他、半断線の検出など、配線の抵
抗値の検出なども含む概念である。
【0018】「群」とは、1または2以上の要素により
構成される集合をいう。
【0019】「電極板」とは、静電容量を用いて結びつ
ける場合におけるセンサ−ユニットの電極を構成する導
体をいい、材質、構造、形状、寸法等を問わない。
【0020】
【発明の作用および効果】上記本発明の特徴によれば、
センサユニットを、それぞれの群に対応して2以上設
け、それぞれ対応する群に属する配線の出力部と電気的
に結合するようにした。
【0021】このようにセンサ−ユニット配線の出力
に対し非接触で電気的に結合するようにしたので、配
線の出力部が高密度で配置されている基板に対しても、
高価なファインピッチのプローブを用いる必要がない。
また、配線の出力部に傷を付けることもない。また、異
方性導電ゴムを使用しないので、配線の出力部にレジス
ト等がある場合であっても配線の出力部とセンサ−ユニ
ットとの間で、信号の授受が可能となる。
【0022】さらに、センサ−ユニット複数の配線の
出力部に対応して設けるようにしたので、検査に際し、
一つの群に属する分岐配線の出力部と他の群に属する
岐配線の出力部とを別個に選択することができる。この
ため、変則的な配線や複雑な配線に対しても、精度の高
い検査を行なうことができる。
【0023】すなわち、高密度で配線された種々の基板
に対し、安価で信頼性の高い検査を行なうことができ
る。
【0024】本発明にかかる基板検査装置は、相互に接
続された複数の出力部を備えた分岐配線を有する基板の
検査に適応し得るものであり、複数のセンサ−ユニット
は、前記複数の配線の出力部とそれぞれ電気的に結合す
るよう構成されている。したがって、分岐され複数の出
力部を備えた分岐配線に対しても、異なるセンサ−ユニ
ットの検出信号を解析することにより当該分岐配線の導
通状態を正確に検出することができる。
【0025】好ましい態様では、センサ−ユニットが、
配線の出力部との間で静電容量によって結合される。し
たがって、簡単な構成で、信頼性の高い検査を行なうこ
とができる。
【0026】別の態様ではセンサ−ユニットの電極板の
周囲にシールド部材を配置している。したがって、さら
にノイズの低減を図ることができ、より信頼性の高い検
査を行なうことができる。
【0027】別の態様では、センサ−ユニットが、電極
出力部側を覆う絶縁膜を備えている。したがって、
別途絶縁膜を用意することなく簡単に検査を行なうこと
ができる。
【0028】別の態様ではセンサ−ユニットを一体に形
成してセンサーモジュールを形成している。したがっ
て、複数のセンサ−ユニットを別々に取扱う場合に比
べ、取扱いが容易である。また、基板に対する位置決め
も、一体化されたセンサーモジュールとの間で行なえば
よく、作業効率を上げることができる。
【0029】別の態様では、センサーモジュールを、検
査対象の基板と同様な工程で製造可能な基板を用いて構
成したことを特徴とする。したがって、検査対象の基板
の配線が高密度化、複雑化されたとしても、センサーモ
ジュールに用いる基板を、検査対象の基板に対応させ
て、高密度化、複雑化することができる。
【0030】好ましい態様では、基板検査装置は、複数
センサ−ユニットを、検査対象の基板と別の基板を用
いて一体に形成してセンサーモジュールを構成するとと
もに、センサーモジュールを構成する基板の一方の面に
電極板を設け、他方の面に電極板と電気的に接続された
接続用導電部を設ける。
【0031】したがって、基板を用いてセンサーモジュ
ールを構成することにより、検査対象の基板に対応させ
て、電極板の形状を、高密度化、複雑化することができ
る。
【0032】また、センサーモジュールを構成する基板
の一方の面を検査対象の基板に対向するよう配置した場
合、他方の面に形成された接続用導電部を介して容易に
信号を取り出し、または信号を与えることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】図1に、この発明の一実施形態に
よる基板検査装置であるベアボードテスターの構成を示
す。このベアボードテスターは、回路素子が取り付けら
れる前のプリント基板(ベアボード)のプリントパター
ンなどの導通/非導通等を検査する装置である。
【0034】まず、検査の対象となる基板の一例を説明
する。基板32には、配線の一種である複数のプリント
パターン34a、34b、・・・が形成されている。こ
れら複数のプリントパターン34a、34b、・・・
を、まとめてプリントパターン部34と呼ぶ。プリント
パターン34a、34b、・・・の一端(入力部)は、
それぞれ、パッド36a、36b、・・・となってい
る。パッド36a、36b、・・・をまとめて、パッド
部36と呼ぶ。
【0035】図2に、プリントパターン部34の詳細を
示す。プリントパターン34a、34b、・・・の他端
(出力部)は、それぞれ、パッド38a、38b、・・
・となっている。パッド38a、38b、・・・をまと
めて、パッド部38と呼ぶ。図2に示されるパッド部3
8は、QFPパターンと呼ばれ、QFP(quad flatpac
kage)型パッケージ(略正方形の薄型パッケージ)が実
装される。したがって、各パッド38a、38b、・・
・の配列ピッチは極めて小さい。また、このQFPパタ
ーンにおいては、パッド38bとパッド38x、38
y、38zとは、プリントパターン34xにより接続さ
れてグランドラインを形成している。図1に戻って、ベ
アボードテスターは、基板32のパッド36a、36
b、・・・と接続される複数の第1の端子であるプロー
ブ40a、40b、・・・を備えている。複数のプロー
ブ40a、40b、・・・を、まとめてプローブ部40
と呼ぶ。
【0036】信号源46において生成された検査のため
の信号は、第1のスイッチ手段であるスイッチ部SW1
に与えられる。図7Aは、スイッチ部SW1を模式的に
示した図面である。スイッチ部SW1は、複数のスイッ
チSW1a、SW1b、・・・を備えている。各スイッ
チは、図1に示すように、コンピュータ44の指示によ
り継断され、信号源46から与えられた信号を、プロー
ブ部40の所望のプローブ、たとえば、プローブ40a
に伝える(この場合は、スイッチSW1aのみがONと
なっている)。
【0037】プローブ40aに伝えられた信号は、プロ
ーブ40aに接続されたパッド部36のパッド36a、
プリントパターン部34のプリントパターン34aを介
して、パッド部38のパッド38a(図2参照)に与え
られる。
【0038】基板32のパッド部38の上に、センサー
モジュール50が配置される。センサーモジュール50
はパッド部38と結合されており、パッド部38から信
号を取り出して、第2のスイッチ手段であるスイッチ部
SW2に与える。
【0039】センサーモジュール50は、図2に示すよ
うに、4つのセンサ−ユニット52、54、56、58
を一体的に形成したものである。各センサ−ユニットが
第2の端子に対応する。この実施形態においてはセンサ
ーモジュール50は、検査対象の基板32と同様な工程
で製造された基板60(図4B参照)により構成されて
いる。
【0040】図4A,図4B,図4Cに、センサーモジ
ュール50の一部を構成するセンサ−ユニット52を簡
略化して示す。すなわち、図2の例では、センサ−ユニ
ット52は8つのパッド38a,38b,・・・(これ
ら8つのパッドで一つの群を形成している)に対応する
が、説明の便宜上、図4A,図4B,図4Cにおいて
は、センサ−ユニット52は4つのパッドに対応するも
のとして説明する。
【0041】図4Aはセンサ−ユニット52の平面図、
図4Bは主要断面図、図4Cは底面図である。図4B、
図4Cに示すように、基板60の下面に、電極板62
a、62b、・・・が、それぞれ独立して設けられてい
る。電極板62a、62b、・・・を覆うように、絶縁
膜70が形成されている。
【0042】電極板62a、62b、・・・は、検査対
象の基板32のパッド部38のうち、センサ−ユニット
52に対応する位置に配置され一群を形成している各パ
ッド38a、38b、・・・(図2参照)に、それぞれ
対向するように配置され、これら各パッドとほぼ同一の
形状になるよう形成されている。したがって、たとえ
ば、センサ−ユニット52の電極板62a、絶縁膜7
0、および検査対象の基板32のパッド38aによりコ
ンデンサ(静電容量)が形成される。他の電極板62
b、・・・についても同様である。
【0043】図4B、図4Aに示すように、基板60の
上面に、接続用導電部である接続板64が設けられてい
る。接続板64は、スルーホール66a、66b、・・
・を介して、各電極板62a、62b、・・・と電気的
に接続されている。したがって、センサ−ユニット52
の接続板64は、静電容量によって、上述の一群のパッ
ド38a、38b、・・・と結合されていることにな
る。図4Aに示すように、接続板64は、接続コード7
2を介してスイッチ部SW2に接続される。なお、接続
板64およびスルーホール66a、66b、・・・が、
接続手段に対応する。
【0044】また、図4A、図4B、図4Cに示すよう
に、基板60の下面および上面にはシールド部材である
シールド膜68a、68bがそれぞれ形成されており、
これらは、スルーホール68cを介して接続されてい
る。なお、シールド膜68a、68bには接地電位が与
えられている。
【0045】センサーモジュール50の他の部分を構成
するセンサ−ユニット54、56、58(図2参照)
も、同様の構成である。図3Aに、センサーモジュール
50の平面図を示す。図3Bは、センサーモジュール5
0の下面を、上から見た透視図である。
【0046】図7Bは、スイッチ部SW2を模式的に示
した図面である。スイッチ部SW2は、4つのスイッチ
SW2a、SW2b、SW2c、SW2dを備えてい
る。各スイッチは、コンピュータ44(図1参照)の指
示により継断され、センサーモジュール50を構成する
4つのセンサ−ユニット52、54、56、58のうち
所望のセンサ−ユニット、たとえば、センサ−ユニット
52からの信号を、信号検出部48に与える(この場合
はスイッチSW2aのみがONとなっている)。
【0047】所望のセンサ−ユニット52から与えられ
た信号は、図1に示すように、検出部48において所定
の処理がなされたあと、コンピュータ44に与えられ
る。コンピュータ44は、与えられた信号に基づいて、
スイッチ部SW1およびスイッチ部SW2により選択さ
れたプリントパターン(上述の例では、プリントパター
ン34a)の導通状態を判定する。なお、コンピュータ
44、信号源46、および信号検出部48により、コン
トローラ42を構成している。
【0048】このように、センサーモジュール50を4
つのセンサ−ユニット52、54、56、58により構
成し、各センサ−ユニットから独立して信号を取り出す
よう構成すると、以下の点で都合がよい。上述のよう
に、図2に示すプリントパターン部34におけるパッド
部38(QFPパターン)においては、パッド38bと
パッド38x、38y、38zとは、プリントパターン
34xにより接続されてグランドラインを形成してい
る。
【0049】したがって、スイッチ部SW1によりパッ
ド36bを選択するとともに、スイッチSW2によりセ
ンサ−ユニット54を選択して、導通状態の検査を行な
えば、プリントパターン34xが、パッド38bとパッ
ド38xとの間で断線しているか否かが分かる。
【0050】このように、センサーモジュールを複数の
センサ−ユニットにより構成し、各センサ−ユニットか
ら独立して信号を取り出すよう構成することにより、複
雑なプリントパターンや、変則的なプリントパターン等
の導通状態の検査を、正確に行なうことができる。
【0051】なお、上述の実施形態においては、図4
B、図4Cに示すように、センサ−ユニット52におい
て、基板60の下面に、複数の電極板62a、62b、
・・・をそれぞれ独立して設けたが、図5A、図5B、
図5Cに示すように、基板60の下面に1枚の大きな電
極板62を設けてもよい。すなわち、センサ−ユニット
52の1枚の大きな電極板62と、センサ−ユニット5
2に対応する一群のパッド38a、38b、・・・(図
2参照)とが結合されることになる。
【0052】このように形成すれば、電極板62と、図
2に示す一群のパッド38a、38b、・・・との位置
合わせが多少ラフであっても、両者間に生ずる静電容量
の変動が比較的少ないため、好都合である。
【0053】また、上述の実施形態においては、図4
B、図4Aに示すように、センサ−ユニット52におい
て、複数の電極板62a、62b、・・・をひとつの接
続板64に接続することで、図2に示すセンサ−ユニッ
ト52に対応する複数のパッド38a、38b、・・・
をまとめて、一つの信号処理の対象とするよう構成した
が、図6A、図6B、図6Cに示すように、基板60の
上面に複数の接続板64a、64b、・・・を設け、こ
れらと電極板62a、62b、・・・とを、スルーホー
ル66a、66b、・・・を介してそれぞれ個別に接続
し、各接続板64a、64b、・・・から、個別に信号
を取り出すように構成することができる。
【0054】このように構成すれば、図2に示す複数の
パッド38a、38b、・・・を、個別に信号処理の対
象とすることができる。したがって、さらに木目細かい
処理が可能となり、より複雑なプリントパターンの検査
に対応することが可能となる。なお、この場合、各パッ
ド38a、38b、・・・が、各別に群を形成すること
になる。つまり、この場合、各群は一つのパッドのみで
構成される。
【0055】また、上述の実施形態においては、4つの
センサ−ユニット52、54、56、58を一体に形成
してセンサーモジュール50を形成したが、これらのセ
ンサ−ユニットを一体に形成せず、それぞれ別々に形成
することもできる。ただし、一体に形成すれば、複数の
センサ−ユニットを別々に取扱う場合に比べ、取扱いが
容易となる。また、基板32に対する位置決めも、一体
化されたセンサーモジュール50との間で行なえばよ
く、作業効率を上げることができる。
【0056】つぎに図1に示すベアボードテスターの信
号処理を説明をする。図8は、信号処理の際の等価回路
を示す図面である。図9は、信号処理の際のタイミング
チャートである。図1、図8、図9に基づいて、ベアボ
ードテスターの信号処理を説明をする。なお、図9にお
いては、説明の便宜上、スイッチ部SW1、SW2を構
成するスイッチのうち、一部のスイッチについての記載
を省略している。
【0057】この実施形態においては、信号源46とし
て定電圧源を用いている(図9、(a)参照)。したが
って、図1に示すように、スイッチ部SW1には、信号
源46から一定電圧Eが与えられている。コンピュータ
44は、まず、スイッチ部SW2に指示を送り、スイッ
チSW2aのみをONとし、他のスイッチSW2b,S
W2c,SW2dをOFFとする(図7B、図9、
(b)参照)。これにより、センサ−ユニット52のみ
が信号検出部48に接続され、他のセンサ−ユニット5
4、56、58は、信号検出部48に接続されない。
【0058】つぎに、コンピュータ44は、スイッチ部
SW1に指示を送り、スイッチSW1aのみをONとし
(図9、(c)参照)、他のスイッチSW1b,SW1
c,・・・をOFFとする(図7A参照)。これによ
り、プローブ40aのみが信号源46に接続され、他の
プローブ40b、プローブ40c、・・・は、信号源4
6に接続されない。これにより、基板32のプリントパ
ターン34aが選択され検査の対象となる。
【0059】したがって、この場合、図8において、抵
抗R1はスイッチSW1aおよびSW2aの内部抵抗を
表わし、抵抗R2は基板32のプリントパターン34a
の抵抗を表わすこととなる。抵抗R3は信号検出部48
内の接地抵抗を表わす。また、静電容量C1は、センサ
−ユニット52の電極板62a,62b,・・・と、絶
縁膜70(図4B参照)と、センサ−ユニット52に対
応する部分のパッド38a,38b,・・・(図2参
照)とにより形成されたコンデンサを表わす。Eは、信
号源46の直流電圧を表わす。
【0060】上述のスイッチSW1aがONとなったと
き(図9、(c)参照)、図8に示す等価回路が閉じ
て、下記の電流iが流れる、 i={E/(R1+R2+R3)}・exp(−αt) ここで、 α=1/{(R1+R2+R3)・C1}・・・(1)。
【0061】したがって、アンプ74への入力電圧Vx
は、下記のようになる、 Vx=R3・i ={R3/(R1+R2+R3)}・E・exp(−αt) ここで、 α=1/{(R1+R2+R3)・C1}・・・(2) 電圧Vxは、アンプ74により増幅されたのち、ピーク
ホールド回路76により、その最大値(図9、(d)の
電圧Vaに対応する値)が検出され保持される。ピーク
ホールド回路76は、D/Aコンバータ(図示せず)を
備えており、デジタル化された前記最大値がコンピュー
タ44に送られる。なお、ピークホールド回路76の機
能の一部を、コンピュータ44を用いて実現することも
できる。
【0062】コンピュータ44は、当該最大値に基づい
て、基板32のプリントパターン34aの導通状態を判
定する。たとえば、当該最大値が、予め設定された下限
基準値と上限基準値との間にあるか否かにより、判定す
る。
【0063】式(2)から分かるように、アンプ74へ
の入力電圧Vxは、ほぼ、スイッチSW1aがONとな
ると同時に、最大の電圧Va(=R3/(R1+R2+R
3)・E)を示す(図9、(d)参照)。
【0064】したがって、ピークホールド回路76によ
る最大値検出処理を極く短時間で終了することができ
る。このため、プリントパターンの導通状態の判定処理
を、極めて短い時間で行なうことが可能となる。また、
この結果、ハムノイズ等の影響を受けにくい。
【0065】つぎに、コンピュータ44は、スイッチ部
SW1に指示を送り、スイッチSW1bをONとする
(図9、(e)参照)。スイッチSW1aはONのまま
保持される。これにより、プローブ40aおよびプロー
ブ40bが信号源46に接続されることになる。このと
き、スイッチ部SW2の状態は変らない。
【0066】上述の場合と同様に、ほぼ、スイッチSW
1bがONとなると同時に(図9、(e)参照)、アン
プ74への入力電圧Vxは、最大値Vbを示す(図9、
(f)参照)。コンピュータ44は、上述の場合と同様
に、最大値Vbに基づいて基板32のプリントパターン
34bの導通状態を判定する。
【0067】この場合、基板32のプリントパターン3
4bとともにプリントパターン34aも選択されている
が、スイッチSW1bがONとなったときには、プリン
トパターン34aにより形成される等価回路のコンデン
サC1(図8参照)は、ほぼ満充電の状態となっている
(このような状態になるように、スイッチSW1bをO
Nにするタイミングを設定している)。このため、プリ
ントパターン34aには、電流iはほとんど流れない。
したがってこの場合アンプ74への入力電圧Vxは、ほ
ぼ、プリントパターン34bを流れる電流iによるもの
のみとなる。
【0068】なお、この実施形態においては、上述のよ
うにセンサーモジュール50は複数のセンサ−ユニット
52、53、・・・により構成されており(図2参
照)、各センサ−ユニットは、当該センサ−ユニットに
対応する各パッド群と、それぞれ独立したコンデンサに
より結合されている。したがって、個々のコンデンサC
1の静電容量は、比較的小さい。すなわち、式(1)に
示すαは比較的大きな値となる(すなわち、時定数が小
さくなる)。このため、式(1)からも分かるように、
電流i≒0となるまでの時間tが短い。このため、この
実施形態においては、さらに短サイクルでプリントパタ
ーンの導通状態の判定処理を行なうことができる。
【0069】コンピュータ44は、以下、スイッチ部S
W1およびスイッチ部SW2の各スイッチを適宜切換え
つつ同様の手順で、プリントパターン34c,・・・に
ついても導通状態の検査を行なう。図9に示すように、
基板32が良品である場合、すなわち、プリントパター
ン34a,34b,34c,・・・が断線していない場
合には、アンプ74への入力電圧Vxは、それぞれ
(d)、(f)、(g)・・・のようになる。
【0070】一方、基板32が不良品である場合、たと
えば、プリントパターン34cが断線しているような場
合には、プリントパターン34cに関するアンプ74へ
の入力電圧Vxは、(h)のようになり、最大値V'c
は、極めて小さい値となるので、容易に判定することが
できる。これは、式(2)において、プリントパターン
の抵抗を表わすR2を無限大(完全断線)にすると、時
間tのいかんにかかわらず、 Vx=0 になることからも分かる。
【0071】このように、この実施形態によれば、高速
に、かつ正確にプリントパターンの導通状態を検査する
ことができる。
【0072】なお、この実施形態ににおいては、たとえ
ばスイッチSW1aをONのまま保持しつつ、スイッチ
SW1bをONとするよう構成したが(図9、(c)、
(e)参照)、ピークホールド回路76による、プリン
トパターン34aについての最大値検出処理(電圧Va
に対応する最大値を検出する処理)終了直後にスイッチ
SW1aをOFFとし、その後、スイッチSW1bをO
Nとするよう構成することもできる。このように構成す
れば、プリントパターン34aに流れる電流iがほぼ0
となるのを待つことなく、つぎのプリントパターン34
bの検査に移行することができる。このため、さらに短
サイクルでプリントパターンの導通状態の検査を行なう
ことができる。また、このように構成すれば、仮に上述
の時定数(式(1)、(2)におけるαの逆数)が大き
い場合であっても、検査のサイクルが極端に大きくなる
ことはない。
【0073】また、上述の実施形態においては、信号源
46として定電圧源を用いるとともに(図9、(a)参
照)、信号源46から発せられた直流電圧を、スイッチ
部SW1の各スイッチを継断することで(図9、
(c)、(e)参照)、急激な立上がり部分を持つステ
ップ状の電圧を得るよう構成したが、信号源46とし
て、急激な変化を有する信号を順次生成するような回路
等を用いることもできる。
【0074】上述のような信号源46を用いた場合にお
ける信号処理信のタイミングチャートを図10に示す。
この例では、信号源46として矩形波発生回路を用いて
いる。コンピュータ44は、信号源46で生成された各
矩形信号の立上がり部(図10、(a)参照)の位相に
ほぼ同期させて、スイッチ部SW1およびSW2の各ス
イッチを切換えることにより(図10、(b)、(c)
参照)、信号源46で順次生成される各矩形信号を、各
プリントパターン34a、34b、・・・(図1参照)
に分配する。この例におけるアンプ74への入力電圧V
xの様子や、アンプ74入力後の処理は、図9に示され
る例と同様である。
【0075】なお、図10に示す例では、信号源46に
おいて矩形波を生成するよう構成したが、図11Aに示
すように、信号源46において三角波を生成するよう構
成することもできる。図11Aにおいて、各三角状の信
号は急激な立上がり部(a)を持っている。また、図1
1Bに示すように、信号源46においてパルス列を生成
するよう構成することもできる。図11A同様、図11
Bにおいても、各パルス信号は急激な立上がり部(b)
を持っている。
【0076】急激な急激な立上がり部を有する信号は、
これらに限定されるものではない。また、時間0で立上
がる信号の他、少し時間をかけて立上がる信号も含まれ
る。また、急激な立下がり部を有する信号も含まれる。
【0077】なお、上述の実施形態においては、信号が
急激な変化を生じた以後にセンサ−ユニットに生じた最
大電圧に基づいて、配線の導通状態を判定するよう構成
したが、この発明はこれに限定されるものではない。た
とえば、信号が急激な変化を生じた以後における、プロ
ーブからセンサ−ユニットに流れる電流に基づいて、配
線の導通状態を判定するよう構成することができる。た
だし、上述の実施形態のように、前記最大電圧に基づい
て配線の導通状態を判定するよう構成すれば、より短時
間で配線の導通状態を検査することができる。
【0078】また、上述の実施形態においては、検査に
用いる所定の信号として、急激な変化を有する信号を例
に説明したが、この発明はこれに限定されるものではな
い。検査に用いる所定の信号として、たとえば、正弦波
交流などの交流信号を用いることもできる。
【0079】所定の信号として交流信号を用いる場合に
は、図12に示すように、信号源46として、たとえば
正弦波発振器を用いればよい。たとえば10MHz程度
の周波数を持つ正弦波が、信号源46において生成され
る。また、信号検出部48を構成する要素として、図8
のピークホールド回路76に替えて、波形観測回路80
を用いればよい。波形観測回路80は、入力された信号
を処理してそのレベルや波形を評価する回路であり、具
体的には、たとえば検波回路やオシロスコープ等が用い
られる。
【0080】この場合、コンピュータ44は、図13に
示すように、スイッチ部SW1およびスイッチ部SW2
の各スイッチを適宜切換える(図13、(b)参照)こ
とにより、信号源46において生成された正弦波(図1
3、(a)参照)を、各プリントパターン34a,34
b,34c,・・・に分配するとともに、信号検出部4
8を介して得られたデータに基づいて、各プリントパタ
ーンの導通状態の判定を行なう。
【0081】プリントパターンが断線していない場合に
は、アンプ74への入力電圧Vxは(c)のようにな
る。一方、プリントパターンが断線している場合には、
アンプ74への入力電圧Vxは(d)のようになる。す
なわち、プリントパターンが断線しているような場合に
は、入力レベルが極めて小さい値となるので、容易に判
定することができる。図13の例では、プリントパター
ン34a,34bは断線していないものの、プリントパ
ターン34cが断線しており、この基板32は不良品で
あると判定される。
【0082】なお、このような交流信号を用いる場合、
急激な変化を有する信号を用いる前述の実施形態のよう
な検査の高速化は、それほど期待できない。しかし、こ
のような交流信号を用いることにより、正弦波発振器や
検波回路など、非接触の検査装置に比較的よく用いられ
る回路を用いて装置を構成することができるので、装置
の設計コストの低減や、既存部品の転用による装置の製
造コストの低減、納期の短縮化等が期待できる。
【0083】なお、図1に示すコンピュータ44の機能
の一部または全部を、ハードウェアロジックにより実現
することもできる。また、信号源46または信号検出部
48の機能の一部または全部を、コンピュータを用いて
実現することもできる。
【0084】なお、上述の実施形態においては、電極板
の周囲にシールド部材を配置するよう構成したが、シー
ルド部材を設けないよう構成することもできる。しか
し、シールド部材を設けることにより、ノイズの低減を
図ることができる。
【0085】また、上述の実施形態においては、センサ
−ユニットに、電極板を覆う絶縁膜を設けたが、センサ
−ユニットに絶縁膜を設けないよう構成することもでき
る。ただし、センサ−ユニットに絶縁膜を設れば、検査
の際、別途絶縁膜を用意したりする必要がないので、検
査を迅速に行なうことができる。
【0086】また、上述の実施形態においては、センサ
ーモジュールを構成する基板の一方の面に電極板を設
け、他方の面に電極板と電気的に接続された接続用導電
部を設けるよう構成したが、他方の面に接続用導電部を
設けなくてもよい。ただし、他方の面に接続用導電部を
設けることで、接続用導電部を介して容易に信号の授受
を行なうことができるため、センサーモジュールの構造
を簡略化することができる。
【0087】また、上述の実施形態においては、センサ
ーモジュールを、検査対象の基板と同様な工程で製造し
た基板を用いて構成したが、センサーモジュールを、検
査対象の基板と同様でない工程で製造した基板を用いて
構成したり、基板を用いないで構成することもできる。
ただし、センサーモジュールを、検査対象の基板と同様
な工程で製造するようにすれば、検査対象の基板の配線
が高密度化、複雑化されたとしても、検査対象の基板に
対応させて、センサーモジュール自体も、高密度化、複
雑化することができ、好都合である。
【0088】また、上述の実施形態においては、センサ
−ユニットが、配線の出力部との間で静電容量によって
結合されるよう構成したが、たとえば、センサ−ユニッ
が、配線の出力部との間でインダクタンスによって結
合されるよう構成することもできる。ただし、静電容量
によって結合されるよう構成すれば、簡単な構成で、信
頼性の高い検査を行なうことができる。
【0089】また、上述の実施形態においては、プロー
が、配線の入力部と接続されるよう構成したが、プロ
ーブが、静電容量などによって配線の入力部と結合され
るよう構成することもできる。
【0090】また、上述の実施形態においては、複数の
プローブを用意し、第1のスイッチ手段を用いて所望の
プローブを選択することにより、検査対象の基板の配線
入力部のうち所望の入力部を選択するよう構成した
が、たとえば、プローブをひとつだけ用意し、このプロ
ーブに対し、検査対象の基板を相対的に移動させること
により、配線の入力部のひとつを選択するよう構成する
こともできる。ただし、前者の構成を採用すれば、プロ
ーブに対し、検査対象の基板を相対移動させる必要がな
い。このため、精度の高い検査を行なうことができる。
また、装置の製造コストを低く抑えることができる。ま
た、検査の自動化が容易になる。
【0091】また、上述の実施形態においては、検査対
象の基板が、相互に接続された複数の出力部を備えた配
線を有する基板である場合を例に説明したが、この発明
は、このような基板の検査に限定されるものではない。
【0092】また、上述の実施形態においては、ベアボ
ードテスターを例に説明したが、この発明は、ベアボー
ドテスターに限定されるものではない。CPU等の回路
素子を搭載した基板の検査装置や、回路素子を搭載する
ためのパッケージ等の検査装置など、基板検査装置一般
および基板検査方法一般に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による基板検査装置であ
るベアボードテスターの構成を示す図面である。
【図2】検査対象の基板32のプリントパターン部34
の詳細を示す図面である。
【図3】図3Aは、センサーモジュール50の平面図で
ある。図3Bは、センサーモジュール50の下面を上か
ら見た透視図である。
【図4】図4Aは、センサ−ユニット52を簡略化して
表わした場合の平面図である。図4Bは、センサ−ユニ
ット52を簡略化して表わした場合の主要断面図であ
る。図4Cは、センサ−ユニット52を簡略化して表わ
した場合の底面図である。
【図5】図5Aは、他の例によるセンサ−ユニット52
を簡略化して表わした場合の平面図である。図5Bは、
他の例によるセンサ−ユニット52を簡略化して表わし
た場合の主要断面図である。図5Cは、他の例によるセ
ンサ−ユニット52を簡略化して表わした場合の底面図
である。
【図6】図6Aは、さらに他の例によるセンサ−ユニッ
ト52を簡略化して表わした場合の平面図である。図6
Bは、さらに他の例によるセンサ−ユニット52を簡略
化して表わした場合の主要断面図である。図6Cは、さ
らに他の例によるセンサ−ユニット52を簡略化して表
わした場合の底面図である。
【図7】図7Aは、スイッチ部SW1を模式的に示した
図面である。図7Bは、スイッチ部SW2を模式的に示
した図面である。
【図8】信号処理を説明するための図面である。
【図9】信号処理の際のタイミングチャートである。
【図10】他の例による信号処理の際のタイミングチャ
ートである。
【図11】図11Aは、信号源46から出力される他の
例による信号を示す図面である。図11Bは、信号源4
6から出力されるさらに他の例による信号を示す図面で
ある。
【図12】他の実施形態における信号処理を説明するた
めの図面である。
【図13】他の実施形態における信号処理の際のタイミ
ングチャートである。
【図14】従来のプリントパターンの導通検査の一例を
説明するための図面である。
【図15】図15Aは、従来のプリントパターンの導通
検査の他の例を説明するための図面である。図15B
は、従来のプリントパターンの導通検査の他の例を説明
するための図面である。
【符号の説明】
34x・・・・・・・・・・・プリントパターン 36・・・・・・・・・・・・パッド部 36b・・・・・・・・・・・パッド 38・・・・・・・・・・・・パッド部 38b、38x・・・・・・・パッド 50・・・・・・・・・・・・センサーモジュール 52、54、56、58・・・センサ−ユニット

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上の複数の配線に順次検査信号を入力
    して該検査信号の入力部と出力部との間で配線の導通状
    態を検査する基板検査装置であって、前記複数の配線が
    1つの入力部から2つ以上の出力部に分岐する分岐配線
    を含む基板を検査し得る装置において、 前記配線上の前記入力部にそれぞれ配置されるプローブ
    と、 前記検査信号を前記各プローブに選択的に印加する検査
    信号印加手段と、前記複数の配線の各出力部に対し、それぞれが互いに分
    担して複数の出力部に対応するように電気的に結合され
    る複数のセンサーユニットと、 該センサーユニットの出力により配線の導通状態を判別
    する判別器とを備え、 前記センサーユニットは、前記分岐配線の出力部のそれ
    ぞれが別のセンサユニットに対応するように配設され、
    それぞれの出力部からの検査信号が異なるセンサーユニ
    ットによって検出されるように構成されたことを特徴と
    する基板検査装置。
  2. 【請求項2】前記センサ−ユニットが、前記出力部との
    間で静電容量結合を達成する電極板を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の基板検査装置。
  3. 【請求項3】各センサ−ユニットの電極板は、前記複数
    の配線の出力部を覆う単一の電極板によって構成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の基板検査装置。
  4. 【請求項4】前記電極板の周囲にはシールド面が設けら
    れていることを特徴とする請求項2または3に記載の基
    板検査装置。
  5. 【請求項5】前記判別器は、前記分岐配線のそれぞれの
    出力部に対応した異なるセンサ−ユニットからの出力に
    基づき、前記分岐配線の前記入力部と出力部間の導通状
    態を判別することを特徴とする請求項1または4のいず
    れか1項に記載の基板検査装置。
  6. 【請求項6】前記センサ−ユニットは、上面に設けられ
    た接続用導電部を備え、 該導電部は、導体部を介して前記電極板に接続されてお
    り、 該電極板を覆うように絶縁膜が形成されており、 複数の前記センサ−ユニットが集合して単一かつ一体的
    なセンサモジュールが形成されていることを特徴とす
    る、請求項ないし4のいずれか1項に記載の基板検査
    装置。
  7. 【請求項7】基板上の複数の配線に順次検査信号を入力
    して該検査信号の入力部と出力部との間で配線の導通状
    態を検査する基板検査方法であって、前記複数の配線が
    1つの入力部から2つ以上の出力部に分岐する分岐配線
    を含む基板を検査し得る方法において、 前記配線上の前記検査信号の信号入力部にそれぞれ配置
    されるプローブを介して、前記検査信号を前記配線に選
    択的に印加し、前記複数の配線の各出力部に対し、複数のセンサーユニ
    ットを、そのそれぞれが互いに分担して複数の出力部に
    対応すると共に、前記分岐配線の出力部のそれぞれが別
    のセンサーユニットに対応するように電気的に結合し、 それらのセンサーユニットを介して前記複数の配線のそ
    れぞれの出力部からの検査信号を検出し、 該検査信号に基づいて、配線の導通状態を判別すること
    を特徴とする 基板検査方法。
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