JP3068759B2 - 無線周波数スペクトルを用いた通信システム - Google Patents

無線周波数スペクトルを用いた通信システム

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JP3068759B2
JP3068759B2 JP6292026A JP29202694A JP3068759B2 JP 3068759 B2 JP3068759 B2 JP 3068759B2 JP 6292026 A JP6292026 A JP 6292026A JP 29202694 A JP29202694 A JP 29202694A JP 3068759 B2 JP3068759 B2 JP 3068759B2
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上流側ポイントと複数
の下流側ポイントとの間を通信する方法と手段に関し、
特に、光ファイバトランクを有する信号源から発信し
て、同軸ケーブル分配ネットワークを介して、加入者に
着信する通信システムに関する。
【0002】
【従来技術】分配ネットワークのトランク部分に光ファ
イバを採用することにより、加入者が利用できる選択の
範囲が劇的に増加した。光ファイバフィーダは、ノード
で終端すると、そこから短い同軸ケーブルネットワーク
が、例えば、100から2000の加入者にサービスす
る。この同軸ケーブルの長さは、1から2km以下なの
で、有効利用できるバンド幅は大きく、例えば、1GH
zである。このような広範囲のバンド幅は、従来の振幅
変調痕跡側波帯(amplitude-modulation、vestigial-si
deband:AM−VSB)のビデオチャネルに加えて、様
々なサービスが提供できる。現在のところ、この光ファ
イバ−同軸ケーブルシステムは、分配ネットワークの各
加入者に対し、同一の信号を放送している。これは、通
常のケーブルサービスに対しては有効であるが、プライ
バシーや安全性を提供できず、例えば、このような問題
は、ビジネス、パーソナルデータの転送、有料ビデオオ
ンデマンド、あるいは、特別の電話に対しては有効では
ない。このプライバシーとは、他人が自分の話を洩れ聞
かないことを意味する。一方、安全性とは、不正な無線
周波数の上流側送信者が、通信を中断できないことを意
味する。
【0003】同時継続の米国特許出願第08/0297
24号は、このような問題を、同調可能なレーザと周波
数選択性のルータを用いて、回避するような受動型の光
ネットワーク(Passive Optical Network:PON)加
入者ループシステムを開示している。この装置は、ヘッ
ドエンド局と各ユーザとの間に、秘密性のチャネルを提
供できる。しかし、これは、光ファイバが各加入者に直
接分配されなければならない。米国特許第5,136,
671号は、このような目的のために、適切な光学ルー
タを開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、情報
が暗号化されているか否かを問わず、また、情報が光フ
ァイバトランクから来たか否かを問わず、同軸ケーブル
の分配システムが、各加入者への情報の放送を制限する
システムを提供することである。
【0005】また、本発明の他の目的は、放送ソースと
加入者との間で、この加入者が他のユーザにアクセスで
きないような秘密性のある下流方向チャネル、および、
上流方向チャネルを提供することである。
【0006】また、本発明の目的は、光ファイバ素子へ
の接続、および、周波数分割多重化、および、分離化無
線キャリアに適したRFルータを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上流側
ポインタ(TV source)と複数の下流側ポイント(加入
者)との間の通信は、下流側への無線周波数信号のスペ
クトルを、表面弾性波(surface-acoustic-wave:SA
W)でもって、波長分割、あるいは、周波数分割の分離
化、および、この分離化された信号を下流側ポイントに
分配することによって達成される。
【0008】さらに、本発明の別の特徴によれば、上流
側への通信は、下流側のポイントからの上流方向への信
号を、表面弾性波分離化/多重化装置により、多重化す
ることにより達成される。
【0009】さらに、本発明の他の特徴によれば、本発
明の多重化/分離化装置、または、ルータは、RFのサ
ブキャリアのスペクトルを水晶中の表面弾性波に変換
し、このルータ内の表面弾性波を第1のスターカプラか
ら不等長の導波路の弾性波グレーティングを介して、個
別の出力を有する第2の弾性波スターカプラに向けて、
この弾性波信号を電気信号に変換する。
【0010】さらに、本発明の特徴によれば、光学受信
器は、光ファイバソースからの光学キャリア(搬送波)
を、電気的RFサブキャリアのスペクトルに変換して、
表面弾性波ルータに向ける。
【0011】
【実施例】図1において、光ファイバフィーダFF1
は、複数の無線周波数(RF)サブキャリアを含有する
スペクトルを有する光キャリアを、ヘッドエンド局HE
1から複数のファイバノードFN1に送信する。このフ
ァイバノードFN1は、光ダイオード受信器OPR1を
有し、この光ダイオード受信器OPR1は、RFサブキ
ャリアのスペクトルを検知、あるいは、復調し、除去す
る。さらに、このファイバノードFN1は、増幅器AM
1も有する。
【0012】図2は、ヘッドエンド局HE1が、光ファ
イバフィーダFF1を介して、ファイバノードFN1に
送信し、光ダイオード受信器OPR1により検知された
後の増幅器AM1の出力点に現れるサブキャリアの周波
数分割バンドのスペクトルSP1を表す。ここで、この
スペクトルSP1は、振幅変調帯縮退サイドバンド(A
M−VSB)、ビデオブロードキャストサービス、デジ
タル直交振幅変調(Quadrature-amplitude-modulatio
n:QAM)と、双方向性サービスを、このスペクトル
SP1のローパス部分LPに有する。このスペクトルS
P1のハイパス部分HPは、各加入者に対し、異なる一
対のサブキャリアでもって特殊サービスを有する。スペ
クトルSP1のローパス部分LP内のこのサブキャリア
は、各加入者向けのものである。しかし、スペクトルS
P1のハイパス部分HP内の異なる対のサブキャリア
は、各特定の加入者に対し、個々に向けられたものであ
る。
【0013】図1のファイバノードFN1において、ヘ
ッドエンドHF1は、スペクトルSP1のハイパス部分
HP内のサブキャリアをルータRO1に送信する。この
ルータRO1は、スペクトルSP1のハイパス部分HP
内のサブキャリアのスペクトルを、個別のサブキャリア
に周波数分割分離化(frequency-division demultiple
x)する。異なる対のサブキャリアが、ルータRO1の
各出力ポートOP1から出力ポートOPNに現れる。2
個のサブキャリアが、各出力ポートOP1から出力ポー
トOPNにあらわれて、下流側、および、上流側への送
信が可能となる。ローパスフィルタLPFは、スペクト
ルSP1のローパス部分LP内のサブキャリアを直接、
あるいは、放送スター(図示せず)を介して、各出力ポ
ートOP1から出力ポートOPNに接続する。
【0014】各出力ポートOP1から出力ポートOPN
の同軸ケーブルCC1から同軸ケーブルCCNは、それ
ぞれのサブキャリアを、加入者SU1、SU2、SU
3、...、SUNに分配する。同軸ケーブルCC1か
ら同軸ケーブルCCNの各々は、スペクトルSP1のロ
ーパス部分LP内のサブキャリアの全てを、それが接続
されている加入者SU1から加入者SUNのそれぞれに
分配するが、スペクトルSP1のハイパス部分HP内の
サブキャリアのうち、2つのサブキャリアのみを各加入
者SU1から加入者SUNに通過させる。かくして、ル
ータRO1は、出力ポートOP1でスペクトルSP1の
ハイパス部分HP内の2個のサブキャリアを選択し、同
軸ケーブルCC1が、この2個のサブキャリアとローパ
ス部分LP内の全てのサブキャリアとを、加入者SU1
に伝送する。すなわち、出力ポートOP2は、スペクト
ルSP1のハイパス部分HP内の他の2個のサブキャリ
アを送信し、同軸ケーブルCC2が、この2個のサブキ
ャリアをローパス部分LP内の全てのサブキャリアと共
に、加入者SU2に送信する。この同軸ケーブルCC3
は、さらに、スペクトルSP1のハイパス部分HP内の
第3番目の対のサブキャリアと、ローパス部分LP内の
全てのサブキャリアを加入者SU3に送信する。
【0015】スペクトルSP1のハイパス部分HP内の
一対のサブキャリアを、同軸ケーブルに伝送することに
より、上流側、および、下流側への通信が可能となる。
上流側への送信は、同軸ケーブルCC1から同軸ケーブ
ルCCNと、ファイバノードFN1と、光ファイバフィ
ーダFF1を介して、ヘッドエンド局HE1に送信する
ことにより行われる。各加入者SU1から加入者SUN
における構成は、送信器と変調器とを有し、加入者SU
1からのデータを、ヘッドエンド局HE1へ上流側に送
信するために、適当な第2のサブキャリアを送信する。
例えば、加入者が、CATVの加入者である場合には、
このCATVの加入者は、ヘッドエンド局HE1に対
し、自分はどのようなプログラムを望んでいるか、ある
いは、双方向のマルチメディアでは、どのようなものに
参加したいのかを正確に指示することができる。
【0016】図3は、1×NルータであるルータRO1
の詳細図である。圧電(ピエゾ)クリスタル材料CR1
の上に、指を交互に入れ込んだ形状の双方向性トランデ
ューサIT1が形成されている。この圧電クリスタル材
料CR1は、例えば、水晶、あるいは、リチウムナイオ
バイト、あるいは、他の圧電材料である。この双方向性
トランデューサIT1において、湾曲型に堆積された導
体CS1の第1の組が、増幅器AM1からの電気入力で
ある端子T1に接続されている。この湾曲型に堆積され
た導体CS1は、増幅器AM1の入力である他の端子T
2に接続された第2組の湾曲型に堆積された導体CS2
と、指を交互に入れたように結合されている。この双方
向性トランデューサIT1は、圧電クリスタル材料CR
1の表面に、109Hzの無線周波数fで、表面弾性波
(surface acoustic wave)を発信する。圧電クリスタ
ル材料CR1上のこの表面弾性波の弾性波速度vは、3
×105cm/秒である。その結果、波長Λ=v/f=
3×105/109=3×10-4cm=3μmである。こ
の波長は、光波長と同一オーダーとなり、ルータRO1
は、光学ルータに対応するサイズを有することになる。
【0017】弾性波導波路AW0は、この表面弾性波を
1×MスターカプラSC1を介して、導波路グレーティ
ングGR1に伝搬する。この導波路グレーティングGR
1は、異なる長さのM個の金属製導波路GU1から金属
製導波路GUMを有する。弾性波導波路AW0と、1×
MスターカプラSC1と、金属製導波路GU1から金属
製導波路GUMは、全て金属堆積の形態で形成されてい
る。そして、好ましい形態としては、圧電クリスタル材
料CR1の表面に、アルミを堆積している。本発明の他
の実施例によれば、弾性波導波路AW0は、導波路の境
界を包囲する領域内に、リチウムナイオバイト内にチタ
ンを拡散することによって形成されている。この金属製
導波路GU1から金属製導波路GUMは、アルミ製の弾
性波導波路AW1から弾性波導波路AWNを有する第2
のM×NスターカプラSC2内で終端する(接続す
る)。この出力パスに面したN個の双方向性の双方向性
出力トランデューサOT1から双方向性出力トランデュ
ーサOTNは、この表面弾性波を、出力ポートOP1か
ら出力ポートOPNに沿って、電気信号E1、E2、E
Nに変換する。
【0018】金属を堆積して形成した金属製導波路GU
1から金属製導波路GUMは、異なる長さを有して、導
波路グレーティングGR1を形成し、この導波路グレー
ティングGR1は、異なるRF周波数のバンドを、出力
ポートOP1から出力ポートOPNに送信する。この1
×MスターカプラSC1は、金属製導波路GU1から金
属製導波路GUMと同一材料で形成されて、円弧状境界
BO1と円弧状境界BO2の2つの間で自由空間領域を
形成する。弾性波導波路AW1は、1×Mスターカプラ
SC1の円弧状境界BO1内に、半径方向から入る。こ
のM個の金属製導波路GU1から金属製導波路GUM
は、焦点F1は焦点方向に向いて、円弧状境界BO2か
ら半径方向に外側に向いたアレイを形成する。このアレ
イの各導波路は、幅Wを有し、隣接する金属製導波路G
U1から金属製導波路GUMから、角度α´でもって分
離している。
【0019】このM×NスターカプラSC2は、1×M
スターカプラSC1と同一材料で形成され、2個の円弧
状境界BO3と円弧状境界BO4を有する自由空間領域
として機能する。金属製導波路GU1は、円弧状境界B
O3に沿って均一に分布するように、M×Nスターカプ
ラSC2の自由空間領域に入る。この弾性波導波路AW
1から弾性波導波路AWNは、M×NスターカプラSC
2の自由空間領域の円弧状境界BO4から半径方向の外
側に向かって出て行く。
【0020】導波路グレーティングGR1内の各金属製
導波路GU1から金属製導波路GUMの長さは、他の全
ての長さとは異なり、所定の、そして、異なる位相シフ
トを、表面弾性波に与える。そして、この表面弾性波と
は、1×MスターカプラSC1からM×Nスターカプラ
SC2に入るグレーティングの導波路内に伝搬する。金
属製導波路GU1から金属製導波路GUNの出力は、か
くして、導波路の長さによって異なる位相を有する。こ
れは、出力ポートOP1から出力ポートOPNに現れる
異なる周波数バンドとなる。各バンドは、所望のサブキ
ャリア周波数のみを有する。
【0021】ルータRO1の構造は、図2に示したよう
な周波数バンドによって決定される。この周波数バンド
は、スペクトルのハイパス部分HPを有し、すなわち、
ルータの自由空間範囲(free spectral range:FS
R)を有し、この周波数バンドの中心周波数は、f1
して、所望のサブキャリアチャネルのバンド幅をfc
して、このチャネル間のガードバンドをfgとして示さ
れている。前述したように、1000MHz(109
z)では、圧電クリスタル材料CR1の上の表面弾性波
の弾性波速度vは、3×105cm/秒で、この結果、
波長は3μmとなる。
【0022】1000MHzのような、所望の中心周波
数f1と、100MHzの所望のFSRに対しては、q
=f1/FSRを定義する。ルータRO1において、金
属製導波路GUIの長さをliとすると、この導波路
は、固定量、l=(li−li-1)、だけ減少するとす
る。lは、導波路の波長Λと、前に規定したqでもっ
て、lを次のように表すことができる。 l=q(Λ)=q(v/f) ここで、Λ=v/fで、vは表面弾性波の伝搬速度であ
る。l=0であると、対称性により、入力パス、すなわ
ち、弾性波導波路AW0に入るいかなる周波数fの表面
弾性波は、ルータの中央出力から出ていく。しかし、l
=0でないときには、光は、lとfにより決定される異
なるポートから出ていくことになる。それは、出力スタ
ーカプラへの入力にわたる導波路アレイによって導入さ
れる段階的な位相遅延、Φ=2πfl/v、によって決
定されるからである。
【0023】入力ポートから出力ポートへの伝送関数
は、図4に示されている。fが、v/lだけ増加する
と、Φは2πだけ増加して、伝送関数は、周期、すなわ
ち、次式の自由スペクトル範囲でもって繰り返し、 FSR=v/l=f/q 伝送ピークは、次式で与えられる。 f=qv/l ここで、qは整数である。Λ=3μm、f=109
z、FSRが108であるとすると、q=10となる。
【0024】一般的なマッハツェンダ干渉計、あるい
は、q次の一般的なグレーティングとして動作する素子
の解像度は、次式で表される。 δf=FSR/M=f/qM ここで、δfは、FSR内で隣接するチャネルピーク間
の最低分離距離である。隣接するチャネルは、入力スタ
ーカプラのM個の入力の1つ、あるいは、出力スターカ
プラのM個の出力の1つだけ増分することによりアクセ
スできる。
【0025】伝送関数の形状は、入力スターカプラの設
計により決定される導波路アレイの一連の励起係数のフ
ーリエ変換の二乗によって与えられる。例えば、理想的
なスターカプラによって生成される均一励起は、次式の
パターンを与え、ここで、x=πf/δfである。 (sinx/x)2 x=3π/2における最近接のサイドローブは、−13
dBのレベルである。隣接するチャネルは、−4dBの
レベルで、x=π/2で、メインローブと交差し、x−
0の伝送ピークでヌルとなる。アンテナアレイにおける
ように、エッジ方向へのアレイの励起のテーパーは、伝
送ピークの幅を増加させるが、サイドローブを非常に減
少させることができる。 fc=FSR/N=(M/N)δf M>Nの場合には、隣接するチャネルは、次式で分離さ
れ、パスバンドの中央近傍のクロストークは、隣接する
チャネルのサイドバンドにより決定されて、M=Nの場
合に比較すると減少している。
【0026】中心周波数f=1000MHzに対して
は、ルータバンドFSR=100MHzで、チャネルバ
ンドfc=1.5MHzで、ガードバンドfg=fcから
2fc、である。(次式、および、以降の数式におい
て、=は、必ずしも厳密な意味での等号ではない場合が
ある。) q=f1/FSR=109/108=10 l=qΛ=10×3=30μm M=FSR/δf、δf=fc M=FSR/fc=108/1.5×106=67 上記の値は、図4に示す周波数伝送ダイアグラムの3d
Bのオーバーラップに対しての値である。この自由スペ
クトル範囲(FSR)は、67チャネル含むことができ
る。
【0027】良好なクロストークの特性を得るために、
N=M/3とすると、3個のチャネルの内1個のみが使
用される。このようにして得られた数は、67/3=2
2チャネルとなる。
【0028】6MHzのチャネルバンドfcに対して
は、M=FSR/fc=108/6×106=17、N=
M/3=17/3=5となる。
【0029】本発明の実施例によれば、N=M/2であ
る。
【0030】500MHzの自由スペクトル範囲(FS
R)に対しては、fc=1.5MHzで、 q=f1/FSR=109/5×108=2 l=qΛ/n=2×3=6μm M=FSR/fc=5×108/1.5×106=330 N=M/3=110 であり、FSR=500MHzとfc=6MHzに対し
ては、 M=5×108/6×106=83 N=M/3=28 となる。
【0031】1×Nのルータが、図3に示されている
が、図5に示すように、N×Nのルータのうち、1個の
入力と選択された出力とを用いることも可能である。図
5では、図3と同一要素には同一番号を付している。し
かし、ルータへの入力導波路は、入力導波路IW1から
入力導波路IWNとし、ルータへの出力導波路は、出力
導波路OW1から出力導波路OWNで示している。
【0032】本発明の他のルータRO2で、図1の装置
に用いられるものは、図6に示している。ルータRO2
は、表面弾性波は、固体と空気との間のインタフェース
で容易に反射されることを利用して形成されている。こ
のルータRO2は、導波路のアレイに沿って、平面上の
中点で表面弾性波を反射することにより、このルータの
長さを半分にしている。さらに、このルータの構成を簡
単にするためには、導波路グレーティングを取り除い
て、そのかわりに、自由空間弾性波反射グレーティング
でもって置換することにより行われる。この自由空間弾
性波反射グレーティングは、圧電水晶材料の表面に、適
切な形状の溝を形成することにより形成される。
【0033】図7において、YカットのLiNbo3
圧電クリスタルCR2の表面に配置されたグレーティン
グ導波路グレーティングGR2は、約1cm×1cmの
大きさである。この大きさは、当然のことながら、素子
の周波数に関連する。この双方向性トランデューサIT
1は、図1の双方向性トランデューサIT1に対応し、
その弾性波導波路AW1から弾性波導波路AWNは、圧
電クリスタルCR2の上に堆積した薄い金属ストリップ
からなる。この金属ストリップの目的は、2つの場合で
異なる。双方向性トランデューサIT1の場合には、こ
の金属フィンガは、入力端子TとT2に接続されて、レ
イレー(Rayleigh)表面弾性波を励起する。弾性波導波
路AW1から弾性波導波路AWNを決定するこの金属ス
トリップは、レイレー波を遅延させる影響を有し、その
結果、この薄い金属層の下でトラップされる。このレイ
レー波を、その表面の金属ストリップにより遅延させる
ことは、狭ストリップ内の光学媒体の誘電定数を上げる
ことにより、誘電体の光学導波路を形成するのと同一の
効果がある。
【0034】この本発明の実施例によれば、反射波は、
櫛波状のトランデューサにより集められる。しかし、ビ
ームをできるだけ狭いスポットに集光して、解像度を増
加させるのが好ましいので、これらの受信トランデュー
サを近接して配置しすぎると、実際的でもないし、効率
的でもない。このために、図6の実施例は、弾性波をフ
ァンアウトされる弾性波導波路AW1から弾性波導波路
AWNに集めて、その結果、この弾性波は、各第3の導
波路の端部に配置される双方向性出力トランデューサO
T1から双方向性出力トランデューサOTNにより検波
されて、クロストークを制限する。本発明の他の実施例
によれば、これらの受信トランデューサは、各第2、ま
たは、第4の導波路の端部に配置される。この弾性波
は、導波路自体の一部により検波されて、そして、この
導波路は、弾性波を収集し検波する2つの目的を有す
る。
【0035】図6の屈折グレーティングRG1は、圧電
クリスタル材料CR1の結晶表面に、のこぎり歯状の溝
の形状にエッチングされるか、あるいは、イオンミリン
グされる。このグレーティングの歯GT1からGTMの
サイズは、図6では拡大して示している。実際の装置に
おいては、このようなのこぎり歯は、この図面のスケー
ルどおりではない。双方向性トランデューサIT1は、
グレーティングにおける弾性波ビームAB1のために配
置されており、反射後、弾性波を収集するための弾性波
導波路の端部に集められる。
【0036】等方性の表面において、グレーティングの
形状は、図7に示すとおりである。ここで、環状のアー
クを、入力波を集め反射する公称の凹状ミラーの半径R
でもって規定する。このアークの長さは、次式で表され
る。 S=2ΦR これにより、単純な凹状ミラーではなく、複屈折グレー
ティングRG1が得られる。ここで、このアークをM個
の角度幅のセグメントに分割すると次式のようになり、 ΔΦ=2Φ/M そして、環状アークの右端から開始し、アークに沿っ
て、次式で表される距離を歩進することによりグレーテ
ィングのセグメントを規定できる。 ΔS=RΔΦ 次のセグメントを描く前に、ある条件で規定される量だ
け半径を大きくする必要がある。その条件は、グレーテ
ィングに入出力する付加距離2ΔRを伝搬する波は、2
πqの位相シフトを受ける。ここで、q=F/FSR
で、その結果、次式のようになる。 2ΔRk=2πq そして、その結果、次のようになる。 ΔR=πq/k ここで、kは周波数f0で、位相速度vの弾性波の伝搬
定数であり、次式となる。
k=2πf0/v 新たな半径R+ΔRを用いて、ΔS=RdΦの長さの次
のセグメントを描く。このプロセスを所望のグレーティ
ングが、M個の歯を有するようになるまで実行する。前
述の式中の整数qは、グレーティングの次数を規定す
る。
【0037】このグレーティングは、凹状ミラーと同様
に、周波数f0で弾性波を反射する(ただし、グレーテ
ィングステップに起因するミラー表面のウォークオフに
起因する影響を無視する)。しかし、周波数が、Δfだ
けかわると、反射ビームは、次式で表される角度だけ、
その方向を変化させる。 Ψ=arcsin{mvΔf/f0(f0+Δf)ΔS} 上式は、反射した後、同一の面波フロントに属する波成
分は、2πの倍数内で同位層である、という条件から計
算される。
【0038】グレーティングは、いくつかの屈折メイン
ローブを引き起こす。設計周波数f0においては、中央
ローブが、凹状ミラーから反射されたかのように発生す
る。しかし、同時にまた、別のメインローブが主グレー
ティング応答の何れかの側に生成される。周波数が変わ
る毎に、中心グレーティングローブは、新たな方向Ψ位
置に移動し、そして、最近接のメインローブは、その元
の位置に近づく。
【0039】本発明によれば、ヘッドエンド局HE1
は、特定の異なるサブキャリアを、各加入者SU1から
加入者SUNに送信する。このヘッドエンド局HE1
は、その後、同軸ケーブルCC1から同軸ケーブルCC
Nの伴走サブキャリア(companion subcarrier)を介し
て、加入者からの要求のベースに基づいて、そのサブキ
ャリアにキャリアを変調する。本発明は、ヘッドエンド
局HE1とサブキャリアとの間の専用チャネルを、光通
信分配システム等を介して形成することである。本発明
は、必ずしも光ファイバトランクを用いて実現する必要
はなく、ケーブルのみのシステムでも実現できる。
【0040】本発明の他の実施例によれば、図5に示さ
れるN×Nのルータの入力導波路IW1から入力導波路
IWNの異なる1つで、複数のヘッドエンド局HE1
を、各トランデューサに接続する。出力導波路OW1か
ら出力導波路OWNは、次に加入者局に接続される各ト
ランデューサに接続される。各ヘッドエンド局HE1
は、出力導波路OW1から出力導波路OWNの特定の1
つで、サブキャリアと、この特定の出力導波路に、適当
な特定のサブキャリア周波数を選択することにより通信
する。ある入力導波路のサブキャリアの特定の組は、あ
る出力導波路の組と通信し、異なる入力導波路における
同一の組のサブキャリアは、異なる出力導波路に出力さ
れる。スペクトルが、隣接する入力に時計方向にシフト
することにより、隣接する出力導波路に沿って、そのス
ペクトルの出力サブキャリアを反時計方向にシフトす
る。
【0041】本発明の他の実施例によれば、2人のユー
ザは、ルータの個別の入力導波路と個別の出力導波路に
接続される。第1のユーザは、第2のユーザのそのルー
タの出力導波路に出力するサブキャリアの周波数を介し
て送信する。同様に、その後、第2のユーザは、データ
を受信し、そして、そのルータの入力導波路に、第1の
ユーザのルータの出力導波路で出力するサブキャリアの
周波数を介して、ルータの入力導波路に送信する。同様
に、そのルータの異なる入力導波路と出力導波路に接続
される複数のユーザは、それらの間で意図した接続に適
した特定の動作サブキャリアの周波数を選択することに
より通信する。
【0042】前述の説明において、圧電クリスタル材料
CR1と圧電クリスタルCR2は、ここに開示した以外
の圧電材料、例えば、セラミック圧電材料で置換するこ
ともできる。さらに、スペクトルのローパス部分は、出
力ポートOP1から出力ポートOPNに直接接続される
のではなく、ルータを介して通過してもよい。また、加
入者SU1から加入者SUPにおける送信装置は、ヘッ
ドエンドから入力信号を変調し、その信号をヘッドエン
ドに戻すような変調器のみを用いることもできる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、放
送ソースと加入者との間で、この加入者が他のユーザに
アクセスできないような秘密性のある下流方向チャネ
ル、および、上流方向チャネルを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を表すシステムのブロック
図。
【図2】図1で送信されたバンドのスペクトルを表す
図。
【図3】図1のシステム内の本発明による表面弾性波
(SAW)ルータのブロック図。
【図4】図3内の表面弾性波ルータにより生成される送
信バンドを表すスペクトル図。
【図5】図1のシステムに用いられる本発明のN×Nル
ータのブロック図。
【図6】図1のシステムに用いられる本発明の回折格子
(diffraction-grating)SAWルータのブロック図。
【図7】図6のルータの構造を表すブロック図。
【符号の説明】
HE1 ヘッドエンド局 FN1 ファイバノード AM1 増幅器 OPR1 光ダイオード受信器 FF1 光ファイバフィーダ LPF ローパスフィルタ HPF ハイパスフィルタ LP ローパス部分 HP ハイパス部分 RO1 ルータ OP1、OP2、...、OPN 出力ポート SU1、SU2、...、SUN 加入者 CC1、CC2、...、CCN 同軸ケーブル CR1 圧電クリスタル材料 IT1 双方向性トランデューサ CS1、CS2 湾曲型に堆積された導体 T1、T2 端子 AW0、AW1、...、AWN 弾性波導波路 SC1 1×Mスターカプラ SC2 第2のM×Nスターカプラ GR1 導波路グレーティング GU1、GU2、...、GUM 金属製導波路 OT1、OT2、...、OTN 双方向性出力トラン
デューサ E1、E2、...、EN 電気信号 BO1、BO2、...、BON 円弧状境界 IW1、IW2、...、IWN 入力導波路 OW1、OW2、...、OWN 出力導波路 AB1 弾性波ビーム GT1、GT2、...GTM グレーティングの歯 RG1 屈折グレーティング CR2 圧電結晶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イワン ピー. カミノフ アメリカ合衆国、07733 ニュー ジャ ージー、ホルムデル、ストーンヘンジ ドライブ 12 (72)発明者 デートリッチ マルコス アメリカ合衆国、07738 ニュー ジャ ージー、リンクロフト、マジェスティッ ク アベニュー 29 (56)参考文献 特開 平4−207685(JP,A) 特開 昭49−34256(JP,A) 特開 昭50−21608(JP,A) 特公 昭50−27708(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 9/72 H04H 1/02

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線周波数スペクトルで動作する無線周
    波数信号上流側ポイントと、前記無線周波数スペクトル
    の特定部分で動作する複数の無線周波数信号下流側ポイ
    ントとの間で通信するシステムにおいて、 前記無線周波数信号上流側ポイントに接続された無線周
    波数信号電気上流側リードと、 それぞれが1つの無線周波数信号下流側ポイントに接続
    された複数の無線周波数信号電気下流側リードと、 前記無線周波数信号電気上流側リードを、前記複数の無
    線周波数信号電気下流側リードに接続する表面弾性波分
    離化/多重化装置とを有する、無線周波数スペクトルを
    用いた通信システムにおいて、 前記表面弾性波分離化/多重化装置は、前記リードのそ
    れぞれに相異なる周波数帯域が現れるように複数の不等
    長の導波路を有する波長分離弾性波波長アレイを有する
    ことを特徴とする、無線周波数スペクトルを用いた通信
    システム。
  2. 【請求項2】 前記波長分離弾性波波長アレイは、表面
    弾性波に、所定の段階的に相異なる位相シフトを与える
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記表面弾性波分離化/多重化装置は、
    表面弾性波(SAW)を搬送するピエゾ電気材料を有
    し、前記複数の不等長の導波路は、前記ピエゾ電気材料
    の上に堆積されて、上流側端と下流側端とを有する前記
    波長アレイを形成し、 前記表面弾性波分離化/多重化装置は、さらに、 前記ピエゾ電気材料の上に堆積されて、前記無線周波数
    信号電気上流側リードに接続される電気−SAW間上流
    側トランスデューサと、 前記ピエゾ電気材料の上に堆積されて、前記上流側トラ
    ンスデューサを、導波路の上流側端に接続する上流側カ
    プラと、 前記ピエゾ電気材料の上に堆積されて、前記無線周波数
    信号電気下流側リードに接続される電気−SAW間下流
    側トランスデューサと、 前記ピエゾ電気材料の上に堆積されて、前記下流側トラ
    ンスデューサを、導波路の下流側端に接続する下流側カ
    プラとを有することを特徴とする請求項1に記載の通信
    システム。
  4. 【請求項4】 前記上流側カプラは、弾性波スターカプ
    ラであり、 前記下流側カプラは、スターカプラであることを特徴と
    する請求項3に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記波長アレイ内の各導波路は、前記波
    長アレイ内の他のいずれの導波路とも長さが異なり、表
    面弾性波に、所定の段階的に相異なる位相シフトを与え
    ることを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記上流側カプラおよび前記下流側カプ
    ラは、スターカプラであることを特徴とする請求項3に
    記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記無線周波数スペクトルの変調を含む
    光学範囲で動作する光ファイバと、 前記無線周波数スペクトルを前記無線周波数信号電気上
    流側リードに入力する復調器とをさらに有することを特
    徴とする請求項1に記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記表面弾性波分離化/多重化装置は、 結晶と、 前記結晶中に形成され、所定数ののこぎり歯を有するグ
    レーティング構造と、 前記結晶上に形成され、前記グレーティング構造の方向
    に向けられた弾性波トランスデューサと、 前記グレーティング構造の上に形成された複数の金属受
    信パスと、 前記パスのうちの1つを検出する弾性波検出器とを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 無線周波数スペクトルで動作する無線周
    波数信号上流側ポイントと、該無線周波数スペクトルの
    特定部分で動作する複数の無線周波数信号下流側ポイン
    トとの間で通信する方法において、該方法は、 A.前記無線周波数信号上流側ポイントと無線周波数信
    号電気上流側リードとの間で、前記無線周波数スペクト
    ルをカバーする信号を伝送するステップと, B.複数の無線周波数信号電気下流側リードと前記複数
    の無線周波数信号下流側ポイントとの間で、前記無線周
    波数スペクトルの特定部分を伝送するステップと、 C.前記無線周波数信号電気上流側リードと前記複数の
    無線周波数信号電気下流側リードとを接続する表面弾性
    波波長分離化/多重化装置で、前記無線周波数スペクト
    ル内および前記無線周波数スペクトルの特定部分内の信
    号を分離化/多重化するステップとを有し、 前記ステップCは、 C1.前記無線周波数信号電気上流側リードから前記無
    線周波数信号電気下流側リードへの表面弾性波(SA
    W)を、表面弾性波支持材料上に発生するステップと、 C2.前記複数の無線周波数信号電気下流側リードの各
    リードに相異なる周波数帯域が現れるように複数の不等
    長の導波路を有する波長分離弾性波波長アレイで前記表
    面弾性波どうしの間の干渉を形成するステップとを有す
    ることを特徴とする通信方法。
  10. 【請求項10】 前記ステップCは、 前記無線周波数信号電気上流側リードに接続された電気
    −SAW間上流側トランスデューサで、表面弾性波を、
    表面弾性波支持結晶上に発生するステップと、 複数の不等長の導波路を有する波長アレイで、上流側端
    および下流側端において前記表面弾性波どうしの間の干
    渉を形成する干渉形成ステップとを有し、 前記無線周波数信号電気下流側リードに接続された電気
    −SAW間下流側トランスデューサで、前記導波路の下
    流側端における表面弾性波を変換するステップとを有
    し、 前記干渉形成ステップは、 前記上流側トランデューサからの表面弾性波を前記導波
    路に上流側カプラを通じて結合する第1結合ステップ
    と、 前記導波路の下流側端における信号を下流側カプラに結
    合する第2結合ステップとを有することを特徴とする請
    求項9に記載の通信方法。
  11. 【請求項11】 前記ステップC2は、 それぞれ前記波長アレイ内の他のいずれの導波路とも長
    さが異なる複数の導波路に前記表面弾性波を通すことに
    より、前記表面弾性波に、所定の段階的に相異なる位相
    シフトを与えることを特徴とする請求項9に記載の通信
    方法。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2結合ステップは、 自由空間領域を形成するスターカプラに前記表面弾性波
    を通すことを特徴とする請求項10に記載の通信方法。
  13. 【請求項13】 前記ステップBは、 前記無線周波数スペクトルの変調を含む光学範囲で動作
    する光ファイバを通る光信号のサブキャリアとして前記
    無線周波数スペクトルを伝送するステップと、前記光信
    号を復調して前記無線周波数信号電気上流側リードに送
    るステップとを有することを特徴とする請求項9に記載
    の通信方法。
  14. 【請求項14】 無線周波数信号上流側ポイントと、複
    数の無線周波数信号下流側ポイントとの間で、無線周波
    数信号をルーティングするルータにおいて、表面弾性波
    (SAW)を搬送する材料と、 前記材料上の前記無線周波数信号上流側ポイントに堆積
    された電気−SAW間上流側トランスデューサと、 前記上流側トランスデューサに接続された表面弾性波上
    流側カプラと、 前記材料上の前記無線周波数信号下流側ポイントに堆積
    された電気−SAW間下流側トランスデューサと、 前記下流側トランスデューサに接続された表面弾性波下
    流側カプラと、 相異なる周波数帯域が前記複数の無線周波数信号下流側
    ポイントに現れるように、上流側端が前記表面弾性波上
    流側カプラに接続され、下流側端が前記表面弾性波下流
    側カプラに接続された、弾性波波長アレイを形成する複
    数の不等長の弾性波パスとを有することを特徴とするル
    ータ。
  15. 【請求項15】 前記表面弾性波上流側カプラは、弾性
    波スターカプラであり、 前記表面弾性波下流側カプラは、弾性波スターカプラで
    あることを特徴とする請求項14に記載のルータ。
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