JP3077747U - 携帯用ペン型歯ブラシ - Google Patents

携帯用ペン型歯ブラシ

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JP3077747U JP2000008171U JP2000008171U JP3077747U JP 3077747 U JP3077747 U JP 3077747U JP 2000008171 U JP2000008171 U JP 2000008171U JP 2000008171 U JP2000008171 U JP 2000008171U JP 3077747 U JP3077747 U JP 3077747U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来、日常生活上通勤・買物などで外出する
ときには、歯ブラシを携帯していかないので、外出先で
食事したあと口の中に食物の残滓が残り、口腔内を清潔
に衛生的に保持することができなかった。それがため、
口臭、虫歯、歯周病の原因となりうる大きな課題があっ
た。 【解決手段】 キャップ1内の下方にデンタルフロス
(糸ようじ)6を収容するボックス3を一体に形成し、
該ボックスの螺子孔4に歯ブラシをブラシ5の磨耗に応
じて取替え自在にキャップ内上方空室7に収容し、消耗
に応じて取替え可能な歯磨きチューブを収容する下部に
切欠部10を設けた歯磨きケース9の口部14をボック
スの突起部13に嵌め込みして軸中に収納し、さらに軸
と歯磨きケースとの隙間に底筒11を挿嵌して成る携帯
用ペン型歯ブラシAを提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、携帯用ペン型歯ブラシに関し、さらに詳しくは洋服のポケットへク リップにて引掛けできるようにした携帯用ペン型歯ブラシで、外出時に食事した あとに非常に簡単容易に、然かも正しくブラッシングできるようにしたこと、及 び歯ブラシと歯磨きチューブを必要に応じて取替えができるようにしたことを特 徴とする携帯用ペン型歯ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、歯ブラシには各種の構造のものがスーパー、コンビニエンスストア、薬 局などで市販されているが、旅行の際携帯する場合にはその殆どは歯ブラシをケ ースへ収容して携行するものである。したがって、公知の歯ブラシでは通勤、買 物時に携行して食事後に使用するには非常に不便を余儀なくされ、一般の日常生 活上では外出時には歯ブラシを携帯して行かないのが現状である。
【0003】 近年、数ある生活習慣病予防の中、歯周病予防が非常に強く叫ばれている。何 故ならば歯周病は歯を喪失するだけでなく、全身の病気の原因となるからである 。因みに米国の歯周病学会は、このほど歯周病は心筋梗塞などの死に直結する病 気を導くと報告している。即ち、歯周病の人は健康な歯茎の人に比べて、心筋梗 塞を起こす確率が3倍近く高い。また、妊娠した女性の場合、歯周病を抱えてい ると早産になる確率が7倍以上も高まると言われている。其の他、歯周病が脳血 管発作、痴呆症の誘発、嚥下性肺炎、胃炎、消化器潰瘍、関節炎など体に及ぼす 影響は非常に大きいものである。
【0004】 然るに、日本では歯周病にかかっている人の率は、40歳では80%以上で成 人の殆どが歯周病に罹病している現状である。歯周病の原因は、なんといっても プラーク(歯垢)である。したがって、殆どの歯周病が正しいブラッシング(歯 磨き)でプラークを取り除くことに努めれば歯周病は概ね100%予防できる。
【0005】 即ち、食事の後の正しいブラッシング、良い歯ブラシ、効果的な歯磨き剤で、 口臭を解消すると共に、口腔内を気持ち良く、フレッシュな状態にしておけば歯 周病予防は可能である。
【0006】 ところが、家庭に居る際には、本人さえ自覚しておれば食事後の歯磨きを励行 することによって歯周病予防は容易であるが、外出したときの食事後に歯磨きを 行うことは頗る難しいことである。一般に宿泊旅行する場合には、歯ブラシ、歯 磨き剤などを手提げカバンに収容して出掛けるから良いが、通勤や買物などで外 出するときには、歯ブラシなどを携行していかないから、外食した際に歯磨きが 全然行われないのが通常である。したがって、通勤、買物など日常生活上の外出 時に於いても簡単に携行でき、使用に利便な携帯用の簡易な歯ブラシの出現が、 現今大きな課題となってきている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は通勤や買物などで外出する際に、洋服のポケットへペン型歯 ブラシをクリップで引掛けできるようにした携帯用ペン型歯ブラシを提供しよう とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するためになされたものであって、その要旨とすると ころは、キャップ内の下方にデンタルフロス(糸ようじ)を収容するボックスを 一体に形成し、該ボックスの螺子孔に歯ブラシを磨耗に応じて交換が可能なよう にキャップ内上方空室に収容し、歯磨きチューブを収容する下部に切欠部を設け た歯磨きケースの口部をボックスの突起部に嵌め込みして軸中に歯磨きの消耗に 応じて交換が可能なように収納し、さらに軸と歯磨きケースとの隙間に底筒を挿 嵌して成る携帯用ペン型歯ブラシおよびキャップ内下方にデンタルフロス(糸よ うじ)を収容するボックスを形成する代わりに、区画壁を設けてキャップ内に歯 ブラシを収容し、軸内には歯磨きチューブを有する歯磨きケースを収容して成る 請求項1記載の携帯用ペン型歯ブラシに関するものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の携帯用ペン型歯ブラシの実施例を以下図面に基いて詳細に説明する。 図1a、b及び図2aに於いて、Aはアルミニウム、プラスチックなどの材料か らなるボールペン型若しくは萬年筆型の歯ブラシで、該歯ブラシAはキャップ1 および中空形状の軸2とから形成されている。3はキャップ1の内側下方の位置 に一体に形成されているデンタルフロス(糸ようじ)を収容するボックスで、該 ボックス3の上部には雌螺子孔4が設けられていて、キャップ1の内側上方の空 室7に収容されるブラシ5の柄5’下端部が雌螺子孔4に着脱自在に螺着されて いる。また、ボックス3の1側に穿設された小孔12からボックス3中に収容さ れているデンタルフロス(糸ようじ)6の先端が僅かに突出していて、そのフロ スを手にて外方へ引き出せるようになっている。なお、15はフロス切断用カッ ターである。
【0010】 8は内部に液体若しくは練状の歯磨きを収容するチューブである。9は下方に 切欠部10を設けてなるプラスチック製の中空状の歯磨きケースで、該歯磨きケ ース9中へ前記チューブ8を挿入して収容する。そしてさらにチューブ8を入れ た歯磨きケース9を軸2中へ挿込みして収容する。11は底筒で、該底筒11の 筒部分を軸2と歯磨きケース9との隙間へ挿入して、底筒11を軸2の底部へ着 脱自在に嵌着させて、チューブ8入れの歯磨きケース9が軸2から妄りに逸脱し ないように形成してある。なお、13はボックス3の下部中央部に突出している 突起部で、該突起部13にチューブ8入りの歯磨きケース9のの口部14が嵌め てあって、歯磨きケース9中のチューブ8の口部から液体及び練り歯磨きが妄り に軸2中へ露出しないように構成されている。
【0011】 本考案の携帯用ペン型歯ブラシは、ボールペン型若しくは萬年筆型のペン型に 形成してあるから、外出する時には洋服のポケットへクリップを引掛けしておく だけで携行できる。そして、外出先で食事した後には、キャップ1を軸2から抜 いたのち、刷子5を雌螺子孔4より螺戻して引き出しする。そこで、先ずデンタ ルフロス(糸ようじ)の糸を小孔12から引き出して、その糸にて歯と歯との間 のポケットに溜まる歯垢や食物の残滓を取り除く。そしてカッター15にて切断 する。次いで、底筒11を軸2より脱離して、軸2中に収容されている歯磨きケ ース9を抜き出しする。抜き出した歯磨きケース9の切欠部10から手にてチュ ーブ8を押圧すれば、チューブ8中に収容されている液状若しくは練状の歯磨き が口部から押し出されて、予め片手で掴んでいる刷子5の刷毛に塗布することが できる。
【0012】 しかるのち、正しいブラッシングにてプラークを取り除いた後は、キャップ1 中へコップ替りに水を入れて、ウガイを行って口の中の食物の残滓を悉く排出し て、口腔内を気持ちよくスッキリと清潔にしてフレッシュな気持ちにする。
【0013】 このようにして歯磨きが終了したならば、刷子5をキャップ1中へ収容し、ま た歯磨きケース9を軸2中へ戻して、底筒11にて歯磨きケース9が軸2から抜 け出ないようにする。
【0014】 なお、以上の実施例では、キャップ1のボックス3中にデンタルフロス(糸よ うじ)6を装着した場合を説明したが、デンタルフロス(糸ようじ)に限らず、 ピック付の歯間清掃フロスピックを収容して使用しても良い。また、外出先でフ ロスの使用を好まない人には、図2bに示すようにキャップ1中にデンタルフロ ス(糸ようじ)を収容するボックスを形成する代わりに、区画壁を設けてキャッ プ1内に刷子を、また軸中に歯磨きチューブを収容して、デンタルフロス(糸よ うじ)を使用せずにブラッシングのみにて口臭を解消し、歯垢と食べカスを取り 除くようにしても勿論差支えない。
【0015】
【考案の効果】
本考案の携帯用ペン型歯ブラシは、ボールペン型または萬年筆型に形成したか ら、洋服のポケットにクリップを挿し込むのみで携帯でき非常に利便であると共 に、外出先でも食事後に使用するのになんの抵抗もなく気軽に使用できる。
【0016】 キャップ1内にデンタルフロス(糸ようじ)を収容するボックスを一体に形成 し、さらに軸2内に歯磨きチューブを収容できるように構成したから、本考案の 歯ブラシは糸ようじとブラッシングの両方を使用できる利便さと実用上有益さと がある。
【0017】 軸2中にチューブ8を収容する歯磨きケースの口部が、デンタルフロス(糸よ うじ)を収容するボックスの突起部に着脱自在に挿込みしてあるから、チューブ 中の液体および練状の歯磨きが漏出することがない。また、チューブは消耗に応 じて随意交換が可能である。
【0018】 軸2と歯磨きケースとの隙間に底筒が着脱自在に嵌着してあるから、軸2中か らチューブを収容する歯磨きケースが妄りに逸脱することがない。 また、歯磨きケースの底部に切欠部を設けたから、歯磨きを出す場合該切欠部 から手にてチューブを押圧すれば、液体および練状の歯磨きが速やかに押し出さ れる。なおかつ、歯ブラシがキャップ1中へ螺着されているから、刷子がキャッ プ中で揺動することもなく、安定良く収容されている。 尚且、歯ブラシの磨耗に応じて取替えが可能となり、歯ブラシと歯磨きチュー ブの取替えのみで半永久的に使用できる非常に重宝なものである。
【0019】 以上、叙述のように本考案の携帯用ペン型歯ブラシによれば、口臭予防・解消 は勿論のこと、歯周病、虫歯の予防・治療に寄与するところ洵に大きなものがあ る。
【提出日】平成12年12月6日(2000.12.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、携帯用ペン型歯ブラシに関し、さらに詳しくは洋服のポケットへク リップにて引掛けできるようにした携帯用ペン型歯ブラシで、外出時に食事した あとに非常に簡単容易に、然かも正しくブラッシングできるようにしたこと、及 び歯ブラシと歯磨きチューブを必要に応じて取替えができるようにしたことを特 徴とする携帯用ペン型歯ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、歯ブラシには各種の構造のものがスーパー、コンビニエンスストア、薬 局などで市販されているが、旅行の際携帯する場合にはその殆どは歯ブラシをケ ースへ収容して携行するものである。したがって、公知の歯ブラシでは通勤、買 物時に携行して食事後に使用するには非常に不便を余儀なくされ、一般の日常生 活上では外出時には歯ブラシを携帯して行かないのが現状である。
【0003】 近年、数ある生活習慣病予防の中、歯周病予防が非常に強く叫ばれている。何 故ならば歯周病は歯を喪失するだけでなく、全身の病気の原因となるからである 。因みに米国の歯周病学会は、このほど歯周病は心筋梗塞などの死に直結する病 気を導くと報告している。即ち、歯周病の人は健康な歯茎の人に比べて、心筋梗 塞を起こす確率が3倍近く高い。また、妊娠した女性の場合、歯周病を抱えてい ると早産になる確率が7倍以上も高まると言われている。其の他、歯周病が脳血 管発作、痴呆症の誘発、嚥下性肺炎、胃炎、消化器潰瘍、関節炎など体に及ぼす 影響は非常に大きいものである。
【0004】 然るに、日本では歯周病にかかっている人の率は、40歳では80%以上で成 人の殆どが歯周病に罹病している現状である。歯周病の原因は、なんといっても プラーク(歯垢)である。したがって、殆どの歯周病が正しいブラッシング(歯 磨き)でプラークを取り除くことに努めれば歯周病は概ね100%予防できる。
【0005】 即ち、食事の後の正しいブラッシング、良い歯ブラシ、効果的な歯磨き剤で、 口臭を解消すると共に、口腔内を気持ち良く、フレッシュな状態にしておけば歯 周病予防は可能である。
【0006】 ところが、家庭に居る際には、本人さえ自覚しておれば食事後の歯磨きを励行 することによって歯周病予防は容易であるが、外出したときの食事後に歯磨きを 行うことは頗る難しいことである。一般に宿泊旅行する場合には、歯ブラシ、歯 磨き剤などを手提げカバンに収容して出掛けるから良いが、通勤や買物などで外 出するときには、歯ブラシなどを携行していかないから、外食した際に歯磨きが 全然行われないのが通常である。したがって、通勤、買物など日常生活上の外出 時に於いても簡単に携行でき、使用に利便な携帯用の簡易な歯ブラシの出現が、 現今大きな課題となってきている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は通勤や買物などで外出する際に、洋服のポケットへペン型歯 ブラシをクリップで引掛けできるようにした携帯用ペン型歯ブラシを提供しよう とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するためになされたものであって、その要旨とすると ころは、キャップ内の下方にデンタルフロスを収容するボックスを一体に形成し 、該ボックスの螺子孔に歯ブラシを磨耗に応じて交換が可能なようにキャップ内 上方空室に収容し、歯磨きチューブを収容する下部に切欠部を設けた歯磨きケー スの口部をボックスの突起部に嵌め込みして軸中に歯磨きの消耗に応じて交換が 可能なように収納し、さらに軸と歯磨きケースとの隙間に底筒を挿嵌して成る携 帯用ペン型歯ブラシおよびキャップ内下方にデンタルフロスを収容するボックス を形成する代わりに、区画壁を設けてキャップ内に歯ブラシを収容し、軸内には 歯磨きチューブを有する歯磨きケースを収容して成る請求項1記載の携帯用ペン 型歯ブラシに関するものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の携帯用ペン型歯ブラシの実施例を以下図面に基いて詳細に説明する。 図1a、b及び図2aに於いて、Aはアルミニウム、プラスチックなどの材料か らなるボールペン型若しくは萬年筆型の歯ブラシで、該歯ブラシAはキャップ1 および中空形状の軸2とから形成されている。3はキャップ1の内側下方の位置 に一体に形成されているデンタルフロスを収容するボックスで、該ボックス3の 上部には雌螺子孔4が設けられていて、キャップ1の内側上方の空室7に収容さ れるブラシ5の柄5’下端部が雌螺子孔4に着脱自在に螺着されている。また、 ボックス3の1側に穿設された小孔12からボックス3中に収容されているデン タルフロス6の先端が僅かに突出していて、そのフロスを手にて外方へ引き出せ るようになっている。なお、15はフロス切断用カッターである。
【0010】 8は内部に液体若しくは練状の歯磨きを収容するチューブである。9は下方に 切欠部10を設けてなるプラスチック製の中空状の歯磨きケースで、該歯磨きケ ース9中へ前記チューブ8を挿入して収容する。そしてさらにチューブ8を入れ た歯磨きケース9を軸2中へ挿込みして収容する。11は底筒で、該底筒11の 筒部分を軸2と歯磨きケース9との隙間へ挿入して、底筒11を軸2の底部へ着 脱自在に嵌着させて、チューブ8入れの歯磨きケース9が軸2から妄りに逸脱し ないように形成してある。なお、13はボックス3の下部中央部に突出している 突起部で、該突起部13にチューブ8入りの歯磨きケース9のの口部14が嵌め てあって、歯磨きケース9中のチューブ8の口部から液体及び練り歯磨きが妄り に軸2中へ露出しないように構成されている。
【0011】 本考案の携帯用ペン型歯ブラシは、ボールペン型若しくは萬年筆型のペン型に 形成してあるから、外出する時には洋服のポケットへクリップを引掛けしておく だけで携行できる。そして、外出先で食事した後には、キャップ1を軸2から抜 いたのち、刷子5を雌螺子孔4より螺戻して引き出しする。そこで、先ずデンタ ルフロスの糸を小孔12から引き出して、その糸にて歯と歯との間のポケットに 溜まる歯垢や食物の残滓を取り除く。そしてカッター15にて切断する。次いで 、底筒11を軸2より脱離して、軸2中に収容されている歯磨きケース9を抜き 出しする。抜き出した歯磨きケース9の切欠部10から手にてチューブ8を押圧 すれば、チューブ8中に収容されている液状若しくは練状の歯磨きが口部から押 し出されて、予め片手で掴んでいる刷子5の刷毛に塗布することができる。
【0012】 しかるのち、正しいブラッシングにてプラークを取り除いた後は、キャップ1 中へコップ替りに水を入れて、ウガイを行って口の中の食物の残滓を悉く排出し て、口腔内を気持ちよくスッキリと清潔にしてフレッシュな気持ちにする。
【0013】 このようにして歯磨きが終了したならば、刷子5をキャップ1中へ収容し、ま た歯磨きケース9を軸2中へ戻して、底筒11にて歯磨きケース9が軸2から抜 け出ないようにする。
【0014】 なお、以上の実施例では、キャップ1のボックス3中にデンタルフロス6を装 着した場合を説明したが、デンタルフロスに限らず、ピック付の歯間清掃フロス ピックを収容して使用しても良い。また、外出先でフロスの使用を好まない人に は、図2bに示すようにキャップ1中にデンタルフロスを収容するボックスを形 成する代わりに、区画壁を設けてキャップ1内に刷子を、また軸中に歯磨きチュ ーブを収容して、デンタルフロスを使用せずにブラッシングのみにて口臭を解消 し、歯垢と食べカスを取り除くようにしても勿論差支えない。
【0015】
【考案の効果】
本考案の携帯用ペン型歯ブラシは、ボールペン型または萬年筆型に形成したか ら、洋服のポケットにクリップを挿し込むのみで携帯でき非常に利便であると共 に、外出先でも食事後に使用するのになんの抵抗もなく気軽に使用できる。
【0016】 キャップ1内にデンタルフロスを収容するボックスを一体に形成し、さらに軸 2内に歯磨きチューブを収容できるように構成したから、本考案の歯ブラシは ンタルフロス とブラッシングの両方を使用できる利便さと実用上有益さとがある 。
【0017】 軸2中にチューブ8を収容する歯磨きケースの口部が、デンタルフロスを収容 するボックスの突起部に着脱自在に挿込みしてあるから、チューブ中の液体およ び練状の歯磨きが漏出することがない。また、チューブは消耗に応じて随意交換 が可能である。
【0018】 軸2と歯磨きケースとの隙間に底筒が着脱自在に嵌着してあるから、軸2中か らチューブを収容する歯磨きケースが妄りに逸脱することがない。 また、歯磨きケースの底部に切欠部を設けたから、歯磨きを出す場合該切欠部 から手にてチューブを押圧すれば、液体および練状の歯磨きが速やかに押し出さ れる。なおかつ、歯ブラシがキャップ1中へ螺着されているから、刷子がキャッ プ中で揺動することもなく、安定良く収容されている。 尚且、歯ブラシの磨耗に応じて取替えが可能となり、歯ブラシと歯磨きチュー ブの取替えのみで半永久的に使用できる非常に重宝なものである。
【0019】 以上、叙述のように本考案の携帯用ペン型歯ブラシによれば、口臭予防・解消 は勿論のこと、歯周病、虫歯の予防・治療に寄与するところ洵に大きなものがあ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】a 本考案に係る携帯用ペン型歯ブラシの正面
図である。 b 図1aのA−A線縦断面図である。 c デンタルフロスなしの別の実施例による本考案に係
る携帯用ペン型歯ブラシの正面図である。
【図2】a 図1bの携帯用ペン型歯ブラシの要部の拡
大縦断面図である。 b 図1cのデンタルフロスなしの携帯用ペン型歯ブラ
シのB−B線要部の拡大縦断面図である。
【図3】a 本考案の携帯用ペン型歯ブラシのキャップ
の斜視図である。 b 本考案の携帯用ペン型歯ブラシからキャップを取外
した状態を示す斜視図である。 c 図3bをさらに分解した状態を示す斜視図である。 d 歯磨きケースの斜視図である。 e 歯磨きチューブの斜視図である。
【符号の説明】
1 キャップ 2 軸 3 ボックス 4 雌螺子孔 5 刷子 5’ 刷子の柄 6 デンタルフロス(糸ようじ) 7 空室 8 チューブ 9 歯磨きケース 10 切欠部 11 底筒 12 小孔 13 突起部 14 口部 15 カッター A 歯ブラシ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月6日(2000.12.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 携帯用ペン型歯ブラシ
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】a 本考案に係る携帯用ペン型歯ブラシの正面
図である。 b 図1aのA−A線縦断面図である。 c デンタルフロスなしの別の実施例による本考案に係
る携帯用ペン型歯ブラシの正面図である。
【図2】a 図1bの携帯用ペン型歯ブラシの要部の拡
大縦断面図である。 b 図1cのデンタルフロスなしの携帯用ペン型歯ブラ
シのB−B線要部の拡大縦断面図である。
【図3】a 本考案の携帯用ペン型歯ブラシのキャップ
の斜視図である。 b 本考案の携帯用ペン型歯ブラシからキャップを取外
した状態を示す斜視図である。 c 図3bをさらに分解した状態を示す斜視図である。 d 歯磨きケースの斜視図である。 e 歯磨きチューブの斜視図である。
【符号の説明】 1 キャップ 2 軸 3 ボックス 4 雌螺子孔 5 刷子 5’ 刷子の柄 6 デンタルフロス 7 空室 8 チューブ 9 歯磨きケース 10 切欠部 11 底筒 12 小孔 13 突起部 14 口部 15 カッター A 歯ブラシ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップ内の下方にデンタルフロス(糸
    ようじ)を収容するボックスを一体に形成し、該ボック
    スの螺子孔に歯ブラシを着脱自在にキャップ内上方空室
    に収容してブラシの磨耗に応じて取替えが可能とし、歯
    磨きチューブを収容する下部に切欠部を設けた歯磨きケ
    ースの口部をボックスの突起部に嵌め込みして軸中に収
    納して消耗に応じて取替え可能とし、さらに軸と歯磨き
    ケースとの隙間に底筒を挿嵌して成る携帯用ペン型歯ブ
    ラシ。
  2. 【請求項2】 キャップ内下方にデンタルフロス(糸よ
    うじ)を収容するボックスを形成する代わりに、区画壁
    を設けてキャップ内に取替え自在の歯ブラシを収容し、
    軸内には歯磨きチューブを有する歯磨きケースを取替え
    自在に収容して成る請求項1記載の携帯用ペン型歯ブラ
    シ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013076903A1 (ja) * 2011-11-22 2013-05-30 パナソニック 株式会社 口腔衛生装置
WO2013076904A1 (ja) * 2011-11-22 2013-05-30 パナソニック 株式会社 口腔衛生装置
KR101338306B1 (ko) * 2012-04-04 2013-12-05 주식회사 보령생활건강 휴대용 칫솔

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