JP3071378B2 - 健康用器具 - Google Patents

健康用器具

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JP3071378B2
JP3071378B2 JP7110838A JP11083895A JP3071378B2 JP 3071378 B2 JP3071378 B2 JP 3071378B2 JP 7110838 A JP7110838 A JP 7110838A JP 11083895 A JP11083895 A JP 11083895A JP 3071378 B2 JP3071378 B2 JP 3071378B2
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芳雄 小熊
和幸 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は足腰の筋肉の機能回復
訓練をしたり、平衡感覚を養うためなどに好適する健康
用器具に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、怪我などによって長期間にわ
たって入院生活を送ると、足腰の筋肉が衰えたり、平衡
感覚が低下するなどのことがあるため、退院時はそれら
の機能の回復訓練を行う必要がある。
【0003】また、運動したり、外出する機会の少ない
老人なども、足腰の筋肉や平衡感覚が衰え易いから、そ
れらの機能の維持や回復を計るための訓練を家庭で容易
に行うことができれば、非常に便利である。
【0004】従来、家庭において足腰の筋肉の鍛練を行
う機器としては、たとえばホ−ムランナ−が知られてい
る。ホ−ムランナ−は周知のように、無端駆動されるベ
ルト上を利用者が走ることで、足腰の筋肉を鍛練するも
のであり、足腰の筋肉を鍛練する機器としてはそれなり
の効果を得ることができる。
【0005】しかしながら、ホ−ムランナ−は健康な利
用者の足腰の筋肉を鍛練するための機器であって、運動
量もランニング(マラソン)しているときとほぼ同じで
あるから、かなり多くなる。そのため、上記ホ−ムラン
ナを長期間にわたって入院生活を送ってきた患者が退院
時に足腰の筋肉の機能の回復を計るためや老人のような
肉体的な弱者が筋肉の衰えを防止するためなどに用いた
のでは、肉体的に負担を与えてしまうということがあ
る。
【0006】また、ホ−ムランナ−は足腰の筋肉を鍛練
する機器としては効果を有するものの、長期間の入院生
活などで平衡感覚が低下した病人や老人などの平衡感覚
を養うための訓練には利用することができないから、平
衡感覚を養う訓練を行うことができる機器の開発も望ま
れていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
外出する機会の少ない老人や長期間にわたって入院生活
をしてきた患者が足腰の筋肉の機能回復を計ったり、平
衡感覚を養うなどの訓練を行うために適した機器が開発
されていないということがあった。
【0008】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、肉体的に衰えた老人や病
人などが足腰の筋肉の機能回復を計る訓練をしたり、平
衡感覚を養う訓練を行えるようにした健康用器具を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、ベースと、上端に回転盤を有し上記ベー
スに回転自在に支持された回転軸と、上記ベースに設け
られ上記回転軸を回転駆動するための駆動手段と、上記
回転盤の偏心位置に軸線を上記回転軸の軸線に対して所
定の角度で傾斜させて突設された偏心軸と、この偏心軸
に回転自在かつ上面を偏心軸の軸線の傾斜角度に応じて
傾斜させて支持され上記回転軸が回転駆動されることで
上面を傾斜させた状態で円運動する足載体と、上面に突
起が設けられ上記足載体の上面に貼着されたマットと
具備したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成によれば、利用者が足載体上に足を載
せて立ったならば、駆動手段を作動させて回転軸を低速
度で回転駆動する。それによって、上記足載体は上面を
傾斜させて円運動するから、利用者は上記足載体から落
ちないようにすることで、足腰の筋肉を、単に立ってい
る状態よりも強く使用するから、、ランニングに比べて
十分に軽い状態で機能回復訓練を行うことができ、しか
も足載体の上面が傾斜して円運動するから、その上面か
ら落ちないよう身体のバランスをとることで平衡感覚を
養える。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1に示すこの発明の健康用器具1は上面が
開放した箱型状のベ−ス2を備えている。このベ−ス2
の内底部には、4つのブラケット3が先端部を上記ベ−
ス2の中心部分で離間対向させて放射状に立設されてお
り、また外底面の四隅部にはゴムや合成樹脂によって形
成された、滑り止めを兼ねた脚部材4が設けられてい
る。
【0012】上記ブラケット3の先端部の高さ方向中途
部にはスラスト軸受5が設けられている。このスラスト
軸受5には上端に回転盤6が一体的に設けられた回転軸
7が回転自在に支持されている。
【0013】上記回転軸7は、下端部が上記ベ−ス2の
底板2aに設けられた下部ラジアル軸受8によって回転
自在に支持され、上端部が上記ブラケット3の先端部の
上部に設けられた上部ラジアル軸受9によって回転自在
に支持されている。
【0014】上記回転軸7は、上記スラスト軸受5の下
側の部分に下部スペ−サ10を介して被駆動プ−リ11
が嵌合固定されており、上側の部分には上記上部ラジア
ル軸受9との間に上部スペ−サ12が介装されている。
各スペ−サ10、12は上記回転軸7に図示しないねじ
によって固定されていて、上記回転軸7に加わるスラス
ト方向の力を上記スラスト軸受5に伝えるようになって
いる。したがって、上記回転軸7はスラスト方向および
ラジアル方向の荷重に対して円滑に回転できるようにな
っている。
【0015】上記ベ−ス2の底板2a上には駆動源13
が設けられている。この駆動源13は架台14を有す
る。この架台14にはモ−タ15が取り付けられ、この
モ−タ15には減速機16が一体化されている。この減
速機16の出力軸17は軸線を上記底板2aの板面に直
交させていて、先端部は上記底板2aに設けられたラジ
アル軸受18に回転自在に支持されている。
【0016】上記減速機16の出力軸17には上記被駆
動プ−リ11よりも小径な駆動プ−リ19が嵌合固定さ
れている。この駆動プ−リ19と上記被駆動プ−リ11
との間にはベルト21が張設されている。したがって、
上記モ−タ15が作動して上記減速機16の出力軸17
が回転駆動されれば、その回転が一対のプ−リ11、1
9およびベルト21を介して上記回転軸7に伝達される
ようになっている。
【0017】上記駆動プ−リ19が被駆動プ−リ11に
比べて小径なことにより、モ−タ15の回転がさらに減
速されて上記回転軸7に伝達されることになる。なお、
上記駆動源13による上記回転軸7の回転速度は図示し
ないコントロ−ラによって調節可能になっている。
【0018】上記回転軸7の上端に設けられた回転盤6
の上面には偏心軸22が軸線を上記回転軸7の軸線に対
して所定寸法偏心させ、かつ所定の角度で傾斜させて設
けられている。上記偏心軸22の偏心量をe、傾斜角度
をθとする。
【0019】上記偏心軸22には上記ベ−ス2よりも平
面形状が大きな矩形状をなした足載体23が軸受24を
介して回転自在に支持されている。つまり、上記足載体
23は下面が開放した箱型状をなしていて、その上板の
中心部分に上記軸受24が設けられている。この軸受2
4は上記足載体23に加わるラジアル方向およびスラス
ト方向の加重を受けることができるようになっている。
【0020】上記偏心軸22に軸受24を介して取付け
られた上記足載体23は、その上面23aが水平面に対
して上記偏心軸22の軸線の傾斜角度に対応する角度で
ある、θ度で傾斜している。さらに、上記足載体23の
上面23aにはマット25が貼着されている。このマッ
ト25はゴムなどの弾性材料によって形成されていて、
その上面には半球形状の多数の突起25aが突設されて
いる。
【0021】上記マット25は、利用者が足腰の筋肉の
機能回復を計ったり、平衡感覚を養うなどの訓練を行う
ために足載体23上に立ったときの滑り止めであり、そ
の上面23aに突起25aが設けられていることで、利
用者の足の裏にマッサ−ジを受けることができる。
【0022】つぎに、上記構成の健康用器具を利用して
足腰の筋肉の機能回復を計ったり、平衡感覚を養うなど
の訓練を行う場合について説明する。まず、利用者は足
載体23上に立ち、ついで駆動源13を作動させること
で、モ−タ15の回転を減速機16、駆動プ−リ19、
ベルト21および被駆動プ−リ11を介して回転軸7に
伝達する。
【0023】回転軸7が回転すると、その上端の回転盤
6の偏心軸22が角度θで傾斜して偏心回転するから、
この偏心軸22に回転自在に取付けられた足載体23は
回転することなく、上面23aを水平面に対して傾き角
度θで傾斜させた状態で、偏心量eで偏心円運動を行
う。
【0024】したがって、足載体23上に立った利用者
は、この足載体23の傾斜した偏心円運動に対して身体
のバランスを取ることで、足腰の筋肉を使うことになる
から、足腰の筋肉の機能回復訓練を行うことができる。
しかも、上記足載体23は傾斜して偏心円運動するか
ら、その上面23aから落ちないよう身体のバランスを
とることで、平衡感覚を養うこともできる。つまり、上
記構成の健康用器具によれば、足腰の筋肉の筋肉の回復
訓練と同時に、平衡感覚を養う訓練を行うこともでき
る。
【0025】上記回転軸7には、減速機16および駆動
プ−リ21と被駆動プ−リ11との外形寸法差によって
モ−タ15の回転が十分に減速されて伝達され、しかも
上記モ−タ15の回転速度はコントロ−ラによって調節
できる。
【0026】そのため、上記足載体23の回転速度を低
速度、たとえば利用者が老人や退院時の患者などのよう
な肉体的弱者であっても、負担にならない速度で回転さ
せることで、上述したように足腰の筋肉の回復訓練や平
衡感覚を養う訓練を行うことができる。
【0027】しかも、上記足載体23上に突起25aを
有するマット25を貼着したことで、利用者は機能回復
訓練を受けながら足の裏にマッサ−ジを受けることがで
きるということもある。
【0028】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、上端に回
転盤を有する回転軸をベ−スに回転自在に支持し、この
回転軸を回転駆動するとともに、上記回転盤の偏心位置
に偏心軸を、その軸線を上記回転軸の軸線に対して所定
の角度で傾斜させて設け、この偏心軸に足載体を回転自
在かつ上面を偏心軸の軸線の傾斜角度に応じて傾斜させ
て支持することで、上記足載体を傾斜した状態で偏心円
運動させることができるようにした。
【0029】そのため、上面が傾斜した状態で偏心円運
動する足載体上に利用者が載って身体のバランスを取る
ことで、利用者は足腰の筋肉の機能回復訓練を行った
り、平衡感覚を養うことができる。しかも、筋肉の機能
回復訓練と平衡感覚を養う訓練とを同時に行うことがで
きるため非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の全体構成を示す縦断面
図。
【図2】同じく平面図。
【符号の説明】
2…ベ−ス、6…回転盤、7…回転軸、11…被駆動プ
−リ(駆動源)、13…駆動源(駆動手段)、16…減
速機(駆動手段)、19…駆動プ−リ(駆動手段)、2
1…ベルト(駆動手段)、22…偏心軸、23…足載
体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−89597(JP,A) 実開 昭56−36366(JP,U) 実開 昭48−30590(JP,U) 実開 昭60−144466(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 22/16 - 22/18 A63B 23/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、 上端に回転盤を有し上記ベースに回転自在に支持された
    回転軸と、 上記ベースに設けられ上記回転軸を回転駆動するための
    駆動手段と、 上記回転盤の偏心位置に軸線を上記回転軸の軸線に対し
    て所定の角度で傾斜させて突設された偏心軸と、 この偏心軸に回転自在かつ上面を偏心軸の軸線の傾斜角
    度に応じて傾斜させて支持され上記回転軸が回転駆動さ
    れることで上面を傾斜させた状態で円運動する足載体
    と、上面に突起が設けられ上記足載体の上面に貼着されたマ
    ットと を具備したことを特徴とする健康用器具。
JP7110838A 1995-05-09 1995-05-09 健康用器具 Expired - Fee Related JP3071378B2 (ja)

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