JP3078644U - ポケット付き浴用タオル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のタオルの欠点を補いつつ、より洗浄、マ
ッサージ、薬用効果を高め、併用する内容物を固定する
ことが出来、それらの取り替えが容易で選択自由な浴用
タオル。 【解決手段】長形状のタオル本体とこのタオル本体に設
けられ、透水性を有するポケットと、このポケットには
少なくとも、スポンジ・小タオル・たわし・球・ハーブ
・石鹸の内いずれかの一つが収納できることを特徴とす
るタオルである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は透水性のあるポケットを有する浴用タオルに関するもの。ポケットを 付けることで、ポケットの中に収納したものを包み込み、滑落させずに手の届き にくい背部などの洗浄、マッサージ効果、薬用効果を得ようとするものに関する もの。

【０００２】

【従来の技術】

従来の浴用タオルは長方状の布に、ほつれないように、まわりを縫ってあるだ けのものであり、そのタオルの布に単に石鹸を塗り身体を洗浄しただけです。よ り洗浄を高め、マッサージ効果、薬用効果、手の届きにくい所への洗浄効果をよ り得るために、従来のタオルにスポンジ、ハーブなどを包み入れ、身体を洗浄し ようとすると、包み入れたものが、滑落してしまい、包み入れたものの効果は得 られない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は従来の浴用タオルは単に石鹸をつけて洗浄するのですが、特に身体の 背部は洗浄が不完全に成り易い点、例えば香薬草を入れた袋などで皮膚への薬用 効果を得ようとするとき、身体の背部には届かず、それをタオルに包んで洗浄し ようすると、落ち易く、目的が果たせない、またマッサージ効果、洗浄効果を得 ようとブラッシ、たわし等いれて身体を洗浄しようとすると、中身が滑落してし まう。そこでポケットを付けることで中身を固定することができ、その滑落を防 ぎ、よりマッサージ効果、特に手の届きにくい所の洗浄効果を得られ、中身を入 れるものも広い範囲から選択することが可能で、かつ中身が出し入れでき、中身 の選択の自由性と入れたものを取り出し、乾燥させることができるので衛生的で もある。それらを解決するタオルであることとする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】 矩形、楕円形或いは、その他の適当な形状の長形状のタオル本体に透水状を有 するポケットを設ける。それにより目的に合わせて入れるものの選択が自由且つ 広がり、収納ポケットによる固定、滑落防止が得られ、ポケットの中身のマッサ ージ効果、洗浄効果の強化、薬用効果を得る手段が得られる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案は従来のタオルでは果たせない身体の背部の洗浄方法の広がりと多目的 効果に着目したものであり、長形状のタオル本体に透水性を有するポケットを設 けてある。ポケット２は中にものが入れられるように、入口を一個所あけ周りを タオル１に縫いつけてある。（図１参照）

【０００６】

【実施例】

例えば、ポケットにブラッシ状のものを入れた場合、その針状のものが、ポケッ ト２より露出し皮膚のマッサージ効果や特に背部などの手の届きにくい所の皮膚 の洗浄効果を高める。

【０００７】

【実施例】

矩形、楕円形或いは、その他の適当な長形状のタオルに矩形、楕円形、丸型そ の他の適宜の形状のポケットを縫いつける。ポケットは透水性を有し、タオル、 石鹸、スポンジ、たわし、ブラッシ、ハーブなど、いずれかが入れられるものと する。それらのそれぞれの利点が得られ、出し入れが容易、且つ衛生的でもある 。従来のタオルは別に柄つきブラッシが必要だったが、本考案のタオルでは、こ のタオル一枚で手の届きにくい背部の洗浄、マッサージ効果が得られ、合理的、 経済的でもある。

【０００８】

【考案の効果】

長形状のタオルに透水性を有するポケットをつける二とでポケットに収納する ものによりマッサージ効果、皮膚への刺激が得られ、洗浄が高められ、薬用効果 などを得、収納物の滑落を防ぎ、固定しつつ特に手の届きにくい身体の背部など を洗浄することが出来る。また収納物の出し入れが自由、簡単で使用者の好み、 目的に合わせて、広い範囲より、選択が可能になる。中身が取出せるため、衛生 面にも利点がある。何も施さないタオルでは、タオルの他の用具、例えばスポン ジ、柄付きブラッシ、紐付きたわし等共に、別々に使用しているが、本考案のタ オルでは、このタオル一枚で併用でき、合理的で経済的で便利である。収納物、 例えばハーブを手の届かない身体の部分に擦るのは困難。そこで、ポケットに収 納し、擦れば、ハーブの成分が皮膚に薬用効果をもたらす。たわしを使用したと きは、そのままでは身体の背部などに届かず洗浄が不完全、たわしをポケットに 入れ、擦るとポケットより針状のものが露出していて皮膚を刺激し血行を促し、 特に手の届きにくい所の効果は大きい。ポケットをつけることで、背中に当たる 部分が二重になり布の厚みによる洗浄時の圧力増強、洗浄効果を促す。これらに 見られるように、ポケットに入れる収納物の素材の利点を生かしつつ本来のタオ ルの機能を発揮出来る、多目的の役割をするタオルである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の実施例の斜視図である

【図２】本考案の使用状態表示図である。

【図３】本考案の使用状態表示図、側面図である。

【符号の説明】

１．浴用タオル本体 ２．ポケット

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】長形状のタオル本体とこのタオル本体に設
   けられ、透水性を有するポケットと、このポケットには
   少なくとも、スポンジ・小タオル・たわし・球・ハーブ
   ・石鹸の内いずれかの一つが収納できることを特徴とす
   るタオルである。